2008年05月14日
姿勢改善のために有効なエクササイズ part1
私は以前から「姿勢改善」・「動作改善」のサッカー(広く言えばスポーツの)に対する有効性について考えてきました。 球技でも野球のようにフォームの重視するスポーツならまだしも、サッカーのように必ずしも決まったフォームが重要だと思われていない(姿勢や走り方がきれいではないが世界のトッププレーヤーと呼ばれる選手が多くいる)競技に対して、果たして「姿勢改善」や「動作改善」を指導することが良いことなのか?それがパフォーマンスの向上に役立つものなのか?むしろ今まで養ってきた技術や感覚を失う可能性があるのではないかと思っていました。 巷では日本古来の武道の動作や二軸動作など様々な情報が飛び交っており、実際に経験したことのない私はその具体的な効果を知ることができなかったり、説明をみてもかなり高度な技術を要したり、また感覚的に行うものが多く誰もが気軽に取り入れられるものではないという印象を持っていました。 日本でトレーナー活動をしていた(現在もその類の仕事をさせてもらっていますが)私は大学時代から「スポーツ障害の予防」ということについて興味を持っていました。 サッカーのような接触のある競技ではコンタクトの際による外傷はいた仕方ない部分があるのですが、肉離れや腰痛等の障害の予防がなんとかできないものか、それを予防するためのトレーニングはどういったものが有効なのか考えていました。 「障害予防」という観点からの「姿勢改善」や「動作改善」は良いのではないかと考えることもあったのですが、具体的にどういった方法がより効果的でサッカーにも取り入れやすいかということで悩んでいました。 この「取り入れやすい」ということ、私の中ではかなり重要な要素であります。 団体競技で練習も基本的にチーム単位で行うことがほとんどであるサッカーにおいて、もちろん個人個人でのセルフケアの部分でそれぞれが独自の体調管理を行うことは大事なことですが、現実問題自分の自己管理を徹底しているプロ選手でもない限り特別に練習以外の時間にセルフケアのための特別な運動等を行っている人は少ないと思います。 それは自己意識が低いからだという指摘も受けるかもしれませんが、実際プロ選手ですらそれができてる選手は少ないだろうと私は思っています。(やっているとしても一般的なストレッチ程度でしょう) 特別な器具を使ったり個別指導の下でそういった管理ができる人もお金のある一部の人だけでしょうから ならばチーム全体でまとまって練習する際に少しでもそういった効果のある運動を行えれば良いのではないかと考えてました。 実際に現場でやられていることは、全体でストレッチや体幹の補強として腹筋や背筋のトレーニング程度でしょう。 そういった一般的なストレッチや体幹の補強運動が悪いとは言いませんが、障害を引き起こす根本的な問題の解決にはならないことが多いと思います。 ならばより効果的且つできるだけシンプルで必要以上の道具を使わずに、コスト面でもあまりかからないものでチーム全体的に行えるものはないものかと思っていました。 良いとこどりのような気もしますが、それが理想だと思っています。 前置きが長くなりましたが、今回短期の日本への一時帰国の際にそのヒントとなるあるエクササイズと出会いました。 それが「ピラティス」です。 大学時代に友人の紹介で知り合った「桑原匠司」さんが大阪にあるメディカルフィットネスジム「K-FIT」(http://www.m-kfit.com/atc/index.html#personal)にて指導されている「ピラティス」の指導現場を見学させて頂き、また自分にも簡単なエクササイズを体験して、その内容、即効性を目の辺りにして、「これをうまくサッカーの現場でも取り入れられればコンディショニング管理の面で役立つかも」という実感を得ました。 以前まで「ピラティス」というものに対しての印象は「女性の美を追求するためのエクササイズ」といった浅はかな印象しか持っていなかったのですが、元々ピラティスは「リハビリテーション」を目的としたエクササイズであることを教えて頂きました。 長くなりましたのでひとまずここで一回切ります。 次回は「ピラティス」を実際に体験して感じたことをもう少し具体的に説明していきます。
posted by イダリア |19:00 |
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