2009年03月31日
今日は、ホームゲーム3連戦の2戦目。岩村選手の所属するレイズとの対戦でした。前回お伝えした通り、やはりレイズは地元と言えどあまり人気がないのかスタンドは大入りには程遠い状態。試合終了後、入場者数を尋ねると、7,500人収容のスタジアムに対して7割に満たない4,897人とのこと。少し残念な数字でした。ただ、天気は昨日の雨から一転快晴となり、フードとドリンクの売れ行きは非常に好調で観客一人当たり売上げはかなりいい数字が残せました。やはり、ドリンクと天気の連動性はかなり高いと見えて、20℃も後半になるような好天の日にはビールをはじめドリンク類が飛ぶように売れ、全体の売り上げへの貢献度が高くなります。
さて、お手伝いに来て下さる方など地元コミュニティグループとの関わりについてはこのブログでも何度か紹介してきましたが、今日はまた新しいコラボが見れらました。地元のフロリダ・ガルフコースト大学とのコラボです。フロリダ・ガルフコースト大学は、この街ではFGCUと呼ばれ親しまれており、スタジアムから程近い所にキャンパスも位置しているようです。また、フロリダという土地柄もあってか非常にスポーツも盛んなようです。このFGCUの学生が、ビールの売り子のバイトや地元の方と同様販売の手伝いに来てくれることはよくあったのですが、今日は個人ではなく日本の大学の体育会にあたるアスレティックス全体とツインズのコラボでした。FGCUアスレティックスの中に、野球部やソフトボール部、バスケットボール部、ゴルフ部などがあります。体育会野球部というのと同じイメージだと思います。
始球式は毎試合行われるのですが、今日はまずこれがFGCU野球部と女子ソフトボール部それぞれの部長さんか監督さんでしょうか、少し年配の方が担当されていました。ソフトボール部の方が下から剛速球を投げた後、野球部の方が肩を痛そうに弱々しい球を投げていました。そして驚いたのがこれ。
普段はコンコースの何もない場所に今日はテーブルが用意され、本当に立派なポスターが配られていました。手前が野球部のポスター、奥に見えるのが女子ソフトボール部のポスターです。選手の写真と共にシーズンのスケジュールが記載されています。また両ポスターの間においてあるのがポケットスケジュールです。これらだけをとればミラクルにも見劣りしない出来栄えで、実際に選手達数名がテーブルにつきこれらをお客様に配布していました。この他にもスポンサーシップを呼びかけるカードがあり、年間何ドルでシーズンシートが購入できるなど各種プログラムが記載されていました。まさにビジネスとしての呼びかけでした。
このような試みは中々日本では見かけないものではないでしょうか。単純に言えば、神宮球場で行われるヤクルトのオープン戦で東京六大学野球の選手がポスターを配っているようなものでしょう。実際にスタジアムに足を運んでいる野球好きの人に直接宣伝出来るのですから非常に効率は良いと思います。ヤクルトのオープン戦で早稲田のハンカチ王子がビラを配れば、それこそ大人気だと思います。詳しくは分かりませんが日本の野球界に関してはプロ・アマ協定というのがありますから、少なくとも大学の野球部とプロ球団のコラボというのは残念ながら何かと障害が大きいのでしょう。野球という軸でメジャーチームと大学が結ばれたり、地元フォートマイヤーズという軸でメジャーチームと地元コミュニティグループが結ばれたりと様々な方向に線が延びるアメリカのスポーツコミュニティの形態は興味深いものがあります。
また、今日は寂しい出来事もありました。以前、ブログでご紹介した元ベア・スターンズ証券出身のBillがフロリダでの滞在を終え地元に戻るとのことで、スタジアムでの手伝いを今日で終了したのです。毎日会うたびに「Kuni~. Kuni~.」と声を掛けて下さり、今日も試合終了後にわざわざ私に別れの挨拶をしに来て下さるなど、本当に可愛がって下さったので寂しい気持ちで一杯になりました。やはり出会いがあれば別れが付き物なのですね。フロリダにはBillのように冬の間だけこちらで暮らし4~5月に北部に戻られる方が多くいらっしゃいます。ツインズのスプリングトレーニングも残す所あと僅か。これからこういった別れが始まるのでしょうか。別れ際に悔いだけは残さないよう、また明日からお手伝いの方全てに何でも屋として最高のサービスをしていきたいと思います!
