2009年11月29日

リーガ・エスパニョーラ第12節 バルセロナ戦招集リスト

首位をかけてのクラシコ。招集リストは以下。

GK:カシージャス、デュデク
DF:アルベロア、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、アルビオル、ガライ
MF:ディアラ、カカ、ロナウド、ラス、ドレンテ、シャビ・アロンソ、グラネロ、ファン・デル・ファールト
FW:ラウール、イグアイン、ベンゼマ

メッツェルダー、グティ、ファン・ニステルローイは怪我、アダン、ガゴは監督の判断で招集外。

ペジェグリーニは19人を招集。
とはいえ、アルビオルが右足の靭帯を痛めているため、出場は微妙。出られない場合はガライがペペの相棒ということになるだろう。

ロナウドの先発も怪しいとの情報がある。
大一番とはいえ、リーガの1試合であることに変わりはないことを考えると、無理を承知で出させるわけにはいかないのかもしれない。

posted by hiro |17:00 | リーガ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年11月26日

CLグループステージ第5節 vチューリヒ

ミランがマルセイユを降し、マドリーがチューリヒに勝てばグループステージ突破が決まる第5節。ただそうなると1位通過が難しくなるという微妙なところではあったのだが。

■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、アルビオル、アルベロア
MF:シャビ・アロンソ;ラス、カカ、マルセロ
FW:ラウール、イグアイン

58分:アルベロア→ファン・デル・ファールト、70分:ラウール→ロナウド、89分:カカ→グラネロ

ピボーテが2枚のようでいて、カカが中央に、ラスが空いた右に、というドミノがいつものように行われているので、ほとんどピボーテはシャビ・アロンソのみ。
カカのトップ下と、両サイドにラスとマルセロという形に近い。

■チューリヒの先発メンバー
GK:レオーニ
DF:シュタヘル、ティヒネン、バルメットラー、コッホ
MF:アエゲルター、ロシャ;ガイッチ、マルガイラス、ジュリッチ
FW:アルフォンス

76分:ガイッチ→フォンランテン、86分:アルフォンス→メフメディ、88分:ジュリッチ→シェーンバフラー

グループステージでは第4位。突破は厳しい。
若手の有望株が結構いるようで、これから楽しみなチームという印象。

■サイドの多用
サンチャゴ・ベルナベウでの試合、チューリヒがどういう姿勢で臨むのかが気になったが、リトリートしてスペースを消す形に終始。
マドリーはクリアされたボールを拾っては攻め、拾っては攻めという繰り返しとなった。

アタッキングサードではほとんどスペースがなく、カカはかなり苦しめられていた。それでも中央でパスを受け、仕掛け、捌こうという姿勢は一貫していて素晴らしいが、ここからよりサイドの方がスペースがあり可能性がある。よってサイドからの攻撃が増えていた。
中央で崩すのがペジェグリーニのスタイルだが、こうしてピッチの中で判断して柔軟にやり方を変えていけるのは、一つの進歩だろう。

コンセプトは持っていなければならないが、勝つためにはオプションとしてその他の手だても持っているに越したことはない。
その意味で、サイドを使えていたのは良かった。

ただ、先制点は中央のカカからだった。
20分、カカが2人をかわしてイグアインへ短いスルーパス。受けたイグアインがきっちり決めて1-0。

その後も、いつもよりサイドを多用し、クロスをあげる場面が目立った。これが追加点になかなか結び付かない。チューリヒが失点後も無理をせず、集中して守備をしていたのもその要因の一つ。
サイドの攻撃に対して守備のブロックが広がってくれれば、中央にスペースが生まれるわけだけれど、サイドは半ば捨てて、真ん中で跳ね返そうという意思統一がしっかりできていたように思う。
そんなわけで、シャビ・アロンソ経由のサイド攻撃は奏功せず。

一方の守備はどうかというと、チューリヒが前に残しているアルフォンスへの対処が唯一の課題。
ここに良いボールが入ってしまうと厄介。全員上がりがちなので、人数が足りなくなる恐れがあった。
チューリヒが、アルフォンスをしっかり狙ってロングボールを蹴ることができていなかったのは救い。ただ、こういう試合は集中力を保つのが難しい。ちょっとしたことで失点してしまいがちな状況ではあった。

前半は1-0のまま終了。追加点が取れそうな場面があったことはあったが、チューリヒが粘っている。

■攻めたいが.・・・
後半に入って、少しずつ疲れてくると、互いに攻める場所ができてきた。
マドリーもスペースを見つけるし、チューリヒはボールを奪ってカウンターを狙える場面がちらほら。

