2009年03月30日

総会の投票結果

前回の続き。
前回はボルーダ会長が承認されたところまでだったが、今回はそれ以降の票も。番号は公式サイトの議題に従っています。

2.12月7日の総会での決議を無効とする提案
賛成:1034、反対:79、無効:9

3.2の決議が可決された場合は、当該総会での決議は無効となるため、以下の5つの項目について再決議する。

3-1.’07~’08年度にあたる予算決済、年次報告、決算報告、損益計算書、参加企業との連結決算の審議及び承認
賛成:795、反対:160、無効:25

3-2.’08~’09年度の収支予算と活動プロジェクトの審議及び承認
賛成:777、反対:174、無効:29

3-3.’09~’10年度のソシオ費用の提案
賛成:937、反対:29、無効:14

3-4.選挙委員会メンバー選出の提案
賛成:783、反対:150、無効:47

3-5.規律委員会メンバー選出の提案
賛成:797、反対:133、無効:50

4.規約第25条7.b項第2節の文面を以下の文面に改定する
「投票は選挙人本人が行い、委託や代理は認められない。一般の選挙法で規定された保証付きの郵便投票は認められる」
賛成:726、反対:244、無効:10

5.4が承認されなかった場合次の合意を採用する
「郵便投票を有効とするには、選挙人の身分識別は公証人によって証明されなければならない」
4が承認されたので、投票はされなかった。

・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・

一通り、問題なく承認された。
票数も賛成票が反対票を大きく上回っており、ボルーダ会長の承認に関しても、予算などの議題に関してもきわどさはなかった。
カルデロンが会長だったら、こんなにスムーズに事が運んだかどうかは分からないが・・・

そして、注目されたカルデロン前会長の発言はなかったようだ。
やはり選挙戦で討論をするつもりなのだろう。立候補するという言葉自体がペレスに対する抑止力になっているので、それにも関わらずペレスが打って出た場合に、だけれど。

投票日は前回も書いたとおり、6月7日か14日になりそうだ。

posted by hiro |23:58 | ニュース | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月29日

総会の状況

今日の総会には、2103人のソシオ(出席の権利があるソシオ総数)のうち1218人(約58%)が出席した。議題は公式サイトに掲載されている5つ。

■ボルーダ会長の承認
マルティネス・ブラーボのように承認しないことを公表しているソシオもいたが、賛成票943、反対票248、無効26で承認された。これで政権の正当性が認められたことになる。

次期会長選挙の投票日については、ボルーダが6月と発表したようだ。一番あり得る日付は、マルカによると7日が大方の希望(5月24日を推す声も多かったようだ)だったが14日らしい。

■12月7日の決議
カルデロン前会長の不正があった12月7日に決まったことを、一旦取り消し、改めて承認を得ることを審議した。
前回の総会の決定事項を破棄することは認められたようなので、公式サイトの第3の項目についても順次認められていっていると思われる。

■カルデロンの爆弾は・・・
カルデロンが総会で何かペレスに関する爆弾発言をするかとも言われているが、今のところ記事にはなっていない。
選挙の投票方法、郵便投票についての方法の決議についてもまだ決していない。

また改めてまとめるけれど、今のところ順調に議事が進んでいるようだ。

posted by hiro |22:31 | ニュース | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月28日

カルデロン:「議論を紛糾させてみせる」

今再び話題の人となったカルデロンの、アスによる短いインタビュー。

・あなたがマドリーの会長選に立候補する意向であるということは大変な驚きです。

あぁ、そうだね、決心して会長選挙を戦うための細かなことを終わらせたい。私は後戻りしないと決めたし、放置されている私の名誉をとても透明なものにしたい。

・明らかにフロレンティーノ・ペレス氏のについて述べていらっしゃいますね。報復のために動くのが良い事ではないと思いませんか。

ひどい2年半を過ごしてきた。クラブ名義のカードで支払いをしたという許容しがたい嘘で非難されてきて、誰も前言を取り消さない。私の名誉に法服を着せ(よく意味がとれなかった。裁判になるようなことを言ったということだろう)、私の子供たちを関係のないことに巻き込んだ。すべて審判にかけられ真実が明らかになるだろう。

