2008年07月23日

三冠王は電車好き? ~ブーマー・ウェルズ~ 前編 

20年近く昔の話ですが
僕が小さな頃、西宮北口という所にある 西宮コマ・スイミングスクールに通っていました。

西宮北口といえば、阪急ブレーブスの本拠地・西宮スタジアムの最寄駅であり
西宮スタジアムといえば野球を始め、アメフト、そして時には、馬と 世界の盗塁王 どちらが速いかを競ったりしたスポーツ施設だと
昭和生まれの方ならキーンと思い浮かべるかと思います。

nisikita2
このように西宮北口というのは 仁川競馬場、園田競馬場、梅田ウインズ、本町ウインズ、京都ウインズ、そして甲子園といったスポーツ施設等にいくのに大変重宝する駅でして 阪急神戸線・宝塚線・今津線を中継するとても重要な駅です。 三国志演義でいえば馬謖がミスった街亭。 そして、西宮スタジアムと僕が通っていた西宮コマ・スイミングスクールの位置関係はどうなっているかといえば このようになっています。 35歳~の人達にいうなれば、ガミラス星とイスカンダル星の双子惑星のような関係 25歳~34歳の人達にいうなれば北斗と南斗な関係 平成生まれの人達にいうなれば恋と愛な関係 隣り合わせの施設だった訳です。 スイミングスクールには電車で通ってまして ガキだった僕はいつも電車の一番前でガラスの向こうの運転手さんと一体になって目をキラキラさせていた訳ですが だいたい3割1分7厘の確率で僕の背後にとてつもなくデカイおっさんが同じく目をキラキラさせて突っ立ってたのです。 どれくらいデカイかといえば 35歳~の人達にいうなれば、白色彗星帝国の超巨大戦艦 25歳~34歳の人達にいうなれば、山のフドウ、海坊主さん 平成生まれの人達にいうなれば中日・ウッズ選手 そして、そのデカイおっさんはいつも僕と同じ西宮北口で下車していたのです。 ※ここからはバックミュージックとして 失われた風景(YouTube) を流しながら読まれることを推奨します。 現在、西宮北口駅がどうなっているかといえば
nisikita1
『東条出て来い!ゴラァ!』(うろ覚え) しゃぼん玉の長渕剛さんなカメラアングル 神戸大震災で建物が倒壊し大きな犠牲をだしましたが、今では新たな建物が立ち並び綺麗な街並みを形成しています。ちなみに僕は震災でタンスが倒れる寸前に本棚が倒れて△を形成したのでこうやってなんとかコラムを書くことが出来ています。 そして、このビルにはジュンク堂書店さんも入っていまして そこで長時間に渡り難解そうな政治・経済関連本を迷彩として机に置き スポーツ関連の雑誌を眺め、たまに将棋の定跡書を頭に叩き込んでいる奴がいたら それはまぎれもなく僕です、そっとしておいてください。 しかし、このビルがあるのは西宮北口駅の北口でして ここから問題となる西宮スタジアム、西宮コマ・スイミングスクールがあったのは西宮北口駅の南口なのです。 徒歩で約5分の距離なのですが 前述のデカイおっさんも西宮北口の南口から出て僕と同じ方向というか、後ろから僕を見守るようについてくることがシバシバ 35歳~の人達にいうなれば、復讐の鬼と化しヤマトを追うデスラー総統 25歳~34歳の人達にいうなればキングボンビー 平成生まれの人達にいうなれば・・・・・・・・・スマン そして、古い昭和の街並みに染まった商店街を通り抜け、ミスター・ドーナッツのある交差点で、デカイおっさんは西宮スタジアムに僕はコマ・スイミングスクールへと歩を分ける日々が続いたのです。 しかし、母が阪急友の会という謎の組織に入会 西宮スタジアムで行われるプロ野球・阪急ブレーブス戦のチケットを手に入れてきまして 初野球生観戦をした日に状況は一変 最初は目の前で外野を守る小さいオッサンを見守っていましたが 打席に阪急ブレーブスの4番・ブーマーが打席に立った瞬間、僕は思わず呟きました。。 『あのオッサン知ってるで   電車でいつも一緒や!!』 だが待っていたのは大人の目をした言葉 プロ野球選手が電車通勤をする訳が無い、ましてや4番バッターが 三冠王は電車好き? 後編に続きます


■関連コラム
野村克也・福本豊 論理と感覚 ~積才作古~


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2008年07月23日

三冠王は電車好き? ~ブーマー・ウェルズ~ 後編

三冠王は電車好き? 前編の続きです


■ブーマー・ウェルズ
日本通算成績(実働10年)