posted by 真鍋 |08:12 |
インターン2期生 真鍋 |
2009年03月30日
今日は朝、家を出た瞬間からモワっといつもとは違う感覚。晴れ間は見えるものの雲の多い天気でした。グランドには朝方からどこに仕舞ってあったのか内野全面が覆い隠せる大きなビニルシートが敷かれていました。そして、試合開始3時間前の10時くらいから遂にポツポツと雨は降り始めました。
これまでシャワーのような通り雨はあったのですが、こちらに来て5週間超が過ぎ初めて雨と言える雨が降りました。フロリダにもやはり雨は降るのですね。季節の変わり目にこれから来る暑い夏の到来を告げる雨でしょうか。そして、この雨は私にアメリカスタイルの野球をも教えてくれました。
スポーツニュースなどで、松井選手が雨により2時間試合を中断しただとか、イチロー選手が3時間遅れで試合が始まり試合終了は深夜だったとか、日本では想像できないような話を耳にしたことはありませんか。ああいったこと、本当に起こるのです。ポツポツと降り出した雨は、試合開始が近づくにつれて強まって来ます。日本では、試合開始数時間前に中止が告げられるのはよくあることです。しかし、こちらは違います。雨が強まろうが、雷が鳴ろうが、時間が経てば経つほどお客様は増えてきます。我が球場には屋根が一部しかないので、コンコースはどんどん人が溢れてきます。
日本的に"いつ中止が決まるんだろう?"と思っていた私は、スタッフに「何時に決行か中止が決まるの?」などと聞いてみたのですが、帰ってくる答えは「審判次第よ。」忘れていました。確かに、試合の可否は主催者ではなく審判が決定するのです。待てど暮らせど雨は弱まりません。お客様はさすがに楽しそうではないですが、別にイライラする様子もなし。そして、試合開始予定時刻の1時5分が過ぎます。それでも放送の一つもないのです。皆、手持無沙汰でもぐもぐ食べております。試合開始予定から30分が過ぎた1時40分頃急速に雨が強まり、これはさすがに中止かなと私は思ったのですが、起こったことは全くの逆!強まった雨が止むと晴れ間が見え始めてきました。2時。ここで初めて試合に関する放送が入りました。「試合開始予定は3時です。」何とここから1時間!?確かに選手のアップが必要ですもんね。グランドキーパーの方々がビニルシートを取り除くと、そこにはいつも通りのグランドが登場したのです。
その後天気は回復し、晴れ間が広がる中いつもより2時間遅れで試合が開始されました。スタジアムに来られたお客様のおそらく殆どの方がお残りになっていたのではないでしょうか。座席も8割以上は埋まった感じで、いつも通り皆さん野球観戦を楽しんでいらっしゃいました。一方、私はフード・ドリンクの販売時間が2時間延びた訳ですから、ペプシを追加搬送したり何度も氷を追加投入することになり忙しく長い一日となりました。
開門前からホットドッグやハンバーガーは何百個と作っているので、"このまま試合が中止になったらどれくらいの損失が発生してしまうんだろう"と午前中は心配していたのですが、全くの杞憂でした。お昼過ぎにスタッフの一人が「Rain makes money.」と私に教えてくれたのですが、午後になりその意味が理解できました。先ほども書きましたが、お客様は手持無沙汰なので何か飲むか食べるかしか楽しみがないんですよね。確かに売上は悪くなかった筈です。
いや~、気長だなと思いました。何かに追われている雰囲気はまるでありません。時間のある人が集まっているフロリダという地域特性はありますが、それにしても余裕があります。ここでは焦ってはいけません。私が急いで何かやろうとすると、「Don't rush.」とか「Take your time.」と言われてしまいます。広大な土地が生んだ文化でしょうか?青く広い空のなせる業でしょうか?今日は、以前田舎の友達が言っていた「俺は青か黒の空が好きなんや。東京の空は灰色やん。」という言葉を思い出していました。東京は、昼はビルと排気ガスで空がくすみ、夜はネオンで照らされて明るいという意味らしいです。その時は、東京の空も真っ青に晴れ渡るし、ネオンも中々楽しいもんだぞと思ったものですが、やはり青く広い空も時には必要ですね。心を広くしてくれます。今日の天気はそんな事も教えてくれた気がします。明日はきっと晴れるでしょう。青く晴れた空の下で明日は思いっきり働きたいと思います!
