2008年05月08日
【VS仙台】内容最高、結果最悪
圧倒的にボールを支配しながらゴールを割れなかったという「これがサッカーだ」という典型的な試合でした。 が、「負けに不思議の負け無し」というのもまた事実。いくつか勝負を分けたポイントがあると思われます。 ●アウトサイドの裏 連戦の疲労について色々言われていましたが、試合を見る限り、そこまでコンディションの違いは感じませんでした。むしろ中盤の出足に関してはサンフのほうが良かったですし、セカンドボールも支配していましたね。 ただ、明確に疲れが来ていたポジションがありました。 それは服部とハンジェの両サイドです。 MFやFW陣はこの連戦の中、交代枠を上手く使ってやりくりしていたのでそこまで疲労は来ていなかったと思うのですが、ここは替えが利きません。最も急激なアップダウンを強いられるポジションの層が薄いのはここ数年のサンフレッチェの大きな課題でもあります。 この試合、しっかりポゼッションしているときは全く問題はなかったのですが、カウンターを受ける場面になると、アウトサイドのスペースを使われるようになってしまいました。 仙台の狙いは明白で、カウンター時にはアウトサイドの裏のスペースにボールを入れて基点を作り、ストッパーを引き出して逆サイドへクロスを入れる、というパターンだったように思います。 試合自体はほぼサンフが支配していたので目立ってやられては居なかったのですが、それでも少ないチャンスの場面である程度人数が揃っていても決定機を作られてしまっていたのは、やはり両アウトサイドに疲労が来ていたことが一因として挙げられると言えるでしょう。 ●裏目に出た交代策 これは結果論に近いものですが、投入した選手のパフォーマンスも含めて、交代策は上手く行きませんでした。特に勝負を分けたのは、アオ⇒陽介の交代だったと思われます。 最近見ている限り、カズが中央エリアでアンカー気味に構え、両アウトサイドのスペースはアオが幅広く動いてカバーするような約束事をしていたように思うのですが、この交代により、中盤の構成が良く分からなくなりました。(ひょっとしたら一誠が下がったのかもしれませんが・・・)結果として、アウトサイドへのフォローは足りなくなり、上記と合わせて仙台の狙いがハマってしまう原因となったと考えられます。 ただし、これはどうすればよかったかというと非常に難しい。最終的には中盤は全体的に疲労してしまっているのは間違いがないですし、そもそもこう着状態で主導権を握っているというのは一番動きにくい展開。どうするべきだったか、とは一概には言えません。 ●それでも、点を取らないといけない とはいえ、決定機も多く作り、あとは決めるだけ、というのがこの試合だったのは間違いがないところ。相手が守備に気を使っている状態で、そこをこじ開けるのは容易ではありません。 しかし、そういう展開になるのは、ポゼッションサッカーを標榜するのであれば当たり前のこと。バルサであれ、アーセナルであれ、そういう展開に必ずなります。敵陣に相手を釘付けにしてもなかなかゴールを割れない。シンプルな展開でピンチを迎える、あるいは失点してしまう。 それでも彼らはそこをこじ開けて点を取ってくるわけです。しかし、サンフにはメッシやアデバヨルが居るわけではありません。誰かの一発のスーパープレーで試合を決めてしまうような芸当は難しい。つまり、もっともっとプレーの精度を高めて、もっとチャンスを作り、もっとシュートを撃っていくしかないわけです。 前回の降格時はそういう路線をあきらめました。中盤以降は、見てても全く面白くない、手堅いサッカー。恐らく、ミシャはそういう路線にはシフトしないでしょう。サンフが昇格を決めるには、なんとしてもゴールを決めていく必要があるのです。 ●やっぱり欲しい、「最終兵器」 「メッシは居ない」とは言ったものの、引かれた状態でなにかを起こせる武器を備えないとチームとしてはなんともなりません。アグレッシブなサッカーで名を轟かせた甲府がJ2落ちしたのも、単純化してしまえばバレーという「武器」を失ったからだと言えるわけです。寿人はカウンターの状態なら「スーパー」な武器でしょうが、引かれた状態ではなかなかそうなれません。 こういう状態を打破できる選手といえば、ドリブラー、そして高さがある選手ということになります。前者は平繁で問題ありません。そういう理由で、今の1トップ気味の布陣は悪くないでしょう。勝負どころで平繁を入れるというのはチームに対しても分かりやすいメッセージとなります。後者はコンディションが戻って来れば久保。