2019年06月15日
夏目漱石
夏目漱石 日本が誇る文豪、 40歳を跨ぐことなく他界してしまったのが惜しまれる。 漱石が筆をふるっていた頃には、現在では当然のようにころがっている英和辞典などなく、 物書きにとって英訳というのは大きなテーマであった。 英和辞典がころがりだした戦後において、 あのミスターこと長島茂雄監督が、 I live in Tokyo. を過去形にしなさいという問いに、 I live in Edo. と回答したのは皆さんも習いのある逸話でしょう― I love you. この英文を、 明治・大正の物書きは訳するのに苦心した、 現在でも、中学・高校の授業において、訳しなさいと促されたら苦心する人々も多いのではないか、 今日までは。 明治時代、 文壇の重鎮、二葉亭四迷ですら熟考を重ねた末、 「あなたのためなら 死んでもいい」 と苦訳したものだ。 文筆家として名を馳せる以前の夏目漱石は、 英語教師をしており、 I love you. を生徒達の前であっさりと訳してみせた。
posted by hk |20:03 |
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