2007年08月31日

インターン総括 「もっと!もっと!」

私の夢、「アメリカのスポーツチームで広報の仕事をする」
という夢を実現させるための第一歩として、このインターンに参加させて頂いた。
約2週間のインターンを終えての、感想は「もっと!もっと!」

今回インターンを経験させて頂いて、「もっと!もっと!」英語を勉強しないといけない事と痛感した。
それは、スタジアムで働いている時に限らず、
BrentさんやTimさんを始めとしたスタッフの皆さんと雑談している時、
スタジアムに来てくれている観客の皆さんと触れ合う時、
Tri-City内のレストランに食事に行った時、
あらゆる場面で、自分の英語力が不十分なせいで、
会話のテンポが遅くなり、自分を情けなく感じ、イライラする事が多々あった。

渡米直前まで、仕事の場面以外はほとんど英語に浸るという環境を作ってきた。
耳から入ってくる音は英語のみ、という環境にし、読む雑誌もアメリカの雑誌に切り替え、
日本で出来る限りの準備をしてきたつもりだった。
だが、実際にアメリカの生活に入って、更にその中で仕事をするとなると、
英語の試験などでは計れない「生きたハイレベルな英語力」が必要になるのだという事を思い知らされた。

目先、私は2年後のアメリカの大学院留学を目標としている。
勿論、留学に必須なTOEFLの勉強も必要だが、インターンに来て、こちらの人と触れ合い、
悔しい経験を何度もする事で、今後の私にとって最も必要なのは、
ネイティブの人と同じレベルで話す事のできる英会話力なのだと気付く事ができた。
いずれにしても、日本に帰国したら、「もっと!もっと!」英語を勉強したい。

アメリカで働いていくには、「もっと!もっと!」を常に意識する事が欠かせない。

Dust Devilsで働いていく中で、仕事をサボろうと思えばサボれる場面が結構あった。
実際、スタッフの人から「今は特に仕事がないから、練習を見ていて良いよ」と言われることがあった。

だが、アメリカへは野球を観に来たわけではない。

そんな時に必要な意識が「もっと!もっと!」。
「もっと、もっと、スタジアム内をきれいにしたら、観客もゲームを観戦しやすくなるのではないか」
と思って、一人でスタンドを清掃したこともあった。

「もっと、もっと、Dust Devilsを良いチームにしたい」と思って、山手さんと協力し、
私たちが気付いたチームの改善点をBrentさん達にプレゼンテーションをしたりもした。
こういった、自ら仕事を探す「もっと!もっと!」という意識がなければ、
本当にもったいない、貧しいインターン生活になってしまっていただろう。
ただ、今から思うと「もっと、もっと」私がチームのために
出来ることがあったのではないかと悔しい気持ちにもなる。

そして、今回のDust Devilsでのインターンを通じて
「もっと!もっと!」アメリカで生活したい、という気持ちが一気に膨れ上がった。
確かに上記のように、自分の英語力が不十分で、悔しい辛い経験もしたが、
毎日が本当に楽しく、とても有意義なインターン生活だった。


最後になりましたが、この場を借りて、今回こんな貴重な経験をさせてくれたHDP関係者の皆さん、
Tri-City Dust Devilsのチームの皆さんに御礼を言いたいと思っています。
今後、このインターンでの経験を活かし、
「アメリカのスポーツ界で広報の仕事をする」という夢を絶対に実現させたいと思います。

本当に、本当にありがとうございました!!

posted by 吉田 |18:00 | プロジェクト1期生 吉田 |
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2007年08月30日

スポーツビジネスインターンシップ体験記!16日目

・Promotion部門
いよいよTri-Cityでのインターンも本日で最終日となった。
私たちのインターン最終日は、今シーズンのホーム・ゲーム最終日でもあり、
スタジアム開門前から多くのファンが来て下さっていた。

そして、私の最後の仕事はPromotion部門。
General ManagerのBrentさんからは、
最終日は観客として来て、ゲームを楽しんで観てもらって構わないとのお話を頂いていたのだが、
2週間お世話になってきたチームに対して少しでも恩返しがしたいとの思いから、
急遽Promotion部門で働かせてもらう事となった。

