2008年07月30日

日高とユニオンの潜在的可能性

 すっかりブログ更新が滞ってしまって申し訳ございません。書きたいネタは色々あるのですが……。時間の使い方をもう少し考えないといけないですね。

 さて、いくつかあるネタのうち、何から書こうかと思いましたが、前回、ユニオンについて前振りをしてしまっていますので、まずはそちらから。
 ご存知の方も多いと思いますが、ヒダカブリーダーズユニオン(ユニオン)はその名の通り、日高の生産者が集まって作られた一口クラブです。日高といえば、社台グループには随分、水を開けられてしまったように感じますし、POG的にもあまり興味がないと思われる方も多いかもしれません。しかし、サンデー亡き後、生産界はまた風向きが変わってきました。例えば、ここ3年の日本ダービーの優勝馬は、全て日高の生産馬です。

近3年(06~08年)の日本ダービー優勝馬と生産牧場
08 ディープスカイ   笠松牧場
07 ウオッカ      カントリー牧場
06 メイショウサムソン 林孝輝

 ちなみにサンデー時代のダービー(95~06年)は、ご存知の通り社台グループの独壇場。12頭中8頭を社台グループの生産馬が占め、特に99~05年は7頭中6頭が社台グループの生産馬でした。

99~07年の日本ダービー優勝馬と生産牧場
05 ディープインパクト ノーザンF
04 キングカメハメハ  ノーザンF
03 ネオユニヴァース  社台F
02 タニノギムレット  カントリー牧場
01 ジャングルポケット ノーザンF
00 アグネスフライト  社台F
99 アドマイヤベガ   ノーザンF

 一昨年、昨年、今年のように、非社台生産馬が3年連続、日本ダービーを勝ったのは、ちょうどサンデー時代の始まる前年の94年以来。いかにサンデーサイレンスが社台に一人勝ちをもたらしたか、そして日高は叩きのめされてきたのか、改めて痛感させられますね。なにせサンデー時代以前に社台がダービーに勝ったのは、86年のダイナガリバーただ1頭だったのですから。
 もちろん、社台はサンデー時代のうちに、着々と生産・育成基盤を強化してきたので、サンデーサイレンスがいなくなったからといって、94年以前の状態に一気に戻ってしまうことはありえないでしょう。が、サンデー時代には太刀打ちできなかった日高の生産馬が、また勝負できるようになってきているのも事実。日高の生産者にとっては、十数年ぶりに巡ってきた巻き返しの絶好のチャンスですから、ここで頑張らなければいつ頑張るんだぐらいの気持ちで頑張って欲しいと、思っています。

 特にユニオンでは今年、近3年のダービー1、1、2着馬の生産牧場(06年優勝メイショウサムソンの林孝輝氏、07年優勝ウオッカのカントリー牧場、08年2着スマイルジャックの上水牧場)が募集馬を提供しています。ということは、ダービー馬を出すポテンシャル(潜在的可能性)自体は、社台グループにも勝るとも劣らないはず……って、書いてる自分も、にわかには信じられなかったりもしますが(^^; それでも冷静に考えれば、ユニオンからクラシック活躍馬が出る、外的・内的な条件は整ってきているのではないでしょうか。それどころかユニオン設立22年で最大のチャンスが回ってきているかもしれないと、ユニオン会員歴15年以上の私は思っています。

 下の写真は、メイショウサムソンの林孝輝氏の提供馬で、ジュウクリュウシンの半妹です。父はマンハッタカフェからスペシャルウィークに変わりましたが、垢抜けた馬体で雰囲気のある良い馬でした。

indigo_n-40586.jpg


 先日デビュー2連勝を飾ったツルマルジャパンの全妹も募集されています(下から2番目の写真)。一番下は青本にも掲載したツルマルジャパンの写真ですが、ソックリですね。馬格はむしろ、妹の方が大きいとのこと。

indigo_n-40588.jpg

ツルマルジャパン



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2008年07月12日

命の洗濯に行ってきました

 お久しぶりです。夏競馬に入り、今、各競馬場では2歳戦がたけなわですが、この季節はその1つ下、1歳馬の募集が各一口クラブで始まる時期でもあります。というわけで、先々週はラフィアン&セゾンの、先週はユニオンの募集馬見学ツアーに参加してきました。仕事ではなく、完全に遊びです。若駒を沢山見て、牧場の方や会員の方達と馬について語らって……、一会員として、目一杯楽しんできました。う~ん、やっぱりこの時期が一番、楽しいですね。不思議なことに、この2週間でアトピーも大幅に改善してしまいました。

 さて、ラフィアンのツアーですが、岡田繁幸氏が大いなる期待をかけて導入した新種牡馬、ロージズインメイ(現役時はドバイWCなどを制覇)の初年度産駒(現1歳)を数多く見てきました。他にもロージズインメイ自身の展示、ロージズインメイ現役時のレースの放映、ロージズインメイについての岡田繁幸氏の解説と、今年は正にロージズインメイ尽くしのツアー。このロージズインメイ産駒が果たして成功するのかどうか、私も大いに興味を持って2日間、見てきました……が、結論としては現状、私には「よ~分からん」というのが正直なところ。ただ、個人的には募集馬全頭の中で最も良く見えたのはロージズインメイ産駒で、出資申し込みもこの馬にしました。幸い即日満口にはならなかったので、十中八九出資OKでしょう。それにしても、去年もそうでしたが、岡田さんのロージズインメイにかける熱意は凄いものがありますね。その情熱あふれる話を聞いていると「成功してほしい」と心から思います……ってこんなことを書くと岡田信者か、と思われるかもしれませんが。ともあれ、一会員としては、数多くのロージズインメイ産駒がこれからどう成長していくのか、大いに楽しみにしたいと思っています。

 さて、これだけではただ「見てきました」という報告になってしまうので、ロージズインメイ自身を見た印象を少し書いておくことにします。まず、一番印象的だったのはとても動きが柔らかいこと。年を重ねてくると、多少は捌きなどに硬いところが出てくるものなのですが、全然そういったところは感じられませんでした。筋肉が柔らかくて、関節が柔軟で、体の造りにムリなところがないので、ああいう柔らかい、滑らかな動きができるのではなかろうかと思っています。後は、体に比較してトモが大きい。要は動きが柔らかくて、トモが大きい仔が、ロージズインメイの特徴を比較的よく受け継いでいる産駒なのではないか、というのが個人的な見解。まあ、これがどこまで当たっているのかは分かりませんし、親の特徴を引き継いでいるから走るとも限らないのですが、新種牡馬はこうやって色々考えるのも楽しみのうちと……。一応、個人的にはこれをベースにロージズインメイ産駒をウォッチしていくつもりです。

 ユニオンの展示会については頁を改めて。
 写真はロージズインメイです。

20080712-00.jpg


20080712-01.jpg


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posted by indigo_n |17:16 | 一口クラブ | トラックバック(0)
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