・しかし、ひどい悪評を受けたことが事実なら、何の書類が選挙戦で出てくるのでしょう。

私が会長だった時期には、私を支援する18000人のソシオがいたことを過小評価してはいけない。ペーニャの責任者であり、私の政権下で素晴らしい仕事をしてくれ、今はボルーダ会長の独断で解雇されたホセ・ベルナベウは、そのすべてのソシオが私を支えてくれると話しているよ。

・ずいぶんと楽観的ですね・・・

はっきり言おう。私は選挙戦に勝つことはないだろう。しかし確かに紛糾させることにはなるだろう。用意した書類を持つ私と、テレビカメラの前で討論する勇気をフロレンティーノ・ペレスに持ってほしい。シャツを汗びっしょりにして(苦労して、の意)選挙に勝つ価値を生み出してほしい。私とのテレビ討論を受ける勇気は彼にはないと私は思うが。

・この決断で、日曜の総会に高い緊張感が出てきます。いつ公式に発表されますか。

まずは日曜の総会で何が起こるか見守るよ。選挙が公示されたら、立候補しそうな人たちの動きを見て決断する。

・まだあるのですが、土曜日(スペインとトルコの試合)にあなたはサンチャゴ・ベルナベウのパルコでボルーダ会長にとても近い席に座るのですね。

もちろん、連盟の一員だからね。確かにそうするだろうし、誰からも隠れる理由はない。ボルーダ会長にも皆さんにも一番の幸運を祈るよ。行く権利があるからベルナベウへ行くのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・

カルデロンが批判され、問題視されたのは、クラブの予算を私的流用したこともそうだが、総会でソシオでない人物を利用し予算を通そうとしたこともだと思うし、18000人のソシオが全てカルデロンの支持に回るとは思えないが、それらはさておき。

カルデロンはペレスに「テレビの前に出てきて話をしようじゃないか!」と挑発をした。

前回も触れたように、カルデロンはペレス時代にも政権におり、ペレスのやってきたことを内部から見てきている。だからペレスは出ていくと、公開の場で、しかも自分の目の前で言い訳のできないことが(証拠つきで)発表されてしまうかもしれない。これは危険だ。
かといってこの挑発を下手に受け流していると「やっぱり何かやましいことがあるのだ」とソシオの心証は悪くなるだろう。それは選挙には不利だ。

公開の場でうまく反論し、ほこりが出ないことを示す(実際何をしてきたかは当時を見れば想像がつく部分はあるが、表向きには)のが良いだろうが、それができなければカルデロンに泥沼へ引きずり込まれることにもなりかねない。
まだ公式には何も話していないペレスだが、さてどうする。

posted by hiro |02:52 | 会長選挙 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月27日

カルデロン、立候補を計画

前会長、ラモン・カルデロンが次期会長選挙へ立候補する意志があるらしい。
批判を受けて辞任に追い込まれた前会長が再び立候補するのは異常な事態だが、29日の総会の時に表明すると伝えられている。

勝てないだろうとわかっているらしいが、それでも出馬する理由としてアスが伝えているのは3つ。

・1つ目は公開の場で個人の名誉の回復を図ること。

・2つ目はペレスを困難な状況へ追い込むこと。選挙期間中のラジオやテレビの公開討論の場で、ペレスにとって問題となる書類を持って批判する。

・3つ目は、未だにカルデロンを支持する人々が多くいると認識していること。

・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・

面白いのはやはり2つ目の理由。
カルデロンが辞任に追い込まれた一件で、内部情報が簡単に漏れたりしたこと、外部からの工作と辞任会見で語ったりしたことの後ろにペレスがいたと言われており、カルデロンの辞任会見の”政敵”とは、今回のこの報道を見る限りペレスを指している。

だったら、外野から声を上げるんじゃなく、選挙に出て堂々と嫌がらせをしてやろうというこのドロドロ劇。
カルデロンはペレスが出してほしくない情報をいくつか持っているのだろう。ペレス→マルティンと会長が替わり、マルティンが早々に辞任した時期に、彼はクラブにいた。

