2008年06月01日

6月は楽しめるかな・・・

中村俊輔選手のパラグアイ戦後のコメントの一部(サンスポから抜粋)
「オシムさん(の時代)からやってるメンバーは(呼吸が)合ってる。松井、大久保、山瀬とかはもっと回して(ピッチの相手ゴール側)3分の1で彼らのよさは生かさないといけない」「いいサッカーが勝てるわけじゃない。勝つために何が必要か意識してやらないと。(選手同士で)話すのが一番。時間がないからね」等

松井選手の試合後のコメント(スポニチより抜粋)
「もう少しボールをつなぎたかった。おれと(大久保)嘉人が前にいきすぎた」「ワンタッチ、ツータッチでボールをつなぐ意識が足りない」


彼らの発言やプレーから、総じて、攻撃は選手の自由裁量に任されていることが伺えます。と同時に、以前のような数的優位な状況を生み出すためにボールを持っていない者が走るといった攻撃の基盤となる約束事・練習はしていないことも伺える内容です。
スポーツナビでも読めるその他の選手のコメントからもこのように解釈することができるのですが、実際どうなんでしょう・・・

過去を振り返ると、代表の限られた短い練習時間の中でも、3対3とか5対5とかの対戦を頻繁に取り入れたことが数的優位な状況を生み出せるイメージの創造や共有に繋がってたのかなと思えます。
そのおかげで実践でスムーズな連動がたびたび見られて面白くなってたのかなと思ったりします。

そういう基盤作りは無しにして単に選手の自由裁量に任してしまうと、個人の能力頼みなり、イメージの共有がなく噛み合わないプレーが目立ち始める、あるいは、噛み合っても偶発的に生まれたものなのかなと思ってしまいます。
人とボールが連動しやすい攻撃の基本的な約束事は作らず、選手の自由裁量に委ねるところはジーコジャパンにそっくりだなという感想を抱きました。

これまでの試合を見てると監督は、攻撃に関しては普段は選手の自由裁量に委ねていながら、局面によっては中盤を省略して後ろからロングフィードとか背の高い選手の頭に合わせろとかいう指示だけは強烈に口出ししているように受け取れます。
それはそれとしてありでしょうが、現状の岡田ジャパンでは基本的にチームの攻撃の出来を左右するのは能力の突出した選手で、今では中村俊輔選手ということでしょうか。
以前より個人にずいぶんと負担がかかるチームになるなというイメージです。中村選手が抑えられたらかなり厳しくなりそうですね。その場合が監督指示のロングフィードでしょうか。

それはともかくとして、攻撃面でジーコジャパンと同じように選手の自由裁量に委ねる過程を踏むならば、人間関係で崩壊したジーコジャパン時の経験をどう反省して活かせるかが鍵のような気がしてきました。

今月は代表の大事な試合が見れますが、いずれにせよ、ドイツW杯の時のように、フィールド内外でのギスギスした人間関係がチグハグなプレーや覇気のないプレーとして試合に現れてくるような事態が私としては一番嫌です。今度こそちゃんとみんなで話し合って纏まったチームとして楽しいものを見せてくれるよう願うこの頃です。

posted by ilovejapansoccer | 12:03 | soccer | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年04月15日

ストイコビッチ

代表のサッカーが古風になっている一方で、Jリーグではグランパスがピクシーを中心にモダンサッカーを目指して頑張ってますね。
シンプルにパスを繋げてゴールを奪えるように考えて走るという現代サッカーは非常に魅力的です。
浦和ファンであるけど、グランパスの試合が気になります。小川選手の成長をじっくり辿っていきたいという気も起こります。

ピクシーは選手としてプレーで観客を魅了しましたが、監督になっても観客を意識して、楽しめるサッカーをテーマにチームを築こうとしている、なんともすばらしいスポーツエンターテイナーですね。
古風なサッカーはつまらないと強烈に感じている今、こうしたモダンサッカーを体現しようとするチームが日本でまた登場してきたことが嬉しくて、日本サッカーに対して新たな希望が沸いてきます。
日本でオシム監督が取り組んだモダンサッカーの灯火が消えかけている最中、今度はオシムの下でプレーしたピクシーが舞い降りて再びその輝きを取り戻そうと役目を引き継いでくれているような、単なる偶然とはいえ、二人の運命的な絆・結びつきを勝手にドラマチックに空想して楽しんでしまいます。

