2008年02月02日

指導者としての風格

新しい監督とフィジコがやってきて2週間が経ちました。
彼らの協力もあって練習の補助だけでなく、ウォーミング・アップの指導をちょくちょくさせてもらえることになりました。
といってもいつが私が担当の日というものではなく突然振られるのですが。

しかしそれは待ち望んでいたチャンスなので、自分が今まで学んできたこと、経験してきたことを基に指導させてもらってます。

ただいつもと全く違うようなものにすると選手達も戸惑うので、普段やっているものをベースにして自分のオリジナルな部分を加えるようにしていっています。(実際にはほとんどイタリアでやっているもの中心ですが)

それでもいままでと違うようなものをやると「何だこれ?」といった声がちらほら聞こえてきます。
そういったときは、何のための運動かを説明しながらするようにしてますが、はたして子ども達がどこまで理解しているかはわかりません(私の語学の問題だけでなく、その運動がどう身体に影響するか理解するのができてるかどうかということでも)

そしてこの役割をするようになって一番難しいと思っていることが、選手との関係です。
今までは練習の補助、時にはみんなに混じって選手のように一緒に練習してきました。

私の見た目からもあるでしょうし(歳も近い方ですし)、今までの接し方もあるでしょうが子ども達は私のことを仲間や友達のような感覚で接していました。

それが一転指導する立場になった時に、やはり子ども達はコーチという目でなく今までどおりの私を見る目で見てくるのです。
中には「ショウ、こんなんじゃなくてこれやろうぜ」とか言って自分達がやりたいものだけやろうとする子どもや、「ショウ、走るのやめようぜ」とかいってくる子どももいます。
説明する時も監督なんかの話は黙って聞いてても、私の指導の時はお喋りやふざけあうこともしばしばです。

イタリア人は日本人と比べて本当にサボりたがりです。
特にこの年代の子どもだと余計にそうだと思います。
そして隙があればサボったり怠けようとします。

それが、日本人であり今まで同レベル(この言い方が正しい言い方かわかりませんが)で接してきた私の指導であればどんどんサボってやるという気持ちの子が多いんだと思います。

それはまだまだ自分にない指導者としての風格、そしてそんな子ども達をまとめる指導力が不足してることが原因でもあります。

時間はかかると思いますが、今シーズンが終わるまでにはしっかりと子ども達を指導できるようになっていきたいと思います。

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posted by イダリア |05:40 | 指導者 | コメント(3) | トラックバック(0)
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指導者としての風格

コメント投稿者ID :

文化の違う土地で大変だとは思いますが、
時には愛のムチで接してあげてください。


一緒に仕事をしていたイタリア人はしょっちゅうサボってましたよ。
慣れが出てくると遅刻の言い訳を聞くのが楽しみでしたね。
『電車』『電話』『母親』『彼女』・・・面白かったです。

posted by aquila | 2008-02-02 17:00

指導者としての風格

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以前よりちょくちょくお邪魔し、参考にさせていただいています。
初めてコメントします。

私は36歳で、地域の陸上競技クラブで小学校低学年の指導と、小学生のバスケットボールチームの体力トレーニングの指導をしています。
これくらいの年齢差でも、子供たちはなかなか言うことを聞いてくれません。子供たちにとっては、自分の父親と同年代の”おっちゃん”くらいにしか思われていないのかもしれませんね。

イタリアでも日本でも、子供たちの性質は変わらないと思います。面白ければ「もっとやろ~」と目を輝かせますし、つまらなければ「ええぇ~」とあからさまにイヤそうにします。

私も以前はイダリアさんと同じように、「なんのための練習なのか」ということをきちんと説明しようとしていましたが、今は方針転換をし、「遊びを主体として、その中にいくつかのトレーニング要素を隠し味として入れる」ように心がけています。

もうひとつ、自分に課しているのは「教えてやる」「言うことを聞かせる」という考えを持たないようにすることです。
相手が子供といえど、対等の立場で”契約”をしているつもりで、「君たちに損はさせないよ!」という気持ちで現場に立っています。

私の同じ悩みに共感し、つい長々と書きこんでしまい、失礼しました。
これからも更新楽しみにしています。

posted by hao80 | 2008-02-03 03:55

指導者としての風格

コメント投稿者ID :

aquilaさん>

日本にいた時に小学生を指導していた時から感じてましたが、選手にたいする厳しさということにおいて私はうまくふるまうことができずにいます。
愛を持って厳しく接すること、それも私は学んでいかなければいけないことです。
それが日本人であろうとイタリア人であろうと。

彼らの言い訳、慣れてくると本当に笑ってしまいますよね。
「そんなわけないだろ」とか、「そん言い訳よくマジマジと言うな」って思っちゃいます。
まあそんな時も厳しくしなきゃいけませんね。

hao80さん>

hao80さんの経験を通してのご意見ありがとうございます。
普段やらないことをやると最初は「なんだ?」って目で見られますが、それを継続していくことで彼らの中にそれが残っていってくれればいいなと思っています。
年齢的にはhao80さんの見てらっしゃる子ども達より上の子達なので、うまく理論を織り交ぜながら頭でも身体でも感じていけるトレーニングをしていければと思います。
お互いに頑張りましょう。

posted by イダリア | 2008-02-03 07:56

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