2019年02月18日
プロ野球英雄伝説 黎明篇
メークレジェンドを訪ねて 1の続きです。 See you again!! いきなりですが―、紅茶好きでオタクな方に朗報です。 ―最近、銀河英雄伝説を久しぶりにみたくなったけど再放送がなくて寂しい、松本に相談したいけどからかわれるからやめとこ― そういった人にとって駆込み寺のようなスペースがここにあります。
なにやら、どこぞで観たり聴いたりした文字の羅列が貴方の目の前に広がるはず。 いわば、スペースオペラコラム。 しかし、僕も再放送がなくて寂しく、松本に相談したいけど松本は福岡県にいっちゃったから相談できない。 よってうろ覚え、記録よりも記憶で勝負。 ちなみに、 誹謗中傷コメントはスポナビ+反逆罪で抹消! 野球は戦争に頻繁に例えられます。 語句を挙げれば 戦力・主砲・満塁弾・機動力・・・ 枚挙すれば日付が変わるでしょう。 伝統の一戦 といってみたり、野球の試合を戦いだと語る人が多いのが現状。 ――人類の社会には思想の潮流が二つある 人の命より大切なものがあるという説と 命に優るものはないという説だ 人は戦いをはじめる時、前者を口実にし やめる時に後者を理由にする それを何百年何千年と続けてきた―― だいたい戦いというのはこういったものだと僕は想います。 物事を戦争で例えるのはよくない事だと想うけれども、それが世の中の慣習のようになってしまっています。 それでいて、戦い・戦争といったもののあり方から野球を捉えられている人は非常に少ない。 ペナントレースを予想したりする際に 大前提として欠かしてはいけないだろう何かが語られていないのが現状だと想います。 戦争において重要になってくるのが戦略と戦術の分類。 ■参考コラム 戦略家・王貞治 ~狙った獲物は逃さない~ 戦術家・野村克也 ~老練~ 野球を戦争で例えているのに、野球を戦略と戦術で分類して語ろうとして語れる評論家など皆無。 戦術というのは実地戦闘が開始されてからの作戦行動・作戦指揮。 野球でいうところの、野村スペシャル等。 戦略というのは実地戦闘が開始される以前の段階、実地戦闘を開始する為の準備段階。 その戦略の中で最重要視されるのが、補給線の確保。 今宵はここらに重心を置いて書いていきたいと想います。 あのナポレオンはロシアに進行しましたが、ロシアの焦土作戦により敵地深く進攻させられ、 目標としていたモスクワをも焦土とされた為、物資が不足し、兵士・将校に疾病が流行り戦わずして壊滅的な被害を被りました。 三国志演義ではなく三国志の曹操は、呉攻略の為、 現在は赤壁と呼ばれている場所に兵を繰り出しましたが、食糧難に伴いインフルエンザが発生し、戦わずして兵を引くこととなりました。風ではなく風邪が敗因。 他にも色々ありますが、アムリッツァ会戦なども好例かと― ナポレオン・曹操 両者に共通していえるのは、補給線の確保を怠ったこと。 食料・武器弾薬等の補給線が延びきって敗れる、戦争における負けパターンの王道。 戦略的な敗北の具体例がこの2つ。 戦略的に大きなミスをしては戦術レベルでの挽回は苦難の業。 ナポレオン・曹操、共に戦術的に何もできずに退却。 つまり、戦略の段階で戦争というものはほぼ決してしまうものなのです。 戦略という土壌があってこそ、戦術というものを語る段階となる。 これはプロ野球でもいえることだと想います。 ペナントレース開始前の準備段階でほぼペナントレースの行く末は決してしまっている。 そして、プロ野球でいうところの戦略とは何かといえば― 資金調達・予算配分・選手獲得・育成・情報管理の徹底・・・色々とありますが最重要の要素は、やはり補給線の確保だと考えます。 最重要な要素である補給線の確保とは具体的に何かといえば、 移動などによって生じてくる蓄積疲労への対処等を挙げるのがよいでしょう。 ナポレオン・曹操、両者が敗れた要因には本拠地の遠方で戦闘を行おうとしたことが根本にあります。 プロ野球においても本拠地の遠方で試合を行うことは、その試合、単体でみても極めて不利。 というのも 敵地で試合を行う場合には、遠距離移動してから試合。 対する相手チームは、家又はチームの寮から近距離移動して試合。 どちらに疲労が大きく残るかは明らか。 