2008年05月29日

青本発売中

最強のPOG青本、26日に発売されました。

まずはお詫びからですが、スーパーオービット(ジャングルポケット×マークリマニッシュ)の巻末データ右端の項目、本文ノンブルが間違っていることが判明しました。

誤)72,83,97
正)95

ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。その後、もう一度調べ直しましたが、完全に間違っているのはスーパーオービットのみのようです。ただ、抜けはチラホラと見られますので、善後策を検討中です。お詫びに、本誌に掲載できなかったスーパーオービットの産地馬体検査の時の写真をアップロードしました。




さて、今回、5月26日と比較的遅い発売日となりましたが、作業日程に余裕があったかというと、全くそんなことはありませんでした。カメラマンも例年より遅くまで育成場に撮影に行っていましたし、情報は校了ギリギリまで最新のものを詰め込みました。というかこの時期、日々刻々と入ってくるPOG情報を、どれだけ本に反映させることができるかは、本作りにとって非常に大事なことなので、いつが発売日であろうと校了前に忙しくなかったらウソです。ですから、毎年校了前は、徹夜続きで死にそうになりながら作っています。これはPOG本の宿命と思っています。
正直なところ、発売日については、より早い方がライバル誌のいない間に売り上げることができるので、営業的には恐らくメリットが大きいと思います。ただ、実際に制作してみた立場からすれば、発売がより遅い方が(同じ実力ならば)より良いものを読者に提供できるのは間違いないですね。
例えば、発売日が2週間早い5月12日だったとします。恐らく、今年のPOGドラフトのピークは、2歳戦開幕直前の木曜日、6月19日になると思いますから、発売日からドラフトまで5週間も間が空くことになります。また本というメディアは、制作してからユーザーの元に届くまでタイムラグがありますから、制作時から考えるとドラフト時には本の内容は1ヶ月半以上も古い情報になってしまっています。先にも書いたとおり、この時期、POG関連の情報は毎日続々と入ってきますから、1週間も違えば情報の量も質も相当に違ってきます。まして1ヶ月半以上も空いてしまえば、もうそれは完全に過去の情報です。
また写真も同じことが言えます。この時期、2歳馬は日を追うにつれ、グングン変わっていきます。冬毛が抜けて毛ヅヤが良くなり、トレーニングの効果で脂肪が落ちて筋肉がついてきます。ですから、同じ馬を撮るならより遅い時期に撮った方が断然いいのです。実際、今年の青本では、早い時期に撮影した馬を(育成場に迷惑をかけない範囲内で)何頭か後に撮り直しています。つまり、情報だけでなく写真も鮮度が大事なのです。これが本作りの悩ましいところです。営業的には早く出した方がいいに決まっているけれども、本の内容的には遅く出した方がいいに決まっているのです。
今回、青本は思い切って26日発売にしましたが、制作した感覚では、本の内容的にはちょうど良い発売日だったように思います。ドラフトまで3週間。これ以上遅ければ、読者が本を読んで検討する時間が少なくなってしまうし、これ以上早ければ、情報の鮮度、質、量が落ちてしまう。ですから、青本の発売日は遅かったのではなくて、ちょうど良かったと判断しています。あとは遅らせただけの価値を読者の皆さんに見出してもらえるような本を、私達が作れたか、ということでしょうね。

ともかく一度、お手に取ってご覧頂ければ幸いです。


posted by indigo_n |03:08 | 青本 | トラックバック(1)
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