2007年08月31日
アメリカのマイナーリーグでインターンシップ。
アメリカのスポーツ界で働くことを志す人間にとっては、大変魅力的な響きです。
今回私はこのチャンスを運よく手にすることが出来ました。
この経験を自分だけのものにするのではなく、
少しでも多くの人のためになればと思い、日記の番外編として総括を書こうと思います。
日本人がアメリカで働こうとする時に最初の大きな壁となるのが、
英語力だと思います。
当然私もインターン当初は少し苦労しました。
しかしその過程で気付いたのは、本当に大事なのは英語力ではなく、
英語の「実践力」だということです。
例えば、もし相手の話が分からければ「もう一度言ってもらえますか?」
と返すのでなく「それは~いうことですか? それとも~ことですか?」
と自分の推測を伝えたり、相手の話が理解できた時には「わかりました」
と言うのでなく「~いうことであれば~も必要ですか?」と自分の考えも加えてみたり、
と会話に常に+αを自分で考えて加えることです。
その英語が拙かったとしても、話すことが相手に伝える第一歩なので
どんどんトライすべきだと思いました。
これが出来るようになると、
より自分という存在をアピールすることが出来るのではないでしょうか。
ここはアメリカ。英語圏なのだから、英語は話せて当たり前。
そんな中で日本人が働くのであれば、
自分をアピールできる英語の「実践力」が必要だと感じました。
また働きながら考えていたのは、2週間という期間の短さと、
その中に何を見出すかということです。
インターン2週間では出来る仕事にも限界があるし、
シーズンを通してスタッフがやってきた仕事を、
彼らと同じように要領よくこなしていく事も難しいと感じました。
そこで必要なのが、自分に与えられた時間の中で、
・自分にしか出来ないこと
・自分が率先してすべきこと
・自分ならもっと上手くやれると思うこと
を見つけ、実行することではないかと思います。
先にも述べましたが、自分をアピールすることはどの場面でも必要なことです。
ただ与えられた仕事をこなすだけならば、誰がやっても同じこと。
大事なのは自分の「存在意義」を相手に知らしめて、
自分の居場所を作ることなのだと分かりました。
もちろん私自身、2週間で何が出来たのかと言われれば、
数えるほどのことしかありません。
しかし、こうしたことを自分で実感できたことが大きな収穫となりました。
最後はやはりコミュニケーションです。
私は始めの頃は、自分の英語力の自信の無さも手伝って、
思うように職場のスタッフたちとコミュニケーションをとることが出来ませんでした。
しかしいざ話してみると、意外と話が続いて楽しめましたし、
最後のほうには冗談も言って純粋に会話を楽しめるようになりました。
アメリカの映画・有名人・音楽・テレビ・経済・社会など、
話の引き出しは多くあるに越したことはありません。
将来アメリカで働きたいと考えている方は、このようにスポーツ以外に、
様々なジャンルの情報にアンテナを張っておくことをオススメします。
こうした努力は、自分の会話の幅を拡げるだけでなく、
アメリカという国を知るということに繋がります。
そうした引き出しを持った上で、自分から話しかけていくとよいです。
それから、相手のレスポンスに合わせて会話の引き出しを使っていくと、
非常に円滑にコミュニケーションがとれます。
自分の職場での居場所をよりよいものにする為には、
やはり周囲との良好な関係は欠かせません。
私と同じように、英語力の自信のなさから、
コミュニケーションをためらってしまうことがあるかもしれませんが、
少しの勇気が後に大きな自信となると思います。
今回こうしてアメリカのマイナーリーグでインターンさせて頂いたことで、
アメリカのスポーツ界で働くことの困難さを感じました。
それは言語の壁であったり、人種の壁だったり、学歴の壁だったりと様々です。
しかしそれ以上にやりがいと可能性を感じたのも事実です。
私の1番の武器は「日本人」であるということです。
日本語を話せます。日本人気質として細かな気配りが出来ます。
日本の大学を卒業します。これらは日本人にしかないものです。
この武器に、アメリカ人に出来て当たり前である、
英語と積極的な姿勢を加えることが出来れば、
戦っていけるのではないかとも感じました。
簡単に言ってはいますが、もちろんそのためには多大な努力と苦労を要します。
しかし逆に言えば、それが出来れば、
より自分の目標に近づくことが出来るということです。
来年以降もこのインターン制度で渡米する方々へ、自分にどういう目標があって、
その為に何をこのインターンに求めるか、自分が行ったらインターンで何が出来るか、
ということを常に頭の中でイメージすることが大事だと思います。
皆さんがアメリカへ行ったら、必ずや膨大な経験を詰め込むことになるでしょう。
その時に、事前に自分でイメージしておくことで、
こうした膨大な経験に対して受け身になることなく過ごせます。
私のこの日記がどれだけ参考になるかは分かりませんが、
自分なりにインターンでの出来事・感じたこと・伝えたいことなどをまとめたつもりです。
この日記が、皆さんのモチベーションの上昇につながることを祈っております。
私も皆さんに負けないよう、帰国後も更に目標に向かって進んでいきます。
来年以降にインターンに行く方々は、
自分の同士になると同時に「ライバル」だと思っています!
