2009年12月29日

噂はあれど

ペペの負傷で、マドリーが冬の市場で動くのではという噂は多々出ている。

チェルシーのイバノビッチ、ポルトのブルーノ・アウベスあたりが直接的な冬の補強の噂だが、どちらもCLに出場できない点で怪しい。
半年のレンタル、というのも(昨シーズンのもったいない思い出もあり)、考えづらい。

やはりあるとすれば完全移籍での契約となるだろうが、地元紙の記事が来オフの話題になってしまっている時点で、信憑性の高い情報がないということだろう。

冬に大きな移籍はない、という定説から行けば、先発はガライに賭けることになりそう。
新しい選手との契約があるなら、バックアップでよしとするべきだろう。今後のことも考えれば、バックアップから先発争いに加われるような期待の持てる若い選手を選びたい。

スペインの税制の改正によって、2010年から外国人への優遇措置がなくなるので、この数日に何か動きがあるかもしれない。

posted by hiro |09:35 | 移籍関連 | コメント(6) | トラックバック(0)
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2009年12月21日

リーガ・エスパニョーラ第15節 vサラゴサ

同日に開催されたクラブW杯ではバルセロナがエストゥディアンテスを降して優勝。
おめでとうバルセロナ。来シーズンはあの場にマドリーの面々が立っていることを願いたい。

■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
DF:セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ、アルベロア
MF:ディアラ;ラス、ファン・デル・ファールト、マルセロ
FW:ロナウド、イグアイン

63分:マルセロ→ベンゼマ、イグアイン→ラウール、73分:ファン・デル・ファールト→グラネロ

ペペの代役はガライ、シャビ・アロンソの位置にはディアラが入った。ここで使われないガゴは明らかに3番手に甘んじてしまっている。
ディアラがアフリカネーションズカップに招集されれば繰り上がるけれど。

■サラゴサの先発メンバー
GK:バジェホ
DF:ディオゴ、アジャラ、パボン、パレデス
MF:ポンシオ、アンデル・エレーラ、アベル・アギラール
FW:ペナント、アリスメンディ、ラフィタ

65分:アベル・アギラール→ホルヘ・ロペス、アリスメンディ→エベルトン、88分:ペナント→ブラウリオ

ディオゴ、アジャラとパボンという懐かしの面々が並ぶ最終ライン。

■サラゴサ何もできず・・・
監督の交代もあってゴタゴタしているサラゴサ。
監督の交代が良い方に作用することもあるけれど、今回のサラゴサは、少なくともこの試合ではそうはならなかった。

2分にゆるい中盤からマルセロ→イグアインのパスを通されて先制されると、あとはほとんどなにもできず。
組織だった前線からのプレッシャーもなく、中盤もフィルター役を果たせず、最終ラインもバラバラだし、1対1にも勝てない。これならマドリーの選手たちは何とでもできてしまう。

そんなわけで、シャビ・アロンソのパスが不可欠な展開にもならなかったためディアラでも問題なく、アタッキングサードで良い形でボールを持てたためファン・デル・ファールトが能力を遺憾なく発揮。
アルベロアは少し覚束ないが、セルヒオ・ラモスの上がりはすっかり本調子に戻っていて、のんびり蹴らせてくれるサラゴサのおかげでファン・デル・ファールトにアシストと、サイドでもやりたいようにやれた。

イグアインのゴラッソもあって、前半だけで4-0と試合を決めてしまった。
ペペの替わりのガライとアルビオルはどうなんだろう、というところも見たかったが、これではあまり参考にはならないように思う。
攻められるので、上がりまくって守備が厳しくなるということはあっても、試合自体に緊張感がなかったし、そういうところで彼ら2人だけの守備を見ても仕方ない。
チームとして不安はあるが、ひとまずガライのところは持ち越し。

後半にもロナウド、ベンゼマが決めて6-0と圧勝した。
留保はあっても結果として2009年を良い形でしめられて良かった。

■ガゴ、ピンチ
こういう展開でも使われないガゴは相当まずい。
年明けの次節はラス、セルヒオ・ラモスが出場停止だが、それでもダメなら・・・少なくとも報道は過熱するだろう。

ドレンテもピンチか。
マルセロが物怖じしないドリブルだけでなくパスもコンスタントに見せ始めたので、差が付いてしまっている印象。
ただ、ロナウドがフォワードのように使われるなら、サイドの駒としては必要だろう。

