2008年07月17日

【球団の売り上げ構成】 38日目 藤野

今日は帰国前の最後のオフ??(おそらく・・・) ですが、しっかり今日も仕事をしてまいりました。
内容はダウンタウンにある飲食店や日系企業に訪れ、チケットインフォやスケジュールを配るということ。バンクーバーと言っても訪れる先は日系企業。しかし・・・かなり断られました。

その後せっかくのオフなので休むために図書館へ・・・。
スポーツのコーナーを歩いているとこんな本を見つけました。
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「ザ・ドリーム・ジョブ」
その中に書いてあった内容ですごく気になったものがありましたので紹介します。

プロフェッショナルスポーツチームの収入構成要素は大きく分けて4つに分かれるそうです。
1、企業スポンサー広告収入(特にTV・ラジオを含む放映権)
2、チケット収入
3、グッズ・ライセンス収入
4、スタジアムコンセッション収入(フードやドリンクの売上)
この中ですごく興味を持ったのは4番のコンセッション収入!!現在カナディアンズでは大手企業に外注しているコンセッションですが、本来球団で運営するのであればかなりの収入が見込めます。おそらく一日200~300万円近くは売り上げているのではないでしょうか・・・。
但し、それによるデメリットもあるでしょう・・・例えば、人件費を雇う経費は全てカナディアンズが負担。コンセッションの責任者を年間契約で雇わなければいけない。そして食中毒などのクレームに対する負担は全て球団といったようにどちらがベストなのかはわかりません。
但し、私が球団社長として決済するのであれば・・・外注を選ぶでしょう!!
もちろんマイナー球団という前提です。
試合数が少なくシーズンが短いマイナー球団にとってその人件費は大きな負担であると感じます。

スポーツ経営学に興味のある方は是非この本を参考にしてみてください。
(走り読みですが結構参考になる内容でした)


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2008年07月16日

【子供心をくすぐる・・・】 37日目 藤野

さて突然ですが下の写真は何でしょう??

DEEP代表の佐伯繁氏


1、ステッカー
2、ワンデータトゥー
3、マグネット

正解は・・・
2番のワンデータトゥーです!!
このタトゥーはチルドレンプレイエリアで子供達に配布しているものです。
私の中ではナイスアイディア(小島くんのパクリ)だと思います。

子供の頃、皆さんもワンデータトゥーを入れた人は多いのではないでしょうか?わくわく、ドキドキしながら自慢したものです。この子供心をくすぐるタトゥーですがちゃんとカナディアンズの広告塔の一つとして機能しています。

子供達がほっぺたや腕につけて歩くと他の子供もしたくなる!!それが球場であれば宣伝効果は低いですが、大きなイベントやお祭りなどにブースを出展してプロモーションを行うのであれば、まさに効果を発揮することでしょう!!

子供を抱えた親達はカナディアンズのブースに並びタトゥーを子供のためにもらいます。待っている間にマスコットやスタッフの営業でカナディアンズを大いにアピールできます。今まで知らなかった人にもアプローチ、知っていた人には顧客満足度アップと宣伝効果は抜群です!!

ユニフォームや帽子などチームの広告塔はたくさんありますが、無料で渡せて経費を抑えられるツールはタトゥー以外にないのではないでしょうか・・・。


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2008年07月15日

【朝日】 36日目 藤野

今日は仕事の後、日系の新聞社へお邪魔しインタビューを受けてきました。そのインタビューの途中に出た「朝日」という野球チームに非常に興味をもったので、それについて本日は書こうと思います。

皆さんの中でこの「朝日」という野球チーム名を耳にした方もいるかと思います。私の記憶の中ではNHKか何かで以前放送されていたように思いますが、バンクーバーに1890年~1930くらいまで存在した日系のベースボールチームの名前です。

その当時のバンクーバーでは野球が非常に盛んで、50を超えるチームがリーグ戦などで争っていたそうです。その中で非常に人気があり欧米と違ったベースボールをするチームが「朝日」だったそうです。
彼らは頭を使った野球を得意とし、スピードと小技で力のある欧米人と争っていたそうです。そして幾度となくリーグ戦を制していたようです。

このように1900年代初頭のバンクーバーでは非常にベースボールが盛んな地域で、コミュニティーは好んで試合を見に出かけたそうです。

いま現在のバンクーバーでは圧倒的にアイスホッケーファンが多く、サッカー経験者が多いとのこと・・・
ベースボールは移民にとっての文化であり、ネイティブ達にとっては異文化でしか過ぎなかったのでしょうか・・・。
やはり文化として根付くスポーツは強いと感じました。

