2009年05月01日

★中竹竜二 早稲田大学ラグビー蹴球部監督@サロンドケンジ第1回勉強会★

5/1(金)に荻原健司さんが主催するサロンドケンジ第1回勉強会に
行ってきました。
ゲストは、早稲田大学ラグビー蹴球部監督の中竹竜二さん。

「監督に期待するな」という本でも有名ですが、
清宮監督の後を受けて、これまでにないチームづくりを実現された
名監督です。

とても、ユニークでお話が面白かったのですが、
組織作りに役立つ中竹さんオリジナルのお話をここでご紹介!

その名も、「VSSマネジメントビジョン、ストーリー、シナリオの頭文字を取ってVSS。
リーダーひとりが引っ張る組織作りではなく、
組織全体で個人をフォローすることを目指す「フォロワーシップ」を提唱し、
実際に早稲田大学ラグビー蹴球部で実践した方策、経験、
失敗談等を赤裸々にお話いただいた。

100名以上もいる部員全員との個人面談を通じて、とことん自分らしさを
追及することで、個人のスタイルというものをつくりあげる。

それが個性となり、勝負の場面でぶれない自分だけの強さになり、
その強さの集合体が中竹ラグビーのチーム力であろう。

その一人ひとりのスタイルをつくりあげる過程で、「VSSマネジメント」
が生きてくるのである。一人ひとりがビジョン、ストーリー、シナリオを
とことん考える。監督がそれをしっかりとフォローする。
一般論や経験論は無用で、あくまで一人ひとりのスタイルを
つくるために監督が指導する。それが「VSSマネジメント」であり、
中竹監督の登録商標ということだ。

この考えは、ラグビーのみならず企業をはじめとする組織に
多いに応用できる組織戦略であり、一部の優秀な人にしか適用できない
方法論ではなく、万人に向けた普遍性のある内容となっていて、
非常に説得力のあるお話でした。

ちなみに、フォロワーシップ論そのものは、1990年代前半にアメリカの
カーネギーメロン大学 ロバート・ケリー教授が提唱し、近年では
ハーバードビジネススクールのバーバラ・ケラーマン教授が
第一人者のようです。

実は、この日から弊社でインターンシップをスタートした、フロリダ大学
大学院でスポーツマネジメントを学んでいるK君を連れて参加してきた
のだが、きっと多くのことを得ることができたのではないだろうかと思う。

余談だが、オーストラリアンフットボールでは、常にボールを追いかける
ポジション群をフォロワーと言っていたのを思い出した。
セットプレーからの1stボールやイーブンボールを獲得して
優位に試合運びを進める上でのキーポジションである。

posted by hsekiguc |23:59 | ラグビー | コメント(0) | トラックバック(0)
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