2009年11月18日
FA移籍
※データは2009年シーズン終了時点 日本シリーズも終わり、これからは来季にむけての動向が気になってくる時期だ。なんといってもこの時期はストーブリーグと言われるだけに選手の移籍話、とりわけFA権を取得した大物選手の行く末が注目される。FA権の主な目的に『自分に対する客観的な評価を知りたい』、『自分の好きな球団に行きたい』などがある。特に日本球界においては後者の持つ意味合いが大きいように思える。球団にとってみれば、すでに実績のある選手が『好意』という一種のチームへの忠誠心を持った状態で来てくれるのは大きいだろう。ただし実績がある選手となると金銭面でも大きな買い物になる事は間違いない。FA補強は本当に成功しているのだろうか。過去の事例から考えてみた。2000年以降でみると21名もの選手がFAにより他球団へ移籍している。名前を見る限り一時代を築いた名前がそろう。では、この選手たちがFA前後でどれだけの成績を残しているのかを移籍前後3年間の成績で比べてみよう。(移籍後が3年に満たない選手は移籍前も同年数で比較)
まずは投手から。移籍前と同程度の成績を残した(つまりは期待に応えた)と言えるのは前田幸長、石井一久くらいだろう。豊田清も今でこそ磐石リリーフ陣の一角を担っているが、当初の目的としてはストッパーの役割を期待されていたので移籍が成功したとは言い難い。先発投手は各チームのエース、ローテーション級の投手であるし、当然新チームでもその役割を計算して迎え入れているはずである。ところがまともにローテーションすら守ることが出来ていない。加えて、上記表の注釈を見てもらえばわかるが、FA後3年間一軍に居続けることすらできない場合が多いのである。おもしろいのは、それぞれ前所属チームで完投なり完封を毎年のように記録してきた選手が、移籍後は1試合も完封はおろか完投することもできておらず石井一久が一試合だけ完投しているにすぎないところだ。裏返せば、全盛期を過ぎた投手を獲得しているということだろう。投手、特に先発タイプの選手に関しては、FA での国内移籍はかなりのリスクを伴うと見える。
一方の野手は全体的にあまり変わりが無い。稲葉篤紀や金本知憲など、移籍後にチームの顔となっているような選手は、移籍してからの方がむしろ良い成績を残している。小笠原道大、和田一浩などは移籍後も変わらぬレベルを維持している。一年目の野口寿浩、相川亮二、中村紀洋はまだ評価しづらいが、FAで明らかに成績が下がってしまったのは片岡篤史くらいだと思う。こうしてみると、投手に比べ野手の方がチームとしては戦力として計算しやすいと言えそうだ。 今年のFAではどのような選手が移籍をするのか。またその移籍は吉と出るのか凶と出るのか。動向に注目していきたいところである。 ■データスタジアム株式会社アルバイト募集
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posted by 伊藤 秀亮 |22:48 |
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明日からFA解禁 【誇りを胸に、頂点へ!】
FA解禁となりますが以前から噂になっていた日ハムの藤井投手は獲得するんでしょうか? あれからまったく情報が入ってこないと考えると獲得の意志なしと見ていいんでしかね 他の球団は着々と補強の情報が入ってくる中全くといっていいほど話が出てこない 外国人枠は今の所埋まっているからこのFAが最後の補強になるかもしれないのでうやむやに終わって欲しくないです
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2000年以降でみると21名もの選手がFAにより他球団へ移籍している。名前を見る限り一時代を築いた名前がそろう。では、この選手たちがFA前後でどれだけの成績を残しているのかを移籍前後3年間の成績で比べてみよう。(移籍後が3年に満たない選手は移籍前も同年数で比較)
まずは投手から。移籍前と同程度の成績を残した(つまりは期待に応えた)と言えるのは前田幸長、石井一久くらいだろう。豊田清も今でこそ磐石リリーフ陣の一角を担っているが、当初の目的としてはストッパーの役割を期待されていたので移籍が成功したとは言い難い。先発投手は各チームのエース、ローテーション級の投手であるし、当然新チームでもその役割を計算して迎え入れているはずである。ところがまともにローテーションすら守ることが出来ていない。加えて、上記表の注釈を見てもらえばわかるが、FA後3年間一軍に居続けることすらできない場合が多いのである。おもしろいのは、それぞれ前所属チームで完投なり完封を毎年のように記録してきた選手が、移籍後は1試合も完封はおろか完投することもできておらず石井一久が一試合だけ完投しているにすぎないところだ。裏返せば、全盛期を過ぎた投手を獲得しているということだろう。投手、特に先発タイプの選手に関しては、FA での国内移籍はかなりのリスクを伴うと見える。
一方の野手は全体的にあまり変わりが無い。稲葉篤紀や金本知憲など、移籍後にチームの顔となっているような選手は、移籍してからの方がむしろ良い成績を残している。小笠原道大、和田一浩などは移籍後も変わらぬレベルを維持している。一年目の野口寿浩、相川亮二、中村紀洋はまだ評価しづらいが、FAで明らかに成績が下がってしまったのは片岡篤史くらいだと思う。こうしてみると、投手に比べ野手の方がチームとしては戦力として計算しやすいと言えそうだ。
今年のFAではどのような選手が移籍をするのか。またその移籍は吉と出るのか凶と出るのか。動向に注目していきたいところである。
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