ぷかちょの、野球はツーアウトから。

1点を争う拮抗した白熱の好ゲームは、大事に行き過ぎた守備力が勝負のアヤを生んだのか?

このエントリーをはてなブックマークに追加

2017.08.19(土)大会第11日目 3回戦 第4試合

大阪桐蔭(大阪)●1-2×○ 仙台育英(宮城)※9回サヨナラ

大阪在住の元高校球児としては普通は大阪の学校を応援するんでしょうが、正直言って仙台育英みたいな学校もダメな自分は、時間があったので

それでも何気にテレビだけは付けていました。

が、ゼロが並ぶゲーム展開に流石に引き込まれていきましたね。根底にある「高校野球は守備から」という一般にはあまり受け入れられない地味な

野球が好きな、というかそういう野球を教えられてきた約30年前の自分もワクワクするような展開となりました。

柿木君、長谷川君の投げ合いに締まったバックの守り合い。

8回裏に育英が桐蔭レフトの山本君の強肩でホームタッチアウトになった時にはかなり形勢不利となりました。

ここでは走者の長谷川君が三塁を回ってから、打球方向のレフト側に目を向けようとする姿が映りました。残念な走塁ですよね。

スピードは確実に落ちますからね。

8回表に巧くタイムリーを打った中川君が直前の守りで打者走者から一塁ベース上で足を蹴られるような形になったこともあってか、

最終回の遊ゴロでは初めはベースから足を離して、送球を受けてからベースを踏み直そうとしたが踏めずに「セーフ」となってしまう。

本来なら直前の四球で2死1,2塁となっており遊ゴロでショートの泉口君はてっきり二塁ベースへ投げてフォースアウトで終了かな?と、

思いましたが、結局一塁へ投げたんですよね。特に走者がスタートを切っていたようには感じなかったので少し嫌な感じはしましたが、

その理由は遊撃の泉口君にしか分かりません。二塁手の坂之下君がベースカバーに入るには遠いとか距離感を気にしたのかもしれません。

実は2死からヒットが出て盗塁を決めてカウント2-0になってやや敬遠気味に歩かせたところが個人的には随分と消極的に映りました。

2死から盗塁を決められて確かに難しい場面でしたが、ヒットで還されても同点です。逆転されたわけでもない。が、苦労していた育英打線が

これで相手からサヨナラの走者をもらったことになった。もちろん、作戦や采配はその時の最良と考えられる判断なので否定はできません。

が、1-0で勝っている形は変わらないし、何度も言いますが1本出てもまだ同点です。同点の場面ならば守りやすさも考慮して塁を埋めればいい。

気持ちの面で少しだけ「攻め」のスイッチが外れてしまったのかな?と。

ただ、最終回は柿木君も変化球はスライダー1球だけで後は全部ストレート。ずっと押されていたストレートにあの場面で負けずに左中間に

打ち返したバッターの馬目君のバッティングを褒めるしかないですね。

大阪桐蔭の今年の春夏連覇の夢は断たれました。左腕投手・長谷川君を打ち崩せなかったのは痛いところですが、打線のチームとはいえ

キャプテンキャッチャーの福井君を中心に守備も鍛えられているチームだという事を再認識させられました。そういう面でもロー・スコアの

ゲームだからこそのディフェンス野球、それでもディフェンスも攻撃的でないといけないことも改めて感じた試合でしたね。

桐蔭の2年生にはトップバッターの藤原君を中心に中川君や根尾君、そして今日投げた柿木君と来年も楽しみなメンバーが残ります。

桐蔭は好きな学校ではありませんが、彼らが3年生になったチームも見てみたい気になりましたね。

2ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

「1点を争う拮抗した白熱の好ゲームは、大事に行き過ぎた守備力が勝負のアヤを生んだのか?」へのコメント

ぷかちょさん、おはようございます!

自分も、強豪校同士の接戦が一番痺れますよ。
ただ、関西出身なのと、何かストーリーが欲しいので、大阪桐蔭サイドのコメントになったまでです(笑)。

仙台育英でも、東北勢初の優勝でしたが、昨日は力負けでしたね。

結果的には、いずれ劣らぬ好チーム4つが残ったと思います。
プロもですが、大学セレクションも含めたオーディション・オークション的要素は確実に強まっていますが、甲子園ならではの若者の成長・ドラマはあると思います。

関西出身なので天理に頑張って欲しいですが、チーム力的にはやや劣るか?
でも、高校生は化けますし、野球は展開一つですから(笑)。

あと3試合、楽しませてもらいたいと思います!