山手 渉
posted by 山手 |19:00 |
インターン体験生 山手・吉田 |
2007年08月31日
私の夢、「アメリカのスポーツチームで広報の仕事をする」
という夢を実現させるための第一歩として、このインターンに参加させて頂いた。
約2週間のインターンを終えての、感想は「もっと!もっと!」
今回インターンを経験させて頂いて、「もっと!もっと!」英語を勉強しないといけない事と痛感した。
それは、スタジアムで働いている時に限らず、
BrentさんやTimさんを始めとしたスタッフの皆さんと雑談している時、
スタジアムに来てくれている観客の皆さんと触れ合う時、
Tri-City内のレストランに食事に行った時、
あらゆる場面で、自分の英語力が不十分なせいで、
会話のテンポが遅くなり、自分を情けなく感じ、イライラする事が多々あった。
渡米直前まで、仕事の場面以外はほとんど英語に浸るという環境を作ってきた。
耳から入ってくる音は英語のみ、という環境にし、読む雑誌もアメリカの雑誌に切り替え、
日本で出来る限りの準備をしてきたつもりだった。
だが、実際にアメリカの生活に入って、更にその中で仕事をするとなると、
英語の試験などでは計れない「生きたハイレベルな英語力」が必要になるのだという事を思い知らされた。
目先、私は2年後のアメリカの大学院留学を目標としている。
勿論、留学に必須なTOEFLの勉強も必要だが、インターンに来て、こちらの人と触れ合い、
悔しい経験を何度もする事で、今後の私にとって最も必要なのは、
ネイティブの人と同じレベルで話す事のできる英会話力なのだと気付く事ができた。
いずれにしても、日本に帰国したら、「もっと!もっと!」英語を勉強したい。
アメリカで働いていくには、「もっと!もっと!」を常に意識する事が欠かせない。
Dust Devilsで働いていく中で、仕事をサボろうと思えばサボれる場面が結構あった。
実際、スタッフの人から「今は特に仕事がないから、練習を見ていて良いよ」と言われることがあった。
だが、アメリカへは野球を観に来たわけではない。
そんな時に必要な意識が「もっと!もっと!」。
「もっと、もっと、スタジアム内をきれいにしたら、観客もゲームを観戦しやすくなるのではないか」
と思って、一人でスタンドを清掃したこともあった。
「もっと、もっと、Dust Devilsを良いチームにしたい」と思って、山手さんと協力し、
私たちが気付いたチームの改善点をBrentさん達にプレゼンテーションをしたりもした。
こういった、自ら仕事を探す「もっと!もっと!」という意識がなければ、
本当にもったいない、貧しいインターン生活になってしまっていただろう。
ただ、今から思うと「もっと、もっと」私がチームのために
出来ることがあったのではないかと悔しい気持ちにもなる。
そして、今回のDust Devilsでのインターンを通じて
「もっと!もっと!」アメリカで生活したい、という気持ちが一気に膨れ上がった。
確かに上記のように、自分の英語力が不十分で、悔しい辛い経験もしたが、
毎日が本当に楽しく、とても有意義なインターン生活だった。
最後になりましたが、この場を借りて、今回こんな貴重な経験をさせてくれたHDP関係者の皆さん、
Tri-City Dust Devilsのチームの皆さんに御礼を言いたいと思っています。
今後、このインターンでの経験を活かし、
「アメリカのスポーツ界で広報の仕事をする」という夢を絶対に実現させたいと思います。
本当に、本当にありがとうございました!!