スタジアムに到着後、最初にしたこと。
それは、これまでお世話になってきたチームに対して、
山手さんと私の二人で考えたチームの改善点やもっと強みにしたら良い点等を纏めたものを
プレゼンテーションする事だった。
これはインターンを始めた当初から二人で考えていたもので、
日本のスタジアムとの比較やDust Devilsのスタジアムで働いていく中で気づいた事、
他のチームのスタジアムで観戦した際に気付いた事などを纏め、
現在のチームの課題と今後の対応策を考えて報告するという形で行った。
私たちのプレゼンテーションを聞いてくれたBrentさんやTimさんには喜んで頂けたようだったが、
今日はホーム・ゲーム最終日で忙しく、お二人に多くの時間を割いて頂くのが難しかったため、
当初私たちが計画していたものに比べて淡白なものになってしまったのが、非常に残念だった。

プレゼンテーションが終わった後は、これまで経験したPromotion活動をこなしていくこととなった。
他のスタッフの仕事の手伝いができるよう
自分の作業を効率良く行うことを目標に次々と仕事をこなしていった。

ところで、今日はスタジアム開門後から「もの凄い」のオンパレードだった。
非常に多くのファンがスタジアムまで足を運んでくれたおかげで、
スタジアム内の通路は大渋滞、スタジアム内の売店には大行列。
更に、試合開始後には、遠くの空に稲光が発生したり、
スタジアムに目を開けていられない程の強烈な砂嵐が襲来したりと、
全く落ち着けないホーム・ゲーム最終日となってしまった。
また、試合内容の方も中盤まで相手チームにリードされた状態だったのだが、
終盤Dust Devils打線が爆発し、逆転勝ち。
夜空には大きな花火が打ちあがり、最高のホーム最終日となった。

・Dance !
私の中での本日の最大のイベントは、5回の攻撃前のグラウンド・クルー・ダンスである。
グラウンド・クルーのAllen、Cordieと山手さん、私の4人が2塁ベースの付近でダンスを踊る。
昨日本当に私たちが躍る事を知り、数回の練習を経て今日の本番。そして、満員のスタンド。
これで緊張しないはずはない。
待機場所にて山手さんと何度もダンスの振り付けを確認して、いざ本番。
4回の裏の攻撃が終わるのと同時にグラウンドへ出る。
内野の土を整備しながら2塁ベースに近づいていく。すると突然音楽が鳴り始めてダンス開始。
自分でも驚いたのだが、グラウンドに出るまでは非常に緊張しで身体が硬くなっていたのが、
一度踊り始めると不思議と緊張感が和らぎ楽しく踊ることができた。

ダンス終了後、ちょっとしたスター気分を味わえる出来事が起こった。
スタンドに戻り普段のPromotion活動のサポートを始めたときに、
何人もの人から「Nice Dance !」と声を掛けられた。

また極めつけは、2人の女の子が私の所に来て、
ボールに日本語で私の名前(吉田直人)を書いてとお願いされたのだ。
これには本当に驚いた。
最初Dust Devilsの選手の名前を漢字で書いてと言われたのかと思い、
「どの選手の名前?」と何度も聞き返してしまった。
その場に居合わせたRussに軽くからかわれたが、中々心地の良い出来事だった。

写真:スタジアム開門前、
スタッフの方が、電光掲示板に山手さん(WAT)と私(YOSHI 3)の名前を出してくれた。選手になった気分。

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2007年08月29日

スポーツビジネスインターンシップ体験記!15日目

インターン15日目。
Dust Devilsでのインターンも今日を含めて後2日。
本日は2回目のグランド・クルーを体験させてもらった。

本日のグランド・クルーでの仕事は、試合前のバッティング練習が終わった後からだったので、
スタジアムに到着後は、オフィスにプログラムを作成したり、
Starting Lineupを作成したりと普段のルーチン・ワークをこなした。

ルーチン・ワークが終わり、C.J.さんの仕事を手伝っていた時に、
グラウンド・クルーのAllenから突然の呼び出しが。
その用件は、明日の「Fan for a day」の時に踊るダンスの練習をするというのだ。
前に「Fan for a day恒例のダンスを踊ってみないか」という話を聞いていたのだが、
冗談だと思っていたため、明日は5回のグラウンド整備時に本当に踊ると聞いて驚いてしまった。

