2008年06月01日

6月は楽しめるかな・・・

中村俊輔選手のパラグアイ戦後のコメントの一部(サンスポから抜粋)
「オシムさん(の時代)からやってるメンバーは(呼吸が)合ってる。松井、大久保、山瀬とかはもっと回して(ピッチの相手ゴール側)3分の1で彼らのよさは生かさないといけない」「いいサッカーが勝てるわけじゃない。勝つために何が必要か意識してやらないと。(選手同士で)話すのが一番。時間がないからね」等

松井選手の試合後のコメント(スポニチより抜粋)
「もう少しボールをつなぎたかった。おれと(大久保)嘉人が前にいきすぎた」「ワンタッチ、ツータッチでボールをつなぐ意識が足りない」


彼らの発言やプレーから、総じて、攻撃は選手の自由裁量に任されていることが伺えます。と同時に、以前のような数的優位な状況を生み出すためにボールを持っていない者が走るといった攻撃の基盤となる約束事・練習はしていないことも伺える内容です。
スポーツナビでも読めるその他の選手のコメントからもこのように解釈することができるのですが、実際どうなんでしょう・・・

過去を振り返ると、代表の限られた短い練習時間の中でも、3対3とか5対5とかの対戦を頻繁に取り入れたことが数的優位な状況を生み出せるイメージの創造や共有に繋がってたのかなと思えます。
そのおかげで実践でスムーズな連動がたびたび見られて面白くなってたのかなと思ったりします。

そういう基盤作りは無しにして単に選手の自由裁量に任してしまうと、個人の能力頼みなり、イメージの共有がなく噛み合わないプレーが目立ち始める、あるいは、噛み合っても偶発的に生まれたものなのかなと思ってしまいます。
人とボールが連動しやすい攻撃の基本的な約束事は作らず、選手の自由裁量に委ねるところはジーコジャパンにそっくりだなという感想を抱きました。

これまでの試合を見てると監督は、攻撃に関しては普段は選手の自由裁量に委ねていながら、局面によっては中盤を省略して後ろからロングフィードとか背の高い選手の頭に合わせろとかいう指示だけは強烈に口出ししているように受け取れます。
それはそれとしてありでしょうが、現状の岡田ジャパンでは基本的にチームの攻撃の出来を左右するのは能力の突出した選手で、今では中村俊輔選手ということでしょうか。
以前より個人にずいぶんと負担がかかるチームになるなというイメージです。中村選手が抑えられたらかなり厳しくなりそうですね。その場合が監督指示のロングフィードでしょうか。

それはともかくとして、攻撃面でジーコジャパンと同じように選手の自由裁量に委ねる過程を踏むならば、人間関係で崩壊したジーコジャパン時の経験をどう反省して活かせるかが鍵のような気がしてきました。

今月は代表の大事な試合が見れますが、いずれにせよ、ドイツW杯の時のように、フィールド内外でのギスギスした人間関係がチグハグなプレーや覇気のないプレーとして試合に現れてくるような事態が私としては一番嫌です。今度こそちゃんとみんなで話し合って纏まったチームとして楽しいものを見せてくれるよう願うこの頃です。

posted by ilovejapansoccer |12:03 | soccer | コメント(0) | トラックバック(0)
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