しかもペレスにとってやっかいなのは、カルデロンが勝てると思って出てこない、という点。
勝とうと思っていたら出さないような暗部の情報が「あるかもしれない、出るかもしれない」というだけでペレスの脅威となる。

アスは「前会長の立候補という考えが、会長職へのレッドカーペットへペレスが到着することに対する抵抗勢力を形成することになる。」と書いている。
まさにカルデロンの”捨て身の攻撃”。日曜日はどんなことになるだろう。

posted by hiro |17:28 | 会長選挙 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2009年03月26日

アンチェロッティ??

ペレスがミランの監督、アンチェロッティと会談したという記事が出た。
3年で1500万ユーロという具体的な数字を出しているところもある。会長職にあった頃もアンチェロッティを招聘しようとしていたという話もあるので、その話が本当ならば何やらあるのかもしれない。

気になるのは、マルカ、アスといったところがほぼ同じタイミングでこの記事を出したこと。
共通のソースがあるという可能性もあるが、ペレスに近いところからリークがあったようにも思う。ペレス関連はネタとしていい(こうして私も食いついて書いているし)ということもあるけれど、それにしてもこうも同時に記事が出ると”リーク”の線が気になる。

リークなら、まだ立候補を正式に表明していないペレスが、情報を小出しにしながらうまくやっているということで、もう根回しは始まってるなあと感じさせる。

今日は短い話題だけで失礼します・・・

posted by hiro |22:43 | 会長選挙 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年03月25日

マルティネス・ブラーボ語る

ソシオ団体プラタフォルマ・ブランカの会長で次期会長選挙への立候補を表明しているマルティネス・ブラーボがラジオ・マルカに出演した。

その内容をマルカがまとめたものから。

■発言内容
インタビュー形式の記事ではないので、全文ではなく、主な内容を箇条書きで。

1.今後のチームについて
「キャリアの最後のステージにある選手ならば、その花火(派手な契約という意味)のために大金を無駄にしてはいけない。」
「これまでとは反対の、まとまったロッカールームを作る必要がある。」

2.ボルーダは承認しない
これまでも語っていたが、プラタフォルマ・ブランカは3月29日の総会でボルーダを会長として承認しないことで一致している。
けれど状況は複雑で、承認される可能性もある。

3.選挙日程
選挙は5月24日、サンチャゴ・ベルナベウでの今シーズン最後の試合(vマジョルカ)が行われる日が良い。
より広い周知と、投票数の増加のため。

その選挙の投票方法も総会での争点。

4.選挙の見通し
「この選挙が”ダヴィデとゴリアテの戦い”のようであると気付いている。自分のような単なるソシオで力を持たない人間が主導権を持つのは難しいよ。」


・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・

随分バッサリまとめてしまったけれど、趣旨は以上のようなもの。

1は、これまで彼が話していたような「カンテラーノ重視、スペイン選手重視」と重なる。こういうプロジェクトを求める人々も多いし、共感は集めやすいだろう。問題はそれが実現可能なのか、というところ。

カンテラの中からトップで通用する才能を見出す監督や、他のクラブのスペイン代表クラスの選手を獲得できるだけの能力をもったSDが彼についてくるのかが問題で、早くから立候補表明し、メディアに露出している割にはそういった具体性が見えない。
他のクラブで仕事をしている人材を連れてくるならば、同義的に名前は出せないだろうが、ブラーボはチーム同様にスペインのマドリーらしい人材を連れてくるはず。であれば、少しくらい名前を出してプロジェクトに具体性を持たせてほしいところ。

あとは、スペインの優秀な選手を集めることがどれだけできるのか、というところ。
「スペイン」という縛りをつけるとなかなか難しい。国外ならプレミア、国内ならばバレンシア(バルセロナは現実的には一番難しい)に代表選手が多いが、これらのクラブから選手獲得ができるのか。

そうでない場合は名より実を取るような契約をすることになるだろうけれど、そうしたプロジェクトでどれだけ票が集められるかが問題。
人気投票になりがちな選挙でも、勝てなければ意味がない。その部分でどう折り合いをつけるのだろう。

