北のお部屋

第99回全国高校野球選手権~総括

このエントリーをはてなブックマークに追加

■最終日結果 ●決勝 1.花咲徳栄(埼玉)14-4 広陵(広島)

花咲徳栄 202 063 100=14 H16 E0 011 011 000= 4 H13 E2 広陵 花:綱脇、清水-須永 広:平元、山本、森-中村 三塁打 西川、野村(花) 二塁打 千丸、高井2、西川(花)中村2、平元、大橋、吉岡(広)

今年も夏が終わりましたね・・。35℃越えですが(苦笑)。もちろん今は埼玉県民なので埼玉県勢初の選手権優勝、徳栄優勝おめでとう。というか、この瞬間をここまで勝ち上がる事を想像していなかった・・。も見ていましたが、野村佑希が全国区になったかと・・。いずれなるだろうとは思っていましたけども、県大会はそこまで良くなかっただけに甲子園の出来にはびっくりでした。中村もですが、甲子園が選手に与える力というのは非常に大きいものなのだなと改めて。

1回戦枠同士の決勝は久々かと思いきや3年前の大阪桐蔭-三重以来という事でそうでもなかったです。その3年前と大きく変わったのが、「投手分業制」・「2番の強打」・「データのフル活用」でしょうか。その3年前の春に秀岳館に鍛治舎監督とオール枚方の面々が入学してきた年になります。この段階から話題にはなっていたものの、この秀岳館も2015年夏までは全国に遠く(その間に春の九州大会の経験はありましたが・・)、まだまだ勝ち切れるチームとはいきませんでしたが、九鬼隆平(ソフトバンク)、松尾大河(DeNA)らが最上級生となった2015年秋に熊本大会・九州大会を制覇、神宮大会に進みその後のセンバツ・選手権での活躍は皆さんの知る所だと思います。

なぜいきなり秀岳館?と思われるかもしれませんが、それだけ「投手分業制」と「データの活用」を全国に広げたのは紛れもなく鍛治舎さんだと思います。勝利者インタビューであんなに相手投手の球数やボール球の数を言える監督さんいますか?って話でねぇ。ただ、最後の夏は数字に捉われすぎていたのだろうなと・・。これは広陵・平元銀二郎を褒めるしかありませんし、これが広陵の伝統の力と中井監督の経験値なのでしょう。そして、その秀岳館に影響を受けたであろうと花咲徳栄も決して他人事ではなく、2016年のセンバツ。そう去年のセンバツで秀岳館と花咲徳栄が初戦で当たっており、高橋昂也(広島)が低めのフォークを振ってもらえず、際どいストレートもカットされ球数がかさみ痛打されKOされたという試合でした。岩井監督が本格的にデータを取り入れたのは多分この後からでしょう。花咲徳栄のデータ班活躍のネット記事もありましたけど、去年のセンバツ前までは多少はやってるにしてもそこまで本気にはやっていなかったと思います(まあ、推測ですけどね・・)。

そこから全国と戦う毎に足りないものを消化して、負けの反省を生かして今回の花咲徳栄が作り上げられたのだなと。管理人は埼玉在住なので毎年のように徳栄の試合及び埼玉の試合は春・夏・秋現地で見ていますが、むしろ去年のチームの方が期待度は今年のチームよりも上だったと思います。何より高橋昂也がいましたし、岡崎大輔という主将が大きかった。それでも勝てなかった。昨秋の関東大会では慶應に1-9のコールド負け。「やっぱり旧チームより落ちるな・・」というのが本音でした。が、春の埼玉大会での彼らの打球とスイングスピードを見て結構な衝撃を受けましたよね。あのフェンスの高い県営大宮のスタンドにバンバンホームランを打ち込む姿を見て、明らかに質が変わったと・・。「破壊力」をテーマに一冬越えてそれをはっきり見せてくれるチームというのはそうありませんし、去年・一昨年と東海大相模・小笠原慎之介(中日)、作新学院・今井達也(西武)という150㌔前後のパワーピッチャー相手にした経験は後に大きな花を咲かせるきっかけとなりました。やっぱり全国は出てなんぼだなと。3年前の県大会初戦敗退からここまで変わるなんてなぁと思いますが、それだけ岩井監督にとってもあの初戦敗退は大きかったのでしょう。個人的には県営大宮のフェンスが高い事もあり、強打よりも小技でつなぐチームが多かった埼玉にあって、元々そういうチームでもあった徳栄が強打(よりも今大会は巧打と強かさが際立ったかな)で決勝で勝ち抜いたのは大きいでしょうし、今後他の埼玉の高校にも強打のチームが出てきてほしいですね。そして、できれば大学・社会人でも野球を続けてほしいなぁと(願望)。

4ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
野球
タグ:
根尾昂
浜田太貴
鈴木琉生
村川大介
原田竜聖
斎藤史弥
野村佑希
渡辺裕貴
市川睦
柿木蓮
植田拓
中田悠斗
丸山和郁
田中幹也
亀岡京平
小玉佳吾
片山昂星
中村奨成
山下輝
阪口皓亮

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

第99回全国高校野球選手権~総括

あんちゃん様>

いらっしゃいませ。

Twitterでは何度もお世話になっております^^; 私的には元々北海道の人間なのでアレなんですが(爆)、埼玉在住ですしなんだかんだ嬉しかったですねぇ。航空石川戦も初回のほんの隙を逃さず、一気に攻めた形はらしかったですね。千丸を2番に置けたのが大きかったですし、綱脇は県大会のMAX136㌔くらいで調子はそうでもなかったのですが、上手く調整できましたね。前育に関してはセンバツの報徳戦に続いてでしたね・・。良い投手を複数持ってる難しさも改めて感じさせました。去年の関東では負けてましたし、感じる部分もあったのでしょう。五明とか覚えてますか(笑)。あのチームも悪くはなかったですが、勝ちきるにはまだまだ足りなかったですし、若月世代も関口が安定していればとも思いました。楠本は今や森友哉世代でも注目される打者になりましたが、埼玉では下級生時から凄かったですからねぇ。中部学院には徳栄のみならず聖望の選手も毎年誰かしら行っているので、主力級も行くかもですね。

鍛治舎さんは言葉の使い方は正直上手くはなかったかもですけど、あそこまで投手起用・複数枚投手を作り勝ち上がった事は他チームに与えた影響は大きかったと思います。県岐商も大変ですね・・。伝統校だけに余計にこういうタイプの指導者を毛嫌いする傾向はありますが・・。何よりお金で動くタイプの方なので公立校では難しいかもしれません。

浦学も浦学で絶対勝てるとは限らないですが、秋は逃さないので^^; 関東はそう勝たせてくれませんので軽い気持ちで見るのが大事ですね。私学勢はどこも100回大会に向けて選手揃えてますし、埼玉栄は特に全国上位の地元のシニアこぞっと選手取ってきたので結果を残さないとですね。岐阜第一も宜野座に負けた時の01年以来出ていなかったと思うので楽しみですね。100回は節目ですから、元プロ監督も増えている中で新時代の監督が引っ張る時代が来年以降始まっていきそうですね。個人的には帝京あたりもう1度出てほしいと願ってますが・・。

「第99回全国高校野球選手権~総括」へのコメント

Twitterの方ではお世話になってますが、ブログでは初コメントです。県勢初の優勝おめでとうございます。2回戦の航空石川戦を甲子園で実際観戦しましたが、太刀岡・千丸の1・2番コンビに嫌らしさ(良い意味で)を感じたのを覚えています。綱脇投手も昨夏と比べてここまで成長するのかと驚かされました。そんな私もあの時は優勝するなんて思ってもいませんでしたが、前橋育英に勝った3回戦が大き勝ったように思います。荒井監督の投手のチョイスもアレでしたが(笑)
五明投手がエースの10年選抜、関口ー若月の13年選抜は素材は良いものの噛み合ってないイメージがありましたが、ここ3年はチーム力の高さが印象的です。来春以降は地元の大学野球も見に行く予定なので、中部学院で花咲徳栄の選手が観れるのが楽しみです。

鍛治舎さんは短い期間でしたが、高校野球界に良い影響を与えてくれたと思っています。私もデータ野球派なので、試合後のコメントは興味深かったです。岐阜の高校野球の掲示板では戻って来て欲しいなんてコメントもありますが、実際には今後どうされるんでしょうかね…?今や県大会出場も危ぶまれている、鍛治舎さんの母校を立て直して欲しい気持ちもありますが、公立なので現実味は無さそうです…

次の世代は浦学、共栄が強そうですし、徳栄も厳しい戦いが続きそうですね。山村学園なんかも気になりますし、来夏は浦学・徳栄でスンナリとは行かなさそうですね… 後はnobさんのコメントを見る限り若生さんの埼玉栄も100回に照準を合わせてる感じですね。異動の経緯も経緯ですし、ソロソロ結果を出さないとヤバイですよね(汗)どこの地区でも100回大会に照準を合わせているチームが多く、岐阜も田所さん(前福知山成美)の岐阜第一が完全に来夏に照準を合わせてきている感はあります。私学の監督さんは来夏の大会後退く方も多そうです…

