2007年10月30日

自らタブーを課すなかれ

テニス用車いすの話です。

テニス用車いすはプレーヤーの体格や障害に合わせて1台1台サイズやセッティングが違います。障害というのは足があるかないかとか、動かせるか動かせないかといった単純なことだけでなく、腹筋や背筋がどこまで動かせるのか、それとも全く動かせないのかとか、腰が効くのか効かないのかといったことまで含めて考えます。

そのことによって、背もたれの高低や、座面の勾配、体を固定するベルト類の位置などが決まってきます。

腹筋・背筋・腰がまったく動かないボクが、それらが動く人の車いすに乗ることはまず出来ません。一漕ぎも出来ず、オロオロウロウロするだけで精一杯でラケットなんか振ることもできないでしょう。
自分の車いすでもちょっとセッティングが違うだけで、まるで平均台の上でテニスをやっている気分になるくらい不安定になってしまいます。

なので、自分のカラダの状態に合わせ、そう、まるで自分のカラダに問いかけるように、少しづつ少しづつ考えながらカスタマイズしていきます。同じような障害レベルの他の選手のセッティングを見て参考にすることも多いです。

状態の良い選手のセッティングを真似しても真似できないことが多く、あまり良かったことがなかったので、最近では参考にすらしなかったのですが、今回八筬(やおさ)美恵選手に勧められたこともあり、フットレスト(足置き)に角度をつけたら、これが大ヒット!

chair
先日の広島ピースカップの会場で、アクセスインターナショナルの方に調整してもらいました。ドリルで穴開けてトゥクリップを装着。これで足は前方にずり落ちません。足首の角度がきつくないため、アキレス腱が引っ張られず、漕ぎ出し時の前傾姿勢の際、腰への負担がなくなりました。 ただ状態が良い人向けなのか、腰を意識しないとサーブのトスもうまく上がりません。腰が効かない自分は腰の意識が忘れがちになるので、荒療治ではあるけれど、腰を意識するには良いきっかけになるかなー、なんて思っています。 もっと早くやっていればよかった。。。 状態が悪くて、試そうかどうしようかためらっていたプレーヤー諸兄、お試しあれ♪


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posted by implayer |00:34 | 日々のこと | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年10月27日

近況です

アメリカから戻って、先週広島の「ピースカップ」に参加しました。
仕事そっちのけで調整にいそしんだのでコンディションは決して悪くなかったのですが、1回戦で負けてしまいました。

この大会に向かう直前、会社では
「そんなに無制限で休んでもいいものか」
という声が上がり、気持ち的には沈んだまま広島に向かっていました。

同様な状況はアメリカに向かう時にもあって、そのときは会社を辞めると伝えた上で日本を出発しました。

なぜこんな状況になっているかというと、ボクの車いすテニスについて会社としての体制が全く出来ていない、という事情があるからです。

有給は使い果たし、欠勤できる範囲でツアーに参加していて、職場の仲間は理解はしてくれていますが、会社の人事制度としてはスキをついた、という形であって、大手を振って大会に向かっているわけではなかったのです。

「テニスと仕事を両立させたら?」という周囲の支えでここまでやれてこれたけど、会社として認めるか認めないかという話になってきた以上、テニスか仕事か選択しなくてはならなくなりました。
サラリーマンの片手間で出来るレベルではもはやないと感じていたところでしたので、ちょうど良かったのかしれませんね。

さぁ、これからボクはどうなっていくのでしょうか…

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posted by implayer |21:40 | 日々のこと | コメント(3) | トラックバック(0)
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