2008年04月30日
もう、一昨日になりますが、JRAのブリーズアップ・セールに取材(青本の)に行ってきました。私が行ったということは、ただのレポートだけで終わらせるつもりはありませんので(笑、青本を楽しみにお待ちいただければと思います。
さて、ブリーズアップ・セールには、毎年、何頭か新種牡馬の仔もいるのですが、今年、その中で最も好印象を持ったのはサニングデール産駒でした。総じてどの産駒も、体全体を大きく使ったフォームで、いかにもスピードがありそう。細身でやや小柄な馬体も、仕上がり早に感じました。わずか数頭とはいえ、どの産駒も、あれだけ似た特徴を持っているということは、サニングデールは自身の特徴を良く伝える種牡馬なのでしょうね。さすがに距離の壁はあるでしょうが、POG戦線でもかなり面白い存在になりそうです。社台繋養の種牡馬に比べると、どうしても地味なイメージのサニングデールですが、特に早期入厩した馬には注目したいと思っています。
毎年のことですが、GWは青本に掛かりきりで全く休みがありません。まだまだ仕事は山積みですが、このところ、アトピーは持ち直してきたのが救いです。このまま校了まで、何とか落ち着いてくれればと思っています。
posted by indigo_n |17:07 |
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2008年03月22日
また1週間のご無沙汰です。
すっかりブログでの告知が遅れてしまいましたが、
今月発売の『競馬最強の法則』4月号にて、
データの鬼が明かす【血統裏データ】
「開催替わりで突如、爆走する馬
死んでも買えない馬」
というタイトルで4Pほど書かせていただきました。
その中で、阪神芝で買える種牡馬としてステイゴールドを挙げたのですが、先週のフィリーズレビューでは、そのステイゴールド産駒のマイネレーツェルが、単勝5310円の大爆走! 先週は青本絡みで忙しかったこともあって、全く馬券を買わずにテレビ観戦だったのですが、ゴール前でステイゴールド産駒のマイネレーツェルが、フレンチデピュティ産駒のレジネッタを差し切るのを見て、あまりにもデータ通りでクラクラ来てしまいました(笑 私の記事を読んでマイネレーツェルを買った方、おめでとうございます(そんな方、いるんでしょうか? いたらとても嬉しいですが)
他にも中山芝で買えない種牡馬として挙げたダンスインザダーク産駒がトビまくっていたり、結構、良い感じに仕上がっていると思いますので、興味のある方は全国の書店、コンビニでご一読下さい。
今開催の中山芝におけるダンスインザダーク産駒の成績
【0・1・0・14】勝率 0.0% 連対率 6.7%
うち、オープン戦での戦績
中山記念 チョウサン 5番人気 9着
弥生賞 アインラクス 3番人気 7着
アネモネS ブーケフレグランス 1番人気 9着
中山牝馬S レインダンス 2番人気 15着
さて、今週も阪神の若葉ステークスでステイゴールド産駒(ペルルデジャルダン)が出走します。このレース、人気はすみれステークス1、2着のキングスエンブレムとモンテクリスエスに極端に被りそうですが、ペルルデジャルダンは2走前の未勝利戦でモンテクリスエスとコンマ差なしの接戦(3着)を演じています。それでいて、人気はモンテクリスエスと雲泥の差ですから、当然、私の狙いはペルルデジャルダンの方。先週、ブログでプッシュしたウォーエンブレム産駒のキングスエンブレムとの組み合わせを狙うつもりです。
モンテクリスエスは今回、ブリンカーを装着するそうですが、個人的にはクラシック戦線でブリンカー装着馬は、よほどのことがない限り買いません。(ブリンカーを装着してクラシックで連対した馬っていましたっけ?)。まあ、それでもモンテクリスエスは来るかも知れませんが、どうせ配当は安いので、来られたところで悔しくもなし。この辺りは割り切っていこうと思います。後は先週の500万下芝2200mで最低人気のドリームキューブがまんまと逃げ切ったように、逃げ馬(マイネルレギメント、ノットアローン)には注意といったところでしょうか。
実は去年の若葉ステークスも、2着はステイゴールド産駒のサンライズマックス(9頭立て8番人気)。サンライズマックスもペルルデジャルダンと同じく、未勝利戦を勝ち上がったばかりの身での若葉ステークス出走でした。阪神得意でかつ、3歳春から急速に力を付けるステイゴールド産駒、人気にもなりにくいだけに、ペルルデジャルダンに限らず、積極的に狙っていきたいと思います。