■2010年へ
さて、2010年最初の試合は、1月3日のアウェイでのオサスナ戦。
来年もマドリーにとって良い一年になりますように。

posted by hiro |21:21 | リーガ | コメント(8) | トラックバック(0)
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2009年12月19日

リーガ・エスパニョーラ第15節 サラゴサ戦招集リスト

2009年最後の試合。この試合が終われば一休み。しっかり勝ってクリスマスを迎えたい。

GK:カシージャス、デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、ガライ、マルセロ、アルベロア、アルビオル、メッツェルダー
MF:ラス、ガゴ、グラネロ、ディアラ、ファン・デル・ファールト、ドレンテ
FW:ラウール、イグアイン、ロナウド、ベンゼマ

シャビ・アロンソは累積警告による出場停止。ペペ、カカ、グティ、ファン・ニステルローイは怪我のため招集外。

アルビオルは練習中の負傷が心配されたが、招集リスト入り。メッツェルダーも長い負傷から復帰した。

一方、カカは恥骨炎のため招集されず。復帰は年明けとなった。

■CL決勝トーナメントはリヨンと対戦
18日にCL決勝トーナメント抽選会が行われた。
マドリーはベンゼマの古巣、リヨンとの対戦。楽な相手ではないが、他の2位クラブを見ても、あまり”当たり”はない。
強いて言えばオリンピアコスだったが、今回はどこもなかなかハード。

その他の組み合わせはこちらで。
インテルとチェルシーは面白そう。

■ペペの手術は成功
ペペの手術はノローニャさんという医師が執刀。
1時間以上かかる長い手術になったようだが、無事成功し、ペペは48時間安静にして経過観察。

マドリーでの今シーズンは終わってしまっているが、W杯への出場はまだ可能性があるそう。

posted by hiro |18:29 | リーガ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年12月15日

リーガ・エスパニョーラ第14節 vバレンシア(データのみ)

3位バレンシアとの直接対決。

■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、アルビオル、アルベロア
MF:シャビ・アロンソ;ラス、ファン・デル・ファールト、マルセロ
FW:イグアイン、ベンゼマ

44分:ペペ→ガライ、75分:ファン・デル・ファールト→ラウール、85分:ベンゼマ→グラネロ

カカ、ロナウドはいないが、構成はいつも通りだったよう。

■バレンシアの先発メンバー
GK:セサル
DF:ブルーノ、デアルベール、ナバーロ、マテュー
MF:アルベロア、マルチェナ;パブロ・エルナンデス、バネガ、マタ
FW:ビジャ

75分:ナバーロ→ホアキン、86分:マテュー→ミゲウ

シルバが怪我で欠場。バネガが一列上がって中盤の3の真ん中に。

■3度勝ち越して勝利
前半は攻撃に苦労したようだが、後半になって始まった撃ち合いを制して3-2とアウェイで勝利を手にした。

1点目、2点目とイグアインだが、アシストしたベンゼマとマルセロも良いパスを送っていた。
ベンゼマはライン際で落ち着いているのが良い。

マテューの素晴らしいクロスからビジャのヘッド、そしてホアキンのミドルと、2度追いつかれるも、最後はガライのゴラッソで勝負を決めた。
引っ張られながら、逆サイドへコントロールするヘディングで、ガライは能力を示した。

■ペペは今シーズン復帰不可能
前半に負傷退場したぺぺは、右ひざ前十字靱帯の損傷で要手術。
復帰まで6カ月と予想されており、ペペの今シーズンは終わってしまった。
交代したガライは、早速ゴールを決めてくれたが、今後ディフェンスと、組み立ての部分で継続して力を出せるかが重要になってくる。

サラゴサ戦が終わればクリスマス休暇ということで、補強の必要性があるかどうかについても語られているが、どうなるか。
センターバックではなく、サイドバックと契約してセルヒオ・ラモスをセンターバックとしても考える方法も報道されている。(サイドバックは夏に考えておくべき問題だったはずだが)

いずれにしても、リーガ内の移籍は難しいし、CL出場可能な選手を選ぶとなると、かなり難しい話になりそうだ。

posted by hiro |21:01 | リーガ | コメント(3) | トラックバック(1)
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2009年12月10日

