北のお部屋

センバツ3,4日目の試合展望

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宣誓 
東日本大震災から一年、日本は復興の真っ最中です。 
被災された方々の中には、苦しくて心の整理がつかず 
今も当時の事や亡くなられた方を忘れられず 
悲しみに暮れている方が沢山います。 
人は誰でも答えの無い悲しみを受け入れる事は苦しくて辛い事です。 
しかし、日本が一つになり、その苦難を乗り越える事が出来れば、 
その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。 
だからこそ、日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔を。 
見せましょう!! 
日本の底力、絆を。 
我々高校球児が出来る事、それは全力で戦い抜き、最後まで諦めない事です。 
今、野球が出来る事に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレイする事を誓います。


素晴らしい宣誓でした。今日の石巻工業ナインのプレーは正にそれを体現していました。またもどってこれるといいですね。

1,2日目で目立つ選手を個人的に挙げていくと、140㌔を越えた投手は・・・、

藤波晋太郎 (大阪桐蔭3年) 150㌔
大谷翔平 (花巻東3年) 150㌔
三浦浩太郎 (三重3年) 147㌔
平田祥真 (鳥取城北3年) 140㌔
西坂凌 (鳥取城北3年) 140㌔
岸本淳希 (敦賀気比2年) 141㌔
二階堂誠治 (女満別3年) 144㌔
山本竜也 (天理3年) 144㌔
柿澤貴裕 (神村学園3年) 144㌔

石巻工業の三浦も139㌔をマークし、浦和学院の佐藤も138㌔をマーク。2日目の時点でこれだけおり、年々スピード能力に優れた選手が増えてきており、全国に出るには右腕なら130㌔後半は欲しいですし、そのスピードがあってもなかなか勝てない時代になってきました。打者では大阪桐蔭の2年生トリオの森、水谷、笠松、浦和学院の木暮、山根など2年生に将来性豊かな選手が多い印象です。特に森は今年の3年生含めてもトップクラスの存在感で、上背はないですが来年のドラフト候補として見て良いのではないでしょうか。3年生では溝脇、萩原の九州学院のコンビ、竹内、長坂、内田の健大高崎勢、天理・吉村、浦学の佐藤、鳥取城北の木村、佐藤、三重の岡本、前川尚あたりが気になりました。そして、ドラフトファン注目の藤波と大谷ですが・・・。


藤波は昨夏よりはフォームの固さは薄れたかなと思います。それでも固いですが、1番成長した部分は体以上にメンタルの部分が大きいでしょうか。それが如実に表れたのが大谷にホームランを打たれた後。昨年ならそこから崩れた可能性が高かったはずですが、さすがは大阪桐蔭の指導力といった所。変化球のキレは普通ですが、速球がMAX150㌔で常時145㌔前後と高校生としては破格ですし、ドラ1で指名する球団は2,3出てくると思います。

負けましたが、それでも藤波よりドラフト好みの素材と改めて感じたのが大谷でした。結果だけで見れば11四死球。フォームは完成されてない状態で、公式戦が昨夏の帝京戦以来と考えれば致し方なしですね。それでも5回までの投球は変化球のキレの良さに、140㌔前後とは思えない伸びのあるボールで凄みを感じましたし、万全なら強打の大阪桐蔭ですらバッティングさせないようなレベルなのだとよくわかる投球でした。バッティングにしても投げるにしても柔らかく軽く振ったり、投げたりしてるのにも関わらず、伸びの次元が違う部分に末恐ろしさを感じます。競合は確実でしょうが、なんとなく性格面が優しいのかなと。悔しさを力に変えれば夏は155㌔くらい出すポテンシャルはあるでしょう。期待したいです。


そして元・北海道人として、女満別に関してですが。二階堂は立ち上がりはあきらかに固かったですし、持ってる力の5.6割くらいしか出せなかったのかなと思います。昨秋に円山球場で見たスライダーはもっと切れていた印象でしたが、甲子園という舞台で普段通りの力を出すのは難しいと肌で実感したでしょう。北海道レベルなら空振りを取れたボールをことごとく粘られたので、少し戸惑いもあったかもしれませんね。特に初回の溝脇に粘られての四球は大舞台の経験値の差を感じました。それでも三振の少ない九州学院相手に10奪三振を奪ったのは立派ですし、3回以降は速球頼りにならずに緩急をつけてた部分に成長を感じましたね。イニングごとにムラがあるのと、低めのコントロールは今後の課題でしょうが、全国レベルの打者と対峙した事で、もう1段レベルアップするのではと思います。