posted by 真鍋 |09:04 |
インターン2期生 真鍋 |
2009年03月29日
明日からはホーム3連戦。忙しくなることが予想されるため、今日は各コンセッション・各スタンドの準備に時間が費やされました。ただ、ここまで来ると3人それぞれの役目が自然と分担されてきており、以前に比べかなり効率的な作業が出来ているのではないかと思います。私自身も指示を与えられる前に何が必要とされるかは大体分かるようになってきており、自分のペースで仕事が出来るようになった実感があります。
さて、ここはフロリダ。スタジアムにいると全く感じませんが、カリフォルニアに次いでサブプライムの影響をもろに受けた地域として景気後退の影響はかなり大きいはずです。渡米前には、フロリダのカーディーラーが新車1台買えばもれなく1台プレゼントという常識では考えられないニュースを耳にして驚いたものです。確かに、道路脇にはこういった”For sale”の看板が幾つも見られます。
ただ、そんなアメリカにも明るい兆しが見えてきているようです。今日はそのお話。一応、前職は金融マンですので家では英語の練習がてらなるべくニュースを見るようにしています。来た当初から、銀行の倒産やオバマの景気対策、はたまた自宅をどうやって守るかなどのニュースが連日流れているのですが、昨日CNNで興味深いニュースを耳にしました。複数人の経済専門家が集まって討論するCNN MONEY SUMMITという番組だったのですが、アメリカの住宅市場が底打ちの兆しを見せているのだそうです。
それによると、2月の中古住宅販売が前月に比べ5.1%増加したとのこと。前年比で言えば未だ5%程度の減少とは言え、昨夏から続いた減少の流れが反転しました。何でも、この販売数の半数程度が初めて住宅を買う人だそうです。そう言えば数週間前、Joshも「友達が家を買うんだ。」と言っていました。Joshは20代半ばですが、恐らくそういった人達が値段の落ち込んできた所を見計らって購入しているのでしょう。そのような影響もあってか取引価格の中心は昨年より15%程度低くなっているようです。
因みに、アメリカを北東部・中西部・南部・西部の4つのエリアに分けてデータを表示していましたが、カリフォルニアのある西部の回復の影響が強く出ているそうです。カリフォルニアは下落が早く著しかったため、その逆に反発は早いのかも知れません。また、急上昇していていた失業率も今後低下を始め、2013年末までに景気後退前のレベルに落ち着くと予想されていました。いずれにしてもポジティブな話に間違いはありません。
久々に経済の話などに触れてみましたが、冒頭にもある通りスタジアムにいると景気後退の影響は全く感じません。それはスタジアムが楽しむ為の場所であるからというのは間違いありません。ここでは人々の笑顔が溢れています。ただ、それ以外にもアメリカ人の国民性の影響があるような気がしてなりません。
先日、ちょっと面白いなと感じることがありました。最近Roryはよくマーカーペンを失くします。いつも「Kuni!また失くしたわ!何でなの!?」と言っていました。それが何日か続いたある日の夕方「Kuni!また無いわ。今日は2本用意したのに何でよ!」と言っています。その時、私が感じたのは日本人なら何本か失くせば次は失くさない手だてを考えるんじゃないのかなと。バンドを使ってズボンと繋ぎ合わせるとか置く場所を決めるとか。一方、Roryはもう失くすことは前提になっておりそこに問題意識はないわけです。消費大国の一端を見た気がしました。これが消費大国と言われる所以かもなと。
そして、こちらの人はフロリダという地理的特性もあってかやはり陽気だと思います。この消費パワーと陽気さがアメリカという大国を支えるパワーの源のような気がします。また、このパワーがある限り復活するなとも感じます。私もこの陽気さ・明るさは見習わないといけないと思うことがありますが、もったいないお化け世代の私には消費パワーは真似できませんし、必要もあまり感じません。もったいないソングはアフリカでなく、アメリカで流行した方が世界中の人々にとって最大多数の最大幸福となるのではと思ったりします。その一方、よく言われる日本人としての器用さや勤勉さを自分に感じることもあります。ほんのちょっとした事から感じられる文化や国民性の違いは本当に面白いものです。そしてこれこそが海外で過ごす意味なのだ感じます。自分が自分らしく成長するためには何が必要で何が必要ないのか、この取捨選択を大切に、残された時間で更に色々な事を感じ考えていけたらと思います。