CLグループステージ第6節 vマルセイユ

20人の招集リストからは、アダンとドレンテが外れて、ベロドロームで最終節。

■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、アルビオル、アルベロア
MF:シャビ・アロンソ;ラス、ファン・デル・ファールト、マルセロ
FW:ロナウド、イグアイン

63分:イグアイン→ベンゼマ、72分:ファン・デル・ファールト→ラウール、78分:シャビ・アロンソ→ディアラ

先日のリーガの形とほぼ変わらず。これが基本形になりつつある。

■マルセイユの先発メンバー
GK:マンダンダ
DF:ボナール、ディアワラ、エインセ、タイウォ
MF:シセ、シェルー;アブリエール、ルチョ・ゴンサレス、ニアング
FW:ブランドン

63分:シセ→コネ、68分:ニアン→バルブエナ、78分:ブランドン→モリエンテス

自力突破には少なくとも3点が必要なマルセイユ。
ミランの結果次第では勝利だけでもオッケーだが、いずれにしても勝ち点3が必要。

■サイドより中央で
点を取りたいマルセイユの出鼻を挫いたのは、4分のロナウドの直接フリーキック。マンダンダも手には当てたが、想定していないレベルの軌道だったに違いにない。
流れとか、両チームのプランとは関係なくゴールがねらえてしまう武器があるのは、こういう試合の時には大きい。

このゴールでマルセイユは自力突破がなくなった。とともにマドリーはかなり楽になった。
11分に、ルチョ・ゴンサレスがアルビオルの中途半端なクリアボールを拾ってボレーを決め、1-1とするが、マドリーには精神的に余裕がまだある状態。無理をしなければいけないのは、常にマルセイユの方だ。
ただ、タイウォに一発で縦に抜かれたセルヒオ・ラモスの守備は残念。

先週末は、ラスがいない状態での4-1-3-2だった。そして今日は彼がいる場合。
もはやピボーテの守備範囲だけでなく、右サイドを手広くカバーしてくれている彼がいると、他の選手たちの負担がかなり軽減される。
基本的にサイドをつぶしておけば、中央である程度人をかけてとれるはず、ということだろう。
サイドバックが1対1をするのは怖い。特に今日はタイウォ、ニアンという身体能力で相手を凌駕できる選手がそろっていたし、ラスがいるありがたみを実感。

今日は、サイドでやらせなければ、中央でやり合っている分にはかまわない。サイドからは危ういが、中央でのせめぎ合いならいずれマドリーが主導権を握れそうな感じだったし、得点よりもまずは失点を避けたいしたいなのは変わらない。
バルセロナ戦ほどではないが、ラインを互いに高く保ってのボールの奪い合いだった。

同時刻開催のミランvチューリヒは、チューリヒが先制したため、マドリーはさらに楽な気持ちで後半に臨める。
緩むのは良くないが、過度の緊張をしなくて良いのは助かる。

■交代選手のやり方
後半も流れは変わらず。

スペースができてきて、サイドでやられる場面が増えたのは気になる兆候ではあったが、アルベロアは堅実だったし、右サイドにはラスがいる。
シャビ・アロンソとのドブレピボーテとするより仕事量は明らかに多いが、攻撃にも絡める今の使われ方はラスには良いのだろう。奪ったボールをキープできる強みもきっちり発揮できる。

60分、コーナーのこぼれ球をアルビオルが上手く蹴りこんで2-1。久しぶりに直接フリーキック以外のセットプレーで得点したような気がする。

63分にベンゼマが登場。
サイドに流れるのが良さでもあり悪さでもあるベンゼマ。最近はもっと中央にいてくれよということが多いので、注目していた。
今日は仕掛けが早かったのが良かった。楔を受けるプレーはできないが、サイドをマルセロとロナウドが使っている分、彼らに任せて中央にいることが目に付いた。
サイドでゆっくり仕掛けるパターンだけでは今後厳しいので、いろいろと引き出しを増やしてもらいたい。

プレーの選択肢という点ではラウールはさすが。中盤が苦しければ下がって受けてくれるし、前でキープもできる。
今日は下がり目でプレーすることが多かったが、チームの状態に合わせられるのは重宝される。