こういう時の、守るか攻めるか、という二択は選ぶのが難しい。
マドリーの哲学から言っても、対戦相手から言っても攻めたいところだが、前半なかなか2点目を奪えないというあまりよろしくない展開が続いていたので、見ている方としても、無理はしないでほしい状況だった。

70分にロナウドがラウールと代わって登場。
後半に入ってボールを受けに下がりがちだったラウールに替わって、負傷から帰ってきたばかりとはいえ、縦の速さが期待できる選手で停滞ムードを打破したい。
ロナウド個人に限ってみれば、試運転という形。

ロナウドが入ると、彼が1人である程度ボールを運んでくれるので、周りはとても助かる。
このあたりは、先に入っていたファン・デル・ファールトでは期待できない部分で、パスを繋いでも崩れない相手に、個の力を当てて何とかしてしまえるのがありがたい。

今朝はあまり好き勝手にポジションを替えていなかった2列目だが、ロナウドがあちこちに動くので、それに合わせてあれこれと動いていた。
攻撃の時に、守備側が想定していない場所にいるというのは大事なこと。ただ、それが守備に替わった時にちゃんと居場所に戻れるかが問題なのだが。
少なくとも今朝は、チューリヒが人数をかけて攻めるシーンが少なかったので、助かっていた。

終盤は互いに攻め合い。1点差でこの展開は心臓に悪い。
事故が起こらないとはいえないので、当然のことではあるけれども、どこかで2点目を取って、試合を締めておくべきだった。
何となく守り切れてしまうこともあるが、同点ではいけない試合なので、終盤の1点差はできるだけ避けておきたかった。

今朝はチューリヒの迫力のなさにも助けられ、1-0のまま試合終了。
2点目が遠かったが、それなりに何とかなった試合ではあった。

■今後
ミランとマルセイユの試合は引き分けに終わったため、マドリーが首位に浮上した。
次節マルセイユに勝てば、文句なしの1位通過となる。そうなれば久々の感じがする。

週末はバルセロナ戦。アルビオルが靭帯を痛め、招集が危ぶまれているのが不安だが・・・
守ってカウンターでも文句を言われない試合ではあるだけに、カウンターでは世界屈指の選手を揃え、守備意識を高めて試合に入るのもありだろう。

それともペジェグリーニは自身の哲学を貫くのか。
楽しみだ。

※コメントへの返信は明日にします。少々お待ち下さい。

posted by hiro |22:17 | CL | コメント(6) | トラックバック(0)
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2009年11月25日

CLグループステージ第5節 チューリヒ戦招集リスト

マドリーが勝てば、グループステージ突破が確実になる。力量的にもしっかり勝利しておきたい相手。
招集リストは以下。

GK:カシージャス、デュデク
DF:アルベロア、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、ドレンテ、アルビオル、ガライ
MF:ディアラ、カカ、ロナウド、ラス、シャビ・アロンソ、グラネロ、ファン・デル・ファールト
FW:ラウール、ベンゼマ、イグアイン

グティ、ファン・ニステルローイは怪我(グティはインフルエンザのようだ)、メッツェルダーとガゴは監督の判断で招集外。

ついにロナウドが復帰。ラシン戦では招集されなかったが、このタイミングでも問題ない。この試合では途中出場させて、クラシコへ万全な状態にしておきたい。

だんだんと負傷者が減ってきて自由にやりくりできる環境に戻りつつあるので、うまくマネージメントしてもらいたいところ。
ペレスから先発固定の指令があったと伝えられているが、結果を残していけば雰囲気も変わるだろう。ファンを味方につけられるようになっていってほしい。

この試合ではホームでもあるし、圧倒する時間が長いことを期待している。

posted by hiro |20:00 | CL | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年11月25日

リーガ・エスパニョーラ第11節 vラシン・サンタンデール(データのみ)

先週末のラシン戦を簡単に。

■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
DF:アルベロア、ペペ、ガライ、マルセロ
MF:シャビ・アロンソ;グラネロ、カカ、ドレンテ
FW:ベンゼマ、イグアイン

61分:ベンゼマ→ラウール、86分:グラネロ→ディアラ、88分:カカ→ファン・デル・ファールト

シャビ・アロンソが1人で底を担い、カカが中央に入ったダイアモンド型だったようで。

■ラシンの先発メンバー
GK:トーニョ
DF:ピニジョス、モーリス、トレホン、クリスティアン
MF:コルサ、ラーセン;ムニティス、ルイス・ガルシア、セラーノ
FW:チテ

