2010年03月13日

プロ選手になるために必要なものとは?

かなり更新をしていませんでした。。。

さて今日は研修先のA.C Milanの育成部のフィジカルコーチが言っていた「プロ選手になるために必要なこと」について書きたいと思います。

このコーチはA.C Milanで約20年前から働いており、多くの選手に携わりプロ選手を輩出してきました。(ちなみにA.C Milanはイタリアでもっとも多くのプロ選手を輩出したクラブです)
そして彼は現在主にトレーニングジムにて怪我した選手のリハビリと補強の必要な選手のトレーニング指導を担当しています。

先日、トレーニング終了後に彼は私に「あの選手は将来プロになると思うよ」という選手がいました。
その選手はこの夏に膝を怪我して現在リハビリ中であり、1ヶ月前に回復をチェックするテストを受けてまだ筋力が回復してないということで更に1ヶ月ジムでのリハビリを告げられトレーニングしている選手でした。

私はコーチに「それは何でそう言えるの?あなたの経験から?」と聞きました。すると彼は「あの選手は単に技術が優れているとかフィジカルが強いとかだけでなくて、自分に必要なトレーニングを自分で考えて行っている。また、いろんなトレーニングをやらしていてもそれがどの部分にどういった刺激がきているかも考えてるしそれをコーチと意見交換する。こういったことはリハビリやジムトレーニングだけでなくグラウンドでのトレーニングで監督との間でも活きてくる。単に監督の指示を待って言われたことだけこなすのでなく、自分で今何が必要か考え実行できる能力がなければプロ選手にはなっていけない。」と語ってくれました。

ヴィスマラ

私も聞いたことがあるのですが、一流と呼ばれる選手の多くは自分の身体のことを非常に良く知っており、「このトレーニングは今どういった目的でどういった働きをしている」と非常に詳しく理解し説明できると聞いたことがあります。

「いくら技術や体力的に優れた選手でも、例えプロの世界に入れたとしてもセリエCとかのレベルまででそれから上には上がれないだろう。今までにそんな選手を多く見てきた。セリエAレベルで何年もプロを続けれる選手というのはそういった部分が非常に優れておりまた欠かすことのできない能力の一つだ」とコーチは言ってました。

多くの選手が出入りするジムを見てて、確かにそのトレーニングに対する姿勢や取り組みが面白いように違っており、出来る選手と言うのはわずか16歳やそこらでもそういった能力が身についているようです。もちろん歳相応にふざけたりすることもありますが、やるべきことをしっかりやる選手と単にやらされている選手とではその差が今後大きな差を生んでいくのだろうなと思いました。


posted by idalia_calcio |20:35 | イタリアサッカー | コメント(6) | トラックバック(0)
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