北北海道で二階堂に対抗できる打線があるとすれば、今年だと左打者が強力な旭川工業と去年より落ちますが白樺学園くらいなものなので、女満別が夏に甲子園に戻る可能性は高いと思います。不安視された守備も二階堂の牽制悪送球の一つのみとよくやった方ですね。打線は相変わらず豪快なフルスイングで当たれば鋭い打球が飛んでおり九学打線より芯で捕えた打球が多かったです。が、九学打線のようにつまっても、ヒットゾーンに持っていくような巧打を出来る器用さは皆無なので、選球眼と小技の精度をあげたかった所ですかね。フルスイングに関してはチーム方針ですから、こういうゲームになるのもある程度予想はつきましたが、思ったより通用したかなと思います。元々、秋も序盤で玉熊の北海に当たる不運のあった道大会ベスト16なので、今年の北海道の中でも4強レベルの力はあると思います(まあ、それでも昨夏の女満別の方が全国で勝てる可能性は高かったと思いますが)。春の北海道大会は二階堂を温存するかどうかわからないですが、優勝候補とみて良いと思います。できれば、夏にもう一度二階堂の投球を甲子園で見たいと願いますが、果たして・・・。


明日は雨になるかもしれませんが、3,4日目の試合の予想を。


03/23(金)
第1試合 09:00 洲本(兵庫) - 鳴門(徳島)

ご近所同士の対戦。洲本・島垣、鳴門・後藤田の両エースの出来にかかる部分が大きい。特に後藤田は制球力抜群で、崩しにくいタイプ。打撃は鳴門の方が若干上か。河野、島田、稲岡の1,2,3番と主将で4番の杉本の打撃が注目される。洲本は4番飯田を中心に粘り強い攻撃をしたい所。打撃戦は鳴門に分があるので、洲本は接戦に持ち込みたい。

第2試合 11:30 作新学院(栃木) - 倉敷商(岡山)

昨夏4強メンバーが多く残る作新学院が優勢に進めそう。エースの大谷に加え、左腕の筒井、2年生の大型右腕小林と投手力も十分。打撃も石井、山下、鶴田などの夏のメンバーに加え、夏出場なしも1年時から4番を務める篠原、関東大会で活躍した強打者・高山など、多彩な攻撃力は脅威。倉敷商は技巧派エース・西の出来にかかる。打線はこちらも自信を持っており、1,2番の藤井、春川は小柄ながら長打力があり、坂田、岡田、道下の中軸も勝負強く、特に中国大会で12打数9安打と当たった岡田の打棒に注目。投手力で作新が一歩出ているが、4,5点勝負の接戦と予想する。

第3試合 14:00 近江(滋賀) - 高崎(群馬)

近江は11年前の夏の準優勝時を思い起こさせる村田・広瀬・山田の投手陣3本の矢が軸。打線も1番久米、4番藤原、5番橋本を中心にしぶとい打線が持ち味。高崎は公式戦9試合で四死球10と安定した制球力を持つ島田のピッチングにかかる期待が大きい。打線は主将の3番金子、1番中沢、4番塚越の2年生コンビで突破口を見出したい。どちらも投手力に自信があるので、いかに少ないチャンスを生かすか。3点勝負になるだろう。

03/24(土)
第1試合 09:00 北照(北海道) - 光星学院(青森)

北海道と東北のチャンピオンの対決。北照は大串、三浦と技巧派の左右の投手が打たせて取るタイプで、守備力に自信がある。打線はチーム打率1位タイだが、長打より基本はコツコツつなぐタイプが多い。3番吉田が公式戦打率全選手トップの.632を誇る。バットコントロールは2年生ながら今年の北海道No.1と個人的に感じている。主将の1番佐藤、北海道No.1の強打者の小林、小柄ながら打撃センスの高い高山大輔など若いチームながら力のある選手が多い。神宮大会優勝の光星学院は1番天久、3番田村、4番北條の破壊力は大会屈指。下位を打つ打者陣も長打力があり気を抜けない打線である。投手陣は140㌔台のストレートと大きいカーブが武器の金沢、安定感のある城間の2枚いるが、優勝を目指すにはもうワンランクの成長が欲しい所。打撃戦では光星学院に分がありそうなので、北照は終盤までとにかく食らいつき僅差の勝負に持ち込みたい。

第2試合 11:30 地球環境(長野) - 履正社(大阪)