60分:ピニジョス→エンリケ、セラーノ→カナレス、69分:チテ→ヘイホ

監督がポルトゥガルになったばかりのラシン。
立て直しはできるか。

■少しだけ
ラシンのプレスが厳しくないうちはまあまあの出来だったよう。
ただ、中盤に時間が与えられなくなった時の対処がよくなかったようなのが残念。しかもピボーテのシャビ・アロンソをドレンテもグラネロも助けなかったようで、今後に向けてどうなんだという感じがする。

監督が替わってすぐのラシンに対して、1点というのも寂しい。やはり中盤で選手が互いに助け合わないと、チャンスは減るしピンチは増えるということ。

posted by hiro |19:06 | リーガ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年11月21日

リーガ・エスパニョーラ第11節 ラシン戦招集リスト

代表戦が終わってリーガが再開。大きな怪我もなく各代表選手が帰ってきてくれて何より。
招集リストは以下。

GK:カシージャス、デュデク
DF:アルベロア、ペペ、ガライ、メッツェルダー、マルセロ、アルビオル
MF:ガゴ、ディアラ、カカ、シャビ・アロンソ、、ドレンテ、ファン・デル・ファールト、グラネロ
FW:ラウール、ベンゼマ、イグアイン

セルヒオ・ラモスは出場停止。ラス、グティ、ロナウド、ファン・ニステルローイは怪我のため招集外。

ラスは右内転筋に張りがあるようだが、重傷ではない。CLでは招集されるのではないだろうか。クラブ、代表と連戦だったので、この機会に休めれば。

ラシン戦ではガゴが代わりに先発するだろう。最近めっきり出場機会が減ってしまっているガゴ。このあたりで挽回してもらいたい。

※連休は家を空けるので、試合のレビューは結果のみになる予定です。帰ったらマルセロインタビューの後編も書きます。少々お待ち下さい・・・

posted by hiro |08:30 | リーガ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年11月18日

ロナウド復帰間近

マルセロインタビュー後編の前に、短いニュースを一つ。

ロナウドに更なるリハビリ期間が科されることはないようだ。

既にロナウドはチームの練習に合流しており、ランニング、ボールを使ったトレーニングをできる状態になっている。
公式によると、今日は右足首に重点を置いたトレーニングとなった模様。

理想的なプロセスとしては、ラシン戦途中出場し、チューリヒ戦で出場時間を延ばしてクラシコへ、というところ。
ラシン戦は無理をさせないで招集外とするかもしれないが、遅くてもチューリヒ戦には出場できるだろう。

posted by hiro |01:43 | ニュース | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年11月16日

マルセロインタビュー前編

当ブログ久しぶりのインタビュー記事。マルカに掲載されたマルセロのインタビューを、2回に分けて。

・コパデルレイでチームが敗退してしまって、どんな気持ちでしょうか?

悪い、とても悪い気分さ。良いプレーができなかったし、それをまず認めないといけない。恥ずかしく思うし、謝りたいとも思うよ。ファンが怒って選手を悪く言うのは普通のこと。でも、俺たちは前を向いていなければいけないし、リーガとCLで勝つために練習しなければならないんだ。俺たちはもっと良くならなきゃいけないってわかってるし、確かにファンはまたチームのプレーを楽しめるようになるさ。
俺たちは良く話し合ったし、良い態度で臨まないと試合には勝てないってわかってる。

・ファンは主にペジェグリーニに敗退の責任を負わせて、彼に辞任してほしいと思っています。監督は傷ついていると思いますか?

ペジェグリーニは心配している。俺たちと同じようにね。けど、悪くはならないさ。彼は疑ってない。プロジェクトはうまくいくだろうって俺たちはわかってる。はっきりしたアイデアがあるし、結局はうまくいくはずさ。ビセンテ・カルデロンやサン・シーロで、もう良い試合ができているし、チームとしてきっと成長できるだろう。マドリーで起こることは全部おおげさになってしまう。勝っていれば最高で、負けると失敗ってふうにね。それが普通さ。ペジェグリーニと一緒にやることがただ一つの解決方だってわかってるんだ。

・ペジェグリーニのフットボールのアイデアがどんなものか教えてもらえますか?

