2008年03月27日
遠藤が出て来て、パスが回り始めたのを見て「こりゃ負けは無いな」と思ったんですが・・・。
しかし、痛い。勝ち点云々以前に心が痛い。相手に合わせたサッカーをして、明確に勝ち点を取りに行ってのこの結果。精神的に来るものがあります。なんというか、麻雀で言うとオリて振ってる、見たいな感じ。
勝敗は勝負の常なので、あまりそこにどうこう言うつもりは基本的にありません。やることをやって、その上で敗戦してしまうのはある程度仕方が無いと思っています。
ただ、今回はどうでしょう?少なくとも外から見ている限りでは解せないことがあまりにも多すぎたと感じています。
以下、まとめです。
岡田監督の狙いは、脱・オシムなのか、そうでないのか。泥臭く勝ち点を狙うのか、そうでないのか。ともかく中途半端すぎて、全くかみ合わない試合になってしまった。
●3バックの理由
3バックは中澤、今野、阿部。組み合わせ自体は初めてに近いかもしれないが、オシム初期には阿部と今野をDFラインに入れる形は多く見られていた。この2人をあえて使うのは、対人能力もありながらパスをしっかり繋げるという点。
相手がフィジカル的に優れている以上、高さが無い選手を使うのはリスクがあるがあえてこの3バックである以上、ちゃんと繋いで崩す意図があったと思われる。メンツがいないわけではない。ちゃんと高さがあるDFの候補は居た(岩政、栗原は実際に名前が挙がっていた)のに、召集しなかった。つまり、意図としてはオシム初期と同様に、
「マンマークに近い形で相手を抑えてリスクを軽減しつつ、ポゼッションする」
という意図があったように思われる。しかし、このような意図があるのにも関わらず、中盤の起用はまったく別のものになっている。
●遠藤をなぜ外したのか
オシム以来、中盤のキーマンとしてポゼッションの中心となっていた遠藤が外された。これは大きいことである。ネットの記事などを見ると、どうも、遠藤のパフォーマンス自体がよろしくなかったそうで(実際ピッチ上では全くそうは見えなかったが。ガンバでも良くないんだろうか)。
仮にそうでなかったとしても、3バックにしている以上、誰かを外さなくてはならない。結果的に中心だった遠藤を外した。これによりボールを運べる選手は中村憲剛だけとなってしまった。山瀬はアタッカータイプの彼は、ポゼッションサッカーに向いていない。確かに今まで結果を出してきているが、このところポゼッションが落ちてきている原因は彼のところにもある。その上に遠藤を外しているのだから、ポゼッションできないのは当たり前と言える。
つまり、DFラインはポゼッション志向なのに、中盤は違う選択肢をしているということ。これはおかしい。
大事な試合で、得点力がある選手に頼りたいキモチは分かる。山瀬はそうだし、大久保もそう。ただし、彼らを使うことでポゼッションする力は確実に落ちる。
ひょっとしたら、相手が疲れて来てから遠藤を投入するというプランだったのかもしれない。しかし中盤でポゼッションできないのであればボールは前に運べないのだから、相手のFWに入れてくるボールを跳ね返せる体勢を作っておいてセカンドボールを拾う形にしないと、押し下げられてしまう。つまり、ボランチの選手をあえてストッパーで使う理由はない。
あくまでポゼッションをしたいのであれば、MFからボールを持てる選手を外してはいけない。遠藤が不調でかつ俊輔が呼べないと言うのであれば、それに代わる選手を呼んでおく必要がある。候補はもちろん居る。小笠原だ。遠藤に全幅の信頼を置いていないのであれば、なぜ呼ばないのだろうか。
●岡田監督「らしくない」失敗
上記の問題は、3バックを選択したところからスタートしていると思う。それは悪いとは言わない。むしろ、岡田監督っぽい采配だと思う。
岡田監督の強みとはなにかというと、なりふり構わず結果を求めると言うリアリスト的な側面と、その見切りの良さにある。「ダメだ」と思ったら理想と外れたことでもスパっと変えてくるところ。しかし、今回のやり方はとにかく中途半端すぎてらしくない。