2のボルーダ非承認については、ブラーボは一貫してこの立場。
承認されるかどうかは、日本からではよくわからない。承認票が増えているという話もある。

3の選挙日程について。
周知と投票数を増やす、という目的は大事だが、試合の日が投票日、というのは良いことではない。
3月末の時点で、このリーガ第37節に優勝が決まっているとは限らないし、新体制になるから現チームは無視、というのはいただけない。
以前も書いたように、6月7日だろうと5月24日だろうと選挙期間はシーズンに重なるので、程度の問題だが。

4について。
ブラーボが弱小勢力なのか、というとそうでもないように思う。
反体制で早々に立候補を表明したこと、カンテラ・スペイン化を標榜したことで、実際に票になるかどうかは別として、共感を集めてはいるのではないだろうか。

1についてでも書いたように、これまで明らかにしたプロジェクトを実現できるかどうかは、今のところわからないが・・・

posted by hiro |18:40 | 会長選挙 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月23日

敗退後によくある話

招集リストにグティが入らなかったことに関して、触れておくべき記事を。

■経緯
元の記事はスポルトで、ここで採用するのはjumpinさんが要約してくださっているものです。

CL敗退が決まった後にこういう情報が伝わってくるというのは、ありがちな展開だし、一番槍玉にあがるのが攻撃の頼みの綱だったロッベンだというのもわかりやすい。
そして今日の試合後に「選手間に問題はない」という発言が出るところまでが、一つのよくある流れだ。

問題が何もない、ということはないだろう。多分、勝っている時でも、パスを出さないロッベンに苛立つ選手はいる。勝っていれば胸の内に収めておく言葉が、負けると出てくる、というだけのことだ。

■監督の対応、立場
とはいっても、対応はしなければならない。
良い大人なのだから、選手同士が自発的に話をして折り合いがつけば一番いいのだが、そうならない場合に出てくるべき監督、ファンデ・ラモスの立場に問題がある可能性がある。

記事では、グティがロッベンとの対立のために招集リストから漏れたように書かれているが、こうして、「どちらかを排除してしまう」やり方が手っ取り早く、使いやすい方法と言える。
しかし、チーム内の火種を消さずに遠くへ放り投げただけで、長期的にはまたその火種の処理をしなければならないのだから意味はない。むしろ時間が経ってしまって火が強くなってしまうこともある。
だから監督に指導力を発揮してもらって話し合うのが一番いいのだけれど、今シーズン終了までの契約で、選挙のために自分の契約延長もどうやらなさそうだという雰囲気の中で、ファンデ・ラモスがどれだけやってくれるのかはわからない。

プロならば契約満了までしっかり仕事をしてほしいが、ゴタゴタしたクラブ事情を承知で半年引き受けてくれた彼を強く責めることはできない。
それに、「この件に関して何も対処していない」という証拠はない。勿論「何か対処をした」という確たる証拠もないが、それは、「チーム内の揉め事を直接外部に漏らさない」という監督の基本を守っているから、とも考えられる。

個人的には、「何もしていない」ということはないだろうと思うけれど、今日の試合にもグティを招集しなかったことを見ると、チーム全体に関わる、根が深い問題で解決に時間がかかるのでは、と思ってしまう。

■今後
「パスを出さないロッベン」という事は、今のチームが抱える課題を象徴していて、これが今のチーム全体に関わる問題となっている。

個の力で局面を打開できるのがロッベンだけで、彼のプレーに助けられた試合は多くある。今シーズンのリーが逆転優勝に向けて戦うためには、彼の存在は欠かせないものとなる。
けれど、ボールが回らない、走ってもパスが出てこない、ということに長く我慢できる選手ばかりではない(ロッベンを何度も追い越すセルヒオ・ラモスの心境やいかに・・・)。また、彼に頼るような攻撃から脱却してもらい、ポゼッションで相手を崩す攻撃を望むファン(私も含め)はかなりいるだろうと想像する。
頼れる存在だけれど、「チームとしてどう発展させていくか」という点については問題がある、というジレンマを抱えてしまっている。