Allenからの召集命令に従い、グラウンド清掃道具を置いている倉庫へ移動し、早速練習開始。
明日一緒に踊るAllen、Cordieからダンスのレクチャーを受ける。
そんなに複雑な振り付けではなかったので、覚えるのに苦労はしなかったのだが、
これをフィールドに降りて、ファンや選手といったスタジアムにいる全員の前で踊るとなると話は別である。
その事を意識し始めると、簡単に思えた振り付けが途端に音楽に合わなくなってくる。
それで慌てて音楽に合わせようとすると間違えてしまう。
頭で考えていると間違いを犯すので、動きを体で覚えさせるために何度も練習をしたかったが、
練習開始後、間もなくグラウンド・クルーとしての仕事を始めなければならなくなった。
明日の本番のことが気になりながらも、グラウンド整備を始めることとなった。

グラウンド・クルーでの最初の仕事は、バッティング・ゲージの片付けと、
バッター・ボックスやファウル・ラインのライン引き。
ゲージについては、バギーの後ろにゲージを繋いでスタジアムの外に運んでいくだけ。
白線も前回のグラウンド・クルー時にやったので、スムーズに作業を行うことができた。

5回表の攻撃時前の内野の整備。
これも前回経験した作業だったので、素早く、そして丁寧にグラウンドを整備していった。
しかし、この時にちょっとした出来事が起こった。
山手さんと私がグラウンド整備をしていると、
3塁の守備に就いていたHolcomb選手が私たちに声をかけてきたのだ。
Holcomb選手はこのチームで最もメジャーリーグに近い選手で、性格はとても寡黙という風に聞いていた。
実際、私が彼の練習を見ていても、他の選手と馬鹿騒ぎをすることなく、
黙々と練習している印象を持っていた。

そのHolcomb選手が土整備をしている私たちの方に笑顔で近づいてきて、
「Hey, Will you dance tomorrow ?」と言ってきたのだ。
試合中の選手に話しかけられる時点で驚きの出来事なのだが、
それがHolcomb選手だったから本当に驚いた。
思わず「Watch my dance tomorrow !」などと言ってしまった。

余り乗り気ではなかった明日のダンス。
Holcomb選手に調子に乗って応えてしまった手前、見ていて楽しいダンスをしなければならなくなった。
(もちろん、Holcomb選手との会話がなくても一生懸命踊るつもりだったが)
明日は、自分の殻を破り、思いっきり踊ってやろう。

写真:上記ダンスの振り付けを考案した、エリックと。

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2007年08月28日

スポーツビジネスインターンシップ体験記!14日目

インターン14日目。
およそ2週間に亘るDust Devilsでのインターンも残すところ今日を含めて3日。
Tri Cityに着いて、期待と不安で一杯になりながら
初めてのインターンに向かっていたのを昨日の事のように感じる。
さて、本日はVice President for a day。
先日のBrentさんに付いてGeneral Managerの仕事を体験させてもらった、
General Manager for a dayのように、Timさんに付いて球団のVice Presidentの仕事を経験させてもらう日だ。
全体の仕事としては、GMの仕事のサポート、経理関係の仕事といった感じであった。

まず、取り掛かった仕事は、各売店でその日に使用する現金の振分である。
具体的に行った作業内容としては、Timさんから指示された金額を各売店用の袋に入れていくだけの
簡単な作業であったのだが、作業開始後、早々に1ドル数え間違えるという失敗を犯してしまったため、
その後はかなりの緊張感を持って仕事に取り組んだ。

そして、この作業が終わるとチケット・カウンターのコンピュータの使い方を教えて頂いた。
ただ、まだ一人でチケット・カウンターに立ってお客さんと話せるだけの英語力がないため、
今日は使用方法の説明を受けるのみで終わった。