まだ数試合とはいえ、ピクシーが監督としてこのようにモダンサッカーを目指してチームをまとめる才能があるとは失礼ながら全く思ってませんでした。
ベンゲル、彼の影響を受けているピクシー、そしてオシムなど、観客にも現代サッカーの楽しさを伝えようと情熱を注ぐ人達は魅力的で、応援せずにはいられません。
グランパスで大成功してくれることを心から願ってます。浦和ファンだけど。

posted by ilovejapansoccer | 20:36 | soccer | コメント(6) | トラックバック(0)
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2008年03月30日

今、代表の試合がつまらない・・・

様々な物事において「創造には破壊が伴う」と分析する人達がいますが、私もそんなふうに感じる一人です。
オシム監督から岡田監督への交代の時、この創造と破壊という二律背反するものが同時に起こるという通常よく見られる現象が基となって、岡田サッカーの創造に伴うオシムサッカーの崩壊を予感しました。
オシムジャパンの進化のプロセスを時と共に追っていく楽しみが閉ざされ残念でならなかったのですが、監督交代はしかたがない状況だったので、オシムジャパンの崩壊が起こる辛さを味わうことを予感しながらも、日本サッカーのファンとして、岡田流のサッカーに予想外の何かしらの創造を期待して昨今の代表の試合を見てきました。

しかし、これまでのところどの試合も退屈で面白くない。崩壊だけが目に付く内容で、意外性も迫力も闘志もなく、何ら創造的なもの・娯楽を感じず実につまらない。これから新しいものが創造されることは間違いないですが、どんなものが創造されるのか楽しみにもならないほどです。

オシムサッカーでは誰かがボールを持つと次々とスペースに人が走ってきて動きが連動しながらボールを繋げていく光景が多々見られました。おかげでこうしたスタイルで攻撃していくのだなという基盤が見えて、それが面白くも感じました。ただ当時はパスばかりで得点意識やフィニッシュのレベルが低いFWに不満でした。基盤が見えていたからFWに苦言を呈することもできましたが、今はフィニッシュどころか、それ以前の展開からつまらなくなってしまいました。
見飽きた古い時代のサッカーに見えます。
動きのない味方の足元にパスを出す連続で、しかも既に相手のマークに着かれている状態なので結局容易に潰されるケースが多い。全体的に動いている中でのパス交換をしてくれないのでいつまでたっても攻撃のスピード感を味わえない。
また、ロングパスが増えて中盤が省略されつまらない。しかも精度も悪いときている。
個々の選手が卓越した技やアイディアで魅了させてくれるわけでもない。
熱い闘志が漂う雰囲気を感じないから見てても熱が入ってこない。
娯楽性がどこにもないので、次回が楽しみにならない。これほどつまらない代表はワールドカップに出場できなかった頃の日本サッカーまで遡るほどである。

オフト時代の中山選手のような強烈なインパクトを残す選手の出現でこの悪い雰囲気が一変するパターンではあるけど、それよりもっと攻撃が全体的にスピーディで魅力的な技やアイディアに溢れた現代サッカーをみたい。現に昨年はそんなサッカーが一時的部分的にせよ見れて楽しめた。だから現状のJリーガーでそれは十分可能だと思うが・・・

現監督にせよ選手にせよ、前任監督が築こうとした現代サッカーの基盤までも壊してまで、相手チームの分析を先行させてそれに合わせるという見飽きた古典的なつまらないサッカーを創造しようとする理由がよくわからない。魅力が失われてきている・・・

posted by ilovejapansoccer | 12:49 | soccer | コメント(33) | トラックバック(1)
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2008年01月27日

待望の本年の日本サッカーが始まりました。

 昔サッカー雑誌の中の対談でロベルト・カルロスが「あいつは人間じゃない」と言ってました。「あいつ」とはジョージ・ウェアのことです。ロベカル自体十分人間離れしてると思いますが、そのロベカルをして「人間じゃない」と言わしめるほどにそのプレーが驚異的ですごかったのがジョージウェアでした。トップスピードを落とさない状態で小技を使ってディフェンダーやキーパーを抜くプレーなどは他の選手ではあまり見られない光景で、それはもう想像を超えたうまさで、驚きで笑ってしまうほどでした。そういえば、エムボマも「あいつには負ける」と言ったようです。実際、アフリカの名選手といえばその後ナイジェリアのカヌー、オコチャ、カメルーンのエムボマ、エトー、コートジボアールのドログバなど、スピード・テクニック・ジャンプ力等驚異的な身体能力に基づくプレーに度々魅了されてきましたが、ジョージウェアを見てたおかげで彼らに対してあれほどの感動的な驚きはなかったです。
そんな偉大なるジョージ・ウェアがなんと日本の下部リーグのクラブ総監督を努めるというからびっくりしました。バリエンテ郡山って失礼ながら存在すら知らんかった…
よく引き受けたものだ…