そうでなければ・・・補強に頼るしかないかもしれません。 ちなみに僕なら交代はこうだったと思います。パフォーマンスが良い洋次郎は変えなかったでしょうし、前節コンディションが悪かった浩司は使わなかったと思います。 ・高柳→陽介 意図としては、相変わらず勝負弱い高柳に変えて、より攻撃的なタイプを。時間帯から見て布陣は変えません。 寿人 高萩 陽介 服部 カズ アオ ハン 槙野 スト 森脇 ・カズ→平繁 走れるアオを残して平繁を入れます。疲労が見えていたカズを変えて勝負に出ます。 寿人 平繁 高萩 陽介 服部 アオ ハン 槙野 スト 森脇 ・ハンジェ→久保 80分を切ったら久保を。ハンジェのところには森脇を入れて4バックに。 寿人 久保 平繁 高萩 陽介 アオ 服部 槙野 スト 森脇 まあ、超結果論ですけどね。 ああ、くやしい。 それではその他。 ・高柳は本当に勝負弱すぎる。それじゃいくら能力があっても・・・。 ・ハンジェが突破を狙うところを見たことが無い。少しは行く気を見せないと。あるいはちょっとだけずらしてクロスをいれるとか。 ・木寺がかき出したヤツは微妙。っていうか、厳密にルールどおりにすると、あの手のヤツは大体入ってないんだけどね。 ・洋次郎が本当に良くなっている。このまま伸びていって欲しい。 ・槙野がツーロンに連れて行かれたらマジで泣ける。どうするんだろう・・・。 ・陽介に鶴。しっかり直せ!
posted by Lee |16:45 |
サンフレッチェ |
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【VS仙台】内容最高、結果最悪
本当にあの展開での選手交代は難しかった思います。
「僕ならこうする」ってのはLeeさんと同じですね。勝ち点3を狙いに行くのならば。
>ハンジェが突破を狙うところを見たことが無い
本当に無いですよね。もう少し相手DFを動かしてからクロスを入れないと、今の前線には高さは無いんだから。。。切り込んでいくことで幅を広げて相手を惑わすのも必要だと思うんですが。。。
こんな事を人様のブログで書くのもどうかと思いますが、、、どうも「駒○とは意地でも違うプレーをしたい」っていう風に映ってしまいます。。。すみませんm(_ _)m
posted by samuraikazupoppo | 2008-05-08 20:02
【VS仙台】内容最高、結果最悪
GWの疲れを引きずって締めに仙台戦を観にいきましたが最後にグッタリでした。内容は面白かったんですけどね~。
しかし選手交代でどんどんチームのバランスが悪くなっていく様が見て取れました。カズ・青山のコンビが秀逸なだけに・・・。2シャドー+カズ・青山コンビの組み合わせが崩れると両WBの守備力のなさがモロにでちゃいますねね。李君に変え久保投入で前線のパワーアップを図るという策もあたんですが・・・
はい。結果論ですね(笑)。トゥーロンで槙野離脱はまじで笑えません。
posted by カタヤマ | 2008-05-09 16:22
【VS仙台】内容最高、結果最悪
ホームですが割りと鬼門のビッグアーチならドローで閉店してくれても良かったのですが残念でしたね。
リザーブ枠5名というのが選択肢を狭めている感もしますが、ミシヤに選手交代で期待するのは無理な話。これはデフォでしたね・・・。2名少ないだけでもハーフタイムやアップも閑散として何だか寂しいです。
あ~トタさんでもいれば…これ以上は何も言えません。
posted by 尾張庵 | 2008-05-10 17:21
【VS仙台】内容最高、結果最悪
>samuraikazupoppoさん
さすがに駒野ほど仕掛けろと言われても厳しいでしょうが、もうちょっとね・・・、と思っていたところ、ハンジェなりの解決法を模索している雰囲気が福岡戦では見られました。彼も模索の最中というところかもしれません。
>カタヤマさん
いやー、連休最後の試合としては残念でしたね。しかしアウトサイドは控えも不安ですし、そもそもベンチにもそれらしい選手が入っていないという問題が。鍵は盛田の復帰による森脇の使い方かもしれません。
>尾張庵さん
J2って、相変わらず7人なんですよね・・・。一応戦力均衡を図っての話なのかもしれませんが、基本的にベンチメンバーの枠を拡大することはメリットの方が多いと個人的には思ってるんですが。
ところで戸田はどうするんでしょうか・・・。
posted by Lee | 2008-05-12 18:02



