2007年12月28日

【天皇杯 広島VSG大阪】前回降格時を越えられるか?

またぞろ風邪でダウンしていました・・・子供の運んでくる風邪って、なんであんなにキツイんですかね・・・。



さて。サンフレッチェはFC東京を下し、これでベスト4。なにやら2002年の降格時と現象が似てきましたね。

前回の降格時と結構共通点があります。




●2002年

・天皇杯ベスト4。
・今西さん退任。
・久保、藤本が移籍。移籍の本格的な展開は天皇杯後。


●今年

・天皇杯ベスト4以上。
・フロント刷新。
・駒野、陽介が移籍濃厚(?)。天皇杯後に契約交渉。


という感じ。うむ、照らし合わせるとガンバには負けて二人は・・・。
いやいやいや。そういう想像はやめときましょう。




FC東京戦ですが、ある意味「完勝」でした。先制して、カウンターから追加点。そして集中力の途切れない守備で相手の猛攻を防ぐ、と。今シーズンおよそ見れなかった安定感がある試合展開でした。両サイドの不調はちょっと気になるところですが・・・。


ただ、この試合、相手に助けられた部分は大いにあると僕は思っています。

とにかく、FC東京は守備が良くありませんでした。

前半のFC東京は、とにかくプレスが上手くかかっていないという印象。前から行っているのにDFラインは高く保てず、それが故にディフェンスから入れられるクサビのパスが簡単に入ってしまい、それに対応しようとしたサイドバックやセンターバックの選手がラインから飛び出してボールホルダを抑えようとしてあいたスペースを付かれてしまっていました。

後半はほとんど2バックのような形でプレッシャーを掛けていましたし、2人のセンターバックがポストプレイに対してものすごく厳しいチャージ(半分ぐらいはファウルっぽかった気がしますが・・・)を見せていたので、東京がボールを支配する時間が多くなりましたけれど、あれを90分やるのはちょっと無理でしょうしね。

バックラインの連携とチーム内でのリーダーシップやコミュニケーションに問題を抱えている(いた?)のは広島だけではないようですね。



さて、今週はガンバ大阪との対戦です。



ガンバは、今のJリーグチームの中では一番の難敵だと思っています。「がっぷり4つでやると絶対負ける」という印象。ちょっと似たタイプのサッカーを志向しているところもあり、実力差がダイレクトに出てしまったりします。ジュビロやFC東京への勝ちはある意味では「予想の範疇」。これは本当にサプライズを起こさなければならない対戦です。



今日の練習は非公開で行っているそうで、僕は多少この2戦とやり方を変えてくるのではないかと踏んでいます。ともかくガンバ戦というと、遠藤と二川にやりたい放題にやられている。ここは死んでも抑えなければ成りません。


     寿人

   浩司  陽介
服部         駒野
   高柳  カズ

  盛田 スト 槙野



こんな感じで中盤を厚くする、あるいは二川、遠藤どちらかにマンマークをつける。ガンバの両サイドバックはあまりクロスの精度が高くないので、中央を固めるほうが適切です。浩司や陽介の守備の優先順位もボランチ>サイドバックからにしておいたほうが無難かもしれませんね。


そして勝負どころでは平繁を投入と。洋次郎も武器になるでしょう。まだまだ軽いプレーを見せたり、守備面では不安がある洋次郎ですが、天皇杯で見せているパスセンスは抜群です。浩司とのチェンジも点を取りに行くときには考えられます。


さあ、ここに勝って2002年との違いを作ってくれ!!

そしたら2人も・・・いや・・・そんな想像はやめときましょう・・・

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posted by Lee |17:59 | サンフレッチェ | コメント(17) | トラックバック(0)
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2007年12月21日

ロマーリオにはなれないだろうけど。

今シーズン、代表の常連組だったFWの戦力外の話が目立ちますね。

久保竜彦、鈴木隆行、黒部光昭。そして、出番を失いつつあった柳沢が移籍を希望したとか。

みな、30前後の選手たちです。これぐらいの年というのは、FWの選手たちにとって一つの転機を迎える頃なのかもしれません。そういえば、ヴェルディで爆発的に点をとっていたカズが突然スランプに陥ったのもちょうど30才の頃だったように思います。



ところで、久々にこの人のニュースを聞きました。





サッカー=「育毛剤」のロマーリオ、120日間の出場停止

http://www.jsports.co.jp/press/news/article/R2007121911450102.html





育毛剤・・・。

気にするような髪型か、オマエは?!