やはり、オシムの後だけあって、相当プレッシャーを感じているのではなかろうか。いいベクトルで来ていたオシムジャパンがああいう形で終わってしまい、そこからの引継ぎ。やはりいいサッカーを見せなければという気負いが、ああいう中途半端なチーム作りにつながっているのかもしれない。
とは言え、2位でも通過が可能な、この予選では、まだ切羽詰るときでもない、と岡田監督は思っているのかも。とすると、さらにリアリスト的側面を見せるのは次のオマーン戦になると言えるだろうか。次までは間がある。より岡田色の強い選手選考になってくることが予想される。
蹴りまくってロングボールの多い展開にしてしまったのは選手に責任があるかもしれませんが、スタメンを選んだ段階でそうなってしまうのはある程度見えていたんじゃないかと思うんですよね。東アジアでは高い位置でボールを奪えましたが、バーレーンは相当フィジカルが強かったので、そうも行かなかったのでショートカウンターも不発、という感じですか。これでは山瀬も大久保も生きるわけもなし。頼りの2人がシュートゼロではどうにもなりません。
海外組み云々は言われてますが、この展開なら誰が出たって対して代わらないでしょう。日本には2mあるFWもセンターバックも居ませんし。稲本が出ていたらなにが改善されたのかと言うのも結構謎です。鈴木啓太の代わりだとすると、パスミスは減ったかもしれませんが機動力は落ちますんで。でも、もし俊輔が呼べたとしたら・・・どういう使い方をしていたんですかね。4バックだったんでしょうか。
それではその他の感想を。
・バーレーンは確かにフィジカルも強いしテクニックもある。だけど、怖がるレベルじゃなかったと思う。サウジのFWほど個人技で崩してくるわけではなかったし。ただ、以前よりも全体的にデカイ。
・前半からメチャメチャ走ってきていたので、いつかはバテるだろうと思っていたが、予想よりも長く持った。これがホームと言うことなのかもしれない。
・川口を使う以上、ああいったミスとは背中合わせ。ここ1番の集中力をとるか、という問題。とは言え、昨日はやりすぎ。危ないシーンはほとんど川口のミス絡みだった。
・駒野はやっぱり右でしょ。何が不満なのか分からん。
・結局持ち味をほとんど出せなかった安田。この試合は守備から入れる選手じゃないと厳しかったか。
・相手がデカかったとは言え、巻はほとんどロングボールに勝てなかった。巻が悪いというより、味方が蹴ってくるタイミングと巻がもらおうとするタイミングが合わなかった感じ。
・ピッチが悪いのに影響されたか、いつもにも増してパスミスが多い鈴木啓太。
・オシムはこの試合をどう見たんだろうか。つい、スポナビの過去ログを見てしまった。なにかひどく昔のことに思えてくる。
posted by Lee |14:50 |
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2008年03月24日
サッカーって、怖いですねえ。
2人退場した方が、なんとか無失点に凌ぎきったゲームっていうのは記憶にありますが、負けている状態から1点を返し、突き放されたにもかかわらず追いつかれたゲームなんて、見たこと無いですよ。
(※草サッカーなら8人でスタートしたチームが勝ったのは見たことありますが・・・)
もちろん、見ているときにはめちゃくちゃテンション上がる試合でしたが、多分に自作自演の試合でしたよ、これは。
●自作自演劇場 その1 高萩洋次郎
1枚目もらったときに「あ、こりゃどっかで変えないと退場するんじゃねえか」と思ってたら案の定。両方厳しいイエローだったのは間違いないですが、審判がそういうヤツなのはやってればわかること。
思い起こせばアジア大会でも洋次郎は相手の壁が下がらないことを理由にFKを蹴らなくて、2枚目のイエローをもらってました。要は、進歩していないということ。