試合数   打率   HR   打点  四死球  三振
1148    .317  277   901  414      333   

首位打者 2回
本塁打王 1回
打点王   4回

三冠王   1回(1984年)


ブーマーの特徴は
まず本塁打を量産した打者の中で際立つ三振の少なさですね。
一年に40個以上の三振を記録したのが10年で1度だけです。


王監督   試合数  2831  三振 1319 1試合当たりの三振 0.47
野村監督  試合数  3017   三振 1478 1試合当たりの三振 0.49
落合監督  試合数  2236  三振 1135 1試合当たりの三振 0.51
ブーマー  試合数  1148  三振  333 1試合当たりの三振 0.29
バース   試合数  614   三振   337 1試合当たりの三振  0.55
イチロー  試合数  2069  三振  794 1試合当たりの三振  0.38
ラミレス   試合数  982   三振  831 1試合当たりの三振 0.85
(イチローのみ日米通算成績・イチロー日本での1試合当たりの三振は0.35)


ブーマー以外の三冠王経験者4人は皆、約2試合に1回三振をしていますが
ブーマーは3試合では1回も三振をしないペースです。

そして、三振が少ないと言われているイチローの1試合当たりの三振数・0.38をも下回ります。

これは後続のコラムで書きたいと思っていますが
イチローの三振が少ないといわれているのは先入観が勝ちすぎているという事が大きいでしょう。イチローの三振は決して少なくないのです。
そして、初球から積極的に打ちにいく打者は三振が少ないというイメージを持たれる方もいると思うので
巨人・ラミレスの1試合当たりの三振数も調べてみましたが、1試合に1回近く三振をしていますね。追い込まれると弱い、ラミレスがその欠点を補うべく編み出したバッティングスタイルが現在の初球から積極的に打つスタイルなのではないでしょうか?

このようにブーマーは本塁打を量産した打者の中では驚異的といっていい三振率の少なさを残し

通算打率 .317  は4000打数以上の右打者では歴代1位 という記録も残しています。


そんな、ブーマーが活躍した西宮スタジアム、そして僕が昔、通っていた西宮コマ・スイミングスクールはどうなったのか?
近くを通りがかる機会があったので覗きにいってきました。

阪急・西宮北口駅・南口を出て
歩いてみました、やはり昔とはかなり趣が変わってしまいましたが
ラーメン屋さんなど昔からあった店があると懐かしく
デカイおっさんと何故か一緒にこの商店街を闊歩した日々が走馬灯の如く蘇りそうで蘇らない、もどかしい気持ちでしたが・・・

この道の先にあるミスター・ドーナッツ
あの名将と呼ばれ
『去る山田、そして福本』 の迷言で フクモッサンを引退に追い込んだ
ある意味、迷将な
上田監督と握手してもらったミスター・ドーナッツまで辿りつけばきっと色々な記憶が蘇ると思うと、自然と歩も速くなります。

さあ、この角に・・・



nisikita3
なんだこりゃ~


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2008年04月14日

金本知憲 ~不屈なる不惑~

まずNPB史上本塁打記録は以下のようになっています

■通算本塁打ランキング
  王貞治   868本 
  野村克也 657本 
  門田博光 567本
  山本浩二 536本 
※清原和博 525本
  落合博満 510本 
  張本勲   504本 
  衣笠祥雄 504本 
  大杉勝男 486本 
  田淵幸一 474本 
(2007年度終了時のデータ)

次にNPB史上四球記録は以下のようになっています

■通算四球ランキング
  王貞治   2390 
  落合博満 1475 
※清原和博 1343   
  張本勲   1274 
  門田博光 1273
  野村克也 1252 
   福本豊   1234 
  山本浩二 1168 
  衣笠祥雄 1092 
※金本知憲 1091 
(2007年度終了時のデータ)


・本塁打では1位の王貞治が2位の野村克也に対して211本差をつけています
868/657=1.32ですから、2位と1位の間には約1.3倍の差があります
・四球では1位の王貞治が2位の落合博満に対して915個差をつけて独走しています
2390/1475=1.62ですから、2位と1位の間には約1.6倍の差があります

ドドンパ
ノムサン
デンシャ
アカヘル
ガンダム
ダンジリ
アオキ
ゲッツ!