 今年のサッカーはこのニュースの驚きでスタートした気分ですが、昨日代表の試合が放映され、また自宅でサッカーを楽しめる時期が到来したのだなと嬉しく思う次第です。

 大久保選手が試合後のフジテレビインタビューにて、合宿での練習で連携がうまくいかなかったことで(今日の試合は)どうなるんだろうと不安を抱いていた思いをちらっともらしてました。
監督交代による今の危機的状況とはそんなところから伺える気もしますが、監督・コーチ・選手同士でうまくコミュニケーションを図って一体感をもって予選突破を目指して欲しいなと思います。
前回W杯での内部崩壊に至るまでのプロセスを是非とも教訓にしてもらい、特に高原選手や中沢選手、川口選手等、前回から引き続き選ばれた代表のベテランにはなによりうまくチームが一丸になるように導いてもらいたいです。また派閥に分化するのはやめてくださいという感じです。

今年もまたオシムジャパン同様に岡田監督率いる代表を応援します。

posted by ilovejapansoccer | 16:08 | soccer | コメント(3) | トラックバック(1)
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2007年11月27日

やっぱり代表監督は替わってしまうのですか・・・

 私の岡田監督への印象ですが、岡田監督は、フランスW杯前何かのインタビューに対するコメントで、「アルゼンチンやクロアチアの力を分析するとどうしても現在の日本は劣る。だからまず守りをしっかり固めて…」という主旨の発言をしてたのを思い出します。まず相手の力を見極めた上で、それに対応できるディフェンスに力を注ぐという受身で消極的な戦術を取る人というイメージを抱いておりました。その後、日韓W杯でTV解説をしてましたが、その時アイルランドの試合に大変感動してました。相手に臆せず闘志を剥き出しにして最後まで絶対に諦めないという彼らのプレースタイルに大変感銘を受けてたのを思い出します。
それはその後の監督業にも影響を与えたのか、横浜Fマリノスの試合から、相手の力がどうであろうと攻撃の形・見てくれは悪くてもアイルランドのごとく闘志を剥き出しにしてなんとしてでも勝利を掴もうとする強い精神力を選手に要求し続ける監督に変ったように見受けました。
形より闘争心を重要視して一戦一戦の勝利にこだわる監督という印象を今は抱いてます。
実際はどうなのかよくわかりませんが…

オシム監督が築く日本代表の数年後の完成品を楽しみにしてたので、監督交代の流れは残念で残念でなりません。パスばっかりでフィニッシュのないサッカーに苛立ちを覚えながらも徐々にFWの得点意識が高まってきた今年終盤の試合で、華麗なパスサッカーとFWの得点意識との融合が芽生え始めた進化に希望を見出していました。それだけにその先が見れなくなったことはショック極まりないです。

代表スタッフを全員日本人にしたのは、日本人コーチも育てたいという監督の要求によるものとの情報がありますが、それならば大熊コーチがいかにオシムサッカーを引き継ぐのか見てみたかった。もちろん大熊コーチの実績からすると疑問符が何個も打たれますが、それを差し引いても、どう学んだのか数試合ぐらいは見てみたかった。そしてオシム監督に復活して欲しかった。

正直、今はオシム監督が倒れた現実だけでなく新たな監督への交代が告げられた現実も受け入れがたいものがあります。

実際、仮に岡田監督になったとしても日本代表がさらに進化するのか退化するのか何試合か見てみないとなんとも言えません。
私のイメージでは今後の日本代表は日本化というよりアイルランド化するのではないかと思ってるのですが…実際はどうなるのかしばらく様子を見てみないとなんとも言えませんね。想像を超える程に進化するかもしれませんし。その前に岡田監督が引き受けるかどうかもまだ全然わかりませんしね・・・

ただ、今はため息ばかりです。

オシム監督とほとんど関わりのなかった人が代表の船を操縦することになるのであれば、W杯という目的地は同じでも、そこに向けて通る道は明らかにこれまでと違う道を通ることになると想像します。
希望を抱かせる道だっただけにこの道筋が変ることが残念でなりません。プロセスが楽しかったのに…この厳しい現実はやはり悲しく、ため息が出るばかりです。