と思いましたが、ふと思い出したことがあります。



その昔、ワールドサッカーグラフィック紙にて読んだロマーリオのインタビュー。




インタビュアー:あなたの生活上のこだわりはなにかありますか?



ロマーリオ様:あるよ。シャンプーは必ずヴィダルサスーンだね。





その後、うちの部活でヴィダルサスーンシャンプーが流行したのは言うまでもありません。


まあ、ヴィダルと育毛剤の件を見ると、ロマーリオ様は髪の毛には並ならぬこだわりを持ってらっしゃるのが分かります。さすがというか、我々凡人には理解できない領域です。





80年代はストライカー不足に悩んでいたブラジルですが、90年代以降は優秀なストライカーを次々と排出しています。この中でナンバーワンを選ぶとすれば、僕は迷い無くこの人ですね。


「シュートはゴールへのパス」


とよく言われますが、これを最も実践していたのがロマーリオだと思います。トンでもない身体能力とか、ものすごいドリブルとか、そういうものとは無縁。なので、ハイライトプレーで流れるような「スーパーゴール」みたいなゴールはあんまり記憶にありません。

かといって、インザーギのような「貪欲なストライカー」というような感じでもありません。武器は卓越したボール扱いの技術と冷静さです。


例えば94年のワールドカップのカメルーン戦。

ドゥンガのスルーパスをDFラインの背後で受けたロマーリオ。ワントラップ目で大きく抜け出します。そのボールを落としたポイントは、GKも飛び出してこれず3人のDFも追いつくことが出来ない絶妙な位置。そのまま追いすがってきたDFがチャージできないドリブルコースを選んで進みつつ、GKベルの脇を冷静に抜いてゴール。


例えば、クラシコでハットトリックを決めたときの1点目。

PAのやや外側で半身でボールをトラップすると、マーカーの方向にインサイドでゆっくりとボールをさらします。マーカーがそのボールを見て足を止めてしまった瞬間に足首を柔らかく使ってゴール方向に一気にターンして抜け出すと、最後はアウトサイドで冷静にゴール。

「ゴールセンス」と一言で片付けてしまえば簡単ですが、そういう陳腐な言葉で言い表すにはあまりに異質な才能を持っています。星の数ほど選手はいれど、僕はロマーリオに似たタイプという選手はあまり見たことがありません。




前掲の日本のストライカーたちの不振の原因は、やはりフィジカル的なアドバンテージが失われつつあることに一つの影響があるのかな、とも思います。それによりイメージどおりのプレーが難しくなるというか。

ロマーリオは41歳。最近のプレーを見ているわけじゃないですし、さすがに全盛期の用に点を取っているわけじゃないでしょうからはっきりわかりませんが、少なくともカズやゴンのようにストイックに身体をいじめているとも思えません。それでも現役なわけですから、センスや技術というのは年を取ろうが衰えるものではないということでしょうね。

彼らはロマーリオのような「天才」ではないわけで、そのままわがまま放題にプレーし続けることは出来ないでしょう。自分に出来ることを整理する必要があるでしょうし、時にはプレースタイルを変えることも必要とされるかもしれません。自分の体と相談して、上手く自分の生きる道を見つけ出すことが出来るでしょうか?



特に久保。福岡には黒部が行ったし、広島に帰って来てくれ~(しつこい。)

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posted by Lee |00:22 | 選手評 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2007年12月17日

大木武・代表コーチに就任!!

なぜか世間的にはあまり騒がれていないですけど結構ビッグニュースじゃないですか。


動かざること山の如しで理想と心中した我がサンフレッチェのペトロビッチ監督とは違い、現実路線へのすっぱりした転換で結果を出してきた岡田監督。理想としつつも苦手であった「ポゼッションサッカー」のメソッドを持っている大木さんのコーチ就任は適任。大熊だとか反町だとかカウンターサッカーばっかりやっていたメンツより期待できるでしょう。

一方、アグレッシブで素晴らしいサッカーをしながらも、苦しい状況の打破という意味では結果を残せずに甲府を降格させてしまった大木武。清水を率いていたときには経験がある選手のコントロールに苦しんでいたとも聞いています。決断や選手掌握は岡ちゃんに任せつつ、ヘッドコーチとして手腕を発揮するという意味でも岡ちゃんはやりやすい上司かもしれません。



このあたり、自分に足りないところを冷静に分析できているというのはいかにも岡ちゃんらしいというところなのかもしれませんね。



参考エントリー:

後任監督候補は岡田武史で妥当か?

