2008年04月19日

誰だって行ってみたいはずだよね? ~南選手の引退に思う~

大分三好ヴァイセアドラーの南克幸選手が、
去る15日、現役引退を表明しました。

これで、またひとり、
オリンピックを知る選手が姿を消すことになります。


南選手というと、自分としては
大分三好というより、旭化成というイメージがいまだ強いです。


旭化成スパーキッズ。

特別好きだというわけではなかったけれど、
なんとなく気になるチームでした。

大坪選手とか、古田選手とかいましたよね。
あと、リベロの舩越選手がなにげに気になっていました。

なんか、落ち着いた大人のチームって雰囲気だったような。


そんな旭化成・・・今まであるのが当たり前と思っていたチームが
2006年に突然廃部してしまうと聞いた時は、
さすがに驚くとともに、寂しいものがありました。

バレーボールを続けたくても、やむなく辞めてしまわなければ
ならない選手が多かった中、南選手は三好に移籍しました。

その時点で、南選手の年齢は35歳。
正直言って、ピークは過ぎていたかもしれません。

でも、彼はオリンピックへの情熱・執念を失うことなく、
チャンスを待つべく移籍という道を選んだのでしょう。


それにしても、2007年のアジア選手権の前に行われた全日本合宿に、
南選手が参加したと聞いたときには、さすがに驚きました。

しかも、直訴して、自費で・・・。

彼の、オリンピックへの気持ちは
自分の想像をはるかに超えていたのです。

彼のジャンプ力は、全盛時よりも10センチ低くなっていたけれど、
それでも、少しでも高くジャンプしようと精一杯にプレイして
いたそうです。

結局その時、彼は全日本に選ばれなかったのですが、
その必死な姿や意欲的な態度は、他の全日本選手たちに
少なからず刺激を与えたことでしょう。


その後も、Vプレミアリーグにおいて、今期のブロックランキングで
2位に入り、成績の面でもきっちりアピールしていましたが、
とうとう最後まで、彼が全日本に呼ばれることはありませんでした。



彼は、引退記者会見において、

「北京五輪の代表メンバーから外れたことで、引退を決意しました。」

と語りました。

最後まであきらめてなかったのです。


ひょっとして・・・彼は思っていたのではないでしょうか。

「今の全日本メンバーだったら、オリンピックに行けるんじゃないか」

と。


「オリンピックで、メダルを取りたい。
 バルセロナで果たせなかったことを、北京で叶えたい。」

そう思い、前例のない「直訴→自費参加」という選択を
したのではないかと思うのです。

もしかしたら、他の選手の中には「そこまでして・・・」と
奇異の眼差しで見る者もいたかもしれません。


でも、彼は示してくれました。
「勇気を持って行動を起こすこと」の大切さを。


“やらずに後悔するより、まずは動いてみようよ”

彼が教えてくれたこの事を、自分も肝に銘じて
これからの日々を生きていけたらと思います。


南選手、24年間という長い間の現役生活、本当にお疲れさまでした。



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★きょうのぽてト~ク★

南選手が大学生の時にテレビ放送された動画が、
YouTubeにアップされていますので、紹介します。


すばらしき仲間Ⅱ 全日本男子バレーの星たち
(これを、トップページの検索欄にコピペして検索してください)


Vol.1からVol.3まであるのですが、Vol.2では
若き日の南選手が、バレーボールへの悩みや思いなどを
語っています。
南選手が引退した今、これをみると
自分、思わず泣けてきました・・・。
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posted by ぽてと |17:48 | バレーボール(男子) | コメント(0) | トラックバック(0)
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