前半を見る限り、洋次郎が退場しなければ、少なくとも負けは無かったと思われます。色々足りないことはありつつも、怪我人もあり今はスタメンで我慢して使ってもらっているところなんだから、こんなくだらない退場をしているようでは、本気で出番無くなるでしょう。
●自作自演劇場 その2 ミハイロ・ペトロビッチ
久保、森脇とゴールしているので一見采配が的中したように見えますが、はっきり言って采配ミス。1人退場したとしても、マネージメント次第で全然いける試合だったでしょう。
一番問題だったのは後半立ち上がりの平繁⇒久保。11人のときならまだしも、1人退場してからのこの交代はまずい。10人のチームなのに、3バックのままで、守りの意識の低い久保を投入するとどうなるかは自明の理。案の定、5バック状態で、広大なスペースを埋める中盤は2枚だけ。寿人は頑張ってましたが、明確に中盤と言われているわけではないのは確実なので、やっぱり後手を踏んでしまう。
ここでしっかりとした対処が出来なかったから水戸にペースを奪われて、ストヤノフまで失うことになってしまっているのです。コレはない。
例えば 平繁→ユキッチで
寿人
ユキ
服部 浩司 アオ ハン
盛田 スト 槙野
というのが無難な線。ユキッチの運動量があればスペースはカバーできるでしょうし、強靭なフィジカルもあるのでターゲットにもなる。平繁よりも安定感のある戦いが可能になるはず。1手打つとしても0-0なんだからコレで十分。
僕ならこう。盛田→森脇
寿人
平繁 ハン
浩司 アオ
服部 スト 槙野 森脇
普通に4枚でも守れるはず。で、勝負どころで ハンジェ→ユキッチ 平繁→久保。
他にも戸田を入れる選択肢だってあったと思われます。少なくとも久保投入は、ワールドカップでの小野投入に匹敵する「最悪の1手」だと思います。
長いシーズン、監督の采配で左右される試合が何試合かあるはず。先シーズンは全然動かないまま終わってしまうケースが殆どでしたが、動いてもこれだとなあ・・・。先行き不安になります。
●自作自演劇場 その3 その他の選手たち
結局、湘南戦でオトナな判断したのはストヤノフが引っ張っていただけだからってこと???あの状況で中途半端なパスを出してパスカットされたり、まともにクリアできなくて波状攻撃食らっていたのは、水戸のプレスが厳しいからじゃなくて、自分たちの判断が悪いから。
最後まであきらめずに頑張っていたし、球際でギリギリの戦いをしたのは素晴らしいとは思うけど、判断が悪いのはイカンですよ。そんなところまでストヤノフ頼りじゃいけないでしょ。
●自作自演劇場 その4 主審・北村央春
悪質なプレーや危険なプレーじゃないんだから、注意で済ませればいいことでしょ。そういうことをしているから、帳尻あわせみたいに水戸のDFまで退場になってしまうわけで。そういうプレーよりも、アフター気味に来ていた水戸の前線の選手のプレーこそ注意すべきでしょ。雨でピッチが滑りやすいんだから、そういうことこそ怪我のもとだし、荒れるもと。例の家本はセルフコントロールが出来なくなるのが一番の問題だと思うけれど、この人はゲームコントロールが問題ありすぎです。
まあ、色々文句を書きましたが、とりあえず勝ち点ゲットできたのはポジティブなこと。次は休みだし、チームの雰囲気が良いままで過ごせるのはいいことです。また、その間に新布陣のテストが出来るという意味でも、この試合、2人の退場者を出しながらもギリギリで追いついたということは、大きいですね。
次はこうですかね。
寿人 平繁
ユキ
服部 アオ 浩司 森脇
盛田 戸田 槙野
ハンジェは正直いいプレーが出来ているとはいい難いので、森脇を使って欲しい。ストヤノフの控えは戸田しかないでしょう。苦しいシーズンを送っている戸田ですが、彼に関しては突然出番があっても問題はないでしょう。
ではその他の感想を。
・上でも書いたけれど、ハンジェのプレーが最悪。あんなミス連発されるようじゃ厳しい。ピッチコンディションにタッチを狂わされているのかもしれないけれど。
・対照的に、服部は元気。もっと強い相手とやったらわからないけれど、そこまでスピードでもやられていない。目標の「タツにアシスト」おめでとうございます。
