2010年02月24日
オスピタレットのユースCを率いることになってから2試合目となる第19節はドン・ボスコという最下位のチームとアウェーで対戦。
相手が最下位で前半戦では7-1と勝利していますが、ここのホームグラウンドは前の試合同様、かなり小さなグラウンドで、これまでアウェーチームが勝利したのは3回のみ。ホームでの8試合を1勝4分け3敗という成績でこなしている相手に対して同じく下位に沈むオスピタレットのCチームとしては油断が出来ない試合でした。
試合前の1週間はこの小さなグラウンドでのプレーを想定した練習に費やし、残り12試合に向けて整備しなければいけない項目の中でも小さなグラウンドでも生きる項目を最優先に練習を行いました。
第19節 ドン・ボスコA vs オスピタレットC
まずは立ち上がりに相手の守備ラインに攻撃を繰り返し敵陣でプレーすることに徹しましたが、これが功を奏して前半10分に守備ラインを破り先制点が生まれます。
しかしこの後、1週間を通して取り組んでいた点が徹底されずシーソーゲームに。
ドン・ボスコも決定機を幾つか得ますがこれはミスで得点できず。
逆にオスピタレットはカウンターからPKを得ます。これを決めて0-2とリードを広げて前半終了。
ハーフタイムに、練習でやったことが実践できないようでは今日の敵よりも強い相手と戦う残りの11試合で結果など残せるはずはない、と発破を掛けて後半での奮起を促します。
その後半、開始3分に前半とはうって変わって練習で行ったプレーから追加点が決まります。
この後、オスピタレットは2枚目の警告で退場者を出しますが、後半25分にはコーナーキックからも追加点が決まり0-4。
残り20分を10人で戦うことになりましたが最後まで集中力を切らさず試合は終了。
チームを受け持った時点で降格圏まで1ポイントの状況でしたが、先週の延期試合での勝利、そして今節の勝利で降格圏まで7ポイントの差をつける事ができました。
しかし次節は3位のチームとの対戦が待っているので残り11試合、まだまだ気が抜けません。
■順位表
http://catalunyafutbol.mi-web.es/foro/grupo-2-resultados-clasificacion-calendario-datos-t23303.html
posted by hospi |18:04 |
チームの近況 |
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2010年02月16日
バルサのプレースタイルについて触れる前に、数回に分けて幾つかの補足を行いたいと思います。
今回は「戦術」について。
日本ではよく
・戦術を教える前に個人技術を磨く
・戦術は小さな頃から教えるべき(ごく最近)
・戦術の型にはめられて創造的なプレーができていない
という形で「戦術」という言葉が使われていると思います。
ただ、スペインでサッカーの指導をしていて感じたのは、「戦術」という言葉一つをとっても国によってだいぶ認識に違いがあり、戦術の種類の違い以前に、
「戦術」とは何か?
という根底の部分から認識の相違の確認をしないと議論にすらならないと思うようになりました。
スペインでいう「戦術」とは、
チームの攻撃、守備の細部に至るまであらかじめチーム内で決めている約束事を指します。
その中には、
'・陣形
・パスコースの設定
・プレッシングの有無と種類
・各ポジションの動き'
など全てが含まれます。
一方で、キックオフ、スローイン、フリーキック、コーナーキックでの攻守の動きは「戦略」 という括りで戦術とは切り離して考えられています。
両国のサッカー環境の違いに触れると話はまとまりませんが、スペインでは8-9才から毎週末リーグ戦を戦う環境があり
「チームがどのようにプレーするか」=「戦術」
が最初のステップから登場します。
もちろん小学生の選手は各技術を身につけなくてはいけないので、練習の中に段階を追って各技術の練習を盛り込んでいくわけですが、一番最初にインサイドでのボールコントロールとインサイドパスを教えた後は、この2つの技術を軸に、
チームプレーの練習
に入ります。
監督に求められるのは、決められた時間内でウォーミングアップからグループ戦術へスムーズに移行するスタイルの練習を選手達に施すことで、シンプルなスタイルで高い効率性が求められるので簡単な事ではなく、この段階から監督間の競争も発生します。
また、この戦術の指導の中で
・自陣でボールを失わないパスワークの鍛錬
・一方でパスの選択肢がない場合にシンプルに前線にボールを送るプレー
・ピッチのどこからどこまでが安全にプレーしなくてはいけないゾーンで、
どこから先がシュートを打つためにある程度の自由度を持ってリスクを犯して良いか。
といった3本柱 を繰り返し形を変えて指導していきます。
こういった理由でスペインでは戦術とは、
・守備時にはチームに安全をもたらし、攻撃時には選手達が共通のイメージを持ちながら且、自由にプレーできる環境を与えるもの
なのです。
また、
・戦術練習が幼少の頃から練習の中心に据えられている
ので、
「いつから戦術を教えるべきか? 戦術が創造性を奪ってしまっていないか?」
といった議論はあまり出て来ません。
posted by hospi |20:39 |
戦術 |
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2010年02月15日
試合状況をタイムリーに更新できるようになったので、遅れていた「バルサのプレースタイル」について書こうと思っていたのですが、所属クラブで人事異動などがあり急に多忙になってしまったので更新が遅れてしまいました。
まずは第2監督を務めているオスピタレット・ユースBの近況。
こちらはレウスで勝利後、17節のホームでのエウロパ戦で予想外の苦戦を強いられ、試合は支配するもののセットプレーから2点を献上し、後半には退場者を出し0-2で破れてしまいました。
18節は遠地リェイダへの遠征となりましたが、0-1でリードする前半に相手の肘打ちを受けたキーパーが流血で病院送りとなり、下のカテゴリーから召集されていたキーパーが交代出場。前半を2-2で終えます。
後半開始直後に、相手の30m弾が決まり逆転を許し、後半32分に同点に追いついて何とか3-3の引き分けで勝点1を持ち帰りました。
順位を大きく落としてしまい難しい状況にあります。
■順位表
http://catalunyafutbol.forogratis.es/board/grupo-1-resultados-clasificacion-calendario-datos-t23271.html
また、4部で残留争いを戦うユースCは第17節で首位のサン・イグナシのホームで7-1で大敗。この敗戦で監督が解任となり次節の18節はユースBの監督が率いてトラッハーナと2-2の引き分け。
そして先週から私がCチームの監督に就任しチームを率いることになりました。
2月13-14日の週末は多くのカテゴリーでリーグ戦が休みの週でしたが、Cチームはアウェーで0-1でリードしている状況で観客の乱入で中断になった試合を戦いました。
相手は退場者を出して8人、こちらは11人で残り23分という有利な状況でしたが、グラウンドが日本の小学生のピッチほどの大きさだったので蹴り合いが多い試合となり開始2分で右サイドバックが押された勢いでサイドのラインの外の壁に激突。即、病院送りとなりました。
また左サイドバックも相手のタックルを受けて手から流血。止血を施す必要に迫られます。
その後、追加点を決め0-2で試合終了。
こちらは残り12試合で勝点33-35のラインに到達しなくてはいけない厳しい状況です。(下位4チームが降格)
■順位表
http://catalunyafutbol.forogratis.es/board/grupo-2-resultados-clasificacion-calendario-datos-t23303.html
posted by hospi |04:59 |
チームの近況 |
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