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posted by Lee |23:19 | 日本代表 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2007年12月17日

寿人とインザーギ

トヨタカップ(しつこいですがこう呼びます)に寿人が来てましたな。中村憲剛とスキマスイッチのヤツと一緒に観戦していたようで。寿人は飼い犬に「ピッポ」と名付けるほどのインザーギ好きですので、2ゴールには喜んでいるでしょうね。


この試合の結論。


カカずるい。


以上。


ミランにとっては楽な展開。2点目で決まっちゃいましたね。カウンターになったときはカカは止められません。ただ、個人的な希望として、カネモチのクラブなんだからもっと違うサッカーして欲しい、というのがあります。ミランも戦力的な過渡期でいろいろ大変なのは分かりますけど「結局カカじゃん」という感じが拭えません。なんつーか、僕らの世代だとセリエA・ミラン黄金時代だからそう思うのかもしれないですけど。



さて。サンフレッチェは天皇杯でジュビロに2-0で勝利。相手とのモチベーションの差だとかそういうことを抜きにしても完勝の内容だったと思います。「全員攻撃、全員守備」をここまできっちり出せたのは今シーズン初めてかもしれません。

ちょっと一息ついた前半途中からの20分以外はずーっとペースを握っていました。まあ、アレだけ前の選手が守備をしてくれれば、後ろは楽でしょう。相手のボールになってもしつこくプレスを掛けてコースを限定して、セカンドボールをことごとく拾っていました。ストヤノフのカバーリングも素晴らしく、槙野・盛田は高さとリーチでツートップを完封。両サイドが余り良くなかったのは残念ですが、そこが良ければもっと点差が離れていたでしょう。

2本とも決めた浩司のフリーキックもパーフェクト。しかし・・・浩司のFKがばっちり決まったのっていつ以来ですかね。いっつも壁に当ててばっかりだし、決まったFKも合わせようとしたのが入ったとか、コースが変わって吸い込まれたとかそんな印象ばっかりでしたが。

メンバー固定気味だった監督の采配にも変化が。動きやすい展開だったのは幸いでしたが、高萩、高柳、李と行った控えメンバーを使いつつもチームのペースを落さないで住みました。特にカズが退いてからは高萩が輝いてましたね。契約はもめそうですが、なんとかチームに残って欲しいところです。




この試合、色々なメディアで言われているように、MOMは間違いなく寿人でした。ともかくメチャクチャに走りまくっていました。カウンターの芽を摘むためにいち早くボールホルダにダッシュしてスライディングするわ、上がった選手のカバーに奔走するわ、サイドに流れて起点になり、DFの裏を狙ってロングボールにダッシュする・・・。

契約時のコメントで穿った見方をされて一部でバッシングをされていた寿人ですが、そういう人にもこの試合を見ればどういう気持ちで彼が試合に臨んでいるかということが良く分かったんじゃないでしょうか。キャプテンマークを巻いて走りまくる彼は「フォア・ザ・チーム」の権化ですよ。誰が非難できるというのでしょう?



しかし、僕の中にはこういう思いもあります。

「そこまで寿人に走らせていいの?」

という。DFラインの裏をついて一気にフィニッシュに持っていくのが寿人のプレー。今日は後半ロングパスに反応してもDFを振り切れなかったり、体力切れを自覚しているために早めにシュートを撃つ寿人の姿も目に付きました。あそこまで走りまくれば当然のことです。

寿人が敬愛するインザーギは、中盤に下がってポストプレイするわけでもなく、メチャクチャ走ってディフェンスするわけでもない。特別な身体能力やテクニックがあるわけでもありません。しかし「ゴールを決める」ということだけに集中している「ピュアストライカー」です。

