2008年01月26日
【お好み焼き】久保ヒストリーおさらい編その3【食べたいです。】
コメント返信滞ってますが、すいません!とりあえずこいつを書き上げてしまいましょう! http://www.sanfrecce.co.jp/community/movie/ 会見の動画公開されております。お暇な方はどうぞ。 以前のヒストリーはコチラ。 【背番号は】久保ヒストリーおさらい編その1【サンキューです。】 【成長したのは】久保ヒストリーおさらい編その2【しゃべりです。】 ■栄光、そして怪我との戦いの始まり。 <Fマリノス編> ・移籍してきたタイミングで岡田監督が就任。外国人選手も久保に会う選手を取る、との説明を受けて居た模様。ちなみに、久保に会う選手、というのはわからないとしても、合わない選手ははっきりわかる。運動量が少ないポストプレイヤーである。背番号は9。広島では10番だったので、10番をつけさせたい奴はサンフサポということが簡単にわかる。 ・キャンプ、プレシーズンマッチで色々試した岡田監督は、1トップとして久保を起用することも考えていたようだが、やらせてみて「ワントップは合わない」とあっさりあきらめたという。これを引用して「久保にワントップは無理」と主張する人も多いと思うが、結局「典型的なポストプレイヤーとしてのワントップ」に向かないだけの話であって、チームのやり方しだいなんじゃないの、とは思う。 ・移籍当初はプレシーズンマッチからなかなか点が取れなかった。岡田監督は「彼は何かと時間がかかるタイプ。心配していない。」と評している。本気で心配していなかったかどうかはわからないが「何かと時間がかかるタイプ」なのは間違いが無いだろう。 ・サポはどうなのか知らないが、一部には獲得を疑問視する声もあからさまにあったらしい。以下サッカーマガジンの特集から。 金田「しかし、久保はどうなんかのう?覚えなきゃいけないことがたくさんあるで、あれは。」 木村「しかしサンフレッチェではパスの出してが居なかったということもある。」 怒り心頭に達した管理人は、その昔木村和司にサインしてもらった日産のユニフォームをフリマで売っぱらってやったのだった(実話)。 ・第3節のヴェルディ戦で初ゴール。大体久保というとスロースターターなので、大体初ゴールは3節ぐらいという相場が決まっているものである。しかしその後は沈黙。借りてきた猫のようなプレーが続いた上、チーム成績も浮上せず、久保に対しての風当たりも厳しくなってくる。ジェレミー・ウォーカーは岡田監督に「久保にプレースタイルを変えるように指示したのか?」と質問を浴びせ「何が飛び出すかわからないチョコレートボックスのような久保のプレーが失われた」と嘆いていた。 ・そして迎えたアウェイの鹿島戦。柳沢が先制ゴールをあげる苦しい展開だが、ここでチームを救ったのは久保。ドゥトラのクロスをDFと競り合いながらジャンプした久保は胸でワントラップしてボレーシュート。 解説木村「やっと・・・久保が点取りましたねえ~」 さらに鹿島の緩慢なパスをカットした遠藤のクロスを高々と舞い上がってのヘディングシュート。さらには華麗な動きでDFを外してインサイドで流し込んでの3点目。リーグ戦では自身初となるハットトリック(※広島時代ではナビスコでハットトリックしている)を達成し、鹿島を粉砕する。この試合を持って久保は真のエースと認められたといえるだろう。 解説木村「他にもチャンスありましたけど・・・でも3点取れば十分ですし。」 本格的に木村和司を嫌いになった瞬間だった。さらに2ちゃんねるで見た名言。 1点目を見てビエリかと思った。 ←情報どうも! 2点目を見てトレゲゼかと思った。 3点目を見てアンリかと思った。 インタビューを見たら久保だった。 NHKで放送されていたこともあり、この試合で久保の強烈なゴールは全国に名を轟かせた。 ・この試合から上昇気流に乗った久保とマリノス。さらにガンバ戦での2ゴールも度肝を抜いた。クロスに対してマークしていた新井場を遥かに上回る高さからヘディングシュートを叩き込み、さらに後半には奥からのクロスをジャンピングボレーで叩き込む。試合後のインタビューにて、 「トラップするのがめんどくさかったんで・・・」 と述べたことにより、このプレーは『めんどくさボレー』と称されるようになる。 ・そのままファーストステージを制したマリノスは、セカンドステージも苦しみながらも勝ち点を重ねていく。