監督の考え方は、最後の1分までゴールのために戦うこと。試合を支配してたくさんゴールを奪いたい。ボールの出所に、フィールドの高い位置でプレスをしてほしいと監督は思っているんだ。
ビセンテ・カルデロンでの試合みたいに、上手くいったこともある。プレスのおかげで2点決められたからね。他の試合ではうまくいってないけど、良い姿勢でやっているし、よく動いてると思ってる。結果は出るさ、きっとね。

・こういうオートマティックな動きでマドリーが負けないチームになるにはどれくらいかかるんでしょう?

俺たちは監督のプロジェクトをだんだん学んでいってるんだ。速いスピードで進歩してる。たくさんのことを改善しなきゃいけないけどね。新加入選手が多いし、連戦が多い。代表戦で間は開くけど、みんなで練習はできないこともわかってもらいたいね。チームの結束を遅らせてしまう要素はたくさんある。
でも、チームが早く成熟することを俺たちは望んでるし、そうなるだろう。たとえば、サン・シーロでの前半、マドリーは凄く良かった。俺たちはミラノでスタジアムを支配していたし、コントロールもしていた。多くゴールを決められなかっただけだと思ってる。デルビーでも良い前半だった。あれが俺たちが望むマドリーの姿だ。

・事実、あなたはマドリーで際立っていて、不満を言わないですね。良い時期を過ごしていますか?

俺はマドリーにいてとても快適さ。素晴らしい時期だ。チームの役に立てていると思う。チームを助けられるってわかるのはいいことさ。間違いなく世界で最高のことだね。たくさんのプレッシャーや要求があるけど、世界で一番のところだし、そうしなきゃって思うよ。

・目標はカンプノウに着いて、マドリーがバルセロナに対抗できるチームだと証明することでしょうか?

バルセロナのことばかりを考えてもいられない。クラシコまでまだ少しあるからね。まずラシンとチューリヒとの試合がある。1試合ずつやっていかなきゃ。

・でも、ファンはマドリーは間違いなくバルセロナに勝てるだけのトレーニングをしてると思ってます。

もちろんカンプノウで勝てると思ってるよ!俺たちは良くなってると思ってる。アルコルコンでのひどい事故は別にしてさ。クラシコになったら、俺たちが良いフットボールができるってことを証明してやりたい。あそこで勝ちたいね。できると思うことが第一さ。思い込みは良くないけどね。


・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・

ミラン戦とアトレティコ戦が随分引き合いに出されるけれど、確かに今シーズン良かったのはこの2試合(の前半)だろう。

まだこれから、という話を、言い訳をしつつ語るマルセロは、昔より大人になったのかなと思う。
後半は明日以降にします・・・

posted by hiro |22:11 | インタビュー・コメント | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年11月12日

ロナウドの招集は見送り

昨日書いたように、ロナウドは負傷中にもかかわらずポルトガル代表に招集されていた。

この代表招集問題について結果が出た。
日本語訳はこちら。

数分でもプレーできることを期待している、と述べていたケイロス監督に対し、マドリーは負傷中のロナウドを代表でプレーさせることはできないと主張していたが、ロナウドの負傷について、ポルトガルの協会の医師が診断。
結果、プレーすることは不可能という診断が下されたことで、ポルトガル代表への招集は見送られることとなった。

ポルトガルで診断を受けたロナウドは、リハビリのためマドリーへ戻っている。あと1週間ほどしたらオランダへ向かい、再びヴァン・ダイク医師の診断を受けることになる。

posted by hiro |01:00 | ニュース | コメント(6) | トラックバック(0)
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2009年11月11日

コパデルレイ決勝トーナメント1回戦第2戦 vアルコルコン

4点差を追いかける第2戦。

■マドリーの先発メンバー
GK:デュデク
DF:ラス、ペペ、アルビオル、アルベロア
MF:ガゴ、ディアラ;カカ
FW:ラウール、ファン・ニステルローイ、イグアイン

46分:ディアラ→ファン・デル・ファールト、70分:ラス→マルセロ

ファン・ニステルローイが先発。マルセロは先発せず、ラス右、アルベロア左の布陣。

■アルコルコンの先発メンバー
GK:ファンマ
DF:ナゴーレ、イニィゴ・ロペス、ゴメス、アヌエルベ
MF:ベハル、ルベン、モラ、エルネスト
FW:ボルハ、カスコン

58分:カスコン→カルメロ、73分:ベハル→バーラ、77分:ボルハ→ヘレミー

アルコルコンは4-4-2の構成。

■結果論
4点差を追うのはどんな相手であっても難しい。0-0から4点を取ることと、4-0を4-4にすることは、同じ4点でも全く違う。

とにかく攻撃しなければならないことがわかりきっていたが、マルセロを使わず、ディアラとガゴのドブレピボーテを選択したことは、マルカでも批判されている。
だが、得点を挙げなければならない一方で、失点すればほぼ望みが断たれてしまうという問題もあった(アウェイゴールルールにより、1点取られれば6点が必要となる)。