・久保のゴールは、見た目よりも難しいゴール。絶対吹かさないように丁寧に蹴っていた。あれをちゃんと枠に飛ばすんだから、やっぱ、上手いね。
・とはいえ、ゴール以外のプレーは全般的に最悪。準備が出来ていなかったのかもしれないけれど、全然ボールを収められないし。やっぱ裏を狙ってナンボなんですよ、彼は。
・押し込まれる展開の中、木寺は頑張ってるな、と思っていたらやっぱりやってしまった・・・。うむむ・・・。
・森脇のゴールも素晴らしい。最初のトラップはミスしたものの、冷静なキック。オレなら落ち際を思いっきり蹴って吹かしているでしょう。やっぱ、そういう運というか、なにか持っているのかもね。
・同点ゴールのあと、誰かに(多分第4審判)に吼えまくっていたミシャに笑った。
・今のダブルボランチは、運動量の面で素晴らしい。さて、カズと一誠が帰ってきたら、どうするか。やっぱり4バックは考えておいて欲しいけどな。
posted by Lee |18:29 |
サンフレッチェ |
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2008年03月21日
【J2:第3節 湘南 vs 広島】菅野将晃監督(湘南)記者会見コメント
菅野将晃監督(湘南):
Q. 前節から先発を変えましたが、その意図と起用した選手たちの評価をお願いします。
「自分で言うのもなんですが、意図はよかったのではないでしょうか。広島は完全に5バックになっていたと思います。」
http://www.jsgoal.jp/news/00062000/00062367.html
菅野さん。
それはデフォですから。
さて、残念ながら観戦は断念。ああ~、東京近辺でやる試合は貴重なのに・・・。家族は守らねばならんのです。
ここまでの中ではベストゲームじゃないですか。何よりもキモチの違いが出てました。「絶対勝つ」という気持ちが強かったのがサンフレッチェ。ベルマーレには「絶対このゲームは落とさない」というほどの気持ちは正直、見えなかった。
去年までのサンフレッチェであれば、こういう劣悪なコンディションの中でも繋いで大きい展開を使おうとしていたかもしれませんが、昨日はそうではなかった。ミシャはあまり具体的な指示を出すタイプではないと思われるので、選手たちが考えてやったんではないかと思います。
ストヤノフは典型です。マイボールを大事にするタイプの彼が徹底的に蹴りまくっていました。木寺にバックパスをすることも、槙野や盛田に繋ぐことも殆ど無かった。ゴールキックも彼が蹴ったりしていましたね。キックに不安がある木寺では、あのコンディションで何があるのか分からないですから。
その他の選手たちも、中途半端なプレーはしませんでした。DFラインも通常よりも低く設定して、前半はともかく我慢。風上の後半はシンプルに裏を狙い、ボールをあまり持たずにシンプルにゴール前に入れる。あるいはフィニッシュで終わる。やるべきことをしっかりとやっていた。
ところで、某掲示板なんかを見ていると
「内容は悪くないなんて去年聞き飽きたよwww湘南プギャーwwwww」
的な書き込みが多いですが、そいつはちょっと違うと思います。
そりゃ内容が悪くても勝つほうが良いに決まってますが、そういうことが出来るのは個人能力が高いチームです。フッキなりワシントンなりが居れば、それでいいでしょう。しかし、そうでないチームはサッカーの質を高めて勝つ確率を上げていくしかないんです。スーパーな選手が前線に居ないチームはそういう宿命にあります。だから内容を求めることは悪いことじゃない。
広島だって同様です。確かに技術がある選手は集まっていますが、相手を破壊するパワーを秘めている前線の選手は居ないんです。(久保が絶好調ならそうかもしれませんが。)寿人はそういうタイプじゃありません。だからどれだけ質の良いボールをゴール前に供給出来るかは鍵になる。負けないことだけじゃなく、勝たなければ昇格は勝ち取れないんですから。「内容悪くても結果が出ればOK」でやっていたら、長いリーグ戦、必ずボロが出て苦しくなってしまう。だからこそ内容は求めるべきなのです。