最後の交代はディアラ。
シャビ・アロンソのポジションにそのまま収まった。ラスをピボーテに下げることはできるだけしない方針のようだ。

試合はラスのスルーパスを受けたロナウドが、マンダンダとディフェンダーの交錯した後のこぼれ球を落ち着いて決めて勝負あり。
3-1で首位通過を決めた。

■もろもろ
このチームでのペジェグリーニの基本形が固まりつつある。
ペレスの指示云々が指摘されてもいるが、それを抜きにしても、良い形を見つけてきているようで安心。

カカがいない時にファン・デル・ファールトがきっちり穴埋めで来ているのも好材料。
グラネロはトップ下ではまだ使われないか。

決勝トーナメントの組み合わせ決定までCLは一時中断。
今年はあとリーガ2試合をのこすだけとなった。

※週末は家を空けるため、バレンシア戦は週明けに軽く振り返ります。コメントへの返信も週明けにしますので、お待ちください。

posted by hiro |03:10 | CL | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年12月08日

CLグループステージ第6節 マルセイユ戦招集リスト

勝てば文句なしの1位通過。負けてもよほどのことがない限り大丈夫だが、後ろ向きは禁物。勝ちにいく気持ちを強く持ってほしい試合。
招集リストは以下。

GK:カシージャス、デュデク、アダン
DF:アルベロア、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、アルビオル、ガライ
MF:ガゴ、ディアラ、ラス、ドレンテ、シャビ・アロンソ、ファン・デル・ファールト、グラネロ
FW:ラウール、ロナウド、ベンゼマ、イグアイン

メッツェルダー、グティ、カカ、ファン・ニステルローイは怪我のため招集外。

ペジェグリーニは20人の選手を招集。
第3GKのアダンはほぼ確実にベンチ外となるとして、もう1人のベンチ外は、これまでの傾向から言ってガゴあたりか。

カカがいないので、またファン・デル・ファールトを使うか、マルセロとロナウドの両サイドに2トップという可能性もあり。

いずれにしても、リーガ次節のバレンシア戦が出場停止となるロナウドには、この試合で大いに貢献してもらいたいところ。

posted by hiro |23:23 | CL | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年12月08日

リーガ・エスパニョーラ第13節 vアルメリア

第13節はウーゴ・サンチェス率いるアルメリアと対戦。

■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、アルビオル、アルベロア
MF:シャビ・アロンソ;グラネロ、ファン・デル・ファールト、マルセロ
FW:イグアイン、ロナウド

63分:ファン・デル・ファールト→ベンゼマ、84分:マルセロ→ディアラ、88分:シャビ・アロンソ→ドレンテ

ラスの替わりは置かない形。カカの替わりにファン・デル・ファールトをトップ下に。

■アルメリアの先発メンバー
GK:ジエゴ・アウベス
DF:ミチェル・マセド、アカシエテ、チコ、シスマ
MF:ソリアーノ、ベルナルディージョ、エンバミ、クルサット
FW:カル・ウチェ、ファンマ・オルティス

70分:ソリアーノ→ゴイトム、81分:クルサット→ピアッティ、

クルサットも上がって3トップ気味。ウチェ、ファンマ・オルティスを走らせると面倒。

■これぞポゼッション
前半は、アルメリアが完全にリトリート。マドリーはセカンドボールを拾い放題だった。
久しぶりの先発だったファン・デル・ファールトは、こういう状況だと生き生きする。アタッキングサード、エリア近くの狭いスペースでアイデアを感じさせるパスを連発。カカとは違い推進力は感じさせないが、良いところを見ているなという印象。グティが招集されない今、貴重な才能だ。

サイドを広く使えていたマルセロとグラネロからも良い形でチャンスを作れていた。
アルメリアがリトリートしているので、サイドバックも良いように中盤に参加。カル・ウチェとファンマ・オルティスにボールがまともに収まることはほとんどなく、危険を感じることなく、ピッチの半分で攻撃を展開した。

ピッチの幅を利用できていて、セカンドボールは拾えて、という完全なマドリーのペースだったが、前半はセルヒオ・ラモスの1点のみ。
”決めきれない体質”が出てしまい、試合の流れから言えば、前半で何点か入れて試合の行方を決めてしまうこともできたはずだが、わずかに1点差で45分を終えた。

■前半のリズム続かず
後半、アルメリアは、シャビ・アロンソの両脇を活用。
ラスがおらず、マルセロとグラネロが両サイドという状態だと、まともにやり合えば両サイドバックの前に広大なスペースができるのは当然。
これが現れていなかったのは、前半のアルメリアが堅実すぎるほど堅実だったから。
アルメリアがハーフタイムに修正して、わかりやすくこのスペースが問題となった。

