大阪で働くスタッツ厨

バスケット指標の世界2 ―― eFG% もう一つのフィールドゴール% ――

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どうもaoiです。 ネタ収集や表を作ったりやらなんやらしていると週1-2更新くらいになること分かってきました。 さて,本日取り上げるのはeFG%(Effective Field Goal Percentage)です。 まずは式を見てみましょう。

FGM:フィールドゴール成功数 2PM:FGM-3PM 3PM:3p成功数 FGA:フィールドゴール試投数

指標としての思想はTS%と似ていて2pと3pのシュート構成比が異なるプレイヤー同士を,3pを考慮した上で比較したい!!って感じの指標です。 じゃあTS%と何が違うんや!! となるのが自然です。

私の理解ではそれぞれの目的は eFG% → ボールライブでのシュートを比べたい(つまりFGを見たい) TS% → 得点効率を比べたい(FTを含める) のようになります。

eFG%はその名の通り,3pの価値を2pの価値の1.5倍に調整したFG%です。 一方,TS%はFTを含めた攻撃機会あたりの得点を%スケールにした指標になります。 双方とも3PMに重みづけを行い3Pの価値を調整している点は共通しています。しかし,eFG%はあくまでFG%なので,そもそもFTは考慮されておらず,FTが多い選手の場合は値が低くなります。 一方TS%はFT%が高い選手はそれ以外の条件が同じ選手よりも値が大きくなります。 以下にシャック,レブロン,ハーデンの平均得点キャリアハイシーズンのシーズンスタッツと各指標を表にまとめました。 FG%,TS%,eFG%,をそれぞれ比較すると指標の特徴が掴めると思います。 出典はみんな大好き[basketball-reference.com](https://www.basketball-reference.com/)です。

シャックの場合,3PAが無く,FT%が50%程度なのでFG% = eFG% ≒ TS%となっていますね。 レブロンの場合は,3PとFTの効果が効いてFG%<eFG%<TS%となっています。 ハーデンはFTの効果が顕著でTS%がFG%に比べ格段に高くなっています。

これから考えると,一つの絶対的な指標を見つけるというよりも多様な指標を組み合わせながら比較することで様々な視点からプレイヤーのパフォーマンスを評価できるように思います(考えるまでもなく当然かも)。

みなさんのスタッツ理解・バスケを楽しむ一助になれば幸いです。 それでは



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