とはいっても、昨日のコンディションではまともにサッカーするのは絶対無理です。「自分たちのサッカー」は確かに大事です。相手に合わせて自分たちのサッカーを放棄する必要は、特にシーズン序盤の今は無いでしょう。
ただ、「自分たちのサッカー」が絶対に勝てないものに対して彼らはケンカをしてしまっている。その相手とは、言うまでも無くピッチや天候という自然現象です。問題はそこにあります。
DFラインで繋いでからクリアしようとして相手に引っかかったり、GKがピッチコンディションを考えずに下手スローで味方につなごうとしているようでは、「必然の負け」と言わざるを得ません。いくら「狙い通り相手を下がらせてボールを持てた」と強がっても、シュート数はダブルスコアでFKも取れかった、という数字がそれを表しています。
もうちょっと試合内容を振り返りましょうか。
湘南の監督の狙いは、3バックに1トップで行くことでマークを余らせ、アウトサイドのMFを高い位置を取らせることで広島の両サイドを押さえ込み、中盤を支配することにあったと思われる。元々マッチアップ上サイドバックがフリーになりやすいシステムなので(これは愛媛戦でも草津戦でも鹿島戦でも全く同じ)、そこを基点に戦うという、ある意味オーソドックスなもの。
これによってボールを支配できた・・・ように見えるが、実際には広島はポゼッションを放棄していたのでボールを持てるのは当たり前。
風に関して、普通、追い風だから極端に有利・不利になったりはしない。追い風だとやりづらいこともある。裏へのパスのタッチは難しいし、ドリブルが強い風で流されてしまったりもする。(まあ、芝なら底まではないかも。シロウトレベルだと土のグラウンドが多いので・・・)。ショートパスを繋ぐ上手いチームなら、逆風でもそこまで苦しくは無い。
ところがこの日は超強風であるのに加えて、劣悪なピッチコンディションが完全に「追い風有利」状態を作り出してしまった。ピッチ上に水が浮き出るほどの雨。ワンバウンド目は水で滑って伸びるが、水溜りに入った瞬間ボールがストップしてしまうという状態。
つまり、風上からのロングキックは伸びてくる上に、一旦地面に落としてしまうと止まってしまうこともある。つまりアバウトなキックでもDFラインを超えてくるし、しかもタッチを割らないことがしばしばある、ということ。風下からはクリアしてもボールが伸びないし、ヘッドするにも下がりながらクリアしなければならない状態も多い。つまりクリアが飛ばないのでセカンドボールをどんどん拾われてしまう。かといってロングボールをバウンドさせてしまうと何が起こるかわからない、という状態。風下側のDFの対応は本当に難しかったはず。
しかし、前半に湘南はそのアドバンテージを生かすことは出来なかった。アバウトでもいいからクロスを入れれば簡単には弾き返せないのに、ボールを入れず、クサビから3人目の動きにこだわっていたように思う。前半は0-0でいいか、と思っていたところにFKから先制。このまま前半が終わったところでほぼ勝負は決していた。
後半は当然、逆の現象。セカンドボールを拾うのはサンフレッチェ。しかも湘南がアジエルのポジションを下げてしまったため、ドリブルで1人交わそうが何も状況が変らないことになってしまった。なぜMFにしてしまったんだろう?彼を高い位置に残したほうがよほど怖かったと思うのに。
2点目を失ってから、ようやくシンプルにゴール前にボールを入れてくるようになったが、時すでに遅し。結局湘南の後半のシュートはこの時間帯に入るまでわずか1本。スコア以上の完勝だったということが言えると思う。
という感じ。全うなピッチコンディションなら、今のチーム力をしっかり把握する機会だったんですがねぇ。
ではその他の感想。
・そういえば、前回のJ2での初戦もこんな雨だった気が。茂木が点を取った試合。気のせい?
・ウワサどおり、アジエルは上手い。いいピッチコンディションで、彼が前線に近いところでプレーしたら厄介だっただろうと思う。
・しかし、特にMF陣は彼のドリブルを上手く対処していた。簡単には飛び込まず、複数人で挟む。頑張っていたと思う。
・特に目立っていたのはアオ。凄い運動量だったと思う。今のシステムだとMF陣の頑張りは完全に鍵。頑張って欲しい。
・槙野、厄払いのオーバーヘッド。入れ替え戦で入っていたら・・・という気持ちはもう無い。
・木寺は一回ぐらいはなにかやらかす。あれはPKでもおかしくないぞ。2-0だったら多分PK。
・ハンジェはもうちょっと力まずプレーしてほしい。後半はフリーでボールを持てたので、いい判断をすればもっとチャンスになったと思う。
・久保、判断がいいし、プレーを楽しんでいる。今、本当に体軽いんだろうなあ。
posted by Lee |19:08 |
サンフレッチェ |
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2008年03月19日
やべっちFCの「しりとリフティング」で安田理大が「アホリフティング」を披露していましたが、携帯サイトの情報によると
あれは槙野の技です。
安田も「槙野が考えたんですよ」といったらしいがカットされていた模様。
テレ朝!!そこ大事だろ!!ちゃんと放送せい!!
さて、サンフレッチェはホームで開幕戦を迎えました。
観衆、17,250人。
ミシャもコメントで感謝の意を表していましたが、彼だけでなく、選手だけでなく、クラブに関わる全ての関係者は本当に感謝して欲しいですね。昨年の開幕戦は12,000程度だったと記憶しています。もちろん色々な要素があるので単純な比較は出来ないでしょうが、ああいう屈辱的なシーズンを送り、J2に降格してしまったにもかかわらず、これだけのサポーターが集まってくれているんですから。
あとはピッチ内でそれに答えて欲しいところですが・・・
まあ、スコアとして3-0は上々でしょうし、観客が入った試合で結果が出た、ということは喜ばしいこと。Youtubeに載っていた試合後のカシ・マキ劇場を見ても、前向きになれることは事実であります。
とはいえ、課題は山積み。というより、前節より悪かったです。
・FWにクサビが入らない。
これはTV観戦では分かりません。受け手の問題なのか、出し手の問題なのか。FWは動いているのにパスが出てないのかもしれません。
ただ、それ以前に中盤の選手がクサビのパスを入れるシーンが少なすぎるのは、ストヤノフのところでボールを回しすぎているからじゃないのか、という気がします。先シーズン良かった頃はボランチと戸田を含めたパス交換から縦にクサビが入ってサイドに展開という形がしっかり出来ていたんですが、今はDFラインでボールを回すことが以前より多く、縦パスが入らないのでギャップが作れないのでサイドがフリーにならない。よって寿人がシュートにいけるシーンが少ない、という感じでしょうか。
アオ、浩司とストヤノフでちょっと話をして欲しいところではありますね。
・ボランチがボールを運べてない
上と連動した話ですが、アオと浩司がボールを運べてません。あと、もう一つは、洋次郎との関係があるのかなと。頻繁にポジションチェンジをして下がっていた陽介とは違い、洋次郎は前でボールに絡もうとしていた感じです。別にそれが悪いわけではないんですが、結局FWにもボールが入らないので消えているシーンが多かったですね。