2点差、3点差がついていれば、不安感もなく、アルメリアも落ち込んでいたはずなので、こんな後半にならずに済んだのだが。
58分にクルサットからのクロスのリバウンドをソリアーノに決められ、62分には懸案のコーナーからカル・ウチェに決められて一気に逆転を許した。

マドリーにとっては必要なかった盛り上がり方をした試合。
数年前のカペッロ期のシーズン後半のような展開になってしまった。73分のイグアイン、PK失敗を詰めたベンゼマと、4-2と再逆転して勝つことはできたが、前半の状態のまま90分を終了しておくべき試合だった。

テンションが上がってしまったおかげでロナウドが退場と、単純に試合としてみれば面白いものだったが、マドリーにとっては良いことなし。
圧倒したまま、「どうしようもなかった」とアルメリアに思わせる90分であってほしかった。

■明日は
明日朝はCLグループステージ最終節。マルセイユとアウェイで対戦する。
負けなければ少なくとも突破は決まる試合だが、この試合でも見せたような精神的な隙を見せてしまうと、どうなるかわからない。

万全な状態で臨んでもらいたいものだ。

posted by hiro |22:34 | リーガ | コメント(4) | トラックバック(1)
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2009年12月06日

リーガ・エスパニョーラ第13節 アルメりア戦招集リスト

ホームに帰ってアルメリア戦。
負けたとはいえ、良い内容で試合を進めることができたマドリー。継続が重要。
招集リストは以下。

GK:カシージャス、デュデク
DF:アルベロア、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、アルビオル、ガライ
MF:ディアラ、ガゴ、ドレンテ、シャビ・アロンソ、グラネロ、ファン・デル・ファールト
FW:ラウール、ベンゼマ、ロナウド、イグアイン

ラスは出場停止。メッツェルダー、カカ、グティ、ファン・ニステルローイは怪我のため招集外。

カカは恥骨炎のため、招集リストから外れた。グティとファン・ニステルローイ、メッツェルダーも負傷が続いている。

ラスとカカのところをどうするか。
これまでベンチが多かった選手たちの奮起を期待したい。

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2009年12月04日

リーガ・エスパニョーラ第12節 vバルセロナ

本放送と再放送、2度見てみて、録画も何度か見てみたバルセロナ戦。こうやって見られるとありがたい。

■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
DF:セルヒオ・ラモス、ぺぺ、アルビオル、アルベロア
MF:シャビ・アロンソ;ラス、カカ、マルセロ
FW:イグアイン、ロナウド

66分:ロナウド→ベンゼマ、74分:アルベロア→ラウール

カカが中央にいて、ラスは大きく空いた右サイドと中盤の底を手広くケアする、いつもの形。
マルセロがいて、ロナウドはトップ。

■バルセロナの先発メンバー
GK:バルデス
DF:アウベス、ピケ、プジョル、アビダル
MF:ブスケ;シャビ、ケイタ
FW:メッシ、アンリ、イニエスタ

51分:アンリ→イブラヒモビッチ、66分:ケイタ→ヤヤ・トゥーレ

イニエスタが下がったり、メッシが真ん中に入ったり。自由に場所を替える3トップ。

■バルセロナの失敗、マドリーは本来のやり方で
何度見ても、バルセロナは立ち上がりを間違っている。
多分、マドリーがもっとラインを下げてリトリートしてくると想定していたのが大きく影響しているように思う。

下がればバルセロナは定石があるし、シャビ・イニエスタが好きなように攻撃を操れるが、マドリーのラインは相当高かった。
しかも、ロナウド、カカ、イグアインの3人が攻撃に備える姿勢を崩さないので、サイドバックが中盤の組み立てに参加することも危なくてできなかった。

というわけで、サイドバックが上がってブスケが下がり、3バック化させる形ができず、アビダルと両センターバックが残る形に。
これで、マドリーは中盤でやり合う展開にすることに成功した。

互いに狭いスペースでレベルの高いボールコントロールを要求される展開になって、マルセロがちょっと可哀想な状態に。
ロナウドとイグアインはショートカウンター用に前に置くのが決まっていたとして、マルセロの位置に入れるのはグラネロかラウールだったが、グラネロはあまり守備をしないことが分かってきている。
アルベロアがメッシを封じてくれることに期待はできるが、2人目の助けがないと苦しいマッチアップであることに変わりはないので、怖い。

