赤の血潮と、青の魂

いわきFCに感じるイノベーション。

このエントリーをはてなブックマークに追加

6/21 の天皇杯2回戦で、J1の札幌を下したいわきFC。 いわきFCのフィジカル革命はJリーグに一石を投じるのか?と、注目していましたが、実質7部のクラブがJ1を打ち破る。 どちらかと言うと、日本サッカーはフィジカル重視のサッカーに否定的な雰囲気がある中で、異端を突き進む。 いわきFCの成功で、フィジカルへの意識が変革されるかもしれない。 日本人に合ったフィジカルトレーニングの発展。 そうした一面で、いわきFCに注目して見てもおもしろいのではないでしょうか。

いわきFCがJリーグに昇格したら当然下部組織を持つでしょう。 彼らが蓄積したノウハウを育成年代に、どう活用するのか? それを見たいなと言うのが一番の興味の対象です。

育成年代に、器具を使った高負荷な筋トレは推奨されていません。 それは骨端線と呼ばれる軟骨のような組織が、高負荷な筋トレで損傷する恐れがあるからです。 「骨端線がなくなると身長が伸びなくなる」そうです。 骨端線が損傷する=身長が伸びなくなる。 こうした背景があります。

大人になり骨端線が閉じると、身長が伸びなくなります。 それから高負荷な筋トレをスタートすることになります。 骨端線が閉じているかはレントゲンを取れば判明するそうです。

それと育成年代の筋トレで重要なのが栄養。 筋肉の再生にエネルギーが割かれ、骨の成長に栄養が回らない。 そのため身長の伸びに影響が出ることもあるそうです。

こうした課題に下部組織を持ったいわきFCが、どのように対処するのか。 新たな取り組みであり、サッカー界に起こるかもしれないイノベーション。 育成年代のフィジカルトレーニングは日本サッカー界の課題だと思っています。 いわきFCCなら、そこに大きな一石を投じてくれるのではないでしょうか。

Numbe に「デカくて強い選手が速く走れたら。いわきFCはサッカーの常識を壊すか。」と言う手嶋真彦氏によるコラムが掲載されていました。 その中で気になった一文があります。

科学的なエビデンスを踏まえた遺伝子検査を実験的に取り入れると、たちまち歴然とした効果があらわれた。 今でもチームを、高負荷の筋トレに耐えられる遺伝子を持つグループ、持たないグループ、中間グループの3つに分け、それぞれストレングストレーニングの負荷や回数を変えている。遺伝子という動かしがたい根拠があるので、「選手たちも、腹に落とし込んでやってくれています」。 http://number.bunshun.jp/articles/-/828401?page=2

ついにトレーニングも遺伝子レベルの世界まで行ってしまったことに驚愕! 私はたぶん高負荷の筋トレに耐えられる遺伝子を持たないグループになるかなと想像します。 これを見ると、選手にも個別のトレーニングは必要かなと思ってしまいます。

U-17、U-20の代表に選ばれた早熟の天才たちがプロの世界に入り、フィジカルの壁に阻まれ出場機会を得られず消えて行く。 そうならない様に、才能を浪費しない様に、日本サッカー協会と各Jクラブは考えなくてはいけないと思っています。

古く凝り固まった常識に平手打ちをして目を覚まさせる。 そんな衝撃を期待して、いわきFCの活躍に期待しています。

いわきFCの関係者には怒られるかもしれませんが、フィジカルの強いチームに弱いJクラブが、いわきFCと対戦することで、フィジカル勝負に慣れたり、対策を取ることで、ACLで韓国、中国、中東のフィジカルに驚かなくなる日が来るかもしれません。

2ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
Jリーグ
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

あえて鹿島アントラーズの“死角”を探すなら――さらなる進化を遂げるための改善点【Memories of the game】

スカスカのクリームパン【走れ!!ソニー仙台FC】

《セレッソ》清原は徳島へ、丸岡は長崎へレンタル移籍【南大阪に吹くマリンの風】

ブロガープロフィール

profile-iconhototogisu

  • 昨日のページビュー:0
  • 累計のページビュー:3161779

(10月18日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 戦力外発表を見て怒り爆発!!!落合博満にGMの資格なし
  2. 呂比須の「なぜグランパスが勝てないのかがわかった。サッカーを知らない人がフロントにいる」発言から16年、変わらぬ体質。
  3. 落合博満がGM失格の理由。日ハム日本一で証明されたこと。
  4. 『グランパス』退団選手発表と、今後の展開予想
  5. グランパス、監督休養の茶番劇
  6. グランパスと言う名の病③
  7. 『グランパス』J1復帰への3か条。J2からやり直す正しい方法。
  8. 森脇良太の侮辱発言の本質と、小笠原満男のキャプテンシー。原因は認識のズレ。
  9. 『グランパス』子会社化でトヨタの現場介入が悪化!?強化責任者不在での監督探し
  10. 吉川尚輝(中京学院大)を2位指名できるか?  シュミレーション。

月別アーカイブ

2017
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2016
12
11
10
09
08

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年10月18日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss