2007年01月27日

国枝慎吾が全豪オープン単複優勝

自身のネタを考えあぐねていたところ、前回の記事で紹介した国枝慎吾がやっちゃいました。昨年のウィンブルドンではイギリスBBCサイトでしか見つけられなかったけど、今回は時事通信、共同通信が配信していたので、あちこちでニュースを見つけることができます。

下記記事は日本車いすテニス協会公式サイトより。


オーストラリアメルボルンで行われていたオーストラリアオープン車いすの部で、
国枝慎吾(千葉)がシングルスとダブルスで優勝。

■シングルス決勝
対マイケル・ジェレミアス(フランス) 6-3、3-6、6-4

■ダブルス決勝(パートナー:ロビン・アマラーン/オランダ)
対マイケル・シェファース、ロナルド・フィンク組(オランダ) 6-2、6-0

今年よりオーストラリアオープンはプロツアーのオーストラリアオープンの車いすの部として同時開催され、日本からは斎田悟司、八筬(やおさ)美恵、藤本佳伸が出場。

国枝選手は昨年ITF車いすテニスツアーで、ジャパンオープン、全米オープンなどでシングルス優勝、ダブルスではウィンブルドンで斎田選手と組み優勝を果たしている。またITF男子シングルスランキングでは日本人として初めて第1位を獲得していた。

ITFホームページ
国枝慎吾公式ブログ

国枝選手の紹介(自身も車いすテニスプレーヤーである本間選手のブログです)

これで世界ランキング1位に返り咲きですね!
引き続き来週のシドニーインターナショナルでもがんばれ!

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2007年01月17日

環境が環境を生み出す

第16回NEC全日本選抜車いすテニス選手権大会、NEC-JWTAマスターズで通っているこの大会は、国枝慎吾選手の3年ぶり2度目の優勝という形で幕を閉じた。彼は今頃南半球オーストリアはメルボルンのナショナルテニスセンターに着いた頃だろう。今年から車いすのオーストラリアオープンはプロツアーのそれと同時に、そして同じ会場で開催される。

昨年有明で開催されたAIGジャパンオープンにフェデラーが出場し、インタビューの機会を得た日本人記者が日本のテニスの現状を憂いた際、フェデラーはこう言ったという。

「日本にはクニエダやサイダという世界トップクラスのプレーヤーがいるじゃないか」

昨年のウィンブルドンでは車いすテニスも同時開催され、場内の各所に設置されているモニタに映し出される映像では、斎田・国枝ペアが優勝を決めた車いすイベントの決勝の様子が放送されていた。

フェデラーは自身の決勝戦を前にしてロッカールームでこの車いすイベントの決勝を見ており、その日の夜、各部門の優勝者とその関係者だけが招待されるチャンピオンズディナーの席上で、フェデラーは斎田選手と国枝選手をつかまえ、「おめでとう」と話しかけてきてくれた。フェデラーの飾らない態度と紳士的な振る舞いに感動を覚え、「フェデラーのファンだったけど、会って話してみてますます好きになった」と国枝選手は語っている。

海外のITF大会では車いすイベントの同時開催が増えつつあるが、まだそこまで至っていない日本ではクニエダやサイダのことを知るメディア関係者は少ない。

そんな現状を踏まえ、国枝選手は自分のブログで、今年のNEC-JWTAマスターズへの観戦を呼びかけていた。ぜひ見に来て欲しいと。

その呼びかけに応じる形でさまざまなブログにも紹介され、当日会場では例年に比べ一般の観客が数多く見受けられた。「クニエダがんばれ」の声援も耳にした。
優勝を決めた試合後、彼は女子優勝の八筬選手やジュニア選手たちとエキスビジョンゲームも行った。

トップ選手でありながら自身で観戦を呼びかけ、自分自身の役割・影響を自覚し決勝戦直後にも関わらずエキスビジョンゲームにも参加する姿勢は海外ツアーや同時開催で見たプロ選手を見て、身につけたものであろうか。

NEC-JWTAマスターズは確かににぎやかな大会とは言いづらい。しかし今回の大会は何かが動き始めた感触を随所に感じた気がする。特に、国枝選手を見つめるジュニア選手の「憧れ」のまなざしは、この大会の、いやこのスポーツの持つ可能性を指し示してくれているような気がする。

下記のブログで写真も見れます
Yahoo!ブログ-SaitamaWTA会長の小言


サラリーマン選手のコメント:
実は私もこの大会に出場しました。もう有給休暇もなく、欠勤しての参加でした。。。
結果は、クアードクラス1回戦負けで、3位決定戦でも負けて全敗。
去年の今頃は対戦するのも恐ろしいくらいに感じていた人たちと同じ土俵に立てただけでもよしとします。エースの数も驚くほど増えましたし。男子クラスの国枝選手が決勝を行っている2つ隣のコートで試合をしていましたが、自分の試合でいっぱいいっぱいだったので、スコア進行は全く知りませんでした。また得難い経験を積めたと思いますので、今年これから始まる2007シーズンに生かしていきたいと思います。

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2007年01月12日

今週末に車いすテニス日本一決定戦!