ラウールを中盤で使うと、ちょっともったいないし、ベンゼマはあり得ない。
ある程度守備をさせて、何とか攻撃もという選択肢はマルセロくらいしかなかったのではないかと想像する。

が、こういう試合ではマルセロは活きることができない。
細かい技術がある選手ではないし、サイドバックでも改善することのない危機意識のなさが、ちょっとしたパスの場面でも出てしまう。
適当にボールを出してしまったり、スピードのないパスで狙われたりと、仕方ないがボールロストが多かった。

左側のセンターバックだったアルビオルのパス能力の低さもあって、マドリーの左サイドは苦しかったのが実際。19分のロナウドの決定的な場面はマルセロのヒールからだったが、計算できそうなのは右サイドだった。

バルセロナがボールを落ち着かせることができる場所を見つけられず、マドリーは(多分狙ってはいない)オフサイドにも助けられながら高いラインを保っていたことで、中盤でのプレーが面白い前半になった。
こういう試合でのカカの前の向き方はとても参考になる。

メッシはアルベロアがかなりうまく抑えていたが、中央に入ってきた時の対処がいまいち。人海戦術で奪っているが、空いたスペースが怖かった。

バルセロナが6割のボール支配率だったが、危ういもたれ方ではなかった。これならいくらもたれても大丈夫。

■バルセロナ修正
どちらかといえばマドリーペースだった前半。

バルセロナが修正すべきだったのが、中盤でいかにいつも通りのやりやすさを確保するかということ。
イニエスタがサイド、アビダルもちゃんと上げて中盤に参加させてこれを解決。ボールの支配のしかた、持つポジションが高くなっていってバルセロナペースに。

56分、途中出場したイブラヒモビッチにアウベスのクロスがあってバルセロナが先制。
マドリーはアウベスにフリーでやらせてしまった。前半2度助けられたのだけど、さすがに3度目はなかった。

これで一気にいってしまうかと思いきや、ブスケがハンドで2枚目の上ローを受け、退場。
マドリーにもまだ運があった。

が、攻勢をかけたいタイミングでロナウドが時間切れ。どうやら60分あたりが限度とドクターから言葉があったようで、66分に交代。これで早い攻めでバルセロナを脅かしていた選手の一人がいなくなってしまったことになる。

代わりに入ったベンゼマは、仕掛けることはできるのだが、のんびり。
ボールを受けて、2,3回タッチしてから前に出ていくのは、ばれている。ばれていても抜けるような選手であれば良いがまだそうではないし、素早く攻めたい時に、”よっこらしょ”と仕掛けられてはリズムがおかしくなってしまう。
ポゼッションをしている時にサイドで仕掛けるにはいいが、この試合では別のやり方を選択してほしかった。

マドリー最後の策はマルセロをサイドバックにし、ラウールを投入するもの。
プジョルが体を投げ出してピンチを防いでいて、ラウールが途中出場ながらメッシからボールを取って前へ走って、というのは、見ていて心を打つものがある。
敵味方関係なく、いい試合はこうでなくちゃ、と思ってしまう、そういう雰囲気が2人にはあった。

10人になったバルセロナはヤヤ・トゥーレを入れ、イニエスタを中盤に下げて対応。
マドリーはセットプレーから何度かチャンスを作ったが、及ばず。シャビとイニエスタが並んだ中盤からボールを奪うのに随分時間がかかるので、リスクを負わなくてよいバルセロナがボールを回しながら、逃げ切った。

■今後に向けての糧に
良い内容だった、というのは衆目の一致することろ。
マドリーはバルセロナの隙に乗じて、前半に先制しておくべきだった。良い内容だったが・・・というのでは勿体ないし、CLなどを見据えるならば、勝ち点を取って自身にしたい試合だった。

とはいえ、ペジェグリーニ本来のやり方に近い試合でバルセロナと対等にやりあえたことは、チームにとっては大きい。
敗戦という結果に腐らず続けていけば良い、ということははっきりしている。方向が間違っていない、ということは少なくとも示されたと思う。

posted by hiro |01:19 | リーガ | コメント(17) | トラックバック(2)
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