posted by 真鍋 |12:39 |
インターン2期生 真鍋 |
2009年03月28日
今日はレイズとのホームゲーム。オープン戦も終盤に差し掛かり、出場選手も本番さながらのメンバーになってきました。レイズの本拠地はフォートマイヤーズから車で2時間のタンパ。まさに地元ということで勝手に大入りを期待していたのですが、そこそこの入りという感じでした。やはり移住者の多いフロリダだからでしょうか。お手伝いのスタッフの方と話していても確かに応援する球団は様々です。フロリダに地元意識は少ないのかもしれません。そんな中、サムライ・ジャパンの一人、岩村選手がWBCの疲れも見せずスタメン出場しておりました。試合前練習でチラリと見ることが出来たのですが、これまで見た日本人選手の中で一番装いも振舞もアメリカっぽさを感じました。さすが、モヒカン旋風です。
さて、ホームゲームが開催される際、大人も子供も楽しめるイベントとしていつも用意されているのがこれ。
この中にボールを投げ込めば、スピードガンでスピードが表示されるようになっています。これが正面ゲートの皆が必ず通る場所にプログラムやグッズ売り場と併設されており老若男女問わず結構賑わっています。
試合前は列にもなりますし、お子さんを待つご両親は近くで待たなければならない為、自然と目はグッズやプログラムに行くわけです。昨年は自分のスピードを予想するクイズ的に利用して景品もあったようですが、今年は私が聞く限りただ楽しむだけのエンターテイメントに使っているとのこと。ただ、これが結構な人気でむきになって投げる大人の方が結構いらっしゃいます。特に面白いのは試合後で、メジャーリーガーのプレーに触発されたほろ酔い気分の若者達が絶叫しながら投げる姿が時折見られたりします。因みに、このスピードガンコンテストに使われている大きな帽子はレッドソックスのスタジアムでも全く同じものがあり、その時は驚いたものです。アメリカでは一般的なアイテムなのかもしれません。また、大抵はこのスピードガンコンテストが設置されているのですが、風の強い日などは別のイベントも用意されていて今日がそれに当たりました。
こちらは中央に風圧で浮かされた柔らかいボールがあり、それをプラスティックのバットで枠めがけて打ち込めるようになっています。枠内は野球盤のようにヒットやホームランの穴があり、今日もまたむきになってホームランを狙う大人を見ました。日本でも東京ドームや神宮球場のすぐそばにはバッティングセンターがあり、私も試合後にはどうしても寄りたくなったものです。気持ちは痛いほど分かります笑
いずれにせよ、自分の体を使ったイベントを手軽にできるのは非常にいいアイデアだと思います。スタジアムで生のプレーを観ることで目と耳、うまく行けば鼻まで満たせるでしょう。また美味しいフードとドリンクによって鼻と口を満たすことも出来るでしょう。しかし、スタジアムで野球を観戦するだけではこの四感までなのです。最後にこのような自分の体を使ったイベントを提供することで残された触覚を満たし、五感全てで野球を楽しんで頂くことが出来るのでしょう。今、このことに初めて気付きました。楽しみを増幅させお客様にお腹一杯満足して帰って頂くこういったアイデアは本当に素晴らしいと思います。私もこれからは相手の何感を満たせているのか、時には考えながら生きていきたいと思います。
posted by 真鍋 |10:28 |
インターン2期生 真鍋 |
2009年03月27日
今日は、朝から大量の荷物運び。明日からの1週間で5日間もホームゲームが開催されるため、いつにもまして大量の物資が運ばれてきました。特に冷凍食品やアイスクリームなどはトラックから荷降ろしされた後すぐに冷凍庫に移動しなければならない為、我々Food&Beverageは夜が明けきらないうちから働いているのですが、同じように朝早くから働いているスタッフが他にもいます。
グランド・キーパーの方々です。今日もホームゲームがあるわけでも、練習があるわけでもないのですがこうやって毎朝早朝から働かれています。そして、このグランド・キーパーの一人にGeorgeという名物おじさんがいます。この方、まず私との挨拶が人と違います。
必ず、ほんとに必ず私と会うと「ニュー・オータ~ニー。」です。
調子のいい時は「インペリアル・パ~レース。」が続き、
最高潮の時は更に「スキヤ~キー。」が続きます。
私も負けられないので「シャブシャ~ブー。」と返すようにしています。
この方とだけは「How are you doing?」「Good.」という挨拶をしたことがありません。そして、この方日が昇ると日中は必ず上半身裸でグランドキーピングをしています。
しかーし、ただの変わったおじさんではないのです。この方、2001年に"Pro Football Hall of Fame"すなわちアメリカン・フットボールの殿堂からグランドキーパーとして"Pioneer Award"という賞を受賞しているその道では輝かしい経歴をお持ちの方なのです!スーパーボールはもちろんのこと、アメリカで開催されたロサンゼルス・アトランタの両オリンピック、そして1994年に開催されたアメリカ・サッカーワールドカップでも整備を担当したとのこと。そして、かつて東京ドームで開催されたNFLの試合でもグランド整備を担当されたそうで、それが実は先ほどの挨拶に繋がっているというわけです。お泊りになったのが、ホテル・ニューオータニ。インペリアル・パレスで食事されたと仰っていたので帝国ホテルにでも行かれたのでしょう、何でもその時の日本の印象が素晴らしかったらしく非常によく記憶されているそうです。
本当に彼らの作業は素晴らしいと思います。日本でも名だたる球場は石ころ一つない程にグランド整備されていると思うのですが、やはり人工芝が多いことから天然芝の整備に関してはこちらに一日の長があるのかなと思います。贅沢にスプリンクラーで放水し、トラクターのような芝刈り機で毎日刈り上げます。下の写真をご覧ください。美しくないですか?本当に彼らが手入れしている天然芝は見ていて気持ちがいいです。いつもどうやればあんなに正確に芝目を刈れるのかなと不思議に思います。
スタジアム内に限定した話ではなく、球場周辺にも天然芝が張り巡らされています。この天然芝こそがアメリカの球場をボールパークたらしめているのではと思います。やはり芝ですと転んでも怪我をしませんし、大人も子供も思い切って体を動かすことができます。球場に限らず道路脇や住宅の庭にも天然芝が張り巡らされているアメリカやオーストラリアを見ると、本当に羨ましく思います。日本は気候も違うし、育てられる芝の種類も違うので管理が非常に困難と以前は聞いていましたが、最近では簡易管理できる芝を小学校の校庭などに導入する動きが出てきていると半年くらい前にテレビで聞きました。簡単ではないでしょうが、こちらでのびのびと遊んでいる子供を見ると日本でももっと広がればなあと思います。私の記憶にある校庭は黄土色ですが、これから生まれてくる子供たちの記憶が緑色になれば世の中何か変わるかもしれません。モノの豊かさも大切ですが、心の豊かさを求めることを忘れたくないものです。
(申し訳ありません。やはりデジカメが限界に来ています。。。)
posted by 真鍋 |09:02 |
インターン2期生 真鍋 |
2009年03月26日
悔しいなあ。というのは、首に少し痛みがあるからです。病院に行かなければならないとか仕事ができないとかいうものでは全くないので、心配は全くないのですが、痛めたという事実を非常に悔しく思います。自分自身、常に心の健康を保つと同時に体の健康を保つということを日々の生活において非常に重要視してきたので、自分の体をマネージできなかった自分に悔しさを感じます。
どんな状況でも心と体の健康というのは大事だと思うのですが、特に今回のような新しい環境で何かに取り組む時にはより重要になるのは明らかです。渡米前からこの点は強く意識しており課題の一つであったと共に、慣れない環境で自分が自分をどうコントロールできるのかに私自身非常に興味があったので、インターン終盤に差し掛かってのこの痛みは僅かであっても残念で仕方ありません。