その後、スタジアムの開門前のスタンド清掃である。
洗剤の入ったバケツとブラシを持って、スタンドの床に落ちている鳥の糞等の汚れを落としていく。
この仕事自体は、GMの仕事を体験させてもらった時にもやったのだが、この仕事の持つ意味は、
スタジアム開門前に球団の責任者がスタジアム内の状態を最終確認することにあると思われるが、
球団のマネジメントをする人間が、こういったバケツとブラシを持って清掃するというのは、
球団スタッフ全員にも好影響を与えるので、素晴らしいことだと感じた。

スタジアムの開門後、私たちが体験させてもらったのは、
プログラムの売り子とチームのグッズ売り場担当である。
プログラムの売り子は、来場されるファンに「Program ! 1 Dollar !」と言いながら、売り込みをする。
最初は恥ずかしい気持ちもあったが、1個売れると恥ずかしさより、やりがいの方が大きくなり、
その内楽しくなってくる。
ファンの中には日本人の私が売り子をしているのを喜んで買って下さる方もいて、本当に楽しかった。
また、プログラムを売っている時に気を付けていたのは、ファンの方1人1人の顔を見て、
アイ・コンタクトしながら売ることである。
私もファンの顔を覚えることができるし、目があった初老のファンに、
「頑張っているから買ってあげよう」みたいな事を言って下さることもあった。
一通りプログラムを売った後は、グッズ売り場担当をさせてもらった。
学生時代に、アルバイトでレジを経験したこともあり、それほど構えることなく取り組めたと思う。

一緒にグッズ売り場を担当してくれたJamieによると、例年シーズンが終盤を迎えるこの時期は、
それほど多くのお客さんも来ないので暇な時間が多いよ、との事だったが、
ちらほらお客さんが来てくれ、商品を買って行ってくれた。
売り場にいる間、商品の細かな説明やクレジットカードでの決済はJamieがやってくれたので、
現金で購入される方に対応したり、プログラム売りの時同様、
店の前を通るファンと目を合わせて挨拶をしながら、商品に目を向けてもらえるようにした。

プログラムの売り子とグッズ売り場を体験した後は、
試合終了までTimさんと一緒にスタンドを見回ったり、Promotion部門のサポートをしたりした。
1日Timさんの仕事の一部を体験させてもらったのだが、マイナーリーグの球団は、
一般の大企業のような分業制ではなく、一人のスタッフが様々な仕事をしなければならない。
アメリカのマイナーリーグでインターンした方から聞いた話では、
マイナーリーグで仕事をすると球団の業務を全てを把握できるから、
やりがいがあるよとの話を聞いたことがあったが、今日はまさにそれを実感できる1日だった。

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2007年08月27日

スポーツビジネスインターンシップ体験記!13日目

・英会話から学ぶもの
チームのロードゲーム3戦目。
今日も終日オフ日だったのだが、Amyとの英会話があった。
前回のレッスン同様、私たちの発音や英文を読むときの
イントネーションを直してもらうことを主な目的としてレッスンをやってもらった。
素材は地元紙「Tri City Herald」を使い、
Amyや私たちが興味のある記事をピックアップして山手さんと私が音読していく。
その中で、発音が悪かったり、英文のイントネーションが悪かった場合は、逐次指摘してもらった。
日本人が話す英語に関して、よく言われているのは、「L」と「R」の発音の区別ができていないという事。
実際に読んでいて、私の中ではその違いを意識して発音しているのだが、
ネイティブの方からするとまだ上手く発音しきれていないようなのだ。

特に私が言われたのは、時々「L」の発音と「R」の発音が混同しているらしい。
例えば「particularly」のような「L」と「R」が混ざっている単語。こういう単語が文中に出てくると、
「R」と「L」を続けて発音しなければならないため、なかなかスムーズに読めない。
舌がつりそうにもなってしまう。

Amyに何度か正しい発音をしてもらっても、その通りに話すのは難しい。
また、単語自体の発音が難しいと、その単語を上手く読むことに意識が向いてしまい、
1文全体を読む際にイントネーションが狂ってしまうことも多々あった。
Amyやアメリカ留学経験者の話では、この「L」と「R」の発音の違いをマスターするには、
慣れしかないという。
自分の発音を常に意識して話すようにすれば、その内使い分けられるようになるそうだ。

