2010年03月18日

スペイン少年サッカー 練習日数、時間、スペース

スペインでサッカーをしている少年はクラブでのみ練習をしていると前回書きましたが、1週間を通しての練習を見ても日本とだいぶ違いがあり、特に練習時間の点において日本よりも遥かに少ないのが特徴です。

以下、いくつかの相違点をまとめてみます。


1.練習日数

スペインでは普通のクラブは練習を週に3回します。
小学生のチームではクラブ事情で2回のところもあり、逆にプロクラブの傘下などレベルが上がると中高生あたりから週4回というケースもありますがこれはごく一部です。

週に3回の練習をして、週末にリーグ戦の1試合。試合当日の練習はしませんし、週末の空いた一方の日に試合を組むこともありません。(プレシーズンは例外)


2.練習時間

クラブスポーツということもありますが、スペイン人は「朝錬」というものをしませんし知りません。

また1日の練習時間も1時間半より多くなることは普通のチームではありません。(プロの下部組織やプロチームでは拘束時間は長くなりますがそれはミーティングや筋トレなどで、実質、ボールを使った練習は1時間半の中に収められます)

一方で一部の大人のチームや上位リーグにいる高校生は午前中や午後早い時間帯に練習を行うケースもありますが、この場合は選手側が仕事や学業を調整して練習に参加できるようにしています。

1日に2回練習を行う2部錬などは1部のプロチームが行っていますがスペインでは一般的ではなく、イングランドやドイツを見習って2部錬を導入しようという動きがあるものの、国民性でしょうか、スペイン全体では現在は1部錬が主流です


3.練習スペース

スペインでは校庭を備えた学校が殆どない反面、クラブとサッカー場がセットになっているのでサッカーの練習はそこで行います。(その多くは市町村の管理下にあります)

しかし練習スペースが自由に確保できるかというと、実際には違います。

レベルに関係なく殆どのクラブが8~18才まで、そして大人のチームを抱えているので上記のように週に3日間、1回1時間半の練習でも毎回1つのチームがハーフコートを確保できない場合もあります。

このケースでは週3日の内、1日はフルコートの3分の1、4分の1で練習を行うこともあります。

練習は年少のチームが18時から始め、その後、中学生、高校生、大人のチームとなるのが一般的で早い時間帯では3-4チームがコートを共有し、最後の時間帯に当たったチームはハーフコートやフルコートを使える反面、練習を終えるのが22時半、23時となるのが普通です。


4. オスピタレットのケース

オスピタレットの場合は幸い、人工芝の7人制のコートが併設されているのでこのスペースも活用されており他のクラブに比べて恵まれた環境となっています。

私のチーム(16歳)は21時開始22時半終了で、月曜日は4分の1コートかハーフコート、残りの2日はフルコートで練習をしていますが、これはユースAチームが練習時間を夜から夕方に変更したためで、普通の高校生のチームがフルコートを使えることはまずありません。


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2010年03月18日

スペイン少年サッカー 設備と費用

今回はスペインでのユース・ジュニアユース世代の練習環境を説明します。

スペインでも昔はストリートサッカーがあったようですが今ではすっかり見なくなり、殆どの子供はクラブチームでサッカーをしています。

日本のような部活動はなく、授業後のスポーツは学校とは別のスポーツクラブで行うのです。

サッカーの場合は街の各地区に点在するクラブが活動の場になりますが、各クラブが抱えるチームは4~5層から構成されるリーグ戦に参加しており、選手は自分のレベルに合わせて毎年、クラブを変える事もよくあります。

出場機会に恵まれないなどの理由でクラブが登録抹消手続きを了承した場合はシーズン中に他チームに移動し新しいクラブでリーグ戦に参戦することも出来ます。

1シーズン(9月~6月まで10ヶ月)の費用はクラブ毎に異なりますが、実際にはトレーニングウェアの購入代が含まれているかどうかなどの差があるだけで最終的に1シーズン500~600euro(約7~8万円)となります。

日本と違う点は全てのクラブにロッカーがあり、選手はそこで着替え練習後にはシャワーを浴びて帰宅するという点です。

また、バルセロナがあるスペインのカタルーニャ州では5年がかりの計画で州内の全てのグラウンドに最新の人工芝を張る計画を行い、2010年現在でその計画がほぼ完了しています。


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