2007年11月05日
サッカー映画について
エミール・クストリッツァという映画監督をご存知でしょうか? サラエボ出身。オシム監督と同郷ということになりますね。なにやら面識がある関係だというような記事をどこぞで見たような覚えもあります。いわゆるハリウッド映画の監督ではないのでメジャーとは言い難い方でありますが、世界的な評価を得ている奇才と言えるでしょう。 特にカンヌでパルムドールを取った「アンダーグラウンド」は、どちらかというと小難しい欧州映画なんかはバカにしていたタイプの僕には衝撃的な作品でした。(クソ長い作品ですし、お勧めはしませんが) で、このクストリッツァがなんとマラドーナの伝記映画を取っているらしい、という噂を聞いたのが2、3年ほど前。 こりゃ絶対に見るしかねえ!!!!と思っていたのですがその後続報無し。ディエゴも色々あったからお蔵入りにでもなってしまったのかな・・・ と思っていたら、記事を発見。 http://cinematoday.jp/page/N0010261 どうやら別のマラドーナ作品が公開されているらしく、クストリッツァの作品はその後公開されるそう。評判は悪くない、とか書いてありましたが詳細は分からず。それでも「マラドーナ」「クストリッツァ」のコラボなんて、僕にとっては凄い話です。 普通の人にわかるようにいうと 「庵野秀明がガンダムリメイクするらしい」 ってぐらいインパクトがあると思って下せえ。(わからんか) いずれどこぞで地味に公開されると思うので気長には待とうと思います。 というエントリーだと完全に人々が付いて来れない話題に終始してしまいますので、今まで見たサッカー関連の映画のプチ批評なども加えておきます。 ※★5つが最高。ファンの方は気を悪くしないでくださいな。 ●Goal!(★) FIFA公認映画。うーん。とにかく主人公のサッカースキルが乏しくて試合シーンに説得力がないのが知名的過ぎる。ストーリー展開が完全に読めてしまいなにも面白みがないだけに、せめて試合映像ぐらいはねえ。 ●レアル・ザ・ムービー(★☆) Goal!のほうがまだ見れます。ところで冒頭に日本が舞台のショートストーリーがあり、「ベッカム・ギャル」のミーハー女子高生が出てきたりするんですが、ここの恥ずかしくなるような演出がまたタマリマセン。 どうしてGoal!よりも評価が高いのかというと、誰向けの映画なのかさっぱり分からないものに対して無駄に金を費やしている所にレアルっぽさを感じたから。 ●ジンガ(★★★★★) サッカー王国、ブラジルに生息する様々な立場の人々を追ったドキュメンタリー。抜群に面白い。ストリートのテクニシャン、フットバレーに命を賭ける女性、原住民みたいな暮らしのなかからアマチュア選手権に島ぐるみで出かけるチーム、カポエラマスターからフットサル世界選手権MVPのファルカンまで・・・。 王国ブラジルには100年経っても追いつかないだろうというのが如実に分かってしまう作品。サッカーを知らない人にもおススメです。 ●僕のプレミアライフ(★★) ニック・ホーンビーの処女作品の映画化。アーセナル狂の男の話。小説を読むと感じる、心のツボを刺激する部分が映画だと全く感じられず、主人公がただのどうしようもないやつに見える。そもそも映画向きじゃないと思うんだけど。 ●ベッカムに恋して(★★★) このふざけたタイトルをつけたヤツをぶん殴りたい。(原題:Bend it Like Beckham )ベッカムのように曲がるFKを蹴りたい女の子の話なのにそんなタイトルにしてどうする。 ミーハーなタイトルとは裏腹に、アメリカ映画にありそうなまともなスポ根ストーリー。それにインド系移民の民族問題とか、女の子の立場とかを絡めた感じです。それなりに面白い。 あと何気にキーラ・ナイトレイ(パイレーツ・オブ・カリビアンなど)が出てます。 ●6月の勝利の歌を忘れない(★★★★) いわずと知れた2002年ワールドカップの舞台裏映像。見ていない人はどうぞ。だけど、あの年代に思い入れがある人じゃないと見ていてもつまらない気がする。例えば20年後、僕らの子供の代が見てもなんとも思わないだろう。 どっちかということ2006年の敗北のドキュメンタリーのほうが面白そうなんだけども。 ●勝利への脱出(★★★★) スタローン様です。ナチの収容所に入れられた人々がサッカーを通じて脱走する話。簡単にまとめるとわけわかりませんが、実際そうなんだもん。 ペレ、アルディレス、ボビー・ムーアなどのビッグネームが多数出演しております。 話は意外にも普通に楽しめる。なんか、こういう映画最近少ないな。 ●君が輝くとき(★★★★) 「山下少年物語」と同時上映。山下はくだらなかった覚えしかないですが、こっちは面白かった。生まれつき障害で片腕がない少年がサッカーをする話です。確か実話を元にしていたような気が・・・。 以下、未見のもの。情報お待ちしております。 ・シーズンチケット ・シュート! ・Jリーグを100倍楽しく見る方法
posted by Lee |23:24 |
雑談 |
コメント(9) |
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サッカー映画について
映画ではないかもしれませんが、ジダンのドキュメンタリー??(とも言い切れない)「神に愛された男」だったかな?(スイマセン、中途半端で)
ともかく僕は好きです。
疲れるようなフィジカル勝負のゲームの後で、さらにそのような試合で愛するチームが負けた後などにお勧め!!