春夏通じて初出場と昨春ベスト4の対戦。地球環境は技巧派エース漆戸が絶対的な存在で要所を締める投球が持ち味。打線は1番岩田浩、4番大滝を中心に少ないチャンスを生かしていきたい。履正社は2年生エース東を軸に投手力が分厚い。打線は昨春ベンチ入りの原田、小保根、熊本の中軸や昨夏1年生でレギュラーを奪った1番宮崎、チーム屈指の長打力を持つ沖田ら2年生にも実力者をそろえる。経験値で履正社有利に進みそう。地球環境は漆戸の粘りの投球で勝機を見出したい。

第3試合 14:00 宮崎西(宮崎) - 愛工大名電(愛知)

春夏通じて初出場と神宮大会準優勝の実力派の対戦。堅実な守りの野球が身上の宮崎西は2年生エース・戸高と沓掛の技巧派コンビは粘り強い投球が持ち味。打線は左打者7人を揃え、長打力よりつなぎが身上。俊足の1番岡元の出塁がカギを握る。愛工大名電は旧チームからの絶対的エースで今年の高校生左腕No.1の呼び声高い濱田を擁する。MAX147㌔のストレートが注目されるが、変化球もスライダーなどで空振りをとれるキレを持ち、速球・変化球・制球力・精神面のレベルが高い。打線は犠打を多用するスタイルは相変わらずだが、3番荒木、4番佐藤、5番松岡の中軸に鳥居、中野ら下位打線も長打力と足があり、対戦相手は気を抜けない。今大会でも走攻守のバランスは1,2を争うチームである。この試合は宮崎西打線が濱田相手にどう打っていくかにかかる部分が大きい。



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profile-iconhonmakaina914

主にサッカー・野球・長距離等を書いています。普段は大学野球多め、たまに高校野球も取り扱う感じのアマ野球中心の備忘録。プロ野球もたま~に見るけどドラフト関連が少々多いかも。サッカーは気が向いたら書くスタンス。テニスは昔やっていたものの、今はもっぱら見る専。長距離はある時期が来たら投稿が増えます。

不定期ですが、とりあえず感じたことを書いていこうかと。よろしくお願いします。

■ファンサカ
★mini
2012年度 全国リーグ
札幌FC 
年間813位

2013年度 全国リーグ
札幌FC
年間168位

2014年度 プロリーグ
札幌FC
年間328位

2015年度 全国リーグ
札幌FC
年間300位

2016年度 プロリーグ
札幌FC
年間288位

2017年度 プロリーグ
札幌FC
年間351位

■観戦歴
△サッカー:94年W杯のイタリアを見て自身もサッカーをやり始める。各代表、ユース年代など。関東住みの今でもコンサドーレファン。

△野球:1995年の夏2回戦、旭川実業と鹿児島商業の乱打戦からのミラクル旭実に魅せられて以来、高校野球にどっぷりはまる。高校野球、大学野球、社会人野球など。

△フットサル:2012年は北海道、町田、府中、湘南など観戦。2013年は町田や府中の体育館で試合を撮ることも。好きな選手はGKイゴール。

△陸上:藤田敦史や神谷伸行の代からの駒澤ファン。最近は宇賀地強と村澤明伸のデットヒートが見られた第41回全日本大学駅伝が印象に残っている。

●好きな選手
■サッカー
△海外
ロベルト・バッジオ(元・イタリア代表)
ファン・ロマン・リケルメ(元・アルゼンチン代表)
カルロス・バルデラマ(元・コロンビア代表)
ビセンテ・ロドリゲス(元・スペイン代表)

△日本
乾貴士(エイバル)
清武弘嗣(セビージャ)
今野泰幸(ガンバ大阪)
奈良竜樹(川崎)

△コンサドーレ
宮澤裕樹
深井一希

■野球
△野手
高須洋介(金沢高-青山学院大-近鉄-元・楽天)
渡辺直人(牛久高-城西大-三菱ふそう川崎-楽天-横浜-西武)
西川遥輝(智弁和歌山高-日本ハム)
北道貢 (駒大岩見沢高-駒澤大-NTT東日本)

△投手
伊藤智仁(花園高-三菱自動車工業京都-元・ヤクルト)
西口文也(県和歌山商業高-立正大-元・西武)
武田勝 (関東第一高-立正大-シダックス-元・日本ハム)

■テニス
△海外
アンドレ・アガシ
ロジャー・フェデラー

△日本
鈴木貴男
錦織圭

ふつつか者ですがよろしくお願いします。

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