結果として終盤に挙げた1点だけとなってしまい、マルカ紙などで采配ミスと書かれているわけだが、マルセロのサイドバックでの先発であったり、ファン・デル・ファールトのピボーテ起用であったりが原因で失点してしまえば、それも”采配ミス”となる。
いずれにしても結果論であって、今朝の試合の先発メンバーをもってそうした議論をするのは不当だと思っている。

逆に言えば、マルセロのサイドバック起用やピボーテを実質1枚にすることに、ペジェグリーニは不安を抱えているのは間違いない。
それでも失点はしないだろうという自信があれば、より攻撃に貢献できる選手を並べたはずだと思う。本来そうしなければいけない試合だったのだから。

今朝は久々にファン・ニステルローイが中央に入った3トップとカカがエリア周辺で何とかしてくれることを期待した布陣としたマドリー。
序盤からかなり押し込んでいたが、ちょっと丁寧すぎる崩しだった。
前に人数がいるだけに、アルコルコンも人数をかけて守ることになり、混雑するエリア周辺を細かく崩すのは難しい。
サイドから早めにクロスを上げたり、ミドルシュートを放ってこぼれ球を狙ったりといった工夫をする判断を、ピッチ上ですることが必要だった。

ファン・ニステルローイに楔が入るのはこれまで通りと確認できたのは良かった。
ここからカカに落として、という形はあったが、やはり中央は狭すぎた。ラウールとイグアインのサイドも、うまくいかず。簡単にプレーしてほしかったが、こねすぎる場面が多かった。

■スペースができて攻め合い
後半に入ってからファン・デル・ファールトを投入。

捌き役が2人いると、ボールは動きやすくなる。とともに、アルコルコンがカウンターを狙うチャンスも増える。
ただ退くだけでなく、きっちりカウンターを狙っているアルコルコンの姿勢は素晴らしい。何度かあったカウンターの機会がマドリーを慎重にさせた。

マドリーも「カウンターのカウンター」で対抗。
スペースがある分だけ、全くスペースがなかった前半と比べるとリズムが良く見える。が、得点には至らず。
仮に速い時間帯で2点くらい取れていれば、試合は違った展開になっていただろう。精神的に少しでも楽になれれば、パスミスやシュートミスが減っていたと思うが。
バーを叩いたシュートが入っていれば、とは思うけれど、アルコルコンの粘り強さも見事なものだった。

70分にマルセロを入れ、アルベロア右、マルセロ左に。
ペジェグリーニもこの時間帯からはなす術なし。攻撃的な選手を入れてしまえば、できることはなかった。

81分にファン・デル・ファールトがミドルシュートを決めて1-0とするも時すでに遅し。トータル1-4で敗退が決まった。

■一時中断
今朝の試合だけを見れば、選手もベンチもできることはやっていたと思う。第1戦の結果が重すぎた。
CLの良い予行演習になったと思うしかない。

さて、週末はインターナショナルマッチデーのため、リーガは中断。
次の公式戦は、来週末のリーガ第11節、ラシン戦となる。

※コメントへの返信はまた明日にします。

posted by hiro |23:40 | コパデルレイ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年11月10日

コパデルレイ決勝トーナメント1回戦第2戦 アルコルコン戦招集リスト

4点差を追うコパデルレイ第2戦。試合が続いており、無理はできないが、それでもこのまま終わるわけにはいかない。
招集リストは以下。

GK:デュデク、アダン
DF:アルベロア、ペペ、マルセロ、アルビオル、ガライ
MF:ガゴ、ディアラ、カカ、ラス、ファン・デル・ファールト、グラネロ
FW:ラウール、ファン・ニステルローイ、イグアイン

ロナウドは怪我。セルヒオ・ラモスは出場停止。カシージャス、ベンゼマ、グティ、ドレンテ、シャビ・アロンソ、メッツェルダーは監督の判断で招集外。

4点差は厳しい。しかも1点でも取られるとアウェイゴールルールでかなり辛くなる。
最初から集中して仕掛けていく必要がある。

ファン・ニステルローイの出番がそろそろあるかもしれない。

posted by hiro |22:08 | コパデルレイ | コメント(2) | トラックバック(0)
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