上記 以前のコラム等を参考に数値等を算出しました

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2008年03月28日

山本浩二 走・攻・守 ~ミスター赤ヘル~

まずNPB史上本塁打記録は以下のようになっています

■通算本塁打ランキング
  王貞治   868本 
  野村克也 657本 
  門田博光 567本
  山本浩二 536本 
※清原和博 525本
  落合博満 510本 
  張本勲   504本 
  衣笠祥雄 504本 
  大杉勝男 486本 
  田淵幸一 474本 
(2007年度終了時のデータ)


1位の王貞治が2位の野村克也に対して211本差をつけています
868/657=1.32ですから、2位と1位の間には約1.3倍の差があります


ミスターX
王貞治
野村克也
門田博光
山本浩二
落合博満
福本豊
清原和博
イチロー

上記 以前のコラム等を参考にしました 


■通算成績 

ミスターX 試合数 2186   打率.305 HR 444 盗塁  190  四球 969   死球 43
王貞治   試合数 2831 打率.301 HR 868 盗塁   84  四球 2390 死球114
野村克也 試合数 3017 打率.277  HR 657 盗塁  117  四球 1252 死球122 
門田博光 試合数 2571  打率.289 HR 567  盗塁   51   四球 1273  死球 62
山本浩二 試合数 2284 打率.290 HR 536 盗塁  231 四球 1168 死球 62
落合博満  試合数 2236 打率.311 HR 510 盗塁   65   四球 1475 死球 63
福本豊   試合数 2401 打率.291  HR 208  盗塁 1065   四球 1234 死球 43
清原和博 試合数 2316 打率.272 HR 525 盗塁   59  四球 1343  死球196
イチロー   試合数 2069 打率.342 HR 185  盗塁 471  四球  713 死球 94

(イチローのみ日米通算成績及び2007年終了時のデータ
清原和博は2007年終了時のデータ)

どの選手も素晴らしい成績ですね
昨年は四球のデータに着目して王監督の事を
死球のデータに着目して落合監督の事を
死球と盗塁のデータに着目して野村監督と福本豊さんの事を

そして今年は出塁率と打点のデータに着目して長嶋監督とイチロー選手の事を
逸話に着目して門田さんの事を
コラムに書かせて頂きました

今回もまずは死球からいきましょう

ミスターX 試合数 2186  死球  43  1試合あたりの死球 ***
王貞治   試合数 2831 死球 114 1試合あたりの死球 0.0403
野村克也 試合数 3017 死球 122 1試合あたりの死球 0.0404
門田博光 試合数 2571  死球  62   1試合あたりの死球 0.0241
山本浩二 試合数 2284  死球 62  1試合あたりの死球 0.0271
落合博満 試合数 2236 死球  63  1試合あたりの死球 0.0282
福本豊   試合数 2401 死球  43  1試合あたりの死球 0.0179
清原和博 試合数 2316  死球 196 1試合あたりの死球 0.0846
イチロー   試合数 2069 死球  94  1試合あたりの死球 0.0454

そこの貴方
くれぐれも ミスターXの1試合あたりの死球を計算しないようにしてくださいね あの人かなり謎なので これは山本浩二さんのコラムなのです

以前のコラムで本塁打を量産した打者の中で
落合監督と門田さんの1試合あたりに死球数が少ないことを紹介しましたが

山本浩二さんもその2人に匹敵します

門田博光 1試合あたりの死球 0.0241
山本浩二 1試合あたりの死球 0.0271
落合博満 1試合あたりの死球 0.0282
清原和博 1試合あたりの死球 0.0846

清原選手と比べると落合監督がピタリ1/3
清原選手と比べると山本浩二さんと門田さんは1/3以下になっています

山本浩二さんは40歳にして
打率.276 HR 27本 打点 78 という好成績を残しながら引退しています

落合監督、40歳の時の成績が
打率.285 HR 17本 打点 65 なので
まだ、現役でも十分にやっていく余力を残しながらの引退だったのでしょう

落合監督と門田さんのコラムでも書かせてもらったように
40歳近くなっても一流の数字を残す打者は この死球の少なさなどに現れるように
危険球などに対するなんらかの対処法をもっていて選手生命に関わる怪我を未然に防いでいるのでしょうね


次に盗塁のデータを見てみましょう

■
ミスターX 試合数 2186 盗塁 190   1試合当たりの盗塁数 0.087
野村克也  試合数 3017  盗塁  117    1試合当たりの盗塁数  0.039
門田博光  試合数 2571 盗塁  51   1試合当たりの盗塁数 0.020
山本浩二  試合数 2284  盗塁  231    1試合当たりの盗塁数 0.101
落合博満   試合数 2236  盗塁   65     1試合当たりの盗塁数 0.029
福本豊   試合数 2401 盗塁 1065   1試合当たりの盗塁数  0.444
清原和博  試合数 2316  盗塁   59  1試合当たりの盗塁数 0.025