渡米前は言葉が通じないという環境の中で精神的な健康を保つ方が難しいかなと予想していたのですが、こちらは予想以上に順調に来ています。当然、自分の言葉で十分に感情や主張を表現できない事はありますが、苛立ちや憤りを感じるよりも成長の糧と捉えることが出来ていると思います。これはスタッフやお手伝いに来て下さる地元の方々に恵まれたお陰です。地元の方々との会話は本当に私にとって勉強になると同時に癒しになっています。また、ブログでも紹介した心の支えの数々に助けられていることは言うまでもありません。
そんな中だからこそ、体の健康を100%保てなかった事に悔しさが湧いてきます。色々な考え方があるとは思いますが、私は「体が資本」という言い古された言葉はやはり当たっていると思います。仕事で100%の貢献をするために、帰宅すればすぐにシャワーを浴びるか手洗い・うがいをし絶対に風邪を引かない対策に努め、予想外だった花粉症にもサングラスで花粉をガードし漸く難を逃れたかと思っていたのですが。首に来たか~と言う感じです。首は本質的に弱い部分なので自分としても注意を払っていたつもりだったのですが、寝違えた訳でもなくどのタイミングで痛めたのかもよく分かりません。分析できないことが悔しさに輪を掛けます。
まあ、ここまでネチネチと書いてきましたが悔しがるのもここで終わりです。それこそ心の健康を保てません。仕事に支障もないですし、起こってしまったことは事実として受け止めるしかありません。一日も早く全快にすべく努力したいと思います。今回は大学で野球をやっていたころに近いアスリートのような気分で自分の体を見て来てはいたのですが、中々甘くはありませんでした。これが歳でしょうか笑 ただ、これで自分の弱い部分も再確認できました。次なるチャレンジではこの経験がきっと生かせるでしょうし、生かさなければなりません。
さて、今日の活動報告ですが、ホームゲームの谷間と言うこともあり溜まっていたペパーワークを片付けました。データが蓄積してくると今後面白いものも見えてきそうです。観客数と売り上げが比例するスタンドとそうではないスタンドがあるような気もします。今日がペーパーワークデーだったと言うのも私に運がある証拠でしょう。気持ち新たに明日からまた頑張ります!
posted by 真鍋 |08:20 |
インターン2期生 真鍋 |
2009年03月25日
●スポーツ用具支援活動 更新情報
3月24日に、皆様から頂いたスポーツ用具を、
インドへ発送いたしました!
活動の詳細は、後日、スポーツ用具支援活動ページと、
このブログで報告いたしますので、お楽しみにお待ち下さい!
posted by 事務局 |11:27 |
スポーツ用具支援 |
2009年03月25日
今日はインターン始まって2度目のオフ。前回が最初で最後だと思っていたのですが、我々の部門もペースを掴めてきたということでしょう。仕事量は変わらないものの、うまく時間をハンドリングできるようになってきた感じです。というわけで今日はホームステイ先の方に午後から郊外の湖に連れて行って頂きました。前回は結局野球を見に行ったので、初めて観光と言えるものになりました。
湖の名前はLake Trafford。何でもこの湖でアリゲーターが見られるとのことです。「アリゲーターってワニだったかな?あれ、ワニはクロコダイルだったかな?」と思いながら連れられて行ったのですが、いずれにしろ爬虫類をまじかに見る機会など日本ではなかったのでワクワクしながら行きました。到着するとそこは自然そのままの湖。水辺の端に小さな小屋があり、そこからエアボートに乗って出発します。フィンが水中にあると動植物を傷つけてしまうので、このエアボートが使われているようです。
大音響を伴いながら湖の中に入っていくと、早速いるわ、いるわ。やっぱりアリゲーターはワニでした。後で調べたのですが、ワニの中にアリゲーター科とクロコダイル科というのがあるようです。湖と陸の境の沼地のようなところに大小さまざまなワニがいます。ワニは現存する爬虫類の中では最も大きな動物らしいのですが、確かにでかい!しかも近い!