また、アオは鋭い読みでボールを奪うところまでは行っていましたが、その後ボールをロストしてしまうことが多く、浩司はバックパスが多すぎた。2人の調子がイマイチだったことも苦戦の原因かと。今のままだと怪我人が復帰してきたときに彼らとてポジションが危ういということは言えるかもしれません。
・やっぱり4-4-2に分が悪い。
やっぱりサイドバックがフリーになるケースが多いです。FWが守備をして凌いでいたのは天皇杯ですが、あの頃よりも平繁があまり守備をしていないように感じます。中盤の選手がかなり動いているので決定的なピンチはカウンターからしか許していないですが、こっちがポゼッションをミスしてしまうと、やはりサイドバックに基点を作られてしまい、ちょっと後手を踏んでしまいます。
愛媛の崩しに工夫が無い(というより若林へのロングクロスは狙いだったんでしょうが)から何とか成っていますが、もっと攻撃力があるチームとやりあったときにはちょっと心もとないですね。
ということですが、総じて問題としては「ポゼッションできていない」ことにあると思います。だからカウンターを食らってしまうし、食らわなかったとしても再度ボールを奪いにいけない。なのでイマイチリズムがつかめない、というのが試合全体で見受けられたことです。
相手がミスしてくれているうちはいいですが、昇格を争うチームとやった時には、もっと厳しい戦いになるはずです。今の戦いでも「絶対に負ける」というわけではないですが、今の状態だと相手に主導権を握られる戦いになるのは間違いが無いでしょう。DF陣の踏ん張り、そしてそういう展開こそエース・佐藤寿人の一発に期待したいところですね。
そういう意味では次の湘南戦は一つの試金石になるでしょう。
って、もう明日試合かよ!!!!!!!
うわ~、ヨメを説得して見にいけるだろうか・・・。雨だしな・・・。
これがJ2ということか・・・。
それではその他。
・久保→服部→久保ダイレクトボレー!ヒットしたら凄かったぞ。豪快なフォームも帰ってきたし、あと少しで全開ですな。
・久保の一挙一動に湧くスタンド。みんな、やっぱり久保好きなんだな。
・っていうか、久保が帰ってきて一番喜んでいるのは服部なのかもしれん、と思った。
・今シーズン寿人の目標「20ゴール」を超えるのはかなり難しい。と思いながら、この展開で点を決める寿人には脱帽です。もうちょっとクロスが入らないとなあ。
・ユキッチも良い。洋次郎の出来次第では早めに投入して欲しい。良く動くし、攻守の切り替えも早い。
・ハンジェが思ったよりボールに絡めていない。多分、ポジショニングの問題だと思うけどTVじゃ分からん。
・DFラインは安定。しばらくはこのままでしょう。
・サンフレッチェがJ1に居ないとファンタジーサッカーを編集するモチベーションが無いことに気がついた。
・カシマキ劇場。 こういうのは大事。頑張ってよ。
・ジャンクスポーツ・・・orz。カズ・浩司だけでなくオマエもだめか・・・。いっそのこと久保出してみてはどうか。
あ、最後に啓蒙活動として繰り返しておきますが
安田がやべっちFCで披露したアホリフティングは槙野の技ですから!!!!!!
ミスターサンフレッチェを持ち上げるためにもそこんとこよろしく。
posted by Lee |12:22 |
サンフレッチェ |
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2008年03月11日
審判の話よりも大事なやつを先に上げます。スイマセンね。
当然、サンフレッチェの話です。
とりあえず開幕戦は勝利!!!!