そして、どちらに移動に掛かる金銭が大きいかも明らか。 明らかに本拠地で試合をするチームが有利。 その理由は移動距離の違いによる疲労の差異。 しかし、本拠地で試合をする回数というのは現存の1年144試合体制だと、どのチームも72試合になります。 これだと戦略的な優位不利は生じないとおもわれる方もおられるでしょうが― 関東圏に本拠地を置く、横浜・ヤクルト・巨人 この東の3チームは、非常に本拠地が近い為に 横浜‐ヤクルト 横浜‐巨人 ヤクルト‐横浜 ヤクルト‐巨人 巨人‐横浜 巨人‐ヤクルト この試合の組み合わせは両チームとも地元での試合となるため遠距離移動の必要がありません。 よって敵地での試合であるにも関わらず、本拠地試合同様のアドバンテージが生じることになります。 西に分散した、広島・阪神・中日の西の3チームに対して― そして、交流戦も含めて考えた場合 地元での試合と遠征試合の回数がどうなるかといえば― ■参考コラム 2008年セリーグペナントレース順位展望・その1 ~地理的条件から~ メークレジェンドを訪ねて 1
広島、中日の場合は 72試合が地元 72試合が遠征 阪神の場合は(オリックスとの対戦を考慮すれば) 74試合が地元 70試合が遠征 ヤクルト、横浜、巨人の場合は 100試合が地元 44試合が遠征
となります。詳細は上記コラムをご覧ください。 厳密には、本拠地以外での地方球場での試合も含まれているので 正確ではないですが 目安にはなるでしょう。 纏めますと
約 72試合が遠征となる西の3チーム 約 44試合が遠征となる東の3チーム 約 72試合が地元となる西の3チーム 約 100試合が地元となる東の3チーム
遠征試合で約28試合の差が生じて、西は疲弊する度合いが非常に濃い。 さらに、旅費交通費それにともなう雑費等の面においても西は金銭的に疲弊する。 そして地元試合で約28試合の差が生じて、西は東に対して疲弊を回復することに難がある。 よって、戦略の中で最重要視されるべき補給線の確保の観点から観て 明らかに、東の横浜・ヤクルト・巨人の3チームが有利― これを毎年毎年、西の3チームは戦術面で覆そうと努力しなければならない。 ヤレヤレまいったねこりゃ。 これからは 夏場は東高西低 うん―、これでいこう! しかし、昨年2008年、補給線を確保している東の3チームのうち、 ヤクルト・横浜は5、6位となりました。 そのことを例に挙げて 更に野球における戦略面を掘下げて説明していきたいと想います。 プロ野球英雄伝説 2 策謀篇に続きます。 それでは―、プロ野球の歴史でSee you again!!!
■関連カテゴリー おしむな考え 名言・伝説
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posted by hk |20:03 |
おしむな考え |
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プロ野球英雄伝説 黎明篇
コメント投稿者ID :
補給路、交通費というから、スポンサーの遠征におけるバックアップ体制の比較とかかと思ったのに…。もしくはトレーナーの帯同人数とか夜→昼ゲームの数とか。
まぁ遠征費用の負担はともかく、今更移動で疲労もクソもないと思うけどね。ましてやせリーグは最長距離でも東京―広島しかないわけで。飛行機であっという間だよ。
これをもって戦略上有利とし、戦術で覆すのは大変だ、と結論付けるのはフォークばりの短絡的思考だと思うね。
posted by かも | 2009-02-19 00:49
プロ野球英雄伝説 黎明篇
コメント投稿者ID :
>かもさん
こんばんわ
そうそう、東京―広島は飛行機ならあっという間
しかし、広島のスタッフの移動は何故か新幹線で行われているようですぞ。
そして疲労は1試合単体ではなく、移動などによって生じてくる蓄積疲労。
そこらあたりをほんの少しでも考える努力をされてみられては?
いきあたりばったりのかものようなコメントはいかがかと―
posted by hk | 2009-02-19 05:43
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