正直、近すぎます。恐いです。なかなか写真に収められませんでしたが、もう手を伸ばせば届くような近さにいます。ワニは普段はのそのそと動いていますがボートが近づくと物凄く俊敏に動きます。あのスピードで襲われたらと思うと少し腰が引けます。こんな近くで見られることはないので非常に興味深いのですが、頭の中では、ジョーズのテーマソングとあの口を大きく開けた姿が思い出されます。
ワニ以外にもカメがいたり、大きな野鳥がいたりしました。少し車を走らせるだけでこの野生は凄いなと。やっぱりアメリカは国土が広いなと思いました。湖までの間は、フロリダオレンジでお馴染みのオレンジのプランテーションが多く見られましたが、そのプランテーションも広大ですし、オレンジを運ぶトラックもこれまたでかい。やはり全てにおいてスケールが大きいなあと感じさせられます。そして何より、空が広い。フロリダ半島には100メートルを超える山がなく、ここフォートマイヤーズは高層ビルもありませんから、目線を上げればそこには空しかありません。思わず自分って何だろうと考えさせられます。何はともあれ久しぶりのオフで改めてアメリカを感じることができました。
さて話は野球に戻りますが、昨日WBCで日本が連覇を達成しました。ゲームセットの瞬間まで全く気の抜けない展開。あの極限状態を乗り越えたサムライ・ジャパンのメンバーは本当に凄いとしか言いようがありません。私の知人がブログで、「日本と韓国は野球をし、それ以外のチームはBaseballをした。そして野球がBaseballより優れていることが証明された」と語っていましたが、確かにそうかなとも思います。ただ、世界の多くは野球ではなくBaseballに興味があるのかもしれません。再三お伝えしている通り、こちらではスタジアムで働いているにもかかわらず殆どWBCの話を聞きません。少なくともアメリカ人に関してはBaseballしか興味がないように感じます。悲しい現実です。正直、2013年の開幕が危ぶまれるのではと思ってしまいます。Baseball・野球の国際化が叫ばれて久しいですが、これからの4年間でどういった動きがあるのか非常に興味が持たれます。
posted by 真鍋 |09:04 |
インターン2期生 真鍋 |
2009年03月24日
今日はオリオールズ戦。フロリダに来た当初はもしかすると今年から入団した上原投手が来るかもと密かに期待していたのですが、残念ながら故障開け調整中とのこと。一日も早い回復をお祈りします。さて、今日は何となくご高齢の方の割合が少し多いなあと思っていたのですが、それもそのはず今日はシニアデーでした。
シニアデーというのは、以前ご紹介した花火デーなどと並んでプロモーショナル・スケジュールの一つで、55歳以上の方は通常の指定席にプラスしてホットドッグとソフトドリンク一杯がセットになったチケットが$22でお買い求めになれます。通常、指定席が$21、ホットドッグが$3.25、ソフトドリンク一杯が$3.75なので、ホットドッグ&ドリンクが$1!で買える計算となりますからお得感はあります。因みにプロモーションとは日本語で言うと販売促進でしょうか。フロリダという仕事をリタイアされた後に訪れる方が多い土地柄に併せたプロモーションです。3月中にも何度かシニアデーが設定されているのですが、月曜や火曜に設定しているのも工夫の一つでしょう。現在は、スプリングトレーニング中ですのでこれらはツインズのプロモーションですが、ミラクルにも同じようにプロモーショナル・スケジュールがあります。
これは、スタジアムの一角にスポンサー広告と並んで掲げられているミラクルの広告です。ここにあるように、シーズンを通して決められた曜日に面白いサービスが提供されています。曜日を決めて定期的に行うことで一般の方への定着度を高めようというこれも工夫でしょう。具体的には、
火曜日:"Two for One Tuesdays"ホットドッグと国産ビール・ソーダが何と1人分の料金で2人分購入できます!
水曜日:"Buffet on the Lawn Wednesdays"食べ放題チケットを買えば、ライト外野席にある芝生ゾーンで6時から7時半までビュッフェを食べ放題です!チケットは$12。(通常、芝生ゾーンの料金は$5です。)
木曜日:"Thursty Thursdays"木曜のナイトゲームでは、毎試合国産ビールが半額で飲めます!
金曜日:"Happy Hour Fridays"金曜のナイトゲームの開始までの1時間(6時から7時まで)$1でビール・ソーダが購入でき、ホットドッグとチップスが無料です!しかも試合後、キッズはグランドを走ることができます。
日曜日:"Family Fun Sundays"ファミリーファンパックは試合前後も含めて楽しめます。コンコースではボードゲーム、試合前にはフィールドで野球が出来、試合後はグランドを走ることが家族全員で出来ます!