※写真はカナディアンズマスコットのボブ・ブラウンとの写真です。


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2008年07月14日

【費用対効果の疑問!!】 35日目 藤野

今日はカナディアンズのスポンサーになっているA&W(ファーストフードチェーン)の広告について考えてみたいと思います・・・。下の写真がナットベイリーに出している広告です。

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一番上の写真はコンコースや各階段に張られている看板で、カナディアンズの選手が打ったホームランが下の二つの看板(左中間と右中間にある)に当たれば、その試合を見に来てくれたお客さんにA&Wのハンバーガーとドリンクを無料差し上げるというものです。そしてチルドレンホスピタルに500ドルの寄付もいたします。
この広告を見て最初に感じたことは、これでA&Wは儲けられるのか?という疑問でした。

まずナットベイリーの集客数は5,100人です。
そして看板に当たるホームランはめったに見られません!!
もし看板に当たるホームランが見れたとして、その試合が満員でも5,100人にしかA&Wを印象付けられません!!ましてや5,100人にただ同然でハンバーガーとドリンクを与えます!!
これは費用対効果としてどうなんでしょう??

カナディアンズがメジャーのチームで毎回TV放送やスポーツニュースに取り上げられるのであれば、その広告効果は絶大なものになるでしょうが、マイナーでTV放送もなければ観客動員数も少ないチームにここまでのプロモーションを打つ必要はあるのでしょうか・・・。
私の中では価値を見出すのが難しい広告であるという印象を強く受けました!!

この広告を取ってきた同僚にどのようにしてクライアントに広告効果を見出したか尋ねてみたいと思います。


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2008年07月13日

【初めての・・・②】 34日目 藤野

今日は初めて試合でボブ・ブラウンになりました。
ボブ・ブラウンとはカナディアンズのマスコットのことです。

いつもならバイトのクラークという高校生が行うのですが、
今日は彼が休みでボブ・ブラウンの代役が誰もいなかったので私がやることになりました。
そして今日はデーゲーム!!非常に暑かったです。

以前にも営業でボブ・ブラウンになることはあったのですが、
ゲームでなるとは思ってもいませんでした・・・。
そして今日ボブ・ブラウンになって感じたことは、お客さんに絶大な人気があるということです。
子供はもちろんのこと大人やお年寄りまでハイ・ファイブと声を掛けてきてくれます。 

今年からのマスコットですが、着実にその存在を観客に印象付けてきていると思います。
またその人気を利用してスポンサーの名前がついたイベントに参加することによって、
ボブ・ブラウン効果で少しではありますが注目を浴びるではないでしょうか??

7月23日にはフェイマス・チキンという全米で有名なマスコットがカナディアンズを訪れます。
こちらのマスコットも参考にしつつ、日本との違い・良い点・悪い点を見つけていけたらと思います。

※写真はボブ・ブラウンの顔部分です。


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2008年07月12日

【寿司レース】 33日目 藤野

今日は以前にもご紹介したイニング間に行われるイベントの一つ寿司レースについて再び書こうと思います。
寿司レースは名前の通り寿司のネタ達が一塁ベースから三塁ベースに掛けて競争するレースなのですが、
毎回自分達でストーリーを作り観客を楽しませなくてはなりません。
その都度即席のストーリーを作るのですが、お決りはワサビは決して勝つことはありません。なぜだろう・・・??やっている私自身もわかりません。
それはさておき、とにかく毎回自分達で考えどのようにしたらお客さんを盛り上げられるか?楽しませられるか?ということを常に考えています。
これこそまさにサービス業の基本ではないでしょうか?
お客が楽しめる空間を創造して何かを準備する!!日々の仕事に追われ根本的なことを忘れがちな私でしたが、改めて球団スタッフはサービス業の世界で働いているということを実感させられました。

私の直属の上司も開幕戦の夜に、キープ・オン・スマイリング!!これがカスタマーサービスだよ!!と言っていた様に、日本もカナダもベースは変わりません。
今日伝えたかったことは日本も海外も根本的な部分は同じであるということ!!その中で表現の仕方が海外の方がバラエティーに富んでいるということ!!

とにかく豊富なバリエーションのプロモーションをたくさん学んで帰りたいと思います。

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2008年07月11日

【ナットベイリースタジアム】 32日目 藤野

以前も私たちカナディアンズが利用しているナットベイリースタジアムをご紹介しましたが、
本日はそのナットベイリーについて最近わかったことを題材に書こうと思います。


私たちの利用しているスタジアムは、なんと市とオーナーの共同所有物だそうです!!
驚くことに使用料や建築費、維持費等は税金とオーナーの資金によって賄われております。
ここで私が気づいた事は、球場に掛かってくる使用料等の経費を税金で賄えるということは、
その分スタッフなどの人材・人件にお金を割ける、広告費にお金を割ることが可能であるということです。

優秀な人材を採るためにお金を割けると言うことは、球団経営をよりよくするチャンスでもあります。
このように日本と違う部分は国や市、公共の機関と連携した形でスポーツの運営や経営ができる!! 
これこそまさに先日お話した文化の違いなのではないでしょうか・・・?