車いすテニスを語る際に、避けては通れない大会があります。

NEC全日本選抜車いすテニス選手権大会

「NEC-JWTAマスターズ」と呼ばれるこの大会は、その年の日本ランキング上位選手が招待され真の日本一を決める大会と位置づけられています。

毎年秋に開催されるこの大会ですが、フェスピック(アジアの障害者スポーツの総合競技大会。アジア競技大会に相当)が昨秋行われたため、第16回目を迎える今回は年を越して1月に、しかも明日から千葉県柏市にて行われます。

昨年行われたITF(国際テニス連盟)のルール改正により、世界ランキングの上位選手は規模の小さな大会に出場できなくなっており、そのため2006ウィンブルドン優勝ペア(国枝慎吾選手、斎田悟司選手。アテネパラリンピック男子ダブルス金メダルペアでもある)の生のプレーを日本で目にする機会は限られてしまいました。
SS(スーパーシリーズ/グランドスラム大会に相当)である5月のジャパンオープン(福岡県飯塚市)か、ITF3グレードの10月のピースカップ(広島市)でなければ見ることができない彼らのプレーが千葉とはいえ東京近郊で見られるのはこの大会だけとなっています。

BBCによる彼らの紹介記事

もちろん彼ら以外にも、近年力を付けてきている池ノ谷選手や、女子では八筬選手など世界と戦っているプレーヤーが集結します。男子8選手、女子8選手、クアード(手にも障害のあるクラス)4選手が明日から日曜まで、最高のプレーを見せてくれるはずです。

なお、大会期間中、会場となる(財)吉田記念テニス研修センターでは、車いすテニス体験講座も開かれます。関東近県にお住まいでご興味のある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■NECによる大会案内ページ

■車いすテニス体験講座(健常者の方対象)
2007年1月14日(日)
AM9:00-10:00(受付開始8:45)※雨天開催
参加費無料、先着80名様まで

■車いすテニス講習会(肢体不自由者対象、初心者歓迎)
2007年1月13日(土)
PM14:00-15:30 ※雨天開催
参加費無料、先着40名様まで

ともに、問い合わせ先は(財)吉田記念テニス研修センターまで
TEL:04-7134-3030 FAX:04-7134-1600
http://www.tennis-ttc.or.jp
大会ロゴ



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2007年01月09日

はじめましてのごあいさつ。

はじめまして、このたびスポナビ+でブログを始めました。
私、会社勤めの車いすテニスプレーヤーでございます。
ケガをして車いすに乗る前は、週2日の草ラグビーと、生ビールをこよなく愛する、
ごくごく普通のスポーツ好きオヤジでした。

車いすになった現在、さまざまなご縁で車いすテニスにどっぷり浸かっています。
当初はリハビリのつもりで始めたこのスポーツ、そう、まさしくスポーツでした。
障害者スポーツは、とかくリハビリとか社会参加などといろいろなお題目が付いてまわりますが、
それは健常者スポーツとて同じこと。

最低でも、週3回のウェイトトレーニングと週3回のオンコートトレーニングを欠かすと、コートに立つのもおぼつかなくなる。あぁ、なんてマゾな響きなのでしょう。いやもとい、アスリートな響きなのでしょう。

長野パラリンピックを見たころは、しっかりとこの2本の足で歩いていたのですが、
そのテレビ中継に激しい衝撃を受けました。「ぐぐぐ、むむむ。」
その衝撃は言葉にできませんでしたが、ようやく口を開いて妻に言った言葉は、

「オレ、もし、車いすに乗るようなことになったら、ココを目指す」

でした。

実際、車いすになってみると、その目指すべきところが遠いこと遠いこと。。
車いすテニスだけを例にたとえると、国際テニス連盟(ITF)が設定する世界ランキングに、日本車いすテニス協会(JWTA)が設定する国内ランキングがあり、毎年全世界で150以上も開かれるITF公認の世界ツアーで勝ち残らなくてはいけない。。

いや、その前に、車いすに乗って、ラケット持って、どうやってボールのところまで行くんだ??
いやいや、どうやって練習に通うの??
いや、そもそも車いすでテニスできるコートはあるの??

そんなオヤジは、現在世界ランキングシングルス42位、日本ランキング同4位。
(いずれもクアードクラス、2007/1/9現在)

これまでのバタバタと、今現在のオロオロをこのブログで書いていけたらな、と思っています。

今後とも宜しくお願いいたします。

posted by implayer |20:26 | 日々のこと | コメント(0) | トラックバック(0)
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