久保は怪我で離脱することもあり、なかなかコンスタントな活躍が出来ていなかった。 ・しかし次節に最終節・ジュビロ戦を控えた仙台戦、またもや爆発。奥のスルーパスに反応し、左アウトで引っ掛けてカーブシュートを決めて先制。再び奥からのパスを振り返って左足インステップで叩き込んで2点目。そしてクロスに反応し、GKが弾いたボールを冷酷に突き刺してこのシーズン2回目のハットトリック。残留争いをしていた仙台サポを奈落の底に叩き落す一戦であった。 ・そして最終節。ジュビロ、鹿島、マリノスに(一応ジェフも)優勝の可能性があった最終戦。先制された上に、GK榎本がグラウへのラフプレーで一発退場になる苦しい試合だったが、ここでも久保が窮地を救った。同点ゴールはマルキーニョスだったが、ニアサイドに飛び込んできた久保が頭でそらしたボールを押し込んだもの(わかる人はわかると思うが、実に珍しい。多分とっておきのサインプレー)。そしてロスタイム。ゴール前にふわりと上がったボールを山西が躊躇してバウンドさせてしまった瞬間に久保がダッシュし競り合いながらヘディングシュート。マリノスが逆転し、ジュビロの優勝の可能性が消える。一方、他会場では終了間際に鹿島が同点ゴールを許し、そのままタイムアップ。マリノスが両ステージ制覇を決め、久保がプロサッカー選手として勝ち取った、初めての栄光の瞬間だった。 ・この試合では、珍しく目を真っ赤にしながらインタビューに答える久保の姿があった。 「応援のおかげです、ありがとうございました」 と、めずらしく殊勝に感謝を述べた言葉はか細くて聞こえなかったが、 「朝まで飲みたいと思います」 という声ははっきり聞こえた。 ・ちなみにこの試合にマリノスが勝たなかった、あるいは鹿島が優勝していた場合にはチャンピオンシップが行われることになっており、東アジア選手権ともろかぶりだった。そうなった場合、久保は当然東アジア選手権に出ることは出来ず、その後の予選に出ることもかなわなかっただろう。オマーン戦、久保が居なかったら・・・。 ・2004年シーズンはアンジョンファンと2トップを組むことになる。マスコミ曰く「日韓ツートップ」である。アンジョンファンは久保のことをかなり認めていたようで、お互いがお互いをかなり意識したプレーをしていた。久保はというと 「アンはめちゃかっこいい・・・かっこいいよ・・・」 と奥の嫁に語っていたそうな。 ・この2004年シーズンはマリノスはACLに出場。久保はそのときに対戦した城南一和の印象が本当に強かったようで、「今までやってきた中で一番プレスが凄くて、玉際が激しかった。でもめちゃくちゃ楽しかった。」と語っている。 ・しかし日本代表でもエースとなった久保には休養は許されず、マリノスでコンディションを戻すと代表につれていかれ、マリノスでは控えという状態がずっと続いていた。慢性的な腰痛、膝痛にも悩まされ続けることになる。 ・ファーストステージはある程度試合に出ていたものの、セカンドステージはほとんど試合に出ることが出来ず、ついに久保は完全離脱。ここからが久保のつらく厳しい戦いの始まりになったのだった。 ・マリノス時代の久保は、ドリブル突破やロングシュートよりもクロスへの対応から点を量産していたように思う。ダイレクト志向の強いサッカーではあったが、DFラインの背後を一発で狙うような動きよりもサイドアタックが中心だったせいだと思う。久保もポストプレーが上手くなった。 <日本代表編> ・ジーコはかねてから久保の能力を高く評価していた。2003年になってから何度か召集したもののいずれも久保は怪我のために辞退。ぎりぎりのタイミングと思われる東アジア選手権でひさびさのA代表マッチとなる。この試合には海外組を呼べなかったため国内の選手のみで戦うことになったが、そこで小笠原との相性の良さが生かされる。中国戦では幾度も小笠原のスルーパスに飛び出す姿が見られた。この試合で2ゴール。韓国戦、香港戦でも相手に脅威を与え続け、久保の能力の高さが代表レベルでもようやく認知されるようになった。 ・年が明けてテストマッチで2度使われるも緩慢なプレーに終始。大体久保はスロースターターなのでこの時期はそんなもんなんだけど。 ・そしてオマーン戦。俊輔がPKを外す危険な展開。柳沢と変わって後半から登場した久保は圧倒的な高さでオマーンゴールを脅かし続ける。