2009年11月13日

イタリア人の中に日本人が混じって練習

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11月の初旬に、日本から23名の子ども達(主に中1、中2の子ども達)がイタリアサッカー体験をしにやって来たためにその通訳として帯同させて頂きました。
今回はその23名を4つのグループに分け、それぞれをイタリア人クラブに混じって練習をするといったものでした。
同年代のイタリア人はどういったトレーニングをしているのか、そこに日本人がまじって入るとどうなるのか非常に興味深い内容でした。

私が担当したのは自分の古巣でもあるPerugia Calcio。
イタリアのプロの下部組織の中に日本人12人(6人組×2グループ)が混じって3日間トレーニングを行いました。

まず目を引いたのがやはりよく言われている日本人選手の基礎技術の高さ。
止める、蹴る、細かなボール扱いといった基礎的な部分がしっかりできる子が多く、それはイタリア人コーチだけでなく一緒に練習をしていたイタリア人の子ども達もあっと驚かすほどでした。

また、言葉がわからなくても(一応通訳で私がついていましたが、基本的に子ども達に自主的に行動させていました)周りの選手がやっていることを目で理解しすぐに実行することに関してはイタリア人コーチも「イタリア人の子どもなら理解するのに30分かかるのに彼らは一瞬で理解する」と絶賛でした。

ひとつ練習で面白かったのが、上から吊るしてぶら下げたボールを1列に並んで順にジャンプしながらヘディングをする練習で、ボールが来るタイミングとジャンプのタイミングを合わせて列が途切れることなくやる練習があったのですが、日本人の子ども達はタイミングが合わない子が多く、空振りする子やタイミングを見計らおうと何時までたっても飛べない選手が多くいました。
簡単そうに見えて意外とコツのいる練習なために慣れてなかったこともあるでしょうが、特に上背の低い日本人が背の高い外国人相手にヘディングで競り勝つためにはこういったボールの軌道とジャンプするタイミングを見計らうトレーニングはかなり必要だと感じました。

トレーニングの最後は必ず全員でゲームを行います。
最終日は日本人全員対イタリア人でのゲームとなりました。
人数は相当いたのですがグラウンドの関係上狭いコートでのゲームでしたが、逆にこれが面白いものとなりました。
狭いコートに20人以上の選手がいるためにスペースはほとんどない中、体格で劣る日本人はボールを持ちすぎようものならすぐに相手が迫ってきて身体をぶつけられます。
最初はそれでボールを失うだけでなく、練習時から身体ごと吹き飛ばしに来るイタリア人相手に手こずっていました。
しかし彼らは自らの判断でワンタッチ、ツータッチでの早い判断でプレーをし始め最終的に2-0で勝利しました。
最後の数分はイタリア人の子ども達も何が何でも負けられないとかなり激しい試合となりました。
また負けている時はコーチに「まだ笛吹かないで。あと5分」など練習でも負けたくないといった気持ちを見せるのはさすがだなと思いました。

見ていて多少冷や冷やする試合でもありましたが、怪我もなく終えたのでまあ子ども達には日本ではなかなか味わえない激しいサッカーを体験できたかなと思います。

「世界のサッカーは激しい」そんなことを言葉で説明しただけでははっきりいって実感がわかないと思いますが、「百聞は一見にしかず」。こうやって今回それを体験できた子ども達はそれぞれが何かしらのことを掴んでくれたと思います。

それを是非今後に活かして、更なる成長をしていって欲しいと思います。

次回はこの遠征から垣間見えた日本人選手の問題点について書いていこうと思います。


彼らがそれを日本に持ち帰り、


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posted by idalia_calcio |07:17 | 日本サッカー | コメント(2) | トラックバック(0)
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イタリア人の中に日本人が混じって練習

コメント投稿者ID :

11月初旬に日本人の少年23名 小学生でしょうか。

とても興味深い内容でした。日本人の方が足元の技術の高さがありながらも、イタリア人は対等に戦えているのですね。サッカーで何が大事なのかのとらえ方・幼少時のトレーニングの仕方が少々違うということでしょうね。

またいろいろブログで教えてください。

posted by PASTA | 2009-11-13 11:50

イタリア人の中に日本人が混じって練習

コメント投稿者ID :

>PASTAさん
年代は主に中1、2が大半で中に1人小6の子もいました。(書き忘れていてましたね。。。すいません。本文にも書き足しておきます)
特にこの小6の子は基礎技術は中でも1、2を争うぐらいの技術を持っていましたが、身体はまだ小さく倍くらいある(といったら大げさですが子どもと大人の体格差くらいある)相手に対しても、簡単に足を出してくるとヒョイっと軽く交わして周囲を圧倒していましたが、イタリア人が本気になって身体ごとぶつかって奪いに行くとマンガのように吹き飛んでました。なかなか日本ではそんな体験もできないでしょうから彼にとってもいい経験になったと思います。
外国人と一緒に練習したり試合をしてる時によく目に付くのは、ほんと彼らは手足が伸びてるかのように長くて、普段の日本人相手の間合いでプレーしてると簡単にボールをつつかれたり奪われたりするんですよね。
それもまた海外ならではの体験かもしれませんね。

今回の練習ではコートも小さく多い人数だったためにサッカーの試合といsて一概に比較はできませんが、トレーニング自体を見ても日本とあまりにも異なるといった印象は子ども達も受けてないように思います(実際に私もそう感じます)
ただ考え方やゲームの進め方は国によってやはり違いが出てきてそこがゲーム進行に大きく違いを生んでるかもしれませんね。
次回またこの続きを書きたいと思いますのでよろしければ読んでください。

posted by イダリア | 2009-11-13 19:11

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