2008年03月21日

桐光学園VSラッツィオユース

桐光学園のイタリア遠征にお邪魔させて頂いた初日の午後にラッツィオユースとの練習試合がありました。
日本人のサッカーがイタリア人相手にどれだけ通用するのか非常に楽しみにして試合を観戦しました。

対戦相手のラッツィオユースは1992年生まれの子ばかりで(桐光学園は90,91年生まれ)年下相手でしかもこの日は数人主力が抜けているということでしたが、桐光学園もこの日がイタリア遠征初の試合ということもあり多少緊張した面持ちでスタート。
2つも年下だといくら日本人とイタリア人でも日本人側の方が大きい子が目立ちます。
試合開始から豊富な運動量で前線からプレスをかけて走り回る桐光学園。
これだけ走り回れるだけの体力があるというのは相当走りこみをしているなというのが感じられました。

桐光学園は多くのチャンスを作り出しますが、肝心のゴールが決まらない。
そう思っていた矢先にコーナーキックから失点で0-1で前半を折り返します。

ここで私自身の感想を書くとすると、
1、いわゆる日本人らしい?豊富な運動量で相手にプレスをかけていっているものの、ボールを取りきれていない。(連携ミス?または球際の弱さ?)
 その結果いくら体力があってボールを奪えなければ余計に走る量が増えて最終的にはガス欠に
2、危険なエリアで奪われることにより、イタリアらしいシンプルなカウンターで幾度か危険な場面あり。(ラッツィオ側はほぼ2~3人で攻撃していた)
 ボールを失っても大丈夫な場所(キープしたり仕掛けてもいい場所)とそうでない場所がまだわかっていない?
3、数的優位を作ろうとして?後ろから果敢にオーバーラップをするサイドバックがいるが、それを待つ前にもっとシンプルに前の選手を使って仕掛ける場面があってもいいと思った。時間をかけることで相手のDFが揃ってしまう場面が多かった。
4、FWにはもっと積極的に前に仕掛けて欲しい。その日の午前中の練習がポストプレーの要素が入っていたのでそれを実戦で試したのかもしれないが、前半はFWがペナルティーエリア付近で前を向いて仕掛ける場面がほとんどなかった。それでは相手は全然恐いと思わないだろうなと感じた。

一方で後半ではその前半の課題(私の私見での)が修正されてる場面もあり、終わってみれば8-2の快勝でした。

技術・戦術的な課題は1試合観ただけなのでその日だけのものか、もしくはまだ不足している部分なのかはわかりませんが、体力的な課題としてはやはりスタミナに関しては日本人の方がおそらく練習で走ってる量が圧倒的に多いでしょうから勝っているのは明らかでしたが、ボールの奪いどころでの連携ミスや球際の弱さ、効果的でない走りから無駄な体力?(一概にはそうは言えませんが)を使ってしまって自ら疲労していってるのを感じられたように思います。
ラッツィオ側は明らかに運動量では劣っていたものの、シンプルな攻撃で少人数でも突破していっている場面が見られました。
こういった問題は、体力面だけでなく技術や戦術的な問題が大いに関係していると思うのですが、サッカーに必要な体力はやはり最終的には体力だけで独立しているものでなく技術や戦術とかなり結びついており、そこに活かせるためのトレーニングが必要なんだと感じました。
(簡単に言えば、単に走れればいいということでなく、走りの質も重要だということです)

イタリア人コーチは早速次の日の朝の練習にて、その日の試合での課題を練習前のミーティングで話し、それを改善するためのトレーニングを行っていました。

そのトレーニングの後の午後にはA.Sローマのプリマヴェーラとの練習試合がありましたがそのことについてはまた次回に書きたいと思います。
vs lazio


posted by イダリア |19:48 | イタリアサッカー | コメント(8) | トラックバック(0)
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桐光学園VSラッツィオユース

こんばんは、はじめまして

一つ気になったことがあったので、可能であれば教えていただけませんでしょうか?

>>イタリア人コーチは早速次の日の朝の練習にて、その日の試合での課題を練習前のミーティングで話し、それを改善するためのトレーニングを行っていました。

具体的にはどのような内容なのでしょうか?

posted by Bono | 2008-03-21 21:39

桐光学園VSラッツィオユース

こんばんは。

>サッカーに必要な体力はやはり最終的には体力だけで独立しているものでなく技術や戦術とかなり結びついており、そこに活かせるためのトレーニングが必要なんだと感じました。

というのは、具体的にどういうものなのでしょうか?

私はサッカーに関してズブの素人なので、仰ることはなんとなくわかるような気がするのですが、具体的にイメージできません。
いわゆる「体力トレーニング」との違いなどを教えていただくと、大変ありがたいです。

posted by hao80 | 2008-03-22 00:02

桐光学園VSラッツィオユース

Bonoさん>

ラッツィオとの試合のなかで出た課題のひとつにポジショニング(ボールを受けるサポートの場面とポゼッションの場面)があがったため、そのポジショニングを改善するためのトレーニングを行っていました。
具体的なメニューの説明は図なども書けないので残念ながらできませんが、試合で出た課題を分析し、それを改善するトレーニングを考えて行っていました。

posted by イダリア | 2008-03-22 01:43

桐光学園VSラッツィオユース

hao80さん>

文章中にも書いたのですが、例えば持久力が単にあっても戦術なしに単に1人でボールを追い掛け回していてもガス欠になったり(チーム戦術)、オーバーラップを繰り返せる体力があってもそのタイミングを誤り続ければ効果も薄く体力の浪費にもなる(個人戦術)など、その種目の中で活かすためのトレーニングも必要だと思ったのです。
まあそうなると独立した体力トレーニングではなく、サッカーのためのトレーニングとなるでしょうかね。

posted by イダリア | 2008-03-22 01:55

桐光学園VSラッツィオユース

メンバーを知りたいです。
出来れば番号も

posted by ファン | 2008-04-05 18:02

桐光学園VSラッツィオユース

ファンさん>

申し訳ありませんが、私も突然訪れてしかも初めてお会いしたチームなもので選手の名前まではわかりません。
また、チームの情報ですので私が勝手にここでお教えすることもよくない思いますのでご了承ください。

posted by イダリア | 2008-04-09 03:35

桐光学園VSラッツィオユース

そうですね。
こっちも勝手なこと言ってすみませんでした・・・。

posted by ファン | 2008-04-12 18:01

桐光学園VSラッツィオユース

ファンさん>

いえいえい、ファンの方なら気になるところでしょうが私も桐光関係者でもないのでご了承ください。
そろそろプリンスリーグなんかも始まっている時期だと思いますので是非彼らの試合に足を運んで応援してあげてください。

posted by イダリア | 2008-04-23 18:41

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