しかしゴールを割ることが出来ず迎えたロスタイム。ゴール前のこぼれ球を拾った久保は落ち着いてワントラップしてGKのタイミングを外すとそのまま決めて日本を救う。 ・しかし直後には、例の「キャバクラすし投げ事件」が発覚。代表を外される。 「本当のことばかりじゃないけど、すいません」 と語っていたのが印象的。代表選手は大変です。 ・ジーコは相当怒っていたものの、キャバクラセブンのうち、久保は一番最初に返り咲いた。しかしこれは鈴木・高原の離脱に伴うもので、わざわざジーコは「久保は隆行が呼べないから呼んだ」と断っていたほどだった。 ・しかし東欧遠征で久保は爆発。ハンガリー戦では玉田と好連携を見せ、続くチェコ戦では裏に飛び出して強烈な左足シュートを叩き込む。目が覚めるような強烈な一撃だった。とはいえ、久保曰く、「親善試合だったから、DFが軽かった」とあっさり振り返っていたが。 ・これでジーコの評価を一躍上げた久保は、イングランド遠征でエースナンバー9を手に入れる。それまで9番を付けていた高原が合流しても、9番は久保のままだった。アイスランド戦ではDFをあざ笑うかのように交わしてGKとの1対1を制し、小野からのロビングボールに反応して右足でGKの頭上を越えるシュート。イングランド戦では見せ場こそなかったものの、帰国後のインド戦では三都主のクロスから「めんどくさボレー」で先制。さらにロングボールを高々と舞い上がってヘッドで落とし福西のゴールをアシスト。俊輔のFKのゴールの前のファウルも久保が得たもので、「久保こそ待望の日本のエース」という雰囲気が漂うようになったが、その代償にこの試合では痛みを訴えて前半で交代してしまう。遠征では久保は時間限定にして欲しいというマリノス側の願いをジーコが無視(あるいは知らされていなかった)形になってしまい、そのツケが回ってきたとも言えるだろう。アジアカップは辞退。予選もインド戦には呼ばれたものの満足にプレーできる状態ではなかった。 <その他> ・スーパーサッカーにて加藤が行ったインタビューは世間の度肝を抜いた。どんなときが気持ち良いか、という問いに答えて「ゴールにこう・・・ぱさーっと入るところが気持ちいい」と答えたところから、久保のゴールは「ぱさぁ」と称されるようになる。 加藤「またインタビューしに来てもいいですか?」 久保「長くなりますか?」 加藤「今日ぐらいだと・・・長いっすか?」 久保「そうっすね・・・早く帰りたかった。結構。」 ・完全制覇後にはやべっちFCにも出演。「巧」してました。また、番組中、中澤のDFを褒め称え「練習でいつか抜いてやろうと思ってるんだけど全然抜けん」とカミングアウト。また岡田監督は「久保は結構頭を使っている」と語っていた。 ・岡田監督は普段の生活をしっかりすることがピッチでの一瞬につながるという考えを主張していた。ロッカーをきれいにしたり、ランニングのコーンでもしっかり外側を回る、など。ちなみに久保はどちらも不真面目であったことが暴露されている。 ・親友、奥とは家族ぐるみの付き合い。奥の嫁の日記にはたびたび久保ネタが登場。 →奥の電話につながらないときに日菜子の電話に掛けてきて「あ、オレ。」 →「大さんはパズーに似とるな。子供キャプテンじゃ!!」 →「ドナドナ」の歌を「バニャバニャ」と子供に歌っていた などなど多数。 ・とにかくこの頃は久保のインタビューが世間様の目に触れることが多くなったため、「よかったです。」「頑張ります。」を連発する久保に面白みを感じた人も多かったが、反面久保を良く知らない人から「プロとしてあの姿勢はおかしい。インタビュアーをバカにしているのではないか」という非難も見受けられた。 ・この頃から将来の夢はトラックの運転手ではなく、田舎で農家に替わった模様。「横浜に来てよかった」とは語るものの「将来は都会はいやじゃ。嫁はいやがるかもしれんが。」と言ったりしている。 ・ともかく、2003-2004年の半ばに掛けては久保のサッカー人生でももっとも幸運だった時期ということが出来るだろう。優勝し、代表ではゴールを決め、母校は高校サッカー選手権で準優勝。 ・そしてこのシーズンはなんと行っても広島がJ1復帰を決めている。最終節のフロンターレ戦のスタジアムには久保の姿があったそうだ。大木との会話。 久保「なんでそんなに守備するん?」 大木「それがオレの持ち味よ。」 次が最後・・・かな?