posted by 吉田 |18:00 |
インターン体験生 山手・吉田 |
2007年08月30日
2週間に及ぶインターンも、今日が最終日。
本当にあっと言う間にこの日を迎えてしまいました。「いつも」と同じ風景も今日で見納め。
寂しさをかみしめながらスタジアムへ向かいました。
試合前に、我々はこのインターンシップで感じた、
チームのよい点・改善すべき点・要望などをまとめてプレゼンテーションを行いました。
2週間働いてきて自分の知識見聞が広がったと共に、
ファンの視点・スタッフの視点・選手の視点・日本人としての視点・若者としての視点と、
様々な角度から自分の意見を出せたので、失礼は承知の上でそれを伝えようと思ったのです。
GMのBrentさんと Vice PresidentのTimさんは最後まで話を聞いて下さって、
我々の意見を来年のアイデアの一部として検討して頂くこととなりました。
今日は「Fan for a day」ということでファンの一人として試合を観戦する予定だったのですが、
我々は特別に仕事を頂いてプロモーションで働かせて頂きました。
グラウンドに出てイベントに参加し、ファンと最後まで触れ合うことが出来て本当によかったです。
また、昨日の日記でもお伝えしたグラウンドクルーのダンスですが、大成功に終わりました!
スタンドからの大歓声を浴び、緊張と感動が入り混じった気持ちで踊った景色は絶対に忘れることが出来ません。ダンスを終えて業務に戻っても、たくさんのファンの方が「いいダンスだったよ!」「アメリカになじんできたな!」と声をかけてくれました。2週間働いてきて、スタッフだけでなく、沢山のファンの方と仲良くなることが出来ました。
今日で自分の仕事は終わりだと挨拶に回ったときも、
「来年もきてくれるだろ?」「このままこっちで暮らしたらいいじゃない」「寂しいから帰らないでよ」と言ってくれて、泣きそうになってしまいました。日本人の自分をここまで温かく迎えてくれる、このTri-City Dust Devilsにインターンできて心から良かったと思います。来年以降この街にやってきて頑張る人達、安心して下さい。最高の人々が住む町にある、最高のチームが待っています!
チームは今日も勝ちホームの最終戦を勝利で飾ったと共に、我々の通算勝利も2ケタの10勝に乗りました。
10勝4敗、貯金6でチームは首位。
我々がインターンを始めてから、チームの成績も向上したことはなんだか誇らしい気分です。
試合後はチームのスタッフの方々と飲みに行きました。
いつも明るくおしゃべりな紅一点のKellyさん、
一番歳が近いのですぐ仲良くなったRuss、
いつもファンをゲートで見送るMatt、
陽気なイベントMCのCamさん、
怖い顔の分中身が優しいJoeさん、
よく食べ・よく笑い・よく寝るCJさん、
寡黙だけどとても思いやりのあるTimさん、
そしていつも僕らを見守ってくれた Brentさん、
この2週間数え切れないほどお世話になったみんなと飲みました。
いつからか意識が飛んでしまい気付いたら朝を迎えていたのですが、
最後にいい思い出を作ることが出来ました。
いよいよもう帰ります。本当に色々なことを体験し、自分の経験になりました。
これを生かすも殺すも自分次第。帰国後も意識を高く持って、この経験を力に変えて頑張ります。
インターンが終わっても、自分の将来はこれから始まっていきます。
写真は、特別に試合開始前に立たせてもらったベンチ前。ホーム
最終戦ということもあって、みんな気合入ってます。
posted by 山手 |19:00 |
インターン体験生 山手・吉田 |
2007年08月30日
・Promotion部門
いよいよTri-Cityでのインターンも本日で最終日となった。
私たちのインターン最終日は、今シーズンのホーム・ゲーム最終日でもあり、
スタジアム開門前から多くのファンが来て下さっていた。
そして、私の最後の仕事はPromotion部門。
General ManagerのBrentさんからは、
最終日は観客として来て、ゲームを楽しんで観てもらって構わないとのお話を頂いていたのだが、
2週間お世話になってきたチームに対して少しでも恩返しがしたいとの思いから、
急遽Promotion部門で働かせてもらう事となった。
スタジアムに到着後、最初にしたこと。
それは、これまでお世話になってきたチームに対して、
山手さんと私の二人で考えたチームの改善点やもっと強みにしたら良い点等を纏めたものを
プレゼンテーションする事だった。
これはインターンを始めた当初から二人で考えていたもので、
日本のスタジアムとの比較やDust Devilsのスタジアムで働いていく中で気づいた事、
他のチームのスタジアムで観戦した際に気付いた事などを纏め、
現在のチームの課題と今後の対応策を考えて報告するという形で行った。
私たちのプレゼンテーションを聞いてくれたBrentさんやTimさんには喜んで頂けたようだったが、
今日はホーム・ゲーム最終日で忙しく、お二人に多くの時間を割いて頂くのが難しかったため、
当初私たちが計画していたものに比べて淡白なものになってしまったのが、非常に残念だった。
プレゼンテーションが終わった後は、これまで経験したPromotion活動をこなしていくこととなった。
他のスタッフの仕事の手伝いができるよう
自分の作業を効率良く行うことを目標に次々と仕事をこなしていった。
ところで、今日はスタジアム開門後から「もの凄い」のオンパレードだった。
非常に多くのファンがスタジアムまで足を運んでくれたおかげで、
スタジアム内の通路は大渋滞、スタジアム内の売店には大行列。
更に、試合開始後には、遠くの空に稲光が発生したり、
スタジアムに目を開けていられない程の強烈な砂嵐が襲来したりと、
全く落ち着けないホーム・ゲーム最終日となってしまった。
また、試合内容の方も中盤まで相手チームにリードされた状態だったのだが、
終盤Dust Devils打線が爆発し、逆転勝ち。
夜空には大きな花火が打ちあがり、最高のホーム最終日となった。
・Dance !