・WAL☆MART
 アメリカに来て行ってみたかった場所の1つにウォルマートがある。
新聞やビジネス雑誌を読んでいると、かなりの頻度で出てくる小売業界の巨人=ウォルマート。
友人からも「ウォルマートは、とにかく広くて楽しいよ」と言われていた。
幸いなことに、Tri City内にはウォルマートがあった。文房具類を買いたかったため、
英会話の授業後、ウォルマートへ行くことにした。店内はとにかく広い。
そして何でも売っている。
食料品、文房具、生活雑貨、洋服、CD、TVゲームなどなど。
本当に何でも売っている。
当初、ノートやクリアファイルだけを買う予定だったのだが、あまりにいろんな物が売ってあるので、
店内をいろいろと回ってウォルマートを満喫してしまった。
ただ、私が最も驚いたのは、レジのいくつかが無人の自動レジになっていること。
自分でバーコードを打って、お金を支払うのだ。
以前、日本の雑誌でウォルマートはコストを抑えるために、
人件費を大幅にカットしたというような記事を読んだ記憶があるのだが、
その結果をこういった形で見ることになり、非常に驚いた。

写真:Tri-CityにあるWAL☆MART。
ちなみに写真右下は、WAL☆MARTへ向かう山手さんの後ろ姿。

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2007年08月26日

スポーツビジネスインターンシップ体験記!12日目

・ロードゲーム観戦
チームのロードゲーム2日目。
昨日に引き続き仕事はお休みだったが、対戦相手のSpokane Indiansホームへ試合観戦に行くことになった。
Timさん宅で昼食を取り、一休みしてC.J.さんの車でSpokaneに向かう。
Tri-CityからSpokaneまでは車で2時間の場所にあるのだが、
その距離は東京から名古屋くらいまでの距離があるだろうか。

15:00にTri-Cityを出て、Spokaneに着いたのは、17:00頃。
Spokaneは予想していた以上に大きな町で、高いビルやMacysという全米チェーンのデパート、
中には「Sushi.com」という寿司バーのような日本食料理屋もあった。
Spokaneに着いたら、まずは試合前の腹ごしらえ。
とあるレストランで、Spokaneバーガーなるハンバーガーを注文したのだが、
これがまたアメリカサイズ。
注文前にC.J.さんから、ここのパイが美味しいよと勧められていたのだが、
結局Spokaneバーガーだけでお腹がいっぱいになってしまい、注文することができなかった。

夕食後、スタジアムへ。
町の中心部から車で10分ほど離れたところに、Spokane Indiansのホームスタジアム「Avista Stadium」がある。
そのスタジアムの規模はDust Devilsと同じリーグに所属しているチームとは思えない程大きなもので、
スタジアム内の売店の数を数えてもDust Devilsスタジアムが7店舗なのに対し、
Spokaneスタジアムは、ざっと数えても10店舗以上。
各店舗の店構えもDust Devilsスタジアムよりしっかりたもので、店舗内も清潔そうで好印象を受けた。
また、その違いはスタジアム内を見ても歴然であった。
Spokaneのスタジアムは豪華。規模の小さなメジャーリーグのスタジアム、という印象を受けた。
今回、私たちはTimさん、C.J.さんの計らいでSky Boxという、
エグゼクティブシートのような所で観戦できたのだが、
このシートには一般席の売り子とは別の売り子が専属で付いており、定期的に注文を取りに来る。
とても1Aの球団のスタジアムとは思えないところだった。

試合開始後も驚きの連続だった。
ここで試合を観戦していると、ホーム・ゲームとアウェイ・ゲームを強く意識せざるを得ない雰囲気で、
Dust Devilsのピッチャーが1塁に牽制球を投げると物凄いブーイング。
Dust Devilsのあるバッターがホームランを打ったのだが、
彼の次の打席には、スタジアム全体からブーイング。
Dust Devilsで仕事をしている時に感じられる以上の一体感がSpokaneのスタジアムには漂っていた。

