2008年07月23日

【楽しみと悲しみ】 44日目 野尻

今日は、ホームであるナットベリーでのゲームでした。

そこで現れたのはサンディエゴから来た「フェイマスチキン」。彼は、ゲーム中にいたるところに現れ、観客を楽しませるパフォーマンスを数多くしてくれました。例えば、相手プレイヤーを使ったり、アンパイヤの方を使ったりとスタジアム全体を巻き込んだパフォーマンスで、今日はファンにとって忘れられないゲームになったのではないでしょうか。

これらのパフォーマンスは彼が事前に全て打ち合わせをし、綿密に計画されて行われています。中でも、カナディアンズの攻撃の最中に、コーチャーズボックスで選手を応援するというパフォーマンスがあったのですが、このパフォーマンスは日本のゲームでは考えられないことだと思います。
私自身、日本のゲームもよく観戦しに行くのですが、本来プレイヤーがいなければいけないコーチャーズボックスに選手以外の人がいる光景は初めて見ました。そして、その中いつも通りゲームが進行するのです。
日本では、かなりの制限があり出来る要素よりも出来ない要素が数多くあり不可能であると思います。さすが、スポーツ先進国ならではのプロモーションではないかと思います。

彼は、このフェイマスチキンというキャラクターで給料をもらっています。
試合後、夜遅くまでサイン会が開かれたのですが、どんな観客にもどんな要望にも応じる姿を見て、さすがプロのエンターティナーだなと感じました。

ここまでは楽しかったことの話。そして悲しい話とは、プレイヤーがホームステイをしている家のお母さんと最後の別れをしたことです。
初めて話した日から、私の拙い英語にとても熱心に耳を傾けてくれ、とてもやさしい方でした。その家にホームステイしているプレイヤーから「私のことをママ、ママと呼ぶのよ。」という話を聞いた時、なぜそのように呼ばれるのか理由が分かった気がします。

お会いすることは数える程しかありませんでしたが、名前も覚えてもらい、もし日本に来ることがあれば私が日本を案内するという約束までしてもらいました。

このように、チームスタッフとホストファミリーとの関係、そして何よりプレイヤーとホストファミリーとの良好な関係がチームを支えている要因でもあると思います。ホストファミリーの皆さんが、プレイヤーを様々な面で支えているからこそゲームで活躍できるのだと思います。
球団経営とは、決して球団の経営に関わる人だけが行うのではなく、地域住民をも巻き込んで街全体で行うものだと思いました。それをマネジメントするのが球団の仕事だと思います。

こちらと比べると日本では、スポーツ文化の違いがあるのはもちろんなのですが、街全体を一つのチームとしてとらえもっと広い範囲で球団経営というものを行っていかなければならないと思います。

※写真はサインに応じるチキンです。

080723



posted by 野尻 |22:05 | プロジェクト1期生 野尻 |
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