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posted by Lee |02:29 |
久保竜彦 |
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【お好み焼き】久保ヒストリーおさらい編その3【食べたいです。】
コメント投稿者ID :
>次が最後・・・かな?
勿論【3回でよかったです】とは申しませんよ!!
開幕してもなお「久保カテ」が増え続けるならば、それはサンレにとって良いに決まってますからね。
お一人でwikiを凌駕する量の小ネタをお持ちのLeeさんに感服しちゃいます。
奥嫁こと佐伯嬢のコラムを読んで、都会へ離れても「久保ハ久保ナリ」と安堵したのを覚えています。
posted by 尾張庵 | 2008-01-26 03:53
【お好み焼き】久保ヒストリーおさらい編その3【食べたいです。】
コメント投稿者ID :
木村「しかしサンフレッチェではパスの出してが居なかったということもある。」
これは事実では?
管理人さんも周囲のサポートが少ないからこそ久保の個人技が磨かれたって自分で言ってますし。
posted by SFR | 2008-01-26 05:01
【お好み焼き】久保ヒストリーおさらい編その3【食べたいです。】
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しかし久保・・・深いですね~。
第4回も期待してます!
「キャバクラセブン」←なんかこの響きイイですね~!気に入りました。なんか戦隊ものみたいですね。
posted by もやしっこ | 2008-01-26 16:35
【お好み焼き】久保ヒストリーおさらい編その3【食べたいです。】
コメント投稿者ID :
日本ではもちろん唯一無二の存在だし
外国の選手でも似てる選手を思いつかない
身体能力が高く、ジャンプ力が抜群で
豪快かつ繊細な左利きで、ロング、ミドルの強シュート、技巧的なシュートも打てて
意外性のあるプレーもし
テクニックがありドリブル突破も出来る
ボール持ってない時の動きも上手い
そして性格はシャイ
敢えて言うならスーケルとビエリの中間ぐらいの選手かなあ
サルバにもちょっと似ている気がする。
posted by kariyushi | 2008-01-26 23:18
【お好み焼き】久保ヒストリーおさらい編その3【食べたいです。】
コメント投稿者ID :
今回も楽しませていただきました。
>怒り心頭に達した管理人は、その昔木村和司にサインしてもらった日産のユニフォームをフリマで売っぱらってやったのだった(実話)。
管理人さんのこのエピソードもかなりウケました。木村氏の言葉、否定はできないですが、まるで「俺はすごいパスの出し手じゃったんじゃ」みたいな感じですね。
大木と組むことによって、かなり機能するようになったって言う方もいますね。久保はかなり個の力が強い選手ですが、メンタルな面も含めて割と組み合わせで生きたり死んだりする選手なのかもしれませんね。代表では小笠原と結構いいラインを形成していたし。。。もう見れないんだろうな。。。
posted by samuraikazupoppo | 2008-01-27 11:07
【お好み焼き】久保ヒストリーおさらい編その3【食べたいです。】
コメント投稿者ID :
>尾張庵さん
内容的には雑多すぎますが、Wikiに勝った!ということは励みになります(笑)。久保にはこれからも歴史を積み上げて言って欲しいですね。
>SFRさん
本当のことを言われると人間ハラが立つもんです。この2人は広島出身なのもミソ。
>もやしっこさん
僕が名付けたんじゃありませんよ。誰が呼んだかキャバクラセブン。
>kariyushiさん
なんかね、僕は久保に似たタイプの選手っていうのをあまり知らないんですよね。特に感性の部分が「変」なんですよ。自由にプレーしていたからこそ育った感覚なのかもしれませんね。
>samuraikazupoppoさん
過剰にコンビプレーに走ってしまう傾向はありますが、結構久保は感性が合うタイプとは凄いマッチしますね。森山なんかもそう語ってました。あ、思い出したんでこれ書いておこう。久保が合わないタイプはポストプレイヤータイプの選手と、あとは裏をあまり狙わないパサータイプの選手。上野なんかはあまり合わなかったようですね。
posted by Lee | 2008-01-29 00:26
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