ところで、Spokane Indiansには、上野さんという日本人ピッチャーが所属している。
彼は現在21歳で、千葉県の習志野高校を卒業後、半年日本の大学に通っていたが、
すぐに中退して3年程前からアメリカで挑戦を始めたそうである。
今回は幸いなことに、10回のDust Devilsの攻撃時から彼の投球を見ることができた。
肝心の試合はというと、延長戦の末、Dust Devilsが5対4でSpokane Indiansに競り勝った。
ただ、相手の敗戦投手が上記の上野さんだったので、手放しでは喜べない複雑な心境だった。

今回、他の球場を来る機会を頂けた訳だが、
今後もアメリカの球団で働きたいという希望を持っている私にとって、本当に勉強になる貴重な体験だった。
Dust Devilsにいる時には気づかなかった点を意識させられた。
今回のインターン集大成のようなものなのだが、
山手さんと私でDust Devilsへプレゼンテーションをしようと考えている。
それは、「ここをこう変えたらもっと良くなるのではないか」というような内容でBrentさんやTimさんに
企画書のような形で提出しようと考えているのだが、今回のSpokane視察はその参考になるものであった。

写真:Spokaneの売り子。Tri-Cityでは、こういう光景を余り見ない。

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2007年08月25日

スポーツビジネスインターンシップ体験記!11日目 オフ

・オフ日の過ごし方
今日はチームがロードゲームのため、休日だった。
午前中からTimさんとC.J.さんにTri-City周辺を案内してもらい、
夕方にはTri-City内にある映画館で映画を観た。

午前中にまず向かったのが、KennewickというTri-Cityの隣町である。
ここには、大きなショッピング・モールがあり、ここに来れば洋服や電化製品、
生活雑貨など一通りのものを揃えることができる。
アメリカのショッピング・モールらしく、広い売り場面積なので一通り見て回るだけでも結構な時間がかかるが、
日本の店と比較しながら見て回ると非常に面白い。
例えば、電化製品店。入ってすぐの場所には、日本同様に携帯電話売り場があったのだが、
日本と違っていた点は、プリペイド携帯電話の扱いである。
日本にいた時は、特に意識をしなかったせいもあるが、
プリペイド携帯を電化製品店であまり見たことがなかったのだが、
こちらでは携帯電話コーナーに入ってすぐの場所にずらっと並べてあるのには驚いた。
ランチもモール内にあるピザ屋で取ったのだが、一切れがアメリカサイズで、
余程大食いでなければ一切れ十分のサイズだった。

ランチを取った後は、CD・DVD・本屋にも行った。
DVDコーナーには、まだ日本では映画が公開されたばかりのソフトがDVD化されていたり、
ゲームソフトコーナーには、日本でも発売されているものが英語版として売られていたりと、
非常に興味深いものだった。
本屋には、私たちにも馴染みの深い「ドラゴンボールZ」や
「One Piece」などの日本のマンガの英訳されたものも売られていた。

一通りTri-City周辺の町を回った後は、Tri-Cityにある映画館で映画を観ることになった。
「Super Bad」というコメディ映画を観たのだが、映画を観ている最中、
日本の場合は笑いたくてもなるべく我慢するものだが、
こちらの人は笑いたいときには思いっきり笑い、隣の人と「何てバカな奴だ」などと言い合う。
アメリカは自己主張の国だというが、こういうところでもその一部が垣間見られ、とても面白かった。
ちなみに、今回はコメディ映画を観たわけだが、今の私の英語力では、
内容の詳細まで理解することができなかったのが残念で仕方なかった。
日本人の笑いのツボとアメリカ人の笑いのツボを比較してみたかったが、当然日本語字幕などなく、
周りのアメリカ人が笑っていても、劇中の会話の内容が分からないため一緒に笑うことができない。
とても悔しい経験だった。

こちらに来る前に、アメリカに滞在経験のある友人から、
「英語力を上げたいなら日本で高い授業料を払い続けて英語学校に通うより、
アメリカに来て肌でアメリカの生活に触れた方がよっぽどためになる」
と言われたことがある。
それは、仕事の中のコミュニケーションだけでなく、買い物をしたり、
映画を観たりするだけで痛感したわけで、私自身もそうだが、将来アメリカで仕事をしてみたい、
英語を使った仕事に就きたいと思っている方には、是非アメリカに来て生活してみて頂きたい。

