2007年08月31日
インターン総括
アメリカのマイナーリーグでインターンシップ。 アメリカのスポーツ界で働くことを志す人間にとっては、大変魅力的な響きです。 今回私はこのチャンスを運よく手にすることが出来ました。 この経験を自分だけのものにするのではなく、 少しでも多くの人のためになればと思い、日記の番外編として総括を書こうと思います。 日本人がアメリカで働こうとする時に最初の大きな壁となるのが、 英語力だと思います。 当然私もインターン当初は少し苦労しました。 しかしその過程で気付いたのは、本当に大事なのは英語力ではなく、 英語の「実践力」だということです。 例えば、もし相手の話が分からければ「もう一度言ってもらえますか?」 と返すのでなく「それは~いうことですか? それとも~ことですか?」 と自分の推測を伝えたり、相手の話が理解できた時には「わかりました」 と言うのでなく「~いうことであれば~も必要ですか?」と自分の考えも加えてみたり、 と会話に常に+αを自分で考えて加えることです。 その英語が拙かったとしても、話すことが相手に伝える第一歩なので どんどんトライすべきだと思いました。 これが出来るようになると、 より自分という存在をアピールすることが出来るのではないでしょうか。 ここはアメリカ。英語圏なのだから、英語は話せて当たり前。 そんな中で日本人が働くのであれば、 自分をアピールできる英語の「実践力」が必要だと感じました。 また働きながら考えていたのは、2週間という期間の短さと、 その中に何を見出すかということです。 インターン2週間では出来る仕事にも限界があるし、 シーズンを通してスタッフがやってきた仕事を、 彼らと同じように要領よくこなしていく事も難しいと感じました。 そこで必要なのが、自分に与えられた時間の中で、 ・自分にしか出来ないこと ・自分が率先してすべきこと ・自分ならもっと上手くやれると思うこと を見つけ、実行することではないかと思います。 先にも述べましたが、自分をアピールすることはどの場面でも必要なことです。 ただ与えられた仕事をこなすだけならば、誰がやっても同じこと。 大事なのは自分の「存在意義」を相手に知らしめて、 自分の居場所を作ることなのだと分かりました。 もちろん私自身、2週間で何が出来たのかと言われれば、 数えるほどのことしかありません。 しかし、こうしたことを自分で実感できたことが大きな収穫となりました。 最後はやはりコミュニケーションです。 私は始めの頃は、自分の英語力の自信の無さも手伝って、 思うように職場のスタッフたちとコミュニケーションをとることが出来ませんでした。 しかしいざ話してみると、意外と話が続いて楽しめましたし、 最後のほうには冗談も言って純粋に会話を楽しめるようになりました。 アメリカの映画・有名人・音楽・テレビ・経済・社会など、 話の引き出しは多くあるに越したことはありません。 将来アメリカで働きたいと考えている方は、このようにスポーツ以外に、 様々なジャンルの情報にアンテナを張っておくことをオススメします。 こうした努力は、自分の会話の幅を拡げるだけでなく、 アメリカという国を知るということに繋がります。 そうした引き出しを持った上で、自分から話しかけていくとよいです。 それから、相手のレスポンスに合わせて会話の引き出しを使っていくと、 非常に円滑にコミュニケーションがとれます。 自分の職場での居場所をよりよいものにする為には、 やはり周囲との良好な関係は欠かせません。 私と同じように、英語力の自信のなさから、 コミュニケーションをためらってしまうことがあるかもしれませんが、 少しの勇気が後に大きな自信となると思います。 今回こうしてアメリカのマイナーリーグでインターンさせて頂いたことで、 アメリカのスポーツ界で働くことの困難さを感じました。 それは言語の壁であったり、人種の壁だったり、学歴の壁だったりと様々です。 しかしそれ以上にやりがいと可能性を感じたのも事実です。 私の1番の武器は「日本人」であるということです。 日本語を話せます。日本人気質として細かな気配りが出来ます。 日本の大学を卒業します。これらは日本人にしかないものです。 この武器に、アメリカ人に出来て当たり前である、 英語と積極的な姿勢を加えることが出来れば、 戦っていけるのではないかとも感じました。 簡単に言ってはいますが、もちろんそのためには多大な努力と苦労を要します。 しかし逆に言えば、それが出来れば、 より自分の目標に近づくことが出来るということです。 来年以降もこのインターン制度で渡米する方々へ、自分にどういう目標があって、 その為に何をこのインターンに求めるか、自分が行ったらインターンで何が出来るか、 ということを常に頭の中でイメージすることが大事だと思います。 皆さんがアメリカへ行ったら、必ずや膨大な経験を詰め込むことになるでしょう。 その時に、事前に自分でイメージしておくことで、 こうした膨大な経験に対して受け身になることなく過ごせます。 私のこの日記がどれだけ参考になるかは分かりませんが、 自分なりにインターンでの出来事・感じたこと・伝えたいことなどをまとめたつもりです。 この日記が、皆さんのモチベーションの上昇につながることを祈っております。 私も皆さんに負けないよう、帰国後も更に目標に向かって進んでいきます。 来年以降にインターンに行く方々は、 自分の同士になると同時に「ライバル」だと思っています! 山手 渉
posted by 山手 |19:00 |
プロジェクト1期生 山手 |