posted by indigo_n |04:48 |
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2008年03月15日
前回の更新から早、1週間が経ってしまいました。
現在は毎日、朝から晩まで青本の資料作りに追われています。とにかく4月に入ってからは殺人的な忙しさになるだけに、逆にそれまでに、あらかじめやれることをどれだけきちんとやっておけるかが、本作りのカギになります。
さて、オディール2番人気3着、ブラックシェル1番人気2着と、な~んか先週のブログは当たっているんだか、外れているんだか、微妙な結果となってしまいました。おかげで、私のチューリップ賞の馬券は1、2着→4、5着で、見事な3着抜け。
と言いつつ、単勝と馬単は当たったのですが:-)

これでクラシック本番でも、オディール、ブラックシェル、ポルトフィーノといったクロフネ産駒はかなり人気になりそうです。しかし、私は前回のブログ通り、クロフネ産駒は嫌っていくつもりです。これまでクラシック前哨戦で連対したフサイチリシャールとシェルズレイは、本番では5着がやっとでした。もちろん、今年のクロフネ産駒の出来の良さと、クラシック戦線全体のレベルを考えれば「今年はクロフネ産駒が勝つ年」とも考えられます……が、人気になるのなら、なおのこと「データを見直すのは、データが実際に破られてからで良し」。データ屋としての筋を曲げても、得られるもの(配当)が少ないのなら、(皐月賞、桜花賞までは)わざわざ自分の考えを変える法はないわけです。
フサイチリシャール
スプリングS2着→皐月賞5着→NHKマイル6着→ダービー8着
シェルズレイ
チューリップ賞2着→桜花賞5着→オークス7着
一方、チューリップ賞を勝ったエアパスカルは、スローの単騎逃げだったこともあって、軽く見る向きが多いようですが、私は侮れないと考えています。
エアパスカルの父はウォーエンブレム。ウォーエンブレム産駒の最大の良さは“非常に柔らかい(のに)強い筋肉”にあると見ています。あれほど、産駒の筋肉の質が良い種牡馬は、サンデー、エンドスウィープ亡き今、いないのではないでしょうか。ただ、筋肉が柔らかい馬は往々にして、芯が入るのに時間がかかり、本格化が遅くなってしまうのが欠点。実際、エアパスカルの1世代上(現4歳)のウォーエンブレム産駒は、全4頭の内、3頭が3歳夏にようやく未勝利を脱出しました。反面、軌道に乗り始めてからは出世が早く、アドマイヤミリオンは初勝利から4ヶ月後、クランエンブレムは2勝目から5ヶ月後には古馬オープンクラスに上がっています。つまり、
「柔らかいので芯が入るのにやや時間がかかるが、本格化すれば即オープン級」
が、ウォーエンブレム産駒の特徴ではないか、というのが個人的な推測です。
(3歳世代の4頭だけでは正に推測の域を出ませんが)
クランエンブレム 初勝利2歳 11/26 オープン入り3歳 10/6
(2勝目=芝初勝利 3歳 05/13)
アドマイヤミリオン 初勝利3歳 7/7 オープン入り3歳 11/11
ショウナンライジン 初勝利3歳 7/7
ウォーゲーム 初勝利3歳 8/4
それでも現4歳世代に比べ、エアパスカルを含む今年の3歳世代は、ずいぶん、仕上がりが早くなっています。
ショウナンアルバ 初勝利2歳 7/28 2勝目 1/26 3勝目2/11(共同通信杯)
ピースキーバー 初勝利2歳 10/7
キングスエンブレム 初勝利2歳 11/4 2勝目 3/2(すみれS)
ブラックエンブレム 初勝利2歳 11/4 2勝目 3/1(きんせんか賞)
ヴァリアントレディ 初勝利2歳 11/10
エアパスカル 初勝利2歳 11/23 2勝目 3/8(チューリップ)
ヴィジレ 初勝利2歳 11/24
ダノンシーガルズ 初勝利3歳 1/26
初勝利が早くなった分、(本格化の遅れる)ウォーエンブレム産駒らしく、次の2勝目を挙げるまでに時間がかかってますが、まず、最も初勝利の早かったショウナンアルバが1月に2勝目を挙げ、続く共同通信杯も快勝。そして今月に入り、キングスエンブレム、ブラックエンブレム、エアパスカルと11月初勝利組が次々に2勝目を挙げています。正に今、ウォーエンブレム産駒が本格化モードに入りつつあるように感じるのです。