まず、ふくもっさんの確変してるデータは見てなかった事にして

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2008年02月12日

門田博光 遅れてきた長距離砲   ~逆境を乗り越える才能~

オリックス時代 当時住んでいた
奈良市の学園前から グリーンスタジアムKOBEまで 電車通勤していた

これが門田さんの現役時代の逸話の一つです
関西地方在住の人でもピンとこないかもしれませんが
実はこれはとてつもない快挙です 通勤経路を辿ってみます

奈良市の学園前→近鉄鉄道→地下鉄→
阪神電鉄or阪急電鉄orJR→地下鉄→グリーンスタジアム

乗り換え最低3回、推定通勤時間片道2時間半
一日に電車に乗っていた時間、推定4時間

更に
関西地方の主要な私鉄・しかもプロ野球球団の経営母体を全て網羅しています
かつて在籍した南海以外は全て

恐るべし門田博光

・・・




まずNPB史上本塁打記録は以下のようになっています

■通算本塁打ランキング
  王貞治   868本 
  野村克也 657本 
  門田博光 567本
  山本浩二 536本 
※清原和博 525本
  落合博満 510本 
  張本勲   504本 
  衣笠祥雄 504本 
  大杉勝男 486本 
  田淵幸一 474本 
(2007年度終了時のデータ)


1位の王貞治が2位の野村克也に対して211本差をつけています
868/657=1.32ですから、2位と1位の間には約1.3倍の差があります


ミスターX
王貞治
野村克也
門田博光
落合博満
福本豊
清原和博
イチロー

上記 僕自身のコラム等を参考にしました 



■通算成績 

ミスターX 試合数 2186   打率.305 HR 444 打点 1522  四球 969   死球 43
王貞治   試合数 2831 打率.301 HR 868 打点 2170  四球 2390 死球114
野村克也 試合数 3017 打率.277  HR 657 打点 1988  四球 1252 死球122 
門田博光 試合数 2571  打率.289 HR 567  打点 1678  四球 1273  死球 62
落合博満  試合数 2236 打率.311 HR 510 打点 1564  四球 1475 死球 63
福本豊   試合数 2401 打率.291  HR 208  打点  884   四球 1234 死球 43
清原和博 試合数 2316 打率.272 HR 525 打点 1527 四球 1343  死球196
イチロー   試合数 2069 打率.342 HR 185  打点   956 四球  713 死球 94

(イチローのみ日米通算成績及び2007年終了時のデータ
清原和博は2007年終了時のデータ)

どの選手も素晴らしい成績ですね
昨年は四球のデータに着目して王監督の事を
死球のデータに着目して落合監督の事を
死球と盗塁のデータに着目して野村監督と福本豊さんの事を
そして今年は出塁率と打点のデータに着目して
長嶋監督とイチロー選手の事を
コラムに書かせて頂きました


今回もまずは死球から

ミスターX 試合数 2186  死球  43  1試合あたりの死球 ***
王貞治   試合数 2831 死球 114 1試合あたりの死球 0.0403
野村克也 試合数 3017 死球 122 1試合あたりの死球 0.0404
門田博光 試合数 2571  死球  62   1試合あたりの死球 0.0241
落合博満 試合数 2236 死球  63  1試合あたりの死球 0.0282
福本豊   試合数 2401 死球  43  1試合あたりの死球 0.0179
清原和博 試合数 2316  死球 196 1試合あたりの死球 0.0846
イチロー   試合数 2069 死球  94  1試合あたりの死球 0.0454


くれぐれもミスターXの1試合あたりの死球を
計算しないようにしてください これは門田さんのコラムです
ミスターXに乗っ取られる訳にはいきません

昨年のコラムで落合監督1試合あたりの死球が
HRを量産した打者の中では群を抜いて少ない事を紹介しました

しかし門田さんは
落合監督の1試合あたりの死球数を更に下回ります

門田博光 1試合あたりの死球 0.0241
落合博満 1試合あたりの死球 0.0282
清原和博 1試合あたりの死球 0.0846

清原選手と比べると落合監督がピタリ1/3
清原選手と比べると門田さんは1/3以下になっています

昨年の落合監督のコラムで
落合監督の死球数の少なさを発見して
はしゃいで
落合監督は投手の目線で投げ込まれるコースを予想する事に
熟練していたと考察した管理人でしたが

門田博光 1試合あたりの死球 0.0241
落合博満 1試合あたりの死球 0.0282

このデータを見ると、門田さんも同じ技術を用いていたのかなと思います

そして、この二人には共通したことが他にもあります
名前
発言です

『ホームランの当たり損ねがヒット・ホームラン狙いをやめれば4割打てる』
『ホームランは狙って打つものなんだよ・衰えたら4割を考えるよ』

前者が門田さんの発言
後者が落合監督の発言です

同じじゃないですか

門田博光 打率.289 HR 567  打点 1678  四球 1273  死球 62
落合博満  打率.311 HR 510 打点 1564  四球 1475 死球 63