私の中での本日の最大のイベントは、5回の攻撃前のグラウンド・クルー・ダンスである。
グラウンド・クルーのAllen、Cordieと山手さん、私の4人が2塁ベースの付近でダンスを踊る。
昨日本当に私たちが躍る事を知り、数回の練習を経て今日の本番。そして、満員のスタンド。
これで緊張しないはずはない。
待機場所にて山手さんと何度もダンスの振り付けを確認して、いざ本番。
4回の裏の攻撃が終わるのと同時にグラウンドへ出る。
内野の土を整備しながら2塁ベースに近づいていく。すると突然音楽が鳴り始めてダンス開始。
自分でも驚いたのだが、グラウンドに出るまでは非常に緊張しで身体が硬くなっていたのが、
一度踊り始めると不思議と緊張感が和らぎ楽しく踊ることができた。
ダンス終了後、ちょっとしたスター気分を味わえる出来事が起こった。
スタンドに戻り普段のPromotion活動のサポートを始めたときに、
何人もの人から「Nice Dance !」と声を掛けられた。
また極めつけは、2人の女の子が私の所に来て、
ボールに日本語で私の名前(吉田直人)を書いてとお願いされたのだ。
これには本当に驚いた。
最初Dust Devilsの選手の名前を漢字で書いてと言われたのかと思い、
「どの選手の名前?」と何度も聞き返してしまった。
その場に居合わせたRussに軽くからかわれたが、中々心地の良い出来事だった。
写真:スタジアム開門前、
スタッフの方が、電光掲示板に山手さん(WAT)と私(YOSHI 3)の名前を出してくれた。選手になった気分。
posted by 吉田 |18:00 |
インターン体験生 山手・吉田 |
2007年08月29日
「Time flies like an arrow.(光陰矢の如し)」とはよく言ったものです。
2週間もあった滞在期間も残すところあと3日となってしまいました。
周りの皆が寂しいといってくれるのがうれしくもあり、辛くもあります。帰りたくない!!
今日はグラウンドクルーの仕事でした。
仕事自体は前回と同じで、試合前・試合中・試合後にグラウンドに出て整備しました。
ただ前回よりも要領がつかめてきたので、非常に効率的に動くことが出来たと思います。
綺麗な芝・柔らかな土が十分に水を吸ったグラウンドはマイナスイオンに満ちあふれ、
言葉に出来ないいい匂いを放ちます。
これを感じられるだけでも本当に魅力的な仕事なのですが、グラウンドクルーには一つの
大きな見せ場があります。それは5回のグラウンド整備時の、クルーによるダンスタイム。
メジャーでもこうしたスタイルはポピュラーで、例えばニューヨーク・ヤンキースは
グラウンドクルーが日本でもおなじみの「YMCA」の曲で踊ります。
我がDust Devilsもヤンキースのように毎日ではありませんがダンスタイムがあり、
Jamiroquaiの大ヒットナンバー「Canned Heat」に合わせて踊ります。
実は我々は明日のダンスタイムに向けて目下特訓中です。
明日は4人のダンスメンバーのうちの2人を私と吉田さんが
務めることが内定しているので、ファンを興奮に包んでしまいたいと思います。
ちなみに世界最大級の動画配信サイトYou tubeで「Dust Devils」と入力すると、
過去のダンスタイムの映像がご覧になれますのでチェックしてみて下さい。
グラウンドクルーの仕事は試合中には5回のみなので、
余った時間でスタンドを観察してみたのですが、そこで一つの発見がありました。
それは、ファンの会話です。
スタンドにはお腹が空いている人・退屈な人・おしゃべりに夢中な人・
ファールボールを狙っている人など様々なファンがいまして、そうしたファンの声が聞こえ、
動きも見えるのです。これによって、スタッフはすぐにファンのニーズに対応することが出来ます。
私はファールボールが欲しい人にはボールをプレゼントし、退屈そうな人には話しかけてみました。
こうした方法でもファンの喜ぶ顔が見られるのです。
スタジアムが小さいからこそファンとの距離が近く感じられるので、
これは是非いつまでも変わらないものであって欲しいと思います。
ただ試合を見るだけではなく、ちょっと視野を変えてみるだけで発見することがありました。
このように視野を変えたり・拡げたりして物事を捉えることは、自分に多くの発見をもたらしてくれます。
今日それが少し実践できたことで、また明日以降の自分にいい影響を及ぼしそうです。
チームは勝利しました!