写真:Tri-Cityにある「TERIYAKI GRILL」にて。
アメリカでは、テリヤキ料理が流行っているようです。

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2007年08月24日

スポーツビジネスインターンシップ体験記!10日目

Amyとの英会話レッスン
今日から、15:00からの勤務前にスタジアムの売店のスタッフである、
Amyという女性から英会話のレッスンを受けることとなった。
せっかくネイティブの人から英語を学べるとあって、現地の新聞を音読し、
英語の発音やイントネーションを指摘してもらった。

・Promotion部門
インターン10日目。3度目のPromotion部門でのインターンだった。
ただ、今回は過去2回のPromotion内容とは若干違う特別な日となっている。
というのも、今回はSeattle Marinersのマスコット「Moose」がスタジアムに来る日なのだ。
そのため、スタジアム内は昨日の「ビール1杯1ドルキャンペーン」と同じくらいの賑わいとなっていた。
15:00に到着後、Promotion部門のルーチン・ワークであるStarting Lineupの作成、
パンフレットの用意に早速取り掛かった。
その後、グラウンド・クルーの仕事を手伝い、いよいよ開門時間となる。
開門時に門の前に立ち、ファンの皆さんに挨拶。
また、今日はファンの皆さんに敷物を無料でプレゼントするキャンペーンがあったため、
挨拶と同時にクッションを配ることとなった。
クッションを配る際に気を付けたのが、お客さんによって配り方を変えたこと。
子供のファンに対しては目線を子供の高さに落とし、Dust Devilsのロゴが載っている面を見せるように渡し、
少しでもスポンサーの広告の露出度に貢献するために、
大人のファンに渡す際には、スポンサー企業が載っている面を表に向けて渡すようにした。

そして、試合が開始されると、いつものように各イニング間にあるイベントの手伝いをする。
基本的にイベントの内容はこれまでと同じであるが、今回はMooseが来ているため、
彼のサポートをしなければならない。
Mooseが出るイベントには、私もMooseの控え室から一緒に出て行くこともあった。
メジャーリーグチームのマスコットを間近で見ると、Dust Devilsのマスコットと比べて、
動きが全く違うことに気づく。
Mooseはイベント以外であっても、観客の前に出ると、ファンと一緒になって試合を盛り上げようとしている。
その動きに隙というか、一瞬でも気が抜けたところを見せないプロフェッショナルさを持っていた。
Dust Devilsのマスコット「Dusty」もファンを喜ばせようと頑張っているように思えるが、
Mooseに比べると、その差は一目瞭然であった。
ちなみに、今日はチームがサヨナラ勝ちをし、連勝を「5」に伸ばした。
今シーズンに入って初めてのことらしい。私たちが勝利を運んできたのだろうか。

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2007年08月23日

スポーツビジネスインターンシップ体験記!9日

・Concession部門
インターン9日目。
2回目のConcession部門を担当することとなった。
今回のConcession部門での作業は、前回同様、スタジアム内の売店でホットドッグを作ったり、
各売店にビールを補充することである。
ただ、今日は「ビール1杯1ドルキャンペーン」だったため、
これまで以上にスタジアムにファンの方が足を運んで下さった為、各売店は物凄い賑わいをみせており、
各売店とビールのストックが保管してある冷蔵庫を何往復もすることとなった。

Concession担当のJoeさんから、次々と指示が入り、ビール・タンクをスタジアム内の各売店に運んでいく。
本来であれば、試合中も売店でいくらかホットドッグを作ることも経験させてもらえる予定だったが、
何しろ各売店は常に、長蛇の列が出来ており、ビールが飛ぶように売れていたため、
休む暇もなくビール・タンクを運ばなければならならなかった。
結局ホットドッグを作る暇もなく1日の仕事が過ぎていってしまった。
そのため、今日のConcessionでの仕事はビールを運ぶという肉体労働が主な仕事となってしまった。