なにやら通算成績まで似通っていますね
HRを狙って打っていたこの二人は
それぞれ4割を可能な数字だと考えていました

やはり、なんらかの他人には真似できない技術をもっていて
それからくる自信が4割を二人にイメージさせていたのでしょうか

40歳半ばまで第一戦で現役を続けた所も
この二人の共通点であり凄い所です


ただし、この二人の野球経歴には大きな違いがあります
落合監督が大きな怪我なく活躍したのに比べ
門田さんはそうではありませんでした

1970年にドラフト2位で南海に入団すると
2年目に三番に抜擢され打点王に輝くと
長打への意識が強まり、右足を大きく上げた打法に
変わっていきました

しかし、成績は想うように伸びず
HR数は20本前後を彷徨いました
31才となった79年の春季キャンプで右足のアキレス腱を断裂

普通ならここからは成績は下降線をたどる
年齢そして、それだけの怪我ですが
門田さんは違いました

発想が

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2008年01月28日

長嶋茂雄・イチロー 世界一の勝負強さ ~記録と記録からの記憶と~

'※長嶋監督についてのコラムを書きましたが あまりに長くなりすぎた為に
大幅に減筆して投稿します※'


長嶋茂雄
イチロー

上記リンク等を参考にしました


■通算成績 

長嶋茂雄 試合数 2186  打率.305 HR 444 打点 1522  四球 969  死球 43
イチロー   試合数 2069 打率.342 HR 185  打点 956 四球  713 死球 94
(イチローのみ日米通算成績及び2007年終了時のデータ)

二人ともバースが再来したとしても色褪せない素晴らしい成績ですね
昨年は四球のデータに着目して王監督の事を
死球のデータに着目して落合監督の事を
死球と盗塁のデータに着目して
野村監督と福本豊さんの事を
コラムに書かせて頂きました


今回は得点圏打率と打点に着目したいと思います


長嶋監督得点圏打率は
2036打数 640安打で .314 (打点は不明)

イチロー選手得点圏打率は
 869打数 305安打で .351 
(メジャーのみでの成績です、NPBでの成績は発見できませんでした)


となっており一見してイチロー選手が圧倒しているように見えます
チャンスに滅法強い
という私が見たことのない現役時代の
長嶋監督のイメージに少し翳りがさしたかに思えます

しかし、このデータに試合数と打点を足して考えて見ましょう

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2007年12月06日

野村克也・福本豊 才能は2つあればこそ ~論理と感覚~

まずNPB史上本塁打記録は以下のようになっています

■通算本塁打ランキング
  王貞治   868本 
  野村克也 657本 
  門田博光 567本
  山本浩二 536本 
※清原和博 525本
  落合博満 510本 
  張本勲   504本 
  衣笠祥雄 504本 
  大杉勝男 486本 
  田淵幸一 474本 
(2007年度終了時のデータ)

1位の王貞治が2位の野村克也に対して211本差をつけています
868/657=1.32ですから、2位と1位の間には約1.3倍の差があります



王貞治
野村克也
落合博満
福本豊
イチロー

上記コラム等を参考にしました


■通算成績 

王貞治   試合数 2831 打率.301 HR 868 盗塁 84  四球 2390 死球114
野村克也 試合数 3017 打率.277  HR 657 盗塁117   四球 1252 死球122 
落合博満  試合数 2236 打率.311 HR 510 盗塁 65  四球 1475 死球63
福本豊   試合数 2401 打率.291  HR 208  盗塁 1065 四球 1234 死球43
イチロー   試合数 2069 打率.342 HR 185  盗塁 471  四球  713 死球94

(イチローのみ日米通算成績及び2007年終了時のデータ)


どの選手も素晴らしい成績ですね、先々週は四球のデータに着目して王監督の事を、先週は死球のデータに着目して落合監督の事をブログに書かせて頂きました
今回は死球と盗塁に着目してみたいと思います。

まずは死球から

王貞治   試合数 2831 死球 114 1試合あたりの死球 0.0403
野村克也 試合数 3017 死球 122 1試合あたりの死球 0.0404
落合博満 試合数 2236 死球  63  1試合あたりの死球 0.0282
福本豊   試合数 2401 死球  43  1試合あたりの死球 0.0179
イチロー   試合数 2069 死球  94  1試合あたりの死球 0.0454