1点目なんて特にそう。カカの最初のシュートがDFにブロックされた瞬間にゴール前に入ろうとしていたのにポジションを取り直している。普通の選手だとあそこはオフサイドになっちゃいます。ボールが入ってくるところを予測して何度でもやり直す。当たり前のことですが、それを継続してやるのは難しい。インザーギがこの試合の寿人のように走り回ったとしたら、ああいう点の取り方はなかなか出来ないでしょう。(全盛期の中山なら可能かも・・・)


今のチームにはエゴイストは合いません。走らない選手も、守備をしないFWも狙っているサッカーにはあっていないのは確かでしょうが、寿人の武器である裏へのランニングやクロスに対して先手を取る一瞬の速さを犠牲にしてしまうのでは、それも問題だと思うんですよね。なんだかんだ言って点を取らなければ勝てないのはサッカーです。サンフレッチェはパスワークに優れた選手を多く抱えているものの、得点に直結する武器を持っている選手は少ない。寿人とコマぐらいでしょう。寿人にディフェンスさせまくるということは、コマをリベロやストッパーで使うこととあまり変わらない気がするんですよね。

この試合のシュート数は11本。展開から言えば20本ぐらいのシュートを浴びせていてもおかしくないぐらいの内容だったと思います。寿人がアレだけやってるなら、他の連中がもっと点を取りに行かないといけません。寿人に後ろが助けられているなら、他の選手はもっともっとゴールを狙って寿人を助けないと。点が取れずに勝ちきれなくて寿人が槍玉に挙げられるようなことがあってはならんのですから。


しかし・・・どんなサッカーしようが、結局点を取るところで最後にものを言うのは個人技なんですよね。ミランの試合を見ていると痛感します。途中まで上手く抑えていてもちょっと甘いプレーをするだけでフィニッシュに持っていってしまうわけですから。カカみたいな選手がいれば、まあ楽ですよ・・・。レベルの差こそあれ、来期のサンフレッチェの補強のポイントとしてはそこは逃せないところです。



なんか話がずれてきましたけど、このエントリーの結論としては



カカずるい。



ということを痛感する週末だったということで、よろしくお願いします。


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posted by Lee |17:39 | サンフレッチェ | コメント(9) | トラックバック(0)
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2007年12月14日

【天皇杯 広島VS磐田】 入れ替え戦よりも、大事な1戦。

ようやく精神が平衡状態を取り戻してまいりました。


まだ降格が決まってから1週間も経っていないのに、なにか遠い昔の出来事のように思えます。ロスタイムに槙野のオーバーヘッドがポストに弾かれた瞬間がたまに思い出されますが、それすらなにやらセピア色がかったオールドムービーの1シーンのような印象。二十歳を過ぎたあたりから、妙に1年が過ぎるのが早く感じていたのに、不思議なもんですね。


さて、中国新聞では降格の分析が行われていました。



サンフレJ2再降格(1) 甘い認識 資金難で補強ゼロ

http://www.chugoku-np.co.jp/Sanfre/Sw200712110115.html

サンフレJ2再降格(2) 選手の気質 「もの言わぬ」雰囲気

http://www.chugoku-np.co.jp/Sanfre/Sw200712120088.html

サンフレJ2再降格(3) 来季の戦力 突破型FW補強図る

http://www.chugoku-np.co.jp/Sanfre/Sw200712130183.html

サンフレJ2再降格(4) 経営への影響 広告料収入確保に全力

http://www.chugoku-np.co.jp/Sanfre/Sw200712140073.html



読むと色々言いたくなってくるわけですけど、上で上げられているような点は外部から見ていてもシーズン中から散見されていることでありまして、「やっぱりな」という感しかありません。今シーズン総括に関しては天皇杯が終わった段階でまた改めて書こうと思います。




さて。サンフレッチェ広島はミハイロ・ペトロビッチ監督の続投が決定したようです。

これには正直驚きました。「J1残留なら続投が既定路線」と書かれていましたが、まさかJ2に降格しても続投とは・・・。

情報が少ない他サポの方のために、続投決定となるいくつかの条件を示しておきます。





・監督は2年契約の1年目で、契約続行中。サンフレッチェは金が無い。


年俸は推定6000万円だったかと。契約解除ともなれば違約金が発生し、次の監督に年俸を支払う必要もあり、その資金が厳しい、というのがまず前提。これは2年目だったら話が違ったんじゃないかと思いますね。(しかし、そんなこと言っている場合か、という思いは拭えませんが。)


