2009年11月25日
日本のサッカー関係者の方と情報交換をしたり日本でスペインのサッカーがどう見られているか聞く機会をなるべく持つようにしていますが、その中で1つ気付いたことがありました。
それはまだまだ日本では
スペインのサッカー=FCバルセロナのサッカー
というイメージが強く、実際にスペインからトレーニング情報を得たり指導者を招聘しサッカー教室を開く場合でも日本側では「FCバルセロナのスタイル」を期待しているということです。
実際にFCバルセロナのプレースタイルはスペイン国内でもよく参考にされており、欧州の強豪の中でもサッカーの基本と魅力を併せ持ったクラブだということは確かです。
ただ、FCバルセロナというのはスペイン国内でも「孤高で特殊」な存在であり、
スペインのサッカー≠FCバルセロナ
なのです。
FCバルセロナだけではなくスペインサッカーの中に共通してある「サッカーに必要な重要な要素の数々」は、日本人の目には見えづらいものであったり、ものによっては知識としては知られていても日本ではしっかりと実践されていないことだったりします。
そういう点をこれから徐々にこのブログを使って発信していきたいと思います。
posted by hospi |22:58 |
戦術 |
コメント(7) |
トラックバック(0)
2009年11月24日
スペインではユース世代でもリーグ戦がシーズンを通して行われていますが、ピラミッド状に4-5部に分かれているため下位に低迷すれば下部リーグへの降格が待っています。
プロの世界同様、チームの成績不振で真っ先に責任を取らされるのが監督で、今季のオスピタレットでは昨日、ユースAの監督が解任されました。
昨季、ユースAは1部リーグ残留を果たしましたが、功労者の監督とクラブが契約更新で合意に至らなかったため、別のチームを1部に昇格させたばかりの1部リーグ初経験の監督を招聘していました。
しかし今季は勝ち星に恵まれず今節はホームに首位のエスパニョールを迎え0-7の大敗。週明けに断が下されました。
ユースAの順位表は下記(16チーム中4チームが2部に降格します)
http://catalunyafutbol.forogratis.es/board/resultados-clasificacion-grupo-3-t23537.html
今季は私が第2監督をしているユースBは好調なものの、クラブ内のいくつかのカテゴリーが低迷しているため今後も監督の解任は続くとみられます。
posted by hospi |22:19 |
育成現場での出来事 |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2009年11月24日
前節、単独首位に浮上したオスピタレット。
強豪との対戦が続くここからの6週間の最初の相手は3位のジムナスティック・マンレサA。
オスピタレットのシーズン序盤の目標は「遠くを見ずに1試合1試合を戦う」ことでした。それは今も変わりませんが、8試合を消化し徐々に勢力バランスが見え始め首位に立っている現状で、私達にとって重要なのは3~4位に位置しているチームとの勝点差を広げること。
最終的に2部に昇格できる2位以内はもちろん、1部と2部にAチームとBチームを抱えているクラブがAチームの降格に伴いBチームが2部から3部に自動降格、その影響で3部で3位のチームが追加昇格するというパターンが例年あるのでそこまでを踏まえて勝点計算をします。
■カタルーニャ州ユース3部リーグ
第9節 オスピタレットB vs ジムナスティック・マンレサA
前線に俊足のアタッカーを擁するジムナスティック・マンレサに対してオスピタレットの守備ラインがどこまで耐えられるかがゲームのカギでした。
普段はスタメンの18才のセンターバックもスピード不足からこの日はベンチスタート。
序盤から拮抗した試合が展開されますが先制したのはジムナスティック。
前半14分にコーナーキックのクリアボールをエリア外から叩き込みゴール。
オスピタレットB 0-1 ジムナスティック・マンレサA
オスピタレットは反撃に出るもフリーキックのチャンスを得点に結びつけることが出来ません。
前半25分、オスピタレットの左サイドエリア外でフリーキックを得たジムナスティックはこれをニアサイドに蹴り込みます。
ゴールキーパーの反応が遅れゴール!
オスピタレットB 0-2 ジムナスティック・マンレサA
前半30分、オスピタレットは左からのコーナーキックから生まれた混戦で左のウイングがこぼれ球を押し込みゴール。
オスピタレットB 1-2 ジムナスティック・マンレサA
前半43分にはラインディフェンスの統率に乱れが生じたジムナスティックに対しオスピタレットがカウンターをしかけ、抜け出したフォワードが飛び出したキーパーの脇を突くシュートを決め同点ゴール!
