2008年01月11日
海外に渡る選手はどんなことが必要か?(1)
日本サッカーは今オフシーズンということで、いろいろと選手の移籍話で盛り上がっているようですね。 やはり僕はそこで海外移籍の噂のある日本人選手が気になるところです。 このオフで話題になっているのは本田選手、長谷部選手、水野選手あたりでしょうか? 小野選手も怪我で途中帰国したものの、再度チャレンジする可能性もあるみたいですね。 さてみなさんはこれら日本人選手の海外移籍についてどう思ってますか? 人それぞれいろんな意見があると思いますが、行く前から必ず成功する保障なんて誰にもありません。 例えそれがブラジル人やアルゼンチン人なんかであってもです。 海外でプレーするということは当たり前のことながら本当に難しいことだと思います。 サッカーの実力があるということは大前提で、今回は僕が今まで聞いた話やこっちにいて思うことから、海外に挑戦する選手はどんなことが必要かを書いていこうと思います。 1)イタリアに渡って来た日本人選手達の実情 今までイタリア・セリエAに挑戦した選手は三浦知・中田・名波・中村・柳沢・小笠原・森本・大黒の8人。 でも実はこの中で本当に実力を買われてイタリアに渡ってきたのは中田選手だけだと言われています。 そのほかの選手はと言えばわかる人も多いかと思いますが、彼らの連れてくるスポンサー、そして彼らが生み出す日本でのクラブの広告収入、つまりジャパンマネーなのです。 だからといってはなからそれらの選手を戦力として考えずに取っているかといえばそうではないとは思います。 でも現実的に中田はイタリアでも注目されるくらいの活躍があったものの、そのほかの選手達はなぜイタリアサッカーで成功することができなかったのでしょうか? 今でもイタリアに残っている選手は森本と大黒の2名。 森本はクラブ側が彼を育てる気があることと、途中交代ながらも徐々にリーグ戦にも出続けているため今後に期待できますが、大黒にいたってはかなり難しい状況でしょう。 2)生活に馴染めるかということもかなり重要 そもそも海外でプレーをするとしても、練習や試合は1日2時間程度。 それ以外の時間は普段の生活となります。 その1日の大半の時間を過ごすのに、言葉も文化も違う国ではやはり自分の気質と合わない国や地域だとかなりのストレスがかかります。 そんな中で長期間生活をしていくことがどれだけ過酷なことでしょうか。 本当に芯の強い人なら、そんな困難も乗り越えて強くなり、選手としても成長していけるかもしれません。むしろ、海外に挑戦したいと思うのであれば、乗り越えなければいけないことではあります。 ただその苦労は、やっている本人にしかわからない、本当に大変なことだと思います。 またこう見てみてると、イタリアを去っていった選手のほとんどが既婚者です。 家族をつれて海外にやってきて、そこでの生活を気に入ればいいですが、そうでなかったとき、それはまた家族にとっても大きなストレスとなります。 日本人選手の大半が行っているイタリア南部の街は残念ながら生活するにはかなり過酷なとこだと思います。 日本にいる人たちからすれば、南イタリアのリゾート地のようなイメージがあるかもしれませんが、現実は意外とそうではないのです。 メッシーナには私も個人的に行ったことがありますが、あの街は僕が初めてイタリアの都市でイタリアらしくないと思った街でした。 そこは、観光用のイメージで流されるきれいな海の映像なんかとはかけ離れた、住みずらそうなとこでした。 おそらく去っていった彼らは2度と同じ場所に戻りたいとは思わないんじゃないでしょうか。 一方で聞くところによると森本選手はイタリアでの生活も満喫し、選手とのコミュニケーションも積極的にとっていってるとのことです。 個人的に彼の普段の性格を知りませんが、おそらく彼の気質とイタリアの生活が愛称のいいものなのではないかなと僕は思います。 3)言葉を覚えることは本当に重要なポイント 海外に渡る前からその国の言葉を話せる選手はほとんどいないでしょう。 そうなると日本人選手は通訳をつけます。でも欧州国において、他の国の選手で通訳をつけてるような国の選手は日本人以外にはほぼいないでしょう。 