2009年06月05日
この中から何人の選手が残るのだろうか?
スペイン滞在中に運良く様々なカテゴリーの試合を観ることができたのですが、非常に興味深かったのがビルバオ郊外で行われていたU-10の大会。 この大会はスペインのリーガエスパニョーラ創設時に1部にいた10チームによる大会であり、バルセロナやレアル・マドリッド、アトレティコ・マドリッドやエスパニョールなどの現在でも1部にいるクラブもいれば、現在は3部や4部にいるものの創設当時は1部にいたクラブもいました。 試合は7人制方式で、5チーム2グループに別れてリーグ戦方式で予選が行われ、上位2チームずつが次の日の決勝トーナメントに進む形で大会は行われていました。また、バルセロナにあるEuropaというチームには日本人監督とアシスタントコーチ、エスパニョールのマネージャーにも日本人スタッフがおり、同じく海外に出てサッカーの勉強をしている方の実際の現場を見ることができたことは非常に貴重な機会であり、外国人の子ども達相手に指導している姿は自分にとっても刺激になりました。 予選・決勝トーナメントとも全試合を観ることはできませんでしたが、2日目の決勝トーナメント1試合目のバルセロナ対レアル・マドリッドの試合はとても見ごたえのある試合で楽しめました。
CLのテーマ曲で入場してくる選手たち、試合前には各クラブの歌が流れ雰囲気はまるでトップチームの様。 選手たちも「バルサには負けるか!!」「レアルだけには負けない!!」といった気持ちがプレーにも現れていたと思います。 U-10といえば4~5年生?くらいだと思いますが、さすがビッグクラブでプレーする選手たちだけあって、この年代からしっかりとした技術だけでなく、相手との駆け引きや状況判断、中には相手を引っ張ったりなんてことまでやってのける選手がいました。 ただスペインで指導をしている友人たちが言ってたことで印象的だったのは「この中でプロになれる選手は1人いるかいないかくらいだろうね」と言ったことでした。 イタリアのビッグクラブでもそうなのですが、育成はもはや育成というより、毎年めぼしい選手を連れてきて競争させる場といった意味合いが強いと思います。 そしてそういったクラブはプロ選手を育成するというより、自分のクラブで闘える選手を育成するといったとこが多いと思います(地方クラブであればプロになれてもそのクラブでプロとして使えなければ意味がないといった) CLで優勝したバルサのメンバーに多くのカンテラ(バルサの育成部門)出身の選手がいたことは事実ですが、この年代のスクールのころからずっとバルサの選手で生き残れているという選手はいないのではないでしょうか? うまい選手を競争の中に入れる方法も一種の育成の手段ですが、自分が親の立場であれば、このくらいの年代でもし自分の子どもがビッグクラブから誘われても考えてしまうかもしれません。 それよりはある年代までは大きくなくても良い指導者や良い環境のあるクラブの方がいいかもしれないかなとも思います。 (逆に親が自分の息子がビッグクラブから誘いを受けたことに熱くなり入れることもしばしばあるようです) ただ競争の中で伸びる選手もいますし、コツコツと時間をかけて伸びていく選手もいます。 もちろん子どもの意志も大事です。 どの方法が一番正しいかなどは結果が出てみないとわからないものですが、ただ親や周りの大人が選手の特徴を理解して、どの時期で上のレベルに挑戦させるか、助言してあげれるようにすることも大事だと思います。
(最後の写真は後半ロスタイムに逆転ゴールで決勝進出を決めたバルセロナ)
posted by idalia_calcio |19:50 |
世界のサッカー |
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また、バルセロナにあるEuropaというチームには日本人監督とアシスタントコーチ、エスパニョールのマネージャーにも日本人スタッフがおり、同じく海外に出てサッカーの勉強をしている方の実際の現場を見ることができたことは非常に貴重な機会であり、外国人の子ども達相手に指導している姿は自分にとっても刺激になりました。
予選・決勝トーナメントとも全試合を観ることはできませんでしたが、2日目の決勝トーナメント1試合目のバルセロナ対レアル・マドリッドの試合はとても見ごたえのある試合で楽しめました。
CLのテーマ曲で入場してくる選手たち、試合前には各クラブの歌が流れ雰囲気はまるでトップチームの様。
選手たちも「バルサには負けるか!!」「レアルだけには負けない!!」といった気持ちがプレーにも現れていたと思います。
U-10といえば4~5年生?くらいだと思いますが、さすがビッグクラブでプレーする選手たちだけあって、この年代からしっかりとした技術だけでなく、相手との駆け引きや状況判断、中には相手を引っ張ったりなんてことまでやってのける選手がいました。
ただスペインで指導をしている友人たちが言ってたことで印象的だったのは「この中でプロになれる選手は1人いるかいないかくらいだろうね」と言ったことでした。
イタリアのビッグクラブでもそうなのですが、育成はもはや育成というより、毎年めぼしい選手を連れてきて競争させる場といった意味合いが強いと思います。
そしてそういったクラブはプロ選手を育成するというより、自分のクラブで闘える選手を育成するといったとこが多いと思います(地方クラブであればプロになれてもそのクラブでプロとして使えなければ意味がないといった)
CLで優勝したバルサのメンバーに多くのカンテラ(バルサの育成部門)出身の選手がいたことは事実ですが、この年代のスクールのころからずっとバルサの選手で生き残れているという選手はいないのではないでしょうか?
うまい選手を競争の中に入れる方法も一種の育成の手段ですが、自分が親の立場であれば、このくらいの年代でもし自分の子どもがビッグクラブから誘われても考えてしまうかもしれません。
それよりはある年代までは大きくなくても良い指導者や良い環境のあるクラブの方がいいかもしれないかなとも思います。
(逆に親が自分の息子がビッグクラブから誘いを受けたことに熱くなり入れることもしばしばあるようです)
ただ競争の中で伸びる選手もいますし、コツコツと時間をかけて伸びていく選手もいます。
もちろん子どもの意志も大事です。
どの方法が一番正しいかなどは結果が出てみないとわからないものですが、ただ親や周りの大人が選手の特徴を理解して、どの時期で上のレベルに挑戦させるか、助言してあげれるようにすることも大事だと思います。
(最後の写真は後半ロスタイムに逆転ゴールで決勝進出を決めたバルセロナ)