・主力選手からの信頼が厚いこと

「監督が続投があるから、チームに残留したいという気持ちも強くなる」(柏木陽介)

「僕の中では、監督のせいだとは思っていません。もし仮に、そこの部分が変わるようであれば、僕も考えないといけない。」(森崎和幸)


上のようなコメントから分かるように、主力選手からの信頼は厚いようです。次の求心力がある監督候補がなかなかいないという面もあるでしょうし、戦力を維持するという側面もある模様。これに関しても色々詳細を書いてみたいのですが、長くなりそうなので割愛。


・ペトロビッチ監督には、育成の手腕があること。


これは実績があり、疑いようもありません。前任者の小野監督は、はっきり言って「育てる」という意識が希薄な人だったように思います。五輪代表に選ばれたアオにしろ、陽介にしろ、抜擢して育てたのはミシャなのは疑いがない。槙野もそうですし、高柳あたりも伸びて来ています。異質な才能を持つ前俊や洋次郎を起用しないことでサポに不満はあると思いますが、見込んだ選手を我慢して使うことが出来るという意味では、若い選手が多いサンフには向いている監督であるのは間違いがありません。




理屈として分からなくはない。




が、はっきり言ってしまえば降格において一番に責任があるのは監督です。色々と外的要因はあるでしょうが、現場の最高責任者なわけですし。断っておきますが、僕はミシャのことは好きですし、評価もしています。若い選手を育成するには向いている人材ですし、パスワークを主体に考えている点もサンフレッチェというチームには向いている。

しかし、今シーズンの経緯を見てみると「勝たせられない」監督だという印象は拭えません。いざというときに必要な手を撃っていれば、降格は防げたはずです。なりふり構わず勝ち点を取りに行かなければならない時にそれをしなかった。一部の主力選手の起用にこだわった。そういったことでJ2の長丁場を凌げるのか?

例えばヴェルディはラモスで開幕から負け続けでしたが、やり方に関しては路線変更して昇格したわけですね。いざとなったときにはそういう手段を考慮しなければなりません。それがミシャに出来るのか?そして降格まで手をこまねいていたフロントは責任を持って適切な手段を選べるのか?疑念は拭えません。

契約更改時の選手のコメントを聞いて、腹を立てているサポーターの人は多いでしょう。レギュラー組みは監督への信頼を口にしていますが、反面、起用が少なかったサブメンバーはそれに不満を持っています。これは当たり前です。結果を出せなかった監督が使われ続けるということは、現状のレギュラーメンバーへの評価も基本的には変わらないということです。結果が出ていないメンバー、監督のまま、来シーズンを迎えてしまって、本当にいいのか?



これは僕だけが思っていることではないですし、多くの人がそういう気持ちを持っていると思います。だから、証明してもらいたい。明日の天皇杯で。僕らの疑念に対して、監督も選手も答えを出してもらう必要があります。プレーで、そして選手の起用で。

前回の降格時は、既に入閣していた小野コーチがチームを率いていました。既にチーム状態を把握してトレーニングではイニシアチブを持っていた小野さんは、チームに対して必要な手を打って、天皇杯ではベスト4に入り、京都に2-1で惜敗。来シーズンに向けて希望を持ちながらシーズンを終えることが出来ました。(まあ、あの時の天皇杯は久保が暴れていただけじゃないかというツッコミもありますが・・・)

明日の試合、相変わらずのメンバーで、同じようなサッカーをしていたとしたら、サポーターの信頼を全面的に失ってしまうでしょう。スポンサー筋にも顔向けできません。そして移籍を考えている選手たちにも影響を与えてしまいます。


これは単なる天皇杯の1戦ではありません。タイトルが掛かっているとか、J2降格がかかった試合だとか、そういう試合以上の意味合いを持っています。これからサンフレッチェがどうなってしまうのか、という試合なんです。それを選手や監督が理解しているのかどうか。契約でもめているとか、心の整理がつかないとか、そういう言い訳は必要ありません。この体制で行くのであれば、絶対に結果を出してもらいたいと思います。

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posted by Lee |15:49 | サンフレッチェ | コメント(14) | トラックバック(0)
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