オシム監督の築こうとしたサッカーが崩れることへの残念な気持ちが治まりませんが、代表が大好きなので次の監督には、オシム的なものが崩れることはしかたがないにせよ、せめてがっかりだけはさせないでくれと願うしかありません。
もし岡田監督になるのであれば、このような形で偉大な監督を引き継ぐ重圧をアイルランド人のごとく戦う姿勢ではねのけて、希望を抱かせる魅力的なサッカーを構築してくれることを心より願ってます。オシム監督が日本のW杯出場・本選での活躍を見届けられるまでに回復してくれることを願うと共に。

posted by ilovejapansoccer | 23:59 | soccer | コメント(15) | トラックバック(0)
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2007年11月15日

ありがとう。浦和レッズ!!

ここまで進化のプロセスを楽しんできました。
どん底からアジア頂点なんて、すごすぎる。

私がレッズのどん底を感じたのは、ベルディのラモスとビスマルクにおもちゃのように弄ばれた時。
プロ同士の試合でいくらなんでもそれはないだろうと思った程で、プロなのに子供のアマチュアを相手にしているのと同様の扱われ方が哀れみを誘いました。
あまりに哀れに感じたことで、このボロボロなチームはこれからどうなっていくのか興味があって注目して以来、本日アジアの頂点。
どん底からアジアの頂点までしっかりと見届けました。
エンターテイメントをありがとう、レッズ!!!!

ポンテ、闘莉王、他みんなすばらしかったけど、中でも堀之内選手。
レッズを11人限定では語れない。
レギュラーに怪我人が出た場合の補助要員的起用でそんなに出場機会が多くなくても、出場したら質の高いパフォーマンスで固いディフェンスの一角を担った彼の活躍もほんとにすばらしい。ネネもよかったけど。
怪我人が出てチーム力が落ちるのではないかという心配は
いつでも堀之内選手の存在が和らげてくれました。
私にはインパクト抜群で、レッズ史上でも偉大なる存在の一人です。

posted by ilovejapansoccer | 01:03 | soccer | コメント(1) | トラックバック(2)
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2007年10月25日

あとひとつ

ACL浦和レッズvs城南一和

画面に釘付けの2時間半。熱い試合に、燃えた…吠えた…しびれた…
PK戦、観客席とフィールドが近いスタジアムの中での大観衆のサポーターの応援はレッズの勝利を絶対後押しすると信じてました。
目の前の迫力あるブーイング・旗の揺さぶりは相手キッカーの誰かしらに強烈なプレッシャーを掛けると信じました。
相手はどの程度レッズサポーターを意識したかはわかりませんが、この迫力が気にならないはずはない。
スタジアムのサポーターと共にTVの前で燃えました。

勝てば新たな歴史を刻むことになる試合は苦しい試合展開になるのがサッカーの常であると思います。
楽な試合展開にならないのは宿命みたいに感じます。
相手の実力とは別に何かしら見えない壁みたいなものが初めて経験する者の前には大きく立ちはだかってくる印象をいつも受けます。レッズが初めてタイトルを取れそうだったナビスコ杯時、セレッソの2度に渡るリーグ制覇目前時、ドーハの悲劇、ジョホールバルの歓喜などなど、多々ある例でそんな壁を感じたのですが、この試合中にも同じように目の前に立ちはだかる大きな壁を感じました。

韓国強豪チームと未経験者の前に立ちはだかる見えない壁を、選手はもとよりスタジアムやサポーターまでもすべてが一体となってぶち破った感じがとても心地よかった。

こんな白熱した面白い試合を地上波で放送しないなんて…

次も激戦は覚悟してますが、この試合の経験が絶対次の試合に活かされ最高の勝利を掴むと信じてます。

posted by ilovejapansoccer | 02:14 | soccer | コメント(0) | トラックバック(1)
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2007年10月18日

対エジプト戦を見て。

どん底から這い上がって見事な花を咲かせた大久保選手の輝きに胸がこみ上げ涙しました。たかだか親善試合で、まだ得点は今回1試合だけのこととはいえ、感動しました。

ジーコは日本でプレーするようになって途中からインタビューで具体的に選手の名前を出して期待をかけることを極目嫌がるようになりました。名前を出した選手がその後思うように伸びて行かなくなったことを気にするようになりました。
元浦和レッズの福田選手に一目置いていたようですが、アメリカW杯アジア最終予選では不調で、その後もクラブチーム事情もありうまく伸びて行かなかった時期を目の当たりにし、自分が発言することは大きなプレッシャーを掛け成長を妨げることになるのではと気にしたようです。

