2008年12月17日
キミはクリロナを許せるか?
いわずとしれたバロンドーラー、クリスティアーノ・ロナウド。 名実ともに「世界最高の選手たち」の一員に名実共になったわけですが・・・ 近年、個人的にここまで「納得のいかねー」要素を詰め込んだ選手は居ません。 ■「魅せる足技」が許せん 現役時代サイドバックだった僕にとっては、ドリブラーと対峙することは避けて通れない道だったわけですが、これは逆に結構試合での楽しみだったりするのですよ。 スピードで来るヤツ、柔らかいテクニックで来るヤツ、キュンキュン系のやつ。相手がムチャクチャ上手くて、切り替えしで弄ばれた時には逆に爽快感を感じたりするというマゾ的喜びもあったりするわけなんですが、唯一頭にくるタイプだったのは、「小賢しい足技使うヤツ」。 これが別に対して上手くないヤツ相手であれば、冷笑しながらあっさりボールをカットしてしまえば済む話なのですが、上手いヤツの場合は大問題。ボールを取れない上に技を見せ付けられるので、もう腹が立ってしょうがない。まあ、草サッカーレベルならば大体この手のタイプはスピードがないので、コネコネしているのをイライラしながら生暖かく見守れば良いわけですが・・・ クリロナの最悪なところは、そもそも速くてフィジカルが強いところ。 小細工見せられた上にぶっちぎられたりするわけですから、マジでタチが悪い。 しかも抜き方的にもあんまりフェイント関係ないし。 「オマエ、そんなことしなくても抜けるだろ!!コラァ!!」 と、スパサカだのやべっちだのを見るとつい声を上げてしまう。 これは、ヘボDFとしての魂の叫びであります。 というわけで、 ↓↓↓↓ 「確かにロナウドは素晴らしい選手だ。先制点となったヘディングもそうだが、技術の高さが際立っている。だが、彼には相手への敬意が足りない。今日も、中盤で不必要なタイミングでトリッキーなプレーをしてみたりね。」(ダビド・ピサロ) そうだ、ピサロ、もっと言え! ■無回転FKが許せん まあ、すごいすね、あのFKは。GKは大変です。 でもねー、なんかあれ、納得イカンのですよ。直接FK蹴らせてもらえる選手って、やっぱり特別な存在わけじゃないですか。10人の中で1人だけですよ、蹴れるのは。 だからそこで見られるのは「選ばれし人間の特別な技術」であって欲しいんですよね。マラドーナもそうだったし、ミハイロビッチだとか。俊輔もね。 「どうやって蹴ってんだ?!」 的な驚きと、スローで繰り返し見ても「こりゃマネできねえ」と思わせる才能と鍛錬の度合いが感じられるものが良い。 でもあれって、「技術の進化」というより「道具の進化」じゃないですか。やっぱ。 最近のボールでブレ球蹴るのは結構簡単。あのナイキのボールは蹴ったことないですが、チームガイストはびっくりするぐらい簡単に蹴れました。ちょっとコツがいりましたけど、僕レベルでも2球に1球ぐらいは蹴れます。(キック力がないのであそこまで大きくブレはしませんが・・・) 大体、あいつらが使ってる公式球は2万弱ぐらいする代物で、そんなボールをホイホイと使うことは草サッカーでは不可能。個人で持っている人が居たとしても継続して試合球として出てくることなど稀です。そんなボールでブレ球FK決められても、なんか「ズルイ」感が否めんのですよ。まあ、それでもマスコミが騒がなきゃなんてことありませんが、やっぱ賞賛の嵐なもんで・・・。 お前ら!騒ぐのはクリロナが2980円のMIKASAのボール+寒風吹きすさぶ河川敷の土グラウンドで無回転決めてからにしろや! という気持ちで一杯になってしまうのです。 でも三浦アツとか、米山が決めるのは大いに許す。 ■結構真面目に頑張るところが許せん なかなか調子にのった発言も目立つクリロナですが、それは僕としては全然OK。むしろウェルカム。優等生発言するヤツばかりじゃつまらない。マラドーナやロマーリオがまっとうな発言しかしない選手だったら魅力半減ですよ。 ただ、ヤツの場合、暗黙のルールを破っております。 一般的には、 「活躍する」 ↓ 「調子に乗る」 ↓ 「練習サボる」 ↓ 「走らなくなる」 ↓ 「デブる、もしくはコンディション不良」 というのが王道パターンなわけですよ。 なのにやつときたら・・・ 正直、レアル移籍発言の後、怪我で出遅れたときには 「クリロナ始まったな」 と思ったもんですが、復帰後もフツーに活躍。マンUの試合をいつも見ているわけじゃないのではっきり分かりませんが、別段以前よりサボっている様子も見受けられず相変わらずスマートなアスリート体型してやがるし。 古来から語られるサッカーの「神話」はこういう流れから出来上がっているのであって、「調子に乗ってますが、真面目にサッカーもして大成功です」じゃ話にならん。「どんな状態でも謙虚さを失ってはいけないよ」と子供に説教も出来ないわけで。 ともかくクリロナは、ロナウド・ロナウジーニョ・アドリアーノあたりの偉大なる先達たちをキチンと見習うべきである。空気嫁! ■男前なのが許せん いわずもがな。 こう見えてもベッカムはかなり好きです。プレイヤーとすれば、結構職人的なプレイヤーですし、チームのために働ける男。崩壊寸前のレアルの中盤で走り回っていた姿は涙を誘いました。「甘いルックスと地味(?)なプレー振り」というギャップは個人的にツボ。 クリロナは、顔は男前でプレーも派手って・・・。大体テクニシャンはルックス的弱点を抱えているもので、だからこそ美女とベタベタしてても微笑ましい限りなわけですが、彼がはしゃいでいる姿を見てもなんにも面白くありません。 この男前っぷりで、プレーも派手な花形プレイヤーっていうのは、近年記憶にないです。昔に遡るならクライフやジョージベストみたいな感じですか。まあ、僕が74年に既に物心ついているのであれば、クライフよりベッケンバウアーを応援したのは多分間違いがないわけで、そんな人間がクリロナを好きになれるわけがないのです。 というわけで、自分で見返しても 小僧へのオッサンの僻み にしか聞こえない文章でありますが、だってしょうがない。ホントに納得いかないんだもん。すげーんだけど、やっぱ許せん。だけど日テレの放送スタイルからしてもクリロナ大プッシュなのは間違いないところだよなあ。ああ~、見ながらイライラしそう。 というわけで、前年はレッズを大して応援もしていませんでしたが、今年はマジでガンバ応援モードです。個人的にはプレー的にも顔的にもツボに刺さりまくりな「地味テクニシャン」二川に頑張ってほしいところでしたが、怪我の影響で出場は微妙だとか。ううむ。 ま、とにかく マジでがんばって、赤っ恥かかせてやれよ~!
posted by Lee |15:30 |
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