思うことは二つ
ジダンみたいなのがチームに来ないかな!!
ジダンはやはり格が違う!!
本当に美しい映像美ですよ!!!
posted by モ-リー | 2007-11-05 23:56
サッカー映画について
見ていないのですが、「オフサイド・ガールズ」というイランのサッカー映画があります。
女性がサッカー観戦することが許されない国で、なんとかサッカーを見ようとする女性たちの話のようです。
9月に公開されて見にいこうかな~と思いつつ、スルーしてしまいました。
http://www.espace-sarou.co.jp/offside/
posted by shimo | 2007-11-06 00:46
サッカー映画について
「シュート!」
見たことありますよ。
ストーリーは高校サッカーって言う事ぐらいしか覚えてません。
キャストは、SMAP、水野美紀etc.
ってかめっちゃめちゃ若いですよ。水野美紀なんかヤンキーだし(w
posted by SHIY | 2007-11-06 02:06
サッカー映画について
「シーズンチケット」は絶対おすすめです。
途中は、また英国独特の陰気な話か・・と思うのですが、めげずに最後まで見てください。楽しめます。
陰気ついでに、サポーターのお墓が出てくるのですが、ちょっと真似したくなりました。
「シュート」は原作が漫画のやつでしょうか?
原作を見てないので、アイドル映画だと思って見たら、意外に感動できたりします。
イランのアッバス・キアロスタミの映画は、ほとんどサッカーネタが登場しますね。映画館でサッカー好きだけが笑ってたり・・
posted by mi-tan | 2007-11-06 22:10
サッカー映画について
「シーズンチケット」お勧めします。イギリス映画らしく、シリアスな環境にいる少年たちの話ですが、サッカーが彼らにとってスポーツ以上のものというのがよくわかります。
サッカーそのものの映画より周辺の映画にいいものがありますよね。紹介されているもの以外でお勧めをいくつか…。
「ザ・カップ」…2002W杯ころに見た映画ですが、ブータンの僧院の少年僧たちがW杯を見たくて、さまざまな画策をする映画。パラボラアンテナとレンタルTVでW杯を観るブータンの人。W杯は世界中の注目なんだと実感した映画です。
「明日へのチケット」…ローマに向けて走る列車のなかでの出来事を3人の巨匠がそれぞれの手法で監督して1つの作品にまとめています。イギリスのケン・ローチが監督した部分に登場するのがセルティックサポーター。CL杯準決勝をローマとセルティックが争う。それを応援に行くセルサポたちという設定。ラストシーンもすがすがしいおまけつき。
それから、メジャー系の映画では「フーリガン」というのがありました。「ロードオブリング」の主役の俳優がでていましたっけ。タイトルが挑発的ですが、なかなかいい映画でした。
また普通の映画に、サッカー関係のシーンや言葉や名前がでてくるとおまけをもらったような気がするのは、サッカーファンならではの感情でしょうか。
posted by windowhead | 2007-11-07 06:48
サッカー映画について
Jリーグを100倍楽しく見る方法への情報はないのか!!(笑)
今だと笑えそうなんだけどなあ~。
>モーリーさん
最後マテに頭突きかまして終わるといううわさのアレですね?映画企画している最中にまさかあんな結末になるとは思いもしなかったでしょうねえ。
>shimoさん
あ、これ僕も見ようと思ってたんですよね。前評判も良かったんで。終わっちゃってたか~。あるいは下高井戸・・・遠い。
>SHIYさん
いやー、今見たらこれも新しい発見があるんじゃないかと思ってたりするんですが(笑)WOWOWあたりで放送してくれんもんでしょうか?
>mi-tanさん
お、そうですか、僕「桜桃の味」しか見たことなかったんで。今度チェックしてみます。
>windowheadさん
おススメありがとうございます。チェックしてみますね。
イギリス系の映画だと、何かとサッカー絡みのことが入ってきますよね。それだけ生活の一部なんでしょう。
posted by Lee | 2007-11-07 18:31
サッカー映画について
12月に単館レイトショーですが
「ペレを買った男」というドキュメント映画が
公開になります。
http://www.pele-otoko.com//
ほかもう一本この冬にサッカーものが公開されるらしいと聞きましたが・・タイトル忘れた。
posted by みーちゃん | 2007-11-14 00:56
サッカー映画について
すいません、コメント遅れました。
情報ありがとうございます。北米リーグの話ってシブイっすね~。これは見るしかねえ。
posted by Lee | 2007-11-16 12:13
サッカー映画について
ヴィム・ヴェンダースの昔の作品で「ゴールキーパーの不安」というのがありました。主人公は確かにゴールキーパーなんだけどサッカーのシーンは殆ど無かったと思います。
あと、ハリウッド映画で「炎のストライカー」というのがありましたね。確か、かつての北米プロリーグが舞台で、主人公がブラジルに修行に行ってペレにオーバーヘッドキックを習うというあらすじでした。(いい加減)
まあ、どちらも観なくて大丈夫だと思いますが。(笑)
posted by 羊ぬけ | 2007-11-22 02:23