如何でしょう?聞いただけで楽しくなって来ませんか。本当に野球観戦だけでなくスタジアム自体をエンターテイメントの一つとして利用してもらいたいという気持ちが伝わってきます。マイナーチームとはいえ、いやむしろマイナーチームだからこそ、こういった工夫の一つ一つがお客様との距離を一層近づけます。
そう言えば、私は日本でも年に数回北海道日本ハムのファームチーム(鎌ヶ谷)や湘南シーレックス(追浜)を観に行くのですが、こちらも同様に地域と密着したイベントがよく開催されています。そして、選手との距離感も近く一軍戦とはまた違った楽しみがあります。東京ドームや神宮球場もいいですが、都心を離れたファームの球場では地元の方がイベントを開催していたりで、ここフォートマイヤーズと同じように野球観戦だけでなくピクニック気分を楽しむことが出来ます。認知度が低いだけで日本でもきっと色々な試みがなされているのでしょう。皆さんも今年のゴールデンウィークや夏休みはピックニックがてらにファームチームのゲームに足を運んでみては如何ですか?新しい発見があるかもしれません。
posted by 真鍋 |07:50 |
インターン2期生 真鍋 |
2009年03月23日
今日はブルージェイズとのホームゲーム。ブルージェイズは現在、唯一カナダに本拠地を置くメジャーチームです。こちらではプレイボールの5分ほど前に必ずアメリカ国歌の斉唱が行われるのですが、今日は対戦相手がブルージェイズと言うこともありカナダ国歌、アメリカ国歌が続けてスタジアムに響き渡ります。しかも、今日はなぜか生のバイオリン演奏。なかなか趣深い試合前となりました。普段は、毎試合一般の代表の方がホームベース付近で歌います。これもまたアメリカらしく老若男女問わずアカペラで歌うので、毎試合色々な歌声が聴け私はこの時間を非常に気に入っています。この時ばかりは、選手も観客も各スタンドで働いているスタッフも動きを止めます。私も見よう見真似で脱帽し、その帽子を胸に当ていつもセンターポールを眺めます。私には愛国心は関係ないですが、単純に荘厳で美しいメロディにいつも聴き入っています。
さて、今日もお客様は大勢入って下さったのですが動きはややスロー。普段は試合開始1時間前から試合開始までが、来場したその足でお客様もフードやドリンクをお買い求めになるので最も忙しく、試合後半まである程度忙しさが続きます。しかし、今日は試合中盤に1イニング8点のビッグイニングがあった影響か全体的にだれた雰囲気が流れ、試合中盤から急速に各スタンドへの客足が鈍りました。こうなると何でも屋は困ってしまいます。どうしたものか思案していると、普段は2人で販売を手分けしているキッズコーナーが今日は1人でやっています。ここだけは普段以上に忙しそうです。これはチャンス!普段は、販売には携わっていなかったのですが今日は新しい試みとしてこれにトライしてみることにしました!(申し訳ありjません。遂に私のデジカメが日々の重労働に耐えかね悲鳴を上げてしまいました。常にポケットに携帯していたので衝撃と湿気が原因でしょうか。今日は映像の乱れをご容赦下さいませ。)
正直、私の英語はまだまだ不十分なので迷惑をかけないかかなり不安だったのですが、欠員でもないと出来ないせっかくの機会なのでトライしてみました。「Can I help you?」と内心は恐る恐るながら満面の笑みで声を掛けます。マクドナルドが言うように確かにスマイルは0円ですもんね。「アイスクリームをひとつもらえない?」これは簡単。「何味にします?」「うーん、チョコレートかな。」「コーンにします?カップにします?」「コーンで。」「はい、おまちどおさまー。」Roryの話し方には随分慣れてきていたのですが、見ず知らずの方でも何とかなります。まあ、メニューもアイス、ソーダ、おつまみくらいでかなり簡単ではありますが。その後も人気のアイスクリームを巻き巻き、短い時間ではありますがお客様とのやりとりを楽しました。すぐに同じ嗅覚で別の何でも屋が来てアイスクリームを取り合ってると「二人もいらないわよ。」と突っ込まれてしまいましたが笑
今日ばかりは、渡米前にあるカナダ人に言われた「お前の顔はとっつき易いからどの国に行っても大丈夫だ。」という言葉を思い出し、なるほどと思ってしまいました。確かに言葉が不自由でも気持ちを伝えることはいくらでも出来ます。その時間を楽しんでいれば笑顔は自然と出てきます。お客様から実際にお金を手渡されるのは新鮮な感覚でした。まだまだ自分に出来ることはあるはずです。私にはこの顔があります!もっともっとお客様と向き合っていきたいと思います!
posted by 真鍋 |10:34 |
インターン2期生 真鍋 |