先週のブログで落合監督の1試合あたりの死球が
HRを量産した打者の中では群を抜いて少ない事を紹介しましたが
福本豊さんの1試合あたりの死球は、落合監督よりも更に少ないことが解ります
落合監督と福本豊さんでは打者としてのタイプが
1番バッターと4番バッターということで
このデータを単純に比較することはそれほど的確ではないでしょう

しかし打者のタイプの差を考えてもこの差は大きいと思います
次に同じ1番バッターである福本豊さんとイチロー選手を比較してみると
1試合あたりの死球が福本豊さんはイチロー選手に比べて1/2以下でありどちらかといえば1/3に近い事が解ります

よく野球中継を見ていると 解説の福本豊さんが手からベースに帰塁したランナーに対して

『怪我をする可能性が高いから足から帰りなさい』

と苦言をはかれます、最近では元阪神の浜中選手などが手からの帰塁の際に肩を痛めたりしていますね
そして福本豊さんは『盗塁のコツは?』という質問にこう答えています

『そんなん打ったらええねん』

もう一つ、ご自身が二塁への盗塁に比べて三塁への盗塁が少ないことについてこういっておられます

『三盗をやるのは簡単だが、ヒットが出れば自分なら楽に本塁へかえって来られるので、する必要がない』

打つ→塁に出る→盗塁
そしてその絶対的な前提になるのが怪我をしないこと
極めて論理的な才能を持った方だと思います
その才能がこの1試合あたりの死球数0.0179という数字に表れているのではないでしょうか



次にNPB史上盗塁記録は次のようになっています

■通算盗塁数ランキング
福本豊    1065  
広瀬叔功   596  
柴田勲      579  
木塚忠助   479  
高橋慶彦   477  
金山次郎   456  
大石大二郎 415  
飯田徳治   390  
呉昌征      381  
古川清蔵   370

1位の福本豊さんが2位の広瀬叔功さんに対して
1065/596=1.7869なので約1.8倍の差をつけて独走していますね

3位の柴田勲さんはセリーグですが1944年生まれであり、1947年生まれの福本豊さんの同世代の選手だといえると思います
そこでこの二人の成績を比較しながら、そろそろ野村監督にもご登場願いたいと思います  

    
■盗塁数

    柴田勲さん 福本豊さん 野村監督    
1969年  35     4       1  
1970年  22     75      10
1971年  35     67      12
=====================
1972年  45     106     4
1973年  24     95      3
1974年  13     94      2
1975年  24     63      3
1976年  20     62      2
1977年  34     61      0

35歳を超えた野村監督が1970年から急に盗塁に開眼されたように見えますね

某物理学者ならこう言うところでしょう
『実に面白い』
そして波動方程式等を地面等に書きなぐって原因をつきつめていきます

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posted by HK |10:31 | 殿堂入り | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年11月29日

落合博満 その打撃技術に迫る ~ホームランは狙って打つものなんだよ~

まずNPB史上本塁打記録は以下のようになっています

■通算本塁打ランキング
  王貞治   868本 
  野村克也 657本 
  門田博光 567本
  山本浩二 536本 
※清原和博 525本
  落合博満 510本 
  張本勲   504本 
  衣笠祥雄 504本 
  大杉勝男 486本 
  田淵幸一 474本 
(2007年度終了時のデータ)


この偉大な打者の中から上位の数名をピックアップしてみます

王貞治
野村克也
清原和博
落合博満


上記リンクを参考にさせて頂きました


■通算成績 

王貞治   試合数 2831 打率.301 HR 868 打点 2170 四球 2309 死球 114
野村克也 試合数 3017 打率.277  HR 657  打点 1988 四球 1252 死球 122 
清原和博 試合数 2316 打率.272 HR 525 打点 1527 四球 1343  死球 196
落合博満  試合数 2236 打率.311 HR 510 打点 1564 四球 1475 死球 63

(清原和博のみ2007年終了時のデータ)


どの選手も素晴らしい成績ですね、先週は四球のデータを元に王監督の事をブログに書かせて頂きました、今回は死球のデータに着目してみたいと思います

王貞治   試合数 2831 死球 114 1試合あたりの死球 0.0403
野村克也 試合数 3017 死球 122 1試合あたりの死球 0.0404
清原和博 試合数 2316 死球 196 1試合あたりの死球 0.0846
落合博満 試合数 2236 死球  63  1試合あたりの死球 0.0282


管理人も実際に計算してみて驚いたのですが王貞治と野村克也の1試合あたりの死球数は
小数点以下3桁目まで同じであり 正に僅差の争いといえると思います
そしてこのことから、この二人の数字が大打者としての1試合あたりの死球数の目安となると考えます
すると一人の打者だけ1試合あたりの死球数が極端に少ないことがわかります

その打者は落合博満です
(以上敬称略)