グティが代わりに入った時に、パスが回ってチームとして良い攻めができた。
だから対立項が彼なのだが、じゃあどちらかを排除してしまう(来シーズン以降について言えば移籍させてしまうということ)のが正しいのか、というとそれには大変な決断が必要だ。
カウンター主体ではファンの支持を得られず、結局短命な監督を並べることになるならば、マドリーらしいポゼッションを目指していってほしいが、そのために”カウンターフットボールの象徴”としてロッベンを扱うのが良いとは思わない。
局面での彼の突破力は貴重だし、スタイルが変わろうとも有効な使い方ができるはずだ。

posted by hiro |22:57 | 個人的考察 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月23日

リーガ・エスパニョーラ第28節 vアルメリア

夕方のサンチャゴ・ベルナベウ。夜とは違うまったりとした雰囲気に感じられる。

■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、カンナバーロ、エインセ
MF:ラス;ロッベン、スナイデル、ラウール、マルセロ
FW:フンテラール

67分:ラス→ガゴ、78分:ペペ→メッツェルダー、84分:エインセ→トーレス

ファンデ・ラモスはスナイデルを先発起用し、4-1-4-1。

■アルメリアの先発メンバー
GK:ディエゴ・アウベス
DF:ブルーノ、アカシエテ、ペジェラーノ、マネ
MF:フアニート、イリネイ;ファンマ・オルティス、ピアッティ、クルサット
FW:カル・ウチェ

60分:ファンマ・オルティス→オルティス、68分:カル・ウチェ→コロナ、84分:イリネイ→ニエト

監督はウーゴ・サンチェス。いまだに人気のようで、観客席に手を振っていた。
マドリー復帰か転売かと噂が絶えないネグレドは出場停止(そうでなくても移籍条項により出場できないが)。

■気になるトラップ、セットプレーの救い
ピボーテがラス1人ということで、その両サイドが危ない。そこを埋めるのはスナイデルかラウールだが、前線まで走っていくラウールの負担や、求められているのがボールを前へ運ぶプレーだということを考えると、ここはスナイデルに頑張ってほしいところ。

ボールを受けるのはフンテラール、前にいればラウール、マルセロといった面々が中心。ここにピタリと収められればいいのだけれど、なかなかうまくいかない。
リバプール戦以来気になってしまうトラップが、出し手のスナイデルの段階で乱れることもあってスムーズにならない。こういう細かい技術で、攻撃が随分違ってきてしまう。アルメリアのプレッシャーがものすごい、というわけではなかったので、ラスのラインでは滑らかにボールを扱ってほしいのだけれど。

ロッベンはあまり下がってボールをもらわず、マルセロはそれをやるので、マドリーの攻撃は左サイドが中心になる。スナイデル、ラウール、エインセらがここで絡んで相手を寄せてからロッベンの右サイドへ、という狙いか。
アルメリアはしっかり人数をかけて守っていたし、ロッベンは2人で見るという原則が守られていたので、マドリーの攻撃は頓挫してしまう。マーカーをはがしに走るセルヒオ・ラモスを積極的に使うプレー(素振りだけでも・・・)があればロッベン自身もっと楽にプレーできるのだが。

23分、セットプレーからの流れで、マルセロがゴール正面からホップするような強いシュートを決めて先制。困ったときのセットプレーで得点できると楽になる。

前半の枠内シュートがマルセロのこの1本だけというのは寂しい。イリネイ、フアニートのピボーテと、ファンマ・オルティスとクルサットが下がって守るアルメリアを相手に、効果的に攻められないのが今のマドリー。
もやもやした展開のまま前半終了。

■左のロッベン
後半になってロッベンが左にポジションチェンジする場面が増えた。マルセロは右や中央に入ってバランスを取る。
左に入ったロッベンにシュートまで独力で持っていくプレーはない。けれど、ロッベンからマルセロへのパスをシュート、という52分の場面のように、有効なパスの選択肢が多くあり、(シュートに行くことができない分)ロッベンも自然とパスを使う姿勢になる。左右に固執せずにもっと動いてもいいのにと思った。