日本もいつかそういった日が来れるように、
国の意識をスポーツにもっともっと傾けるべきだと感じました。

※ナットベイリーの外観です。

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2008年07月10日

【初めての・・・】 31日目 藤野

今日は試合終了後、初めて選手のロッカールームへ伺いました。
球団のスタッフととして働いている私ですが、選手との絡みは殆どと言ってよいほどありません。通常は球場外やグラウンドで挨拶をする程度なのですが、今日はインタビューアーとしてカナディアンズの選手と話すことができました。

インタビューを受けてくれた選手は、チームのクリンアップを打つ
ダスティー・ナポレオン選手!!

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非常にナイスガイでつたない英語での質問にも親切に答えていただきました。
彼はシカゴ出身のアメリカ人ですが、名前のとおりルーツはイタリアだそうです!!
彼のセールスポイントはなんと言ってもバッティング!! 選球眼が良く、広角に打てるバッターでいつも勝負強さを発揮します。彼の持ち味は頭を使って打つことだそうです!!

ダスティーはいつも私の出番である寿司レースで私が入っているBCロールを応援してくれます!!
今日はそんな一人の選手にスポットを当てたブログでしたが、何と言っても今日感じたことはインターンの私がインタビューをできるという環境!!
もちろん日本の人たちに選手を紹介したいとの趣旨を伝えた上での行動ですが、選手とスタッフそしてファンとの距離が非常に近いと感じました。日本がそうでないという訳ではありませんが、やはりこちらは一歩先を歩いているように感じました。

※打席に立つダスティー選手!!常にピッチャーのベストボールを狙っているそうです。

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2008年07月09日

【23:30】 30日目 藤野

さて今日のタイトルは時間ですが、何の時間でしょう??

答えは・・・試合の終了時間です!!
今日は延長12回の死闘を繰り広げ最後に勝利を収めることができました。
でもこちらのゲームはすごいです!!何がすごいって、試合開始時間が19:05からという、どう考えても遅すぎると思いませんか?? ゲームが早く終わる日でも22:00過ぎです! なぜ開始時間が遅いのかのメリットを考えてみました。
①仕事終わりの人でもゲームの始めから楽しめる。
②暑さをしのぐ為??(カナダは日が沈むのが21:30くらいです)
そんなとこでしょうか・・・ビジネスとしてのメリットはないですね・・・。
開園時間を早くして滞在時間を長くするのであればわかりますが、そんなこともない・・・う~ん、わかりません。

時間という部分ひとつをとって考えてみると、日本の方がビジネスとしては
良いのかもしれません・・・。

※写真は延長12回裏のスタンドの様子です。

20080710-02.jpg


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2008年07月08日

【考えて営業すること】 29日目 藤野

ここ2日の私の業務は、午前中か午後のどちらかは日系企業もしくは日系コミュニティーへカナディアンズを売り込むことです。即ち、営業電話と営業メールをしています。

ここバンクーバーには200を超える日系企業やコミュニティーが存在するのですが、
もちろんカナダの企業に比べると数は少なく営業も狙い撃ちをしていくことが大切だと考えています。
つまり、その企業や業種にあった提案をしなければ200という営業先は直ぐになくなってしまうということです。
どうしてもセールスの部分で貢献したいと考えている私にとって、毎日が頭をフル回転させての営業です。

カナディアンズの魅力と顧客へのメリットを常に考えながらアポ電をしています。
例えば、日系大手企業にあたるのであれば総務宛に電話をし、バンクーバーカナディアンズの観戦チケットを福利厚生の一部として購入してもらい、日本を離れて生活している社員やその家族の憩いの場を提供するという提案。

幸いナットベイリースタジアムには家族で楽しめる仕掛けがたくさんあり、平日の仕事を忘れて遊べる環境が整っています。そして社員の方たちがリフレッシュできれば仕事のモチベーションや効率も上がる!!と言う切り口での営業方法・・・。

がしかし、なかなか上手くいかずどこの企業も予算を握っているのは日本の本社で、バンクーバー支社に決裁権を置いているところは少ないとのこと・・・。

ただ今回の営業活動を通して感じたことは、前もって予算の一部として日本本社へ提案しておけば検討の余地はあるといこと。これは広告出向やスポンサーシップでも同じことが言えるのではないか・・・。今後、日本企業をスポンサーにつける場合は1月・2月も予算組み期が勝負となるであろう!!


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