こんな記事も読みたい

三連発被弾サヨナラ敗戦と甲子園【~常昇魂から真赤激~広島伝説】

モノは違いましたが・・・【カープ一筋40年の独り言】

大会準決勝の試合と決勝!!【人生広島カープと共に】

第99回選手権3回戦・大阪桐蔭v仙台育英【高校野球観戦日記】

第99回大会も残すはあと1試合。ここまで全て先攻の広陵と花咲徳栄。決勝はどちらが『先攻』を奪うのか?【素人のざれごと ~思いつくまま~】

2017夏の甲子園 第13日【スポーツ えっせい】

全国高校野球選手権 決勝進出2校決定【Kaipopo】

2017夏の甲子園 第12日【スポーツ えっせい】

ブロガープロフィール

profile-iconhonmakaina914

主にサッカー・野球・長距離等を書いています。普段は大学野球多め、たまに高校野球も取り扱う感じのアマ野球中心の備忘録。プロ野球もたま~に見るけどドラフト関連が少々多いかも。サッカーは気が向いたら書くスタンス。テニスは昔やっていたものの、今はもっぱら見る専。長距離はある時期が来たら投稿が増えます。

不定期ですが、とりあえず感じたことを書いていこうかと。よろしくお願いします。

■ファンサカ
★mini
2012年度 全国リーグ
札幌FC 
年間813位

2013年度 全国リーグ
札幌FC
年間168位

2014年度 プロリーグ
札幌FC
年間328位

2015年度 全国リーグ
札幌FC
年間300位

2016年度 プロリーグ
札幌FC
年間288位

2017年度 プロリーグ
札幌FC
年間351位

■観戦歴
△サッカー:94年W杯のイタリアを見て自身もサッカーをやり始める。各代表、ユース年代など。関東住みの今でもコンサドーレファン。

△野球:1995年の夏2回戦、旭川実業と鹿児島商業の乱打戦からのミラクル旭実に魅せられて以来、高校野球にどっぷりはまる。高校野球、大学野球、社会人野球など。

△フットサル:2012年は北海道、町田、府中、湘南など観戦。2013年は町田や府中の体育館で試合を撮ることも。好きな選手はGKイゴール。

△陸上:藤田敦史や神谷伸行の代からの駒澤ファン。最近は宇賀地強と村澤明伸のデットヒートが見られた第41回全日本大学駅伝が印象に残っている。

●好きな選手
■サッカー
△海外
ロベルト・バッジオ(元・イタリア代表)
ファン・ロマン・リケルメ(元・アルゼンチン代表)
カルロス・バルデラマ(元・コロンビア代表)
ビセンテ・ロドリゲス(元・スペイン代表)

△日本
乾貴士(エイバル)
清武弘嗣(セビージャ)
今野泰幸(ガンバ大阪)
奈良竜樹(川崎)

△コンサドーレ
宮澤裕樹
深井一希

■野球
△野手
高須洋介(金沢高-青山学院大-近鉄-元・楽天)
渡辺直人(牛久高-城西大-三菱ふそう川崎-楽天-横浜-西武)
西川遥輝(智弁和歌山高-日本ハム)
北道貢 (駒大岩見沢高-駒澤大-NTT東日本)

△投手
伊藤智仁(花園高-三菱自動車工業京都-元・ヤクルト)
西口文也(県和歌山商業高-立正大-元・西武)
武田勝 (関東第一高-立正大-シダックス-元・日本ハム)

■テニス
△海外
アンドレ・アガシ
ロジャー・フェデラー

△日本
鈴木貴男
錦織圭

ふつつか者ですがよろしくお願いします。

■インスタグラム
https://www.instagram.com/nk411456/
  • 昨日のページビュー:887
  • 累計のページビュー:17984247

(11月18日現在)

関連サイト:Twitter/NK/marmarmorimori

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 少し早い2015年高校生のドラフト候補や注目選手。そして、2015年度の中心となる高校は・・・。
  2. 2016年度の高校生注目選手。そして、2016年度の中心となる高校は・・・。
  3. 2015ドラフト上位24人予想と2016年のドラフト候補達
  4. 2015年ドラフト雑感と2016年のドラフト候補達
  5. 2016年ドラフト雑感と2017年のドラフト候補達
  6. スポーツ報知が挙げた2014ドラフト候補一覧(高校生編)
  7. 第97回全国高校野球選手権小ネタ(出場校と注目選手・選手権出場選手の12球団ジュニアトーナメント経験者・18U世界選手権日本代表予想など)
  8. センバツ候補校と第44回明治神宮大会組み合わせなど
  9. 2016ドラフト上位24人予想と2017年のドラフト候補達
  10. 高校時代の世代最強の投手&野手は誰だ?(1993~1997年生まれ編)

月別アーカイブ

2017
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2016
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2015
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2014
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2013
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2012
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年11月18日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss