2008年04月12日

大嫌いな言葉

バレーの中継や、バレー関係の記事をみていると、
しきりに“格上”“格下”という言葉が出てきますよね。

例えば
「全日本男子、今日の対戦は“格下”の○○です!」
みたいな。


では、格下”って何を基準にして、そう言うのでしょう?

世界ランキング? これまでの対戦成績?


昨年のワールドカップの時にも、
ミョ~にその言葉が引っかかってしまっていた自分。
そんな中、ある記事を読んでいて、
ますます「う~ん」とうなってしまう事態になってしまったのでした。

それは、「月刊バレーボール」の中の記事。
バレーボール界の重鎮、松平康隆氏が毎回
いろんなゲストを迎えて対談をするというコーナーで、
2007年12月号では越川選手がゲストだったのですが・・・

その中で、松平氏が越川選手に
ワールドカップで対戦するチームとの力関係を聞いています。
すると、

ブラジル(対日本) 八分二分
ロシア         六分四分に近い七分三分
ポーランド      同上
イタリア          「六分四分でいけます!」
フランス        同上

と、越川選手は答えました。そして、さらに

越「でも、逆に、日本が六で相手が四というチームも多いですよ(笑)」

松「それはわかるよ(笑)」

越「ですから、そういうチームには確実に勝って。」

というやりとりがあったのです。

自分は、これを読んで激しく違和感が・・・!
(この気持ち、わかってもらえるでしょうか?)


だって、このやりとりのほんの少し前までには、
こんなことを言っていたんですよ。

ワールドリーグの決勝で、タイに勝てば優勝という場面、
“これで普通にやれば、間違いなく優勝できる”と
みんなが思ってしまった。
今の実力で、タイに負けるなんて思わなかった。
そうやって「なめてかかった」結果、
恥ずかしい試合をしてしまった、 と。

そして、それに対して松平氏が
「今がいい機会だから、監督も、選手も全員しっかり反省して
もらいたいね。二度と、こういう試合はやってはいけない。」
と答えていたのに・・・。

そう言ってたすぐあとに、「日本が六で相手が四」とか
言ってるんですから、なんだかな~と思ったんです。

この対談は、ワールドカップ前の昨年の9月に行われたらしいのですが、
その後行われたワールドカップの結果と照らし合わせて
どう思われますか?


バレー自体の実力とか、戦術とかの向上も大事だけど、
メンタル面というか、対戦相手に対する心構えっていうのかな、
そういうのも変えていかないといけないんじゃないかと思うんです。

“格上”とか“格下”とか言ってる前に
もっとやるべきことがあるんじゃないでしょうか。

“格下”って言葉、個人的には大嫌いな言葉です。

posted by ぽてと |23:32 | バレーボール(男子) | コメント(5) | トラックバック(0)
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