管理人の落合監督の現役時代のイメージは 『常にクール、右にポヨヨ~ンとホームラン』でした
しかし、一度だけ落合監督がそのイメージを崩したシーンを鮮明に覚えています
それは落合監督が巨人のユニフォームを着ていた時に頭部付近の死球に対して相手投手に詰め寄って怒りをあらわにした場面でした


落合監督の1試合あたりの死球数の少なさはHRを量産したバッターの中で群を抜いています
落合監督は現役時代
外角球をライトスタンドに見事なまでに流し打つバッターでした
当然、相手投手も内角への際どい球を投げ込んできました、それでも死球はほとんどありませんでした

もう一つデータを紹介します
落合監督の三冠王獲得時の死球数

1982年 死球数 5
1985年 死球数 3
1986年 死球数 3

この三年での獲得タイトル数9と死球数11に差が2つしかありません
11/9=1.22ですから、死球1.2個につき1個のタイトルを取った計算になります
これほどまでに死球を受けることなくタイトルを取ったバッターを管理人は他に知りません
これは快挙だといっていい数字だと思います

何故これほどまでに死球が少なかったのでしょうか
危険球を避ける技術が卓越していたのでしょうか

以前管理人の書いたブログに対して下記のようなコメントをいただいた事がありました
紹介させていただきます


イチロー! 誰がための動体視力?
実際,中日の落合監督は現役時代,ピッチャーの目線でコースを読んでいたという話を聞いたことがあります。だからコントロールのまとまったピッチャーの方が良く打てるらしい。

posted by がじろうさん | 2007-11-01 12:47 
 
イチロー! 誰がための動体視力?
元オリックス・阪神の星野投手は現役時代、コントロールミスで投げたど真ん中以外で落合監督を打ち取った事がないくらいカモにされていたそうです。
もし目線で読まれていたとしたらその制球の良さのせいなんでしょうか?
興味深いです。

posted by meraさん | 2007-11-01 13:21 



管理人は落合監督は投手の目線でコースを読んでいた時期があったと考えています

そう考えれば、本来なら死球になっていてもおかしくない危険球を間一髪でかわしたり
故意死球と思われる球に対して普段のイメージを崩して怒りをあらわにしたのも納得できるような気がします
内角に投手の目線がある事を確認できればあらかじめ内角球を予想して対処できますからね
自分の体に投手の目線がある事を確認できれば死球が故意かどうかも判断できるのではないでしょうか

実際に10m以上離れた人間の目線の動きを確認できるかどうか
管理人なりに実験してみました
近所のコンビニの端っこに立って女性店員の方がレジを打っている時の目線の動きに注目してみました
何故女性か?男の目なんて見たくないからです!かわいかったからです!まさに偶然です、1/2の確率ですから
念のために言っておきますが、管理人はストーカーではないですよ、このブログを書く為にあえてこの身を犠牲にして実験したんです、念のためにいっておきますが。
実験結果ですが…
『10m以上離れた人間の目線の動きはなんとなく解る』でした。


落合監督が実際に、管理人が考えているような打撃技術を用いていたかどうかの真偽の程はわかりません
ただこれだけHRを量産した恐ろしい打者であるにも関わらず、これだけの死球回避術を携えた打者は今後現れないのではないでしょうか
例えバースが再来しようがこれだけの死球回避術を携えているとは管理人には想像できません

なおブログの構成上割愛させていただきましたが
門田博光さんの死球の少なさも落合監督と並び特筆すべきものだと思います

やはり40歳を越えても弟一線で活躍する打者は危険球に対するなんらかの
対処法をもっていて選手生命に関わる怪我を未然に防いでいるのでしょうね



長文最後までお付き合いくださいましてありがとうございました
失礼します











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posted by HK@管理人 |08:03 | 殿堂入り | コメント(31) | トラックバック(0)
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2007年11月26日

正力松太郎賞について 野球界の問題点への入り口は?

正力松太郎賞
は、現代日本プロ野球(大日本東京野球倶楽部)の生みの親として知られる正力松太郎さん(元読売新聞社主、故人)の業績を称えて1977年から表彰が始まった賞で、「日本球界最高の賞」である。

創設された1977年より毎年表彰。プロ野球の発展に大きく貢献した人物(監督・選手)に贈られる。表彰者には、金メダルと賞金500万円が与えられ、賞金は読売新聞・日本テレビ両者から提供される。