1点を争う拮抗した白熱の好ゲームは、大事に行き過ぎた守備力が勝負のアヤを生んだのか?

>toruillinoisさん

コメントありがとうございます。

大阪桐蔭と仙台育英の様な甲子園の代表みたいな学校がロースコアで最後まで分からない勝負って、逆に高校野球の醍醐味に感じるのは僕だけでしょうか?

別にどのプレーがいいとか悪いとかじゃなく、何故そのプレーを選択したのか、何故近い二塁ではなく遠い一塁への送球アウトだったのか、とか考えれば野球は面白いんですよね。

そんな、ある意味生き返った仙台育英が中村君擁する広陵高校にコテンパンにやられる、高校野球に予想はあまり意味がないのかもしれません。

故郷の明豊も負けましたが今日もミラクルぶりは見せてくれました。三本松も公立校として出来ることはやってくれました。準々決勝も残り1試合、盛岡と花咲ですね。一昨年の出張時に埼玉の花咲徳栄高校の近くを訪ねた時に、校舎やグラウンド、施設の充実ぶりに思わず唸った思い出があります。一瞬、テーマパークかなと(笑)

1点を争う拮抗した白熱の好ゲームは、大事に行き過ぎた守備力が勝負のアヤを生んだのか?

8回裏の好返球で、勝負あったと思いましたが・・

打線が1点に抑えられたことが敗因の一つですよね。
野球はミス1つで失点に繋がるので、1-0で勝ち切るのはなかなか大変です。
ショートもセカンドフォースアウトを狙う方が確実だったし、
ファーストも安全に行こうと正対しましたが、送球自体はストライクだったので、
普通にやっていれば何のこともないショートゴロでした。
(ファーストからすれば、自分のところに送球されること自体が想定外だったのかも?)

史上初の2度目の春夏連覇を見たかったですが。
清宮君も予選で消え、大阪桐蔭も消え、三本松も消え、
少し盛り上がる要素が減ってきた感もあります。

あとは、広陵・中村君の清原超えですかね。

こんな記事も読みたい

ちょっと昭和っぽい投球が王者を苦しめる 【今日も神宮】

10日目の結果と11日目の試合!!【人生広島カープと共に】

2017選手権10日目結果及び11日目展望【野球傍目八目】

ブロガープロフィール

profile-iconhitandrun

大阪生まれの大阪育ち。
大学4年間だけ、愛知県で過ごす。

ちなみに…大学では落研でアマチュア漫才コンビ
「オレンジボーイズ」のボケ担当でした。

小学校3年生から兄の影響で少年野球チームに。
ポジションは捕手。6年生で主将に。
中学校で捕手、主将。準硬式。
高校で硬式野球、2年生でセカンドにコンバートを命じられる。
2年生の秋の新チームから、新監督の下で外野手にはたまた
転向。大学進学と共に野球から離れる。

右投げ、左打ち。

スポーツ観戦全般が趣味。野球は幼少時からタイガースです。
甲子園ではライトスタンドの応援よりも、監督やヘッドのような感じで、
野球を見るのが好きです。
  • 昨日のページビュー:15
  • 累計のページビュー:3989459

(11月05日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 日テレさん、もうええ加減にやめてもらえませんか?
  2. 懲りない球団と意味不明な関西スポーツ紙の愚。
  3. 負けるべくして負けた。これが現状でしょうか。
  4. 阪神の捕手に対する考え方
  5. いいかげん、内部から補強するという発想をしてみろよ!
  6. 初回の広島の攻撃にチームとしての「差」を感じてしまった。
  7. あの夜のカープ戦に大敗したことが決して無意味ではなかった、と2,3年後に言えるようにしよう!
  8. 福本氏の「こりゃ、草野球や!」の試合終了後のコメントが笑えた。
  9. プロとして恥ずかしい、というコメントが既にプロではない。
  10. 悔やまれる、とすれば大和のプレーだが、結局は細かい野球が出来るか否か。

月別アーカイブ

2017
10
09
08
07
06
05
04
03
2016
08
07
06
05
04
03
2015
10
09
08
07
2014
05
04
03
02
2013
09
08
07
06
05
04
03
01
2012
12
10
09
08
07
カテゴリー

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年11月05日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss