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シーズン初戦&シニアデビュー

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 フィギュアスケートでグランプリシリーズに次ぐ国際大会シリーズとして始まった、チャレンジャーシリーズが今季も開幕。初戦はロンバルディアトロフィー(イタリア)とU.S.インターナショナルクラシック(アメリカ)となりました。  トップ選手の多くはチャレンジャーシリーズのどれかに出場してから、グランプリシリーズに入っていきます。今季からシニアに上がる選手たちも、チャレンジャーシリーズがシニアデビューとなる場合が多いですね。  日本代表を中心に見てみました。

ロンバルディアトロフィー> 【男子】  日本から宇野昌磨と佐藤洸彬が出場。宇野のショートプログラムは4回転フリップ、後半に4回転トウループ+3回転トウループ、トリプルアクセルと隙なしでした。SP後半で4回転+3回転のコンビネーションを成功させたのは史上初だそうです。自己ベストを0.01更新、シーズン終盤の世界選手権で出したベストをシーズン序盤で更新というのは、相当好調ですね。  フリーでも勢い止まらず。4回転ループをステップアウトながら片足で降りると、さらに4回転サルコウを試合で初めて成功させ、後半に4回転フリップ、4回転トウループ+2回転トウループ、単独で4回転トウループとすべて着氷。4回転5本さらっと入れちゃいました。トリプルアクセルも+3回転トウループ、+1回転ループ+3回転フリップと完璧。フリーでも0.52自己ベスト更新、トータルで0.53の更新。  この調子でいったら、シーズン後半にはどんなことになるのやら、、、  目の前で宇野が”4回転祭り”を見せても動じずに自分の演技に徹したジェイソン・ブラウン、偉いです。SPで転倒ダウングレードだった4回転はフリーで跳ばず、マイナスのつかないきれいなトリプルアクセル2本をそろえ、美しいスケーティングとつなぎで魅了してくれました。宇野と大差がついたとはいえ、堂々の2位。  同じく4回転なしでフリー3位になったのがマッテオ・リッツォ(イタリア)。すべての要素を丁寧にこなして、フリーとトータルの自己ベストを20点も更新、感激していました。フリーは5位ながら安定した4回転トウループなどでSPのリードを守ったブレンダン・ケリー(オーストラリア)が3位、チャレンジャーシリーズ初めての表彰台です。  ステファン・ランビエールの指導を受けるようになって成長著しいデニス・ヴァシリエフス(ラトビア)、4回転はまだないものの、スケーティングとスピンの姿勢が美しく、ますます魅力的になっています。オリンピックでの活躍を期待したいです。  佐藤洸彬はSP、フリーともに4回転に挑戦しましたが転倒。「フィガロの結婚」でボーカルの「フィーガロフィガロフィガロ♪」とたたみかける部分をスピンの姿勢変化で表現するなど、随所に個性を見せていました。NHK杯出場が決まったそうなので、ぜひいい演技を見せてほしいですね。 【女子】  日本から出場は樋口新葉と松田悠良。ショートプログラムでは抜群のキレとめりはりのある滑りを見せた樋口新葉が、自己ベスト更新でトップに立ちました。スピードとジャンプの高さ、ビールマン姿勢なしでもレベル4が取れるレイバックスピン、何より溌溂とした動きがいいですね。フリーも体幹の強さを感じさせるジャンプをしっかり跳び、演技構成点も伸ばしてベストに近い得点。優勝?と思われましたが、、、  この大会でシニアデビューを飾ったアリーナ・ザギトワは、SPのダブルアクセルでまさかの乱れ、ちょっと緊張していたかも。しかしフリーは、演技時間が4分になってもジャンプ7つを全て後半に跳ぶ構成を完璧にこなし、逆転優勝を飾りました。  カロリーナ・コストナーの美しく流れるスケーティングは、ジャンプの難度が低くても補って余りあるもの。現役を続けてくれているのが嬉しいです。icenetwork.comで「今年ブレイクしそうな女子」に名前が挙がっていたブレイディ・テネルがほぼノーミスの演技で4位に。松田悠良が優雅な滑りと回転不足のない安定したジャンプで5位に入りました。SPの3回転フリップ+3回転ループは素晴らしかったです!  元・世界女王のエリザヴェータ・トゥクタミシェワは、SPの3回転ルッツで転倒したり、フリーのルッツがパンクしたりと不安定。フリーでコンビネーションのセカンドに3回転がなく、ダブルアクセル+ダブルアクセルのシークエンスを跳ぶなどジャンプの基礎点でもやや見劣りします。ロシア女子の3枠に入って五輪に出られるのか・・・この後が気になるところです。 【アイスダンス】  日本から、このカップルとしては国際大会デビューとなる小松原美里/ティモシー・コレト、世界ジュニア13位からシニアにデビューの深瀬理香子/立野在が出場。  小松原美里は、イタリア代表としてアンドレア・ファッブリとのカップルでヨーロッパ選手権に出場経験があります。韓国代表やノルウェー代表経験があるティモシー・コレトとは昨季からチームに。さすがに安定感があります。スピード感、細かいコンビネーションはこれからというところでしょうか。  深瀬/立野は5分間練習でカメラが長く追っていました。2人とも二十歳と若く、初々しいコンビが注目されたかな? ショートダンスで「Ooh, Tequila!」の歌詞でグイっと煽る振付など、ラテンの表現に挑戦していました。フリーのツイズルで少しミスが出ましたが、リフトのポジションもだんだん難しいものができるようになっています。  2組ともグランプリシリーズのエントリーは今のところないんですが、どんどん試合に出してほしいです!  優勝は地元イタリアのシャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファッブリ。世界ジュニア2位からシニアデビューのアッラ・ロボダ/パヴェル・ドロズド(ロシア)が2位に入り、さっそく実績を作っています。

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