これで我々が来てから9勝4敗。明日のホームラストゲームも勝利して10勝に到達して欲しいところです。
それだけでなくこのまま首位をキープすればプレーオフへ進出できるので、
後を濁さずここを発つためにも明日は絶対勝利です。
最後まで合言葉は「Exceed expectations(期待を上回れ)」!
※写真は、試合前の一枚。このチームの選手達は、街の人たちの家にホームステイしながらシーズンを戦っています。選手一人だけでなく、ホストファミリーのサポートがあってこそ毎日がある。その感謝の意味で、試合前に記念撮影をしていました。
posted by 山手 |19:00 |
インターン体験生 山手・吉田 |
2007年08月29日
インターン15日目。
Dust Devilsでのインターンも今日を含めて後2日。
本日は2回目のグランド・クルーを体験させてもらった。
本日のグランド・クルーでの仕事は、試合前のバッティング練習が終わった後からだったので、
スタジアムに到着後は、オフィスにプログラムを作成したり、
Starting Lineupを作成したりと普段のルーチン・ワークをこなした。
ルーチン・ワークが終わり、C.J.さんの仕事を手伝っていた時に、
グラウンド・クルーのAllenから突然の呼び出しが。
その用件は、明日の「Fan for a day」の時に踊るダンスの練習をするというのだ。
前に「Fan for a day恒例のダンスを踊ってみないか」という話を聞いていたのだが、
冗談だと思っていたため、明日は5回のグラウンド整備時に本当に踊ると聞いて驚いてしまった。
Allenからの召集命令に従い、グラウンド清掃道具を置いている倉庫へ移動し、早速練習開始。
明日一緒に踊るAllen、Cordieからダンスのレクチャーを受ける。
そんなに複雑な振り付けではなかったので、覚えるのに苦労はしなかったのだが、
これをフィールドに降りて、ファンや選手といったスタジアムにいる全員の前で踊るとなると話は別である。
その事を意識し始めると、簡単に思えた振り付けが途端に音楽に合わなくなってくる。
それで慌てて音楽に合わせようとすると間違えてしまう。
頭で考えていると間違いを犯すので、動きを体で覚えさせるために何度も練習をしたかったが、
練習開始後、間もなくグラウンド・クルーとしての仕事を始めなければならなくなった。
明日の本番のことが気になりながらも、グラウンド整備を始めることとなった。
グラウンド・クルーでの最初の仕事は、バッティング・ゲージの片付けと、
バッター・ボックスやファウル・ラインのライン引き。
ゲージについては、バギーの後ろにゲージを繋いでスタジアムの外に運んでいくだけ。
白線も前回のグラウンド・クルー時にやったので、スムーズに作業を行うことができた。
5回表の攻撃時前の内野の整備。
これも前回経験した作業だったので、素早く、そして丁寧にグラウンドを整備していった。
しかし、この時にちょっとした出来事が起こった。
山手さんと私がグラウンド整備をしていると、
3塁の守備に就いていたHolcomb選手が私たちに声をかけてきたのだ。
Holcomb選手はこのチームで最もメジャーリーグに近い選手で、性格はとても寡黙という風に聞いていた。
実際、私が彼の練習を見ていても、他の選手と馬鹿騒ぎをすることなく、
黙々と練習している印象を持っていた。
そのHolcomb選手が土整備をしている私たちの方に笑顔で近づいてきて、
「Hey, Will you dance tomorrow ?」と言ってきたのだ。
試合中の選手に話しかけられる時点で驚きの出来事なのだが、
それがHolcomb選手だったから本当に驚いた。
思わず「Watch my dance tomorrow !」などと言ってしまった。
余り乗り気ではなかった明日のダンス。