53分、コーナーをペペがヘディング。跳ね返ったところをフンテラールがボレーで決めて2-0。こういうボールをふかさずに決められる技術はさすが。

攻めなければならないアルメリアが出てくれば、ロッベンの威力はさらに増す。マドリーは守ってロッベン中心のカウンターという形を中心にする。
66分、スナイデルのスルーパスを受けて抜け出したロッベンがシュート。ディエゴ・アウベスが弾いたが、こぼれ球に対する準備をしていたフンテラールの元へボールが向かい、これを落ち着いて決めて3-0。
6試合で8得点と絶好調のフンテラール。1点目も2点目も、いるべきところにいるな、という印象。ストライカーとしての感覚が素晴らしい。

3点目のすぐ後にラスに替えてガゴ。今日はごくろうさん、という交代。攻撃陣の交代をせず、ペペに替えてメッツェルダー、エインセに替えてトーレスを投入。出場機会の少ない選手を試してみようという余裕の交代で、それぞれ無難にプレーした。
エインセは交替の前にイエローを受けており、次節出場停止。小柄なピアッティを捕まえるのにマドリーの守備陣は相当苦労していた。

試合の行方は3点目でほぼ決まっていた。マドリーのカウンターが何回か見られ、ラウールがドリブル突破を試みるという珍しい場面も見られたが、3-0のまま試合終了。
後半に枠内シュートが6本というのは、セットプレーとカウンターによるところが大きい。課題の遅攻は来シーズンから時間をかけてやっていってほしい。

■ラスの隣をどう埋めるか
後半になってからスペースを埋めにラウールが下がってくる回数が増えるのはいつも通り。
だが、能力を考えれば、フォワードか攻撃的な中盤でプレーするべきだろう。であれば、他の選手にその役割を担ってもらう必要がある。今日ならば、最初に書いたようにスナイデルにもっとやってもらいたかった。
ガゴとラスの併用から攻撃的な姿勢へと変化させるならば、ここでスナイデルが攻守に良く動いてもらわなければならない。
他に可能性があるのはパレホ。できれば今日も見たかった。

次の週末はW杯の予選があるためリーガはお休み。
今節バルセロナはマラガに大勝し、勝ち点差6を守っている。次節はそのマラガとアウェイで対戦。

posted by hiro |11:53 | リーガ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年03月22日

リーガ・エスパニョーラ第28節 アルメリア戦招集リスト

日本時間で午前1時からの試合開始。ぎりぎりだけれど招集リストの記事が間に合いました。

GK:カシージャス、デュデク
DF:ペペ、メッツェルダー、セルヒオ・ラモス、カンナバーロ、エインセ、トーレス
MF:ラス、ガゴ、スナイデル、マルセロ、パレホ、ロッベン
FW:ラウール、イグアイン、フンテラール

サルガドは怪我。グティ、サビオラ、ドレンテ、コディナ、ハビ・ガルシア、フォベールは監督の判断で招集外。

パレホが招集されて、代わりにグティが外れた、という感じ。いつもならあり得ないことだが、jumpinさんがその一因を指摘した記事を取り上げていらっしゃったので、そのことに関してはまた試合後に書きたいと思います。

posted by hiro |22:21 | リーガ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月17日

ニュース二題とお知らせ

まずペペの負傷状況。

精密検査の結果、骨折でなく脱臼と判明したらしい。公式サイトには記事がまだないので正式の発表ではないが、アルメリア戦出場には支障がないようだ。

次にカスティージャ。
日曜日のメリダ戦に2-0で勝ち、プレーオフ圏内の4位まで勝ち点1となった。
こういうプレッシャーのかかる試合を多く経験できることは貴重だ。ここまで頑張ったのだから、プレーオフへも進出して、経験を積み上げていってほしいものだ。
2部Bでは屈指と言われる攻撃陣が一つ上でどれだけやれるか、というのも見てみたい。

■お知らせ
日曜日まで更新を休みます。アルメリア戦には問題なく間に合うよう帰ってきます。

posted by hiro |00:24 | ニュース | コメント(0) | トラックバック(0)
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