そして彼が代表監督になり選抜という形でどうしても名前を挙げなければならない立場に立った時、大きな期待を寄せたのが大久保選手でした。何度も出場の機会を与えられるも得点できず、多くの批判や期待を背負い焦りを感じていたようですが、そんな中、キャバクラ事件を機に代表からは厳しく突き放されてしまいました。
選手選抜は代表監督にとって当然の仕事とはいえ、おそらくジーコは同じように自分が期待をかけすぎたことと伸び悩んでいる状態との関連を気にしたと思います。

彼の2得点目の時、クラブを転々とし、苦労を味わいながらも再び代表に選ばれるまでに至った背景を思ったことや、何よりも、そんな選手を気遣うジーコの期待に応えられなかったこと・裏切ってしまったことを悔やむ思いが強かったのではと思ったりなど、様々なヒューマンドラマを想像し、代表で得点するという大きな壁を打ち破ってここに美しく花開いた姿に感動の涙が込み上げてきました。
涙脆い人間ですが、これまで代表を応援し続けてきた人の中にも同じ思いを抱いて涙した人もいるような気がします。感動です。


今年の代表の最大の収穫はここへきてFW陣は「点を取ってナンボ」という空気に満たされつつあるところだと思います。進化した高原選手がその切っ掛けを創ってくれたように思いますが、田中達也選手、大久保選手、播戸選手の活躍が他の代表常連FWに強烈なプレッシャーをかけてFWは点を取るのが仕事という風潮が生まれつつあるのが嬉しい限りです。
海外からは日本のFWは怖さがないなどと頻繁に言われずいぶん舐められてきましたが、この昨今の風潮が当たり前になりFWが点を取り出すと明らかに対戦国は警戒を強めるし、その効果は中盤の選手にも波及して日本の優秀なMF陣のプレーもより活きてくるなど、いろんな意味で日本のサッカーレベルが格段に上がると信じています。

今回はエジプト選手もやる気に満ちており、その中でフィニッシュを決めたこともすばらしい。最後にすっきりした試合を見れて大満足です。

posted by ilovejapansoccer | 00:02 | soccer | コメント(1) | トラックバック(3)
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2007年10月17日

スポーツ記事

スポーツ記事(サッカー)を読もうとすると今の時期はどうしても最初にボクシングの話題が目に入ります。
ボクシングの熱心なファンでもないので、昨今の報道にはざっと目を通す程度の傍観者です。
だからTBSの実況、亀田選手の反則行為、反則行為を促す発言をした父親への批判には「そうなって当然の流れ」と思う程度です。
フェアプレーでいえば、むしろサッカーファンの私としては、先のセルティクVS ACミラン戦でのジーダの行為(逆転の喜びでフィールドに飛びこんできたセルティクサポーターに頬を軽く叩かれ、倒れこんで担架で運ばれ退場したシーン)がその後にもたらしたもの(批判・処分等の流れ)の方が気になってました。

しかし、どうしても目に入るボクシングの一連の社会的な批判の中で、ボクシングには興味が薄い私にも心和まされたのが今日目にしたスポニチの記事。

『元大リーグ・パイレーツの桑田が、亀田大毅に「スポーツマン精神」の重要性を説いた。この日、TBSラジオの「荒川強啓デイキャッチ」に出演。一連の亀田問題に触れ「僕たちスポーツマンはスポーツマン精神が一番大事。彼もおそらくボクシングが大好きだと思う。もう一度スポーツマン精神を忘れず、ボクシングに没頭してほしい」などと話した。今後については「人生でもスポーツでも大事なのは起き上がること。まだ若い。これから頑張ってほしい」と奮起を促していた。』

実際にラジオを聴いたわけではなく、この短い記事を読んだだけですが、批判の中にもエールが込められた人間味のある温かいコメントで、「これだよ、これ!」なんて感激しました。
亀田選手はどう思うのか知りませんが、なんだか私自身が励まされた気分がします。別に私が何かで反則行為をして社会的批判を受けてるわけじゃないけど、読んで嬉しくなる程に励まされたような錯覚を起こしました。