Holcomb選手に調子に乗って応えてしまった手前、見ていて楽しいダンスをしなければならなくなった。
(もちろん、Holcomb選手との会話がなくても一生懸命踊るつもりだったが)
明日は、自分の殻を破り、思いっきり踊ってやろう。
写真:上記ダンスの振り付けを考案した、エリックと。
posted by 吉田 |18:00 |
インターン体験生 山手・吉田 |
2007年08月28日
やっと今日から仕事が再開。
今日を含めていよいよあと3日でインターンが終わってしまうことを思うと、寂しくて仕方ありません。
悔いだけは残さないよう、頑張らねば。
今日の仕事は「Vice President for a day」。
Vice PresidentのTimさんについて回って、様々な仕事を体験させて頂きました。
主な仕事を紹介します。
試合前は全売り場の準備金の用意・グッズの在庫管理・チケット売り場の監視・スタジアムの清掃・プレスボックスの準備、試合中はグッズの売れ行きの確認・GMと共に球場の安全確認、試合後は全売り場の売り上げの計算・HPやプレスに試合結果の配信、といった内容です。
Vice Presidentとは、日本語で訳すと副社長や部長という意味になります。一緒に仕事をさせていただいて、
Timさんは、GMのBrentさんよりもスタッフに近い場所で皆の仕事を統括しているという印象を受けました。
また、シーズンも残り少なくホームゲームもあと3試合ということで、グッズを売り切ってしまわねばなりません。
私はスタンドへグッズを売りさばきに行くという、貴重な体験をさせて頂きました。大声を出し、ファンにグッズを宣伝し、購入してもらう。プロモーションやコンセッションとは違った形でファンと接することが出来ました。
グッズの中には売れるものもあれば売れないものもあります。
キャップ(20ドル)やボール(5ドル)・ミニバット(5ドル)は売れますが、
チームのマスコット人形(10ドル)は中々売れません。スタンドに売りに行っても
「5ドルなら買うよ」
「そんな人形が10ドルなんて冗談でしょう」とからかわれてしまいました。
なぜ売れないのか?と考えていたのですが、恐らく人形のサイズが少々値段とつりあっていないのでしょう。
では、どうすれば正規の値段で売れるのか?
私の意見では、そこに何らかの「付加価値」をつけることが良いのではと思います。
例えばマスコット人形に実際にダスティの直筆サインを加えて売り出せば、
少しは売れ行きが変わると思います。
明日にでも、早速Timさんに提案してみたいと思います。
チームのグッズというのは、売り上げにおいてもファンの印象においても大きな存在です。
ただ種類を揃えればいいというのではなく、ファンのニーズに敏感にアンテナを張ったりしながら
チームに必要なグッズを拡充していくことが大切なのだと思いました。
特にこうしたマイナーのチームというのは、メジャーリーガーの候補生の宝庫です。
今のうちから選手と密着したグッズや、サインを加えたグッズというのは是非扱って欲しいと思いました。
なぜならば、グッズとはファンとチームを繋ぐ1番分かりやすいものであるからです。
選手がユニホームと帽子をを着用して試合をするのと同じように、ファンだってチームのTシャツやレプリカジャージーや帽子を着たいと思うでしょう。選手と同じ立場・気持ちになって応援する。そこにグッズの存在意義があると感じました。
このチームには、ファンのニーズを満たすほどグッズが拡充されているとは
言えないので早速意見してみようと思います。
チームは残念ながら敗けてしまいました。
我々がこちらに来てからのチームの成績は、これで8勝4敗。
帰るまでのあと2試合で何とか10勝に乗せたいところです。
明日はグラウンドクルー。全力でグラウンドを整備して、選手達をサポートしていきたいと思います!
※写真は、チームのグッズスタンドです。品揃えが寂しいですね。
posted by 山手 |19:00 |
インターン体験生 山手・吉田 |
2007年08月28日
インターン14日目。
およそ2週間に亘るDust Devilsでのインターンも残すところ今日を含めて3日。
Tri Cityに着いて、期待と不安で一杯になりながら
初めてのインターンに向かっていたのを昨日の事のように感じる。
さて、本日はVice President for a day。
先日のBrentさんに付いてGeneral Managerの仕事を体験させてもらった、
General Manager for a dayのように、Timさんに付いて球団のVice Presidentの仕事を経験させてもらう日だ。
全体の仕事としては、GMの仕事のサポート、経理関係の仕事といった感じであった。
まず、取り掛かった仕事は、各売店でその日に使用する現金の振分である。
具体的に行った作業内容としては、Timさんから指示された金額を各売店用の袋に入れていくだけの
簡単な作業であったのだが、作業開始後、早々に1ドル数え間違えるという失敗を犯してしまったため、
その後はかなりの緊張感を持って仕事に取り組んだ。
そして、この作業が終わるとチケット・カウンターのコンピュータの使い方を教えて頂いた。
ただ、まだ一人でチケット・カウンターに立ってお客さんと話せるだけの英語力がないため、
今日は使用方法の説明を受けるのみで終わった。
その後、スタジアムの開門前のスタンド清掃である。
洗剤の入ったバケツとブラシを持って、スタンドの床に落ちている鳥の糞等の汚れを落としていく。
この仕事自体は、GMの仕事を体験させてもらった時にもやったのだが、この仕事の持つ意味は、
スタジアム開門前に球団の責任者がスタジアム内の状態を最終確認することにあると思われるが、
球団のマネジメントをする人間が、こういったバケツとブラシを持って清掃するというのは、
球団スタッフ全員にも好影響を与えるので、素晴らしいことだと感じた。
スタジアムの開門後、私たちが体験させてもらったのは、
プログラムの売り子とチームのグッズ売り場担当である。
プログラムの売り子は、来場されるファンに「Program ! 1 Dollar !」と言いながら、売り込みをする。
最初は恥ずかしい気持ちもあったが、1個売れると恥ずかしさより、やりがいの方が大きくなり、
その内楽しくなってくる。
ファンの中には日本人の私が売り子をしているのを喜んで買って下さる方もいて、本当に楽しかった。
また、プログラムを売っている時に気を付けていたのは、ファンの方1人1人の顔を見て、
アイ・コンタクトしながら売ることである。
私もファンの顔を覚えることができるし、目があった初老のファンに、
「頑張っているから買ってあげよう」みたいな事を言って下さることもあった。
一通りプログラムを売った後は、グッズ売り場担当をさせてもらった。
学生時代に、アルバイトでレジを経験したこともあり、それほど構えることなく取り組めたと思う。
一緒にグッズ売り場を担当してくれたJamieによると、例年シーズンが終盤を迎えるこの時期は、
それほど多くのお客さんも来ないので暇な時間が多いよ、との事だったが、
ちらほらお客さんが来てくれ、商品を買って行ってくれた。
売り場にいる間、商品の細かな説明やクレジットカードでの決済はJamieがやってくれたので、
現金で購入される方に対応したり、プログラム売りの時同様、
店の前を通るファンと目を合わせて挨拶をしながら、商品に目を向けてもらえるようにした。
プログラムの売り子とグッズ売り場を体験した後は、
試合終了までTimさんと一緒にスタンドを見回ったり、Promotion部門のサポートをしたりした。
1日Timさんの仕事の一部を体験させてもらったのだが、マイナーリーグの球団は、
一般の大企業のような分業制ではなく、一人のスタッフが様々な仕事をしなければならない。
アメリカのマイナーリーグでインターンした方から聞いた話では、
マイナーリーグで仕事をすると球団の業務を全てを把握できるから、
やりがいがあるよとの話を聞いたことがあったが、今日はまさにそれを実感できる1日だった。
posted by 吉田 |18:00 |
インターン体験生 山手・吉田 |
2007年08月27日
今日は最後のオフ。
数えてみると、このチームでのインターン生活もあと5日となりました。
日々が過ぎるのが本当に早いと感じますが、毎日の出来事は鮮明に思い出せます。
残りの5日も大事にしていきたいと思います。
私たちは2回目の英会話のレッスンを受けました。
今回も前回と同様に新聞を使って、色々なトピックを音読し、
その後トピックに関するフリートークをする、という流れで進みました。
自分たちで読んだだけでは中々理解しづらいトピックも、
一緒に読んで話し合うことでかなり理解しやすくなります。
また、どうしてそのトピックがこうして報道されるに至ったのか、と言う背景も学べるのでかなり勉強になります。
日本にいる時でも、アメリカの新聞を音読する習慣はつけようと思います。
今回は発音に関してもいくつかの発見が見られました。
以前にも日記で書きましたが「r」「l」の発音は本当に難しいです。
頭では分かっていても、中々上手く舌に伝達できません。
エイミー先生曰く、「r」「l」の発音が混同してしまっていると、
単語が違う意味に聞き取られてしまうことがあるそうです。
そのためには特に「l」の発音に気をつけたほうがいいと言われました。
話している中で、舌を上あごにくっつけて発音する「l」は連動しづらいものです。
慣れるまでは、意識的に舌を上あごにくっつけて発音すべきと教えてもらいました。
もう一つのポイントは「句読点」です。日本語の文章は「、」「。」があるので、
どこで間をおけばいいのかが分かります。
もちろん英語にも「,」[.]という句読点的な役割のものがあるのですが、
その間の文章があまりにも長い時があります。
こうした時にどこで間をおけばいいのかが、中々つかめません。
学校の英語の授業を思い出すとづらづらとただ読むだけだったのですが、
こうして実際にネイティブの人と音読してみると、その拙さを痛感しました。
動詞の前や、関係代名詞の前で間を作ってやると少しは話しやすくなると判明しましたが、
エイミー先生曰くこの間は自然と身に付くものなので会話の鍛錬し続けることが大事ということです。
こうして英語を話すこと、聞くこと、学ぶことで養われる一番大事なものは「自信」だと思いました。
少々拙くても、自信を持って話すことが出来れば相手には伝わりやすくなります。
今回の滞在でそれを身につけられるよう、積極的に英語に向かって行きたいと思います!