・宿泊先について
山手さんと私がインターンをする間の宿泊先は、
球団スタッフの方の家にホームステイさせてもらう事になっている。
8月16日~24日までは、General ManagerのBrentさん宅に、
8月25日~31日まではスタッフのTimさん宅にホームステイさせて頂ける予定になっている。
そのうち今回は、Brentさん宅でのホームステイがどのようなものか、簡単に説明したいと思う。
Brentさんの家は、スタジアムから車で5分ほどの所にある住宅街の中の一軒家で、
映画やテレビ・ドラマで観たことのあるような、アメリカの住宅らしい概観の家である。

一歩中に入ると、広いリビングがあり、そこには40インチ程の大きなプラズマテレビと、
ふかふかのソファがある。
今回山手さんと私が宿泊させてもらう部屋は、寝室1室と、リビングルーム。
一人が寝室のベッドで寝て、もう一人はリビングのソファで寝る。
また、シャワールームは、来客用のユニットバスがあり、それを使わせてもらっている。
住み心地は非常に快適で、ソファも非常に柔らかく、大きいため、そこで寝ても疲れが溜まることもない。
また、Brentさん宅の最大の特徴は、自作のバーカウンターがある事。お酒も常備されており、
仕事が終わった後、Brentさんと山手さんと3人で軽くお酒を飲むこともある。
余りに快適過ぎてBrentさん宅に住み着きたくなる程である。


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2007年08月22日

スポーツビジネスインターンシップ体験記!8日目

インターン6日目。
今日勉強させて頂くのはグラウンド・クルー業務。
試合開始前、5回攻撃前、試合終了後にフィールドに出て、グラウンドを整備する仕事である。
バッターボックスやピッチャーマウンド、ブルペン等の芝生以外の部分を凹凸がなくなるように均したり、
1塁側・3塁側に白線を引いたりといった、
学生時代の部活動で経験したことのある作業のようなものだった。
とはいえ、選手が怪我をしないように細心の注意を払って作業をしなければならないため、
気の抜けない仕事である。

試合開始前、まず取り掛かった仕事は外野フェンス際の土の部分の整備。
学生時代の部活動でやったグラウンド整備とは違い、
後方に土を均す金網のようなものを付けたバギーに乗って整備する。
バギーを運転するだけなので、肉体的にも何ら負担のない作業だったが、
バギーの癖を掴むのに苦労をしてしまい、均した後を見るとジグザグに動いた跡が残り、
みすぼらしかった。
フェンス際の整備が終わると、次はランナーが入る各塁の間の土を整備する。
これが本当に難しく、先ほどと同様にバギーに乗って整備していくのだが、
3塁側から円を描きながら1塁側へ均していく。
整備前にスタッフからやり方を教えられたが、説明された英語がうまく理解できず、
芝生に土がかかってしまったり、きれいに引いてある白線を消してしまったりとミスを連発してしまった。

試合前の作業が終わると、次の作業は5回の攻撃前になる。
その間Promotion部門などの別部門の作業の手伝いをさせて頂いた。
そして、4回のDust Devilsの攻撃が終わるとグラウンド・クルーの出番である。
試合の進行を妨げないよう素早く各塁間の土を整備する。
この時はバギーを使用せず、手で金網を引っ張って均していく。
丁寧に、且つ素早く均すことが要求されるので、集中して取り組む必要がある。
どうやら私たちが整備している間、場内アナウンスで
「日本から来たインターンのWAT(山手さんのニックネーム)とYoshi3がグラウンドを整備してくれているよ」
と、観客の皆さんに紹介してくれていたようなのだが、この事を知ったのは、
作業終了後しばらくしてからの事である。

試合が終わると、本日最後のグラウンド整備。
一日の仕事で疲れた体に鞭を打って、選手達が使ったフィールドをきれいにしていく。

Dust Devilsでインターンを始めて、これまで経験した仕事というのは、
スタジアムに足を運んでくれた観客に対してのサービスだったが、
今回のグラウンド・クルーというのは、選手たちのプレーを支える仕事。
スポーツ・ビジネスの特異さ・幅広さを体感できた、非常に有意義な経験であった。

写真:バッティング練習中の選手達。
みんなジョークを言い合い、楽しそうに練習してました。

8.22



posted by 吉田 |18:00 | プロジェクト1期生 吉田 |
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