それは私が近年の桑田選手のチャレンジ精神や生き様に感銘を受けていたこともあり、その彼の発言だからこそ、このコメントが自分には強烈に感じられたのだとは思いますが、「僕たちスポーツマンは…」なんて、文字通り目に余る反則行為を繰り広げた選手であり普通なら距離を置きたくなるにもかかわらず、「僕たち」という表現で彼と自分をスポーツ選手として同列に置きながら批判とエールを送った姿勢にはとにかく感激です。
私だったらとても一緒には考えられなかったでしょう。
「人生でもスポーツでも大事なのは起き上がること。まだ若い。これから頑張ってほしい」なんて、スポーツを愛する精神やよりよく生きる事を呼びかけたコメントは亀田選手に向けられたものであれ、私の心にさえも響いてきました。
応援してくれる人への感謝の気持ちを保ち続けるスポーツ選手ならではの批判と励ましのコメントでそこにプロを感じます。
多くの批判や非難があってこそ、このようなコメントが映えるというコントラストでもありますが、とにかく人間味豊かな温かいプロ魂に触れて心が和みます。

たまに意外にもこのように自分の考え方の根幹を優しく揺るがすような「和み」に出会える喜びもまたスポーツ記事を追う楽しみの一つになってます。


ところで、今日は楽しみにしていたサッカー日本A代表の試合です。何らかの意外性とFW選手のゴールを期待しているところです。ついにでるか!?大久保選手代表初ゴール。

posted by ilovejapansoccer | 12:55 | soccer | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年10月04日

あとひとつ半・・・TV地上波中継まであと半分・・・

城南一和vs浦和レッズ

さすがに後半選手は疲れたのか、はたまた相手が点を取ろうと躍起になってたためか受身になりました。
強烈なミドルシュートを守護神都築選手が弾いたところをうまいことゴールに押し込まれ追いつかれてしまいました。
特に先制している試合の場合後半20分過ぎあたりからなんだかうまく事が運んで行かなくなるのが今年のレッズなのでその特徴は今はしょうがない。
同点にされたシーンは浦和の悪い時間帯で、そこをうまく付かれた結果だからしょうがない。

レッズは逆転後、今年のパターン通りドタバタした展開を繰り広げたので、逆転されるのではないかと不安に陥っていたのですが、意外にも、相手城南選手が同点に追いついた時まるで勝ったような喜び様だったので、少なくとも今日は逆転はされないぞと却って安心しました。(韓国選手はもっと貪欲でしたたかだったような・・・
思うに、逆転されるケースは、得点後そんなに喜ばず、それまでの高い集中力をゲーム再会後もそのまま持ち込んでくるパターンが多い。)
あの喜び様で彼らのさらなる得点への意欲が幾分薄れてくれた感じがしたので安心しました。

レッズは90分を通して華麗なパスワークとか圧倒的な攻撃力をみせつけてるわけではないのですが、終わって見ればなんだか好結果なのです。試合を見ながら何かと苛々するシーンがあっても、終わって見れば好結果で、次の試合もまた勝ったりするので和らいでしまいます。
総じて、なんとか点を取ってしっかり守ってという具合に決定力と堅い守りを売りに
一つ一つコツコツと着実に仕事をこなしている職人さんみたいなイメージを抱かせるチームになってます。
「監督うまくやってんのかな」と首を傾げることもありますが、みんな一体になってうまくやってるんでしょうね。
ハラハラドキドキしながらも勝利を大いに期待できるチームになってるのでまだまだ先ですが10月24日が待ち遠しくてしょうがないです。

決勝まで進めばTV地上波中継される可能性があるとのことで、そうなってより多くの人の関心が高まって全国的に盛り上がればいいですね。
TV中継って子供たちがサッカーを始める切っ掛けとして貢献してる場合があるんですよね。
Jリーグ発足当時TVの地上波ゴールデンで放映されましたが、サッカー雑誌なんか読むと、その時のカズやラモスを観て憧れてサッカーを始めたJリーガーが多いです。(確か中村俊輔選手はラモスに憧れてたと語っていたような。そう言えば、全然関係ない話だけど、セルティクがACミランに勝った!ビックリ!)
レッズアジア制覇の中継をTVで見てサッカーを始めた子供の中に次世代の大スターがいたりするのかもしれませんね。まだ決まったわけじゃないけど・・・

posted by ilovejapansoccer | 20:36 | soccer | コメント(0) | トラックバック(0)
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