チームは今日も勝利し、厳しいアウェーでの首位攻防戦を2勝1敗で勝ち越してホームに戻ることが出来ます。
明日からまたホームの試合が始まると共に、私の仕事も再開です。
精一杯楽しんで、頑張って、考えて、学んできます!
posted by 山手 |19:00 |
インターン体験生 山手・吉田 |
2007年08月27日
・英会話から学ぶもの
チームのロードゲーム3戦目。
今日も終日オフ日だったのだが、Amyとの英会話があった。
前回のレッスン同様、私たちの発音や英文を読むときの
イントネーションを直してもらうことを主な目的としてレッスンをやってもらった。
素材は地元紙「Tri City Herald」を使い、
Amyや私たちが興味のある記事をピックアップして山手さんと私が音読していく。
その中で、発音が悪かったり、英文のイントネーションが悪かった場合は、逐次指摘してもらった。
日本人が話す英語に関して、よく言われているのは、「L」と「R」の発音の区別ができていないという事。
実際に読んでいて、私の中ではその違いを意識して発音しているのだが、
ネイティブの方からするとまだ上手く発音しきれていないようなのだ。
特に私が言われたのは、時々「L」の発音と「R」の発音が混同しているらしい。
例えば「particularly」のような「L」と「R」が混ざっている単語。こういう単語が文中に出てくると、
「R」と「L」を続けて発音しなければならないため、なかなかスムーズに読めない。
舌がつりそうにもなってしまう。
Amyに何度か正しい発音をしてもらっても、その通りに話すのは難しい。
また、単語自体の発音が難しいと、その単語を上手く読むことに意識が向いてしまい、
1文全体を読む際にイントネーションが狂ってしまうことも多々あった。
Amyやアメリカ留学経験者の話では、この「L」と「R」の発音の違いをマスターするには、
慣れしかないという。
自分の発音を常に意識して話すようにすれば、その内使い分けられるようになるそうだ。
・WAL☆MART
アメリカに来て行ってみたかった場所の1つにウォルマートがある。
新聞やビジネス雑誌を読んでいると、かなりの頻度で出てくる小売業界の巨人=ウォルマート。
友人からも「ウォルマートは、とにかく広くて楽しいよ」と言われていた。
幸いなことに、Tri City内にはウォルマートがあった。文房具類を買いたかったため、
英会話の授業後、ウォルマートへ行くことにした。店内はとにかく広い。
そして何でも売っている。
食料品、文房具、生活雑貨、洋服、CD、TVゲームなどなど。
本当に何でも売っている。
当初、ノートやクリアファイルだけを買う予定だったのだが、あまりにいろんな物が売ってあるので、
店内をいろいろと回ってウォルマートを満喫してしまった。
ただ、私が最も驚いたのは、レジのいくつかが無人の自動レジになっていること。
自分でバーコードを打って、お金を支払うのだ。
以前、日本の雑誌でウォルマートはコストを抑えるために、
人件費を大幅にカットしたというような記事を読んだ記憶があるのだが、
その結果をこういった形で見ることになり、非常に驚いた。
写真:Tri-CityにあるWAL☆MART。
ちなみに写真右下は、WAL☆MARTへ向かう山手さんの後ろ姿。
posted by 吉田 |18:00 |
インターン体験生 山手・吉田 |