そうなると、練習中の指示も、試合での指示も日本人選手に対してだけすべて通訳を通さなければなりません。 指導する監督側からすればそれはかなり面倒なことだと思います。 わざわざ通訳を通さないと自分の考えが伝わらない選手なんかより、自分と直接会話できる選手の方が好まれるに決まってます。 もちろんそんなこと問題にならないくらい選手と監督の関係が成り立ってたり、実力があるのであれば話は別ですが。 先発から使えるだけの能力があれば、試合前に十分な時間がありますが、途中出場で勝つための重要な戦術を指示するのに、通訳なんかを通してチマチマ指示している余裕なんてほとんどありません。 そういった意味でも言葉を話せるということ、コミュニケーションを取れるということはかなり重要なことです。 ちなみに某選手の元チームメイトが「○△はロッカールームでチャオすら言わなかった」って言ってたということを聞いたことがあります。 そんな選手が監督とどころかチームメイトとすらもうまくいかないことは目にみえてるでょう? また、言葉を覚えればそこでの生活も変わってきます。 言葉がわかるだけで住んでいる街のことを知ることができ、その環境を楽しむことに繋がる大きな要素だと私は思います。 ちょっと長くなったので今回はこの辺で。 続きはまた今度書きます。
posted by イダリア |08:39 |
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海外に渡る選手はどんなことが必要か?(1)
中田選手は早くからイタリア語を操ってましたし
そういった面も彼が成功した要因なのでしょうね。
チャオを言わなかった選手・・・イメージ的には小笠原選手ですかね(笑
posted by nanashi | 2008-01-11 09:20
バレージめ!
カズに関して言えば個人的には初戦の怪我が痛かったと思います。
それから、
当時サッカー後進国でしかなかった、W杯にもでた事の無いアジアの小さな国から来た人間に保守的な自尊心の高い”サッカー先進国”のイタリア人がはたしてパスをだすでしょうか。
プレーに関しては当時のカズのスピードであれば通用したように思います、コミュニケーションに関しても、イタリア語早くに習得したみたいですし、
ただ、やはりカズのイタリアにいた時代と中田のいた時代では違うと思います。
時代時代ってそれを乗り越えてこそかもしれませんが、監督の意識(評価)のベースの部分にもそういう感情があると思いますしなかなか難しいもんですね。
野球のメジャーなんかでも白人、黒人で使う使わないとかあるみたいですしね、海外での活躍は個人の力では成し難い部分があるとも思います。
posted by カズが大好き23歳 | 2008-01-12 01:45
海外に渡る選手はどんなことが必要か?(1)
nanashiさん>
中田選手のイタリア語力はかなりのものだったらしいですね。
頭もいいのもあるでしょうが、コミュニケーションの大切さをわかってたこともあると思いますよ。
小笠原選手は実際に練習を見に行ったのですが、言葉の勉強もしてるってこと聞きました。
まあ続いたかどうかは知りませんが・・・。
カズが大好き23歳さん>
怪我をしたいうのも大きな原因ではあるかもしれませんね。
ただ今も昔もイタリア人なんかやっぱ特に自尊心の高い人種で、FWなんかはその典型的な選手が多いです(これはアマチュアでも)。
日本では「自分勝手」と思われるくらいの選手でも、こっちじゃそれが当たり前だしそれができなければFWはつとまらないと思います。
あとはFWは結果、つまりゴールが全てですね。
点を取れないFWが認められることはまずありません。
中田が認められたのはやっぱり開幕戦の2ゴールが一番のきっかけじゃないでしょうか。
posted by イダリア | 2008-01-12 07:10
海外に渡る選手はどんなことが必要か?(1)
>チャオを言わなかった選手・・・イメージ的には小笠原選手ですかね(笑
http://www.soccerstriker.net/html/worldsoccer/m_inoue/wsb_04thu_m_ino_070726.html
これですかね。
posted by Rob | 2008-01-12 10:12