こうなると、昇級初戦や格上挑戦はものともしないウォーエンブレム産駒ですから、クラシックではもう一段上の力を出してくることが期待できます。大レースでは不可欠の闘争心も、引っ掛かりながら押し切ったショウナンアルバや、ハナ差、2歳女王を退けたエアパスカルのレースぶりを見ると、十分、備わっているようにも思います。
(前回のブログで書いたように)これから下げ潮のクロフネ産駒と、これから上げ潮のウォーエンブレム産駒。それでいて、おそらく人気はクロフネ>ウォーエンブレムでしょうから、言うまでもなく、私の“Buy”はウォーエンブレム。ショウナンアルバ、キングスエンブレム、ブラックエンブレム、エアパスカルの4頭は、しっかりマークしていくつもりです。
posted by indigo_n |00:32 |
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2008年03月07日
芝のクロフネの賞味期限……って、要は、ポルトフィーノやオディールやブラックシェルの話をしたいわけなんですが、まずは以下の表を見てください。
芝オープンにおけるクロフネ産駒の成績
2歳 【5・1・1・22】勝率17.2% 連対率20.7%
3歳1~6月【1・3・1・29】勝率 2.9% 連対率11.8%
3歳7月以降【1・2・0・15】勝率 5.6% 連対率16.7%
2歳時に比べ、3歳以降ではガクンと成績が下がっています。
3歳1~6月には、これまで19頭が計34走していますが、勝ったのは、実にこの間のエルフィンSのポルトフィーノが初めて。勝率はわずか2.9%しかありません。
(2着3回はフサイチリシャールの共同通信杯とスプリングS、シェルズレイのチューリップ賞)
2歳戦はフサイチリシャールのGI朝日杯FS勝ちなど重賞3勝、勝率も17.2%ですから、わずか数ヶ月の間に“ここまで落ちるか”という感じです。
(ちなみに3歳夏以降に芝オープンに出走したのは、フサイチリシャールとシェルズレイの2頭だけ。勝つ以前に出走することも難しくなっています)
クロフネ産駒の前向きな気性とか、パワーとスピードを兼ね備えた四輪駆動的な走法は、2歳戦では大きなアドバンテージとなっているのですが、サンデー系など本当に芝向きの産駒が伸びてくると、適性の差で敵わなくなってしまうのではないか、そして、その逆転が起こるのが3歳冬なのではないか、と個人的には考えています。
また、ダートでもまだ大物が出てないように、本当の底力が問われると頑張れない、という精神的な弱さもあるのかもしれません。
今年の3歳勢は、ポルトフィーノ、ブラックシェルなどクラシック戦線の主役を張れそうなクロフネ産駒が登場したので、このデータも破られるのではないかと注目していました。(そして、実際、ポルトフィーノはエルフィンSに勝ったのですが)、ブラックシェルはきさらぎ賞で、ポルトフィーノはアーリントンCで着外に敗れてしまいました。ポルトフィーノなどは父クロフネの“前向き”さと母エアグルーヴの“闘争心”の組み合わせによって生まれる相乗効果を、アーリントンでは悪い方向に働かせてしまった感じ。素材は一級品なのですが、競馬って難しいですね(を
芝全レースに対象を広げても、クロフネ産駒の2歳戦優位の傾向は変わりません。クラシック戦線が進めば進むほど、クロフネ産駒は“眉に唾を厚く塗って”見守った方がよさそうというのが今回のまとめ。実践の場は早速、明日のチューリップ賞。オディールは押さえるとしても少額にしておきます。明後日、弥生賞のブラックシェルも同様……ですが、オディールが勝ったら、気持ちがグラグラ揺れるかもしれません(笑
(でも、アタマにはしないつもり)。
芝全レースにおけるクロフネ産駒の成績
2歳 【27・18・25・179】勝率10.8% 連対率18.1%
3歳1~6月【10・9・12・137】勝率 6.0% 連対率11.3%
3歳7月以降【5・11・6・140】勝率 3.1% 連対率 9.9%
posted by indigo_n |20:49 |
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