オスピタレットB 2-2 ジムナスティック・マンレサA
ここで前半終了。
試合前に徹底したボール奪取後の決まり事が守られていなかった点の修正をきつく選手達に伝え後半へ。
後半13分、右のコーナーキックを得たオスピタレットはこのチャンスに後半から途中出場のエースストライカーが、ニアポストでヘディングで合わせゴール。
オスピタレットB 3-2 ジムナスティック・マンレサA
後半30分には左サイドからの突破で中央に切り込んだ左ウイングがファーポストにゴールを決め追加点。
オスピタレットB 4-2 ジムナスティック・マンレサA
この2分後、後半32分にオスピタレットのディフェンシブハーフが不用意なバックパスをし、これを奪ったジムナスティックがゴールを決め1点に迫ります。
オスピタレットB 4-3 ジムナスティック・マンレサA
後半37分、4点目のゴールを決めたウイングが足をつらせたため前半でベンチに下がっていた選手を投入するもこの選手が投入4分後に不用意なファウルを犯し一発レッドで退場。
ロスタイムが5分取られたため9分近く10人で守りきらなくてはなりませんでしたが、この時間をなんとか守りきりオスピタレットBは今季7勝目を挙げました。
来週は6位のガバとアウェーでの対戦です。
■順位表
http://catalunyafutbol.forogratis.es/board/grupo-1-resultados-clasificacion-calendario-datos-t23271.html
posted by hospi |03:35 |
チームの近況 |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2009年11月17日
前節、ホームで引き分けてしまったオスピタレットBですが、第8節は中堅のジュニオールというチームとの対戦。
■カタルーニャ州ユース3部リーグ
第8節 ジュニオールA vs オスピタレットB
このチームはこれまで1勝5分け1敗と引き分けが多いために下位にいるものの前節は強豪ガバにアウェーで3-5で勝利するなど油断できない相手でした。
小さなグラウンドでロングボールとプレッシングを主体に攻めて来る相手に対してオスピタレットもこの対戦を前にいくつかの対策を準備していました。
この試合でも基本技術に勝るオスピタレットが主導権を握りますが、相手の速攻時の守備陣のミスなどであわやゴールという場面が序盤の10分間に3度訪れました。
キーパーの堅守もありこの危ない時間帯を乗り切ったオスピタレットは両サイドからの攻撃を皮切りにゴールまで30mの距離のフリーキックを多く得ます。
このチャンスに打ち合わせておいたセットプレーの形が上手くはまりシュートに結び付けますが相手ゴールキーパーのファインプレーでゴールが割れません。
前半23分、左からのコーナーキックがニアポストを突くと、ゴール前に上がっていたセンターバックがその流れ弾に頭で合わせゴール!
オスピタレットが先制点を挙げます。
ジュニオール 0-1 オスピタレット
この先制点で勢いに乗ったオスピタレットですが、最終ラインの選手のボールさばき、中盤でのプレーの判断で稚拙なミスがあり追加点が奪えません。前半は0-1のまま終了。
最終ラインでボールさばきのミスを重ねていたセンターバックは先制点を決めていましたがハーフタイムに交代させ、いくつかの微調整を行い後半に。。。
ハーフタイムでの修正が実を結び一方的に攻めるオスピタレットですが、後半10分に中盤の選手がドリブルからシュートを放ったプレーで転倒。負傷交代します。
(相手との接触がないプレーでの転倒だったため膝の靭帯の損傷かと思われましたが大事には至らない模様)
中盤でゲームメイクをしていたこの選手の離脱で約10分、試合が停滞します。
後半29分、オスピタレットは左サイドからファーポストにクロスを送り、これを右のウイングがダイレクトで蹴り込みゴール!
ジュニオール 0-2 オスピタレット
後半40分には2点目をアシストしていた左ウイングがグラウンダーのアーリークロスをゴール正面に送りこれが守備陣の足に当たるとそのままゴール~!