正力松太郎さん

上記リンクを参考にしますが他の資料も調べた上で管理人が事実だと判断したことを枠線内に明記します
もし間違っている点があればご指摘いただければ幸いです


正力松太郎さんは元巨人軍オーナーであり
「巨人軍は常に強くあれ」
「巨人軍は常に紳士たれ」
「巨人軍はアメリカ野球に追いつけ、そして追い越せ」
という巨人軍憲章を遺訓として残した人物であり
読売新聞社の初代社長であり政治家でありそして第二次大戦終結後にA級戦犯に指定され、巣鴨拘置所に収容され。 その後不起訴、釈放された人物です。


正力松太郎さんの思想は渡邉恒雄さんに受け継がれ、それと同時に野球界と政治、マスコミの関わりも継承されたように思われます。
正力松太郎さんがNPBの生みの親といわれるほどの、NPBの成長、発展への貢献をされた人物であるということは疑いようのない事実であり、野球界にとって素晴らしい貢献をした方だと思います
そして「日本球界最高の賞」である「正力松太郎賞」にはテレビ放送の父と呼ばれ政治家でありA級戦犯に指定された人物である正力松太郎さんの名前が冠せられています。


皆さんはこの点についてどう思われますか?


現行のドラフト制度がどうか FA制度はどうか
などという議論はよくなされますが、あまり正力松太郎賞の事については触れられません



政治と宗教には~『政教分離の原則』~があります
実際に日本の政治と宗教が分離されているかといえばはなはだ疑問だと管理人は考えますが…
政治とプロ野球を分離する原則など存在しません
別に政治とプロ野球が関わってはいけないルールなどありはしません

そして、今、政治はプロ野球に対して関わりを持っています
それが野球を好きな人達にとって良い方向に作用するのならいいでしょう
管理人には良い方向に作用しているように思えません
もしプロ野球を好きな人達がプロ野球というものを良い方向に向けていこうと考えるのなら
いま一度、政治とプロ野球界との結びつきについて調べてみるのも一つの方法だと管理人は考えます



ある分野の発展を考える時にはおおざっぱに分別すれば二つの思考法があります

・一つはある分野の先端を突き進んでいく考え方
科学でいえば携帯電話の小型化や高性能化、カーナビの高性能化が例に挙げられます

・もう一つはある分野の源流に立ち返ってみる考え方
科学でいえば宇宙の誕生を考える事、よくいわれるビッグバンなどを考えることです

そしてカーナビの高性能化もビッグバンも相対性理論を骨格にして考察されています
つまりおおげさにいえば科学の世界では、最先端を突き進むのも源流に立ち返ってみるのも同じ一つの理論を骨格にして行われています


野球界においても同じ事がいえると思います
野球界の先端の事柄、例えばドラフト制度のあり方、FA制度のあり方を考えること

野球界の源流を立ち返ってみること、例えば日本プロ野球がどのように誕生したのかを考えること

これらの一見正反対なことを考える為に必要なものは実は共通しています

それは『情報』です

ここ10年で情報の伝達手段、調達手段は大きく変わりました
昔は隠蔽できていた情報が今は隠蔽できなくなりつつあります

昔はマスコミを介してしか伝わらなかった情報が今では
マスコミを介さずとも伝わるようになり、調達できるようになっています

カーナビの高性能化を考える事は人々の生活の快適さに即効性をもたらします
ビッグバンを考える事は人々の生活の快適さに即効性はもちません
ただしビッグバンを考えることは長いスパンで考えれば科学の発展そして人々の生活の快適さに貢献することになります

野球界に即効性をもたらす薬はドラフト制度の見直しやFA制度の見直しなのかもしれません
しかし野球界を長いスパンで考えた場合には
野球界を癒す薬はビッグバンに立ち戻ること
つまり日本野球界がどうやって誕生したのかを考えるべきだと管理人は考えます

その為の手段は今、存在しています
氾濫している情報の中から正しい情報を辿っていけば
野球界の根本的な問題点が見えてくるのではないでしょうか





なお一部ブログ内容につきまして管理人の判断により修正いたしましたのであしからず(13:20)
以上長文お付き合い下さいましてありがとうございます
失礼致します



















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posted by HK@管理人 |08:03 | 殿堂入り | コメント(10) | トラックバック(0)
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2007年11月22日

王貞治の記録は超えられるのか?不可能!~狙った獲物は逃さない~

まずNPB史上本塁打記録は以下のようになっています

■通算本塁打ランキング
  王貞治   868本 
  野村克也 657本 
  門田博光 567本
  山本浩二 536本 
※清原和博 525本
  落合博満 510本 
  張本勲   504本 
  衣笠祥雄 504本 
  大杉勝男 486本 
  田淵幸一 474本 
(2007年度終了時のデータ)

1位の王貞治が2位の野村克也に対して211本差をつけています
868/657=1.32ですから、2位と1位の間には約1.3倍の差があります



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