2009年12月05日

★青少年スポーツ活動国際シンポジウム★

文部科学省主催により、12/3-4の2日間、ホテル日航東京で開催された
青少年スポーツ活動国際シンポジウムに参加してきました。

青少年の豊かなスポーツライフの実現をめざして
-学校体育・運動部活動・地域スポーツクラブの連携-
というサブタイトルのもと、青少年世代(13歳~18歳)に対する
スポーツ振興施策についての諸外国関係者との議論を通じて、
日本の青少年スポーツ振興の方向性を議論されたカンファレンスでした。

以下にいくつか気になるポイントを3つまとめてみました。

【各国のスポーツ行政組織】

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イギリスは、文化・メディア・スポーツ省として、
文化やメディアとスポーツが連携されていることが特筆すべき点。
国民誰もがビッグスポーツを視聴する権利(ユニバーサルアクセス)を
守る動きもこのような連携が機能していることの象徴であり、
今後の日本のスポーツ行政組織のヒントになるのではないだろうか?

2日目の分科会「学校・地域における青少年スポーツの振興」にて
特に気になったケーススタディとしては、

【ドイツのコーポレーションプログラム】

スポーツヴェネイレ(Sportvereine)と呼ばれる、子供や大人が午後や夕方の早い時間に参加できるスポーツクラブが組織化されているドイツ。
 コーポレーションプログラムは、学校とスポーツクラブの連携プログラムとして、1980年代からスタート。2007年提携学校は4,012(認可)/5,400(申請)。提携先の学校は小学校がナンバーワンで1,723校。自治体が施設を保有していることが多く、学校の使用後にクラブが使うのが一般的であり、スポーツクラブのコーチが部活のコーチも行っていて、Win-Winの関係が構築されている。
 働く女性が増える中、学校に子供たちが食事できるキッチンやレストランができる日も近いかも知れません。

【オーストラリアのAFLスクールプログラム】

 AFLとは、オーストラリアンフットボールリーグといって、
オーストラリアで最大の人気を誇り、国技として、またクラブ文化として
昔から地域に根付いて発展してきたスポーツです。
 「Smart Moves」というクイーンズランド州の教育政策を受け、クイーンズランド大学のヒューマンムーブメント学科の研究者に対して、 AFLのクイーンズランド地域リーグ「AFLQ」が学校に向けた新しい関係を構築するための支援を要請されたのである。
 ポイントは、子供たちをプログラムのコアターゲットととらえるのではなく、学校の先生をコアターゲットととらえたこと。つまり学校教育における先生の課題を解決することにフォーカスしたことで、Win-Winの関係で成功を収めることができたのです。
これは、170億円の投資額が表すように、AFLのような放映権収入など収益が大きいスポーツだからできるとのこと。AFLはオーストラリアのナンバーワンスポーツとして、社会的責任があり、このようなプログラムを通して、学校教育に投資していることが、AFLとしてのCSR価値向上に
繋がっているようです。


posted by hsekiguc |10:14 | ユーススポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)
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