ジュニオール 0-3 オスピタレット
3点のリードで残り時間を無難に守りきったオスピタレットは前節での反省を生かし勝点3を加えることに成功しました。
今節は、先週、オスピタレットが引き分けたマンレサがホームで首位のボルデータ・リェイダを2-0で倒し、2位タイだったジムナスティック・マンレサも引き分けたためオスピタレットが初めて単独首位に浮上しました。
来週からは上位陣との対戦が6週続く厳しい日程となります。
■順位表
http://catalunyafutbol.forogratis.es/board/grupo-1-resultados-clasificacion-calendario-datos-t23271.html
posted by hospi |02:41 |
チームの近況 |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2009年11月10日
カタルーニャ・ユースリーグ3部
第7節 オスピタレットvsマンレサ
7日に行われた7節は、ホームにマンレサを迎えました。
マンレサは成績不振で下位に沈んでいたため監督が交代した直後で、この試合はマンレサにとって新監督で迎えた最初の試合。
一方のこちらオスピタレットはチーム内の事情でスタメンが数人入れ替わって臨んだため、その影響も心配されました。
週末の土曜日と日曜日はスペインで強風注意報が出るほど風が強かったので試合も風との戦いになります。
自力に勝るオスピタレットは開始直後から試合を支配し相手陣内でのプレーを展開します。
前半13分、中盤の選手がエリア外でサイドから流れてきたパスをファーサイドに蹴り込み早くも先制。
オスピタレット 1-0 マンレサ
しかしこの日の審判は判定基準が安定せず試合は荒れ気味になります。
オスピタレットは風下に立ちながらも試合を支配し多くの決定機を作りますが相手キーパーのファインプレーでことごとくチャンスをゴールに結び付けられません。
ボールキープに余裕が有り過ぎ慢心が生まれたのか、オスピタレットは数人の選手が後方でドリブルを多用するようになり不用意な失策が増えカウンターを受けます。
後半34分、相手のカウンターをファウルなしでカットしたかに見えたプレーがファウルの判定。こちらの右サイドライン近く、ゴールまで25mの距離でのフリーキックが風に乗りファーポストの角に吸い込まれます。
オスピタレット 1-1 マンレサ
同じ展開でゴール正面からのマンレサの20m弾がゴールを襲いますがこれはキーパーが弾きコーナーキックに逃れます。
前半残りの5分は一進一退の攻防が続き終了。
後半、オスピタレットは猛攻を開始し相手のカウンターも封じ込めて攻め込みますが、3度の決定機を相手キーパーに防がれゴールならず。
後半30分、マンレサが退場者を出しますが、マンレサはここからさらに守備を固め勝点1を取りにきます。
オスピタレットはこの堅守を崩せずそのまま試合終了。
同率1位だったボルデータ・リェイダが勝ったためオスピタレットは2位タイに後退。チームを引き締める厳しい結果となりました。
順位表
http://catalunyafutbol.forogratis.es/board/grupo-1-resultados-clasificacion-calendario-datos-t23271.html
posted by hospi |23:01 |
チームの近況 |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2009年11月02日
■第6節 ビラノバA vs オスピタレットB
今回の週末は31日(土)にバルセロナから1時間弱のビラノバ・イ・ジェルトゥルという街の同名のクラブとアウェーで対戦。
相手は中位ですが、このユース3部(Preferente)からはどの相手とも接戦になるので入念な準備を行い乗り込みました。
事前の分析でゾーン別の戦力バランスを予想したのですが、ほぼその通りオスピタレットが多くのゾーンで優勢に立ち試合を進めます。
前半立ち上がりからペナルティエリア周辺でのフリーキックを数回得ますがゴールには繋がりません。
相手のビラノバはチーム全体が守備ブロックを形成してボールサイドを囲んでくる戦術でしたが、立ち上がりはその守備に対してオスピタレットは逆サイドを上手く活用できず単発の攻撃に終始します。
前半26分、相手のプレッシングを素早いサイドチェンジで交わした流れで左サイドから攻め上がったオスピタレットはファーポストにクロスを送り、これを詰めていた逆サイドのウイングがヘディングで合わせますがゴールバーの上に外れます。
前半44分、26分の攻撃と同じ形で左サイドから攻め入り、ウイングがエリア内にドリブルで切り込み、対応して来たディフェンダーに前進を止められるもののファーポストに浮き球を送りセンターフォワードがこれを折り返し。中央に詰めてきた中盤の選手がこのパスをプッシュし先制ゴールが決まります。
ビラノバ 0-1 オスピタレット
ここで前半終了。
相手が思いのほか守備時にボールサイドに寄せてきたためサイドチェンジの重要性を説きポジションの修正を行って後半へ。
立ち上がりの後半7分。相手ゴール正面35mの位置で間接フリーキックを得ます。サポートの選手が軽くボール転がしそこから直接シュートを狙う方法でゴールを狙いますがシュートはポストを直撃。こぼれ球を押し込むことも出来ずゴールならず。
後半27分、ハーフタイムに投入されたセンターフォワードがプレッシングで相手センターバックからボールを奪いディフェンダーを背負いながらもループシュートでキーパーを仕留め追加点を決めます。
ビラノバ 0-2 オスピタレット
この直後、相手のシュートにゴールを脅かされますがキーパーが上手く反応しボールをポストの外に弾きます。
後半39分、後半開始直後に不用意なファウルでイエローカードをもらっていたセンターバックがジャッジに不満を言い2枚目のイエローを受け退場に。
オスピタレットはこの退場を受けシステムを4-4-1に変更し逃げ切りに入りますがその3分後に相手も退場者を出し再び同数の戦いに。
この試合ではロスタイムも無難にこなし0-2のまま試合終了。
アウェーでの貴重な勝点3を得ることに成功しました。
前節まで3チームが4勝1分(勝点13)で1位タイでしたが、今節は1チームが引き分けたためオスピタレットとボルデータ・リェイダが勝点16で1位をキープしています。
順位表
http://catalunyafutbol.forogratis.es/board/grupo-1-resultados-clasificacion-calendario-datos-t23271.html
posted by hospi |09:13 |
チームの近況 |
コメント(0) |
トラックバック(0)