まずは勝つことです。リーグ戦勝利って、ホント久しぶりですからね・・・。
ですが喜んでばかりも居られない内容ではありました。
・ポゼッションが上手く行っていない
ポゼッションが上手く行っていない=草津にボールを持たれている
という形がかなり見受けられました。特に攻撃が加速するタイミングでボールを失ってしまっているので、いい形で守備に入れず、高い位置でボールを奪えないことがしばしば。
一つには平繁が中盤エリアで多くボールを失ってしまっていたことがあるでしょう。彼に縦パスが入ったときに、すぐにトリッキーなプレーやワンタッチパスでミスしてしまうケースが多かった。ゴール前では本当に危険な存在であった平繁ですが、ここはマイナス点。
上記のようなことを全ては否定しませんが、ゼロックスでも同じようなことが起きていました。それでもDFのレベルが違うので、平繁のドリブルが通用しているので大きい問題にはならなかった。それが草津戦であり、通用せずに問題になったのが鹿島戦です。
ただ、平繁に関してはまだ若いので、そういう安定した状況判断を求めるほうが酷。むしろ膠着した展開を救った強引なプレーを褒めておきたいですけどね。ドリブルが通用しない相手のときは、早めに久保を投入する形でいいでしょう。
二つ目はアオと浩司のパス交換が少なかった(と思われる)点。洋次郎は縦パスを受けるというより広範囲に動いて3人目の動きを狙っていたのでいたっぽいので、ボールをコントロールするのはストヤノフとこの2人の役割。ですが、この2人の交換でボールを落ち着かせるということがゲーム全般としては少なかった。逆に、この2人がパス交換しているシーンからは、しっかりしたクサビが入って敵陣深くまで入ることが出来ていたと思います。
特にアオが絡むとパスが強気になりますし、見事な展開力を見せてくれます。陽介はまだまだいないので、2人の関係をもっと高めて欲しいですね。
三つ目は右サイド。森脇が自陣エリアでボールを持つとノッキングします。スタジアムで見ないと分かりませんが、まず攻守の切り替えがコマより全然遅いんではないかと。なのでサイドバックの裏が取れない。なので右からチャンスにならない。次は判断の問題で、常に詰まってからパスを出すので軽快なボール回しが出来ない。これでは相手の狙いどころになってしまいます。切り替えの問題はまだ守備に重きを置いているのかもしれないのでいいとしても、判断が悪いのは致命的。やっぱりコマの穴はデカすぎるなあ。
・やっぱりサイドがキツイ。
この試合寿人にロクなチャンスが来なかったのは両サイドがいいプレーをしていなかったからだと断言できます。服部はフリーのクロスをことごとくミスし(1度だけの成功がゴールにつながったわけですが)、森脇は上記のように判断が悪すぎる。これじゃ寿人と言えども点は取れませんよ。
・GKが・・・
ゼロックスのときと同じ。感想も同じ。下田様~!!!!
というわけで、全般的にはゼロックスの時と同じような課題を引きずっているわけで、まあ当たり前ですね。解消されたのは盛田の復帰によるDFラインの問題だけ。正直、初戦、二戦目と厳しい相手でなくて良かったというのが正直な思いです。
まあ、開幕から全開のチームなんていうのは中々いないもんなので、徐々に解決されていけばいいんですが・・・問題はサイドですね。中盤やFW陣はまだしも、ここは解決方法がありません。1クールが終わった後の補強も視野に入れるべきでしょう。そうでなければ本格的に4バック導入を見据えて
寿人 平繁
高萩 ハン
浩司 アオ
ダバ スト 盛田 森脇
こんな形も考えておいて欲しいところではあります。
それではその他の感想を。
・ヨウジロ~!!!!!そこはシュートだろ!!陽介帰ってきたらポジションねえぞ、オマエ。
・ストヤノフ様々。しばらくは彼抜きには考えられませんが、基本的に出場停止は多いので、戸田にもしっかり準備してもらいましょう。
・相変わらず交代が遅い。が、それっぽい交代要員もいなかったので仕方が無いか。外す選手も特別居ないし。高柳あたりが入っていたら違ったでしょう。多分。
・アオがいい時のアオに成りつつある。去年は結局ベストのアオが見られなかった。今シーズンは注目ですぞ。
・槙野のお笑いプレー。
・久保の右足ロング。
・松下ひさしぶりに見たかったのになあ。
最後に草津の話をちょっと。
前半は上手く守っていたけど、1点失って完全に崩れた。よくあるパターン。しかし、正直、攻撃の狙いが良く分からなかった。サイドアタックが狙いなのかもしれないけれど、アバウトなクロスを入れて事故みたいな点を狙っているだけでは厳しいのでは。外国人FWが居ればそりゃ違うんだろうけどなあ。
posted by Lee |17:47 |
サンフレッチェ |
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