2008年10月30日

コパデルレイ決勝トーナメント一回戦第一戦 レアル・ウニオン戦招集リスト

18回目の優勝を目指すコパデルレイ。
16年ぶりの優勝を目指すということで、マドリーにとっては、リーガ、CLより優先度が低くなりがちではある大会だが・・・
招集メンバーは以下。

GK:デュデク、コディナ
DF:ベラジョス、アントン、マルセロ、サルガド、メッツェルダー、エインセ
MF:ハビ・ガルシア、デラレ、ドレンテ、グティ、ディアラ、スナイデル
FW:ブエノ、イグアイン、サビオラ

トーレスは怪我、カシージャス、セルヒオ・ラモス、ペペ、カンナバーロ、ファン・ニステルローイ、ファン・デル・ファールト、ロッベン、ガゴ、ラウールは監督の判断で招集外。

カスティージャから、ベラジョス、アントン、ブエノが招集された。
ベラジョスは右サイドバック、アントンは主にセンターバック。フォワードのブエノは2部Bで得点王争いをしている。

彼らカンテラーノスが途中からでも出場できるかどうかは、前半の出来にかかっているだろう。控えの選手には、彼ら自身のチャンスのためにも、カンテラーノスの出場機会のためにも結果を残してほしいところだ。

レアル・ウニオンとの前回のアウェイでの対戦が1933年と、歴史を感じる一戦。

・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・

セルヒオ・ラモスのインタビュー以降、彼が誰に挨拶しなかったとか、どこそこへ行かなかったとか行ったとかという記事が現地紙によく出てくる。
瑣末な動静がいかにも大事のように伝えられているが、これは話題を欲しがる新聞らしいやり方ではある。

ただ、彼がいないと右サイドが厳しいという戦術をシュスターは選択しているし、セルヒオ・ラモスの攻撃における負担を減らすサイドアタッカーをフロントは取れなかった。この2つのことは事実。
例え冬の移籍期間に誰かを獲得するとしても、それまでは今の陣容で戦っていかなければならないので、シュスターには修正を図ってほしいところだ。

昨シーズン、ファン・ニステルローイに依存していた攻撃の状況と同じような結果を迎えるのは避けたい。

posted by hiro |19:17 | コパデルレイ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年10月28日

リーガ・エスパニョーラ第8節 vアスレティック

グティとディアラの復帰戦。先発はしなかったが、勝利で飾りたいところ。

■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
DF:サルガド、ペペ、エインセ、マルセロ
MF:ガゴ;スナイデル、ファン・デル・ファールト
FW:イグアイン、ラウール、ロッベン

60分:ファン・デル・ファールト→グティ、78分:スナイデル→ディアラ、89分:ラウール→サビオラ

恥骨炎の影響からか、セルヒオ・ラモスは先発を外れた。監督を批判した発言のせいという見方もあるが、真相はわからない。ともかくトーレスを怪我で欠いているため、自動的にサルガドが先発。
イグアインが問題なかったため、先発出場。

■アスレティックの先発メンバー
GK:イライソス
DF:イラオラ、オシオ、アモレビエタ、バレンシアガ
MF:オルバイス、ジェステ;ダビド・ロペス、エチェベリア、ガビロンド
FW:ジョレンテ

56分:エチェベリア→ガルメンディア、82分:ガビロンド→カサス、83分:ジェステ→スサエタ

ジョレンテを目指す攻めの形ははっきりしている。得点力不足の今シーズンだが、今日はどうなるか。

■不安
デラレを使わず、スナイデル、ファン・デル・ファールトのコンビを採用したことで、守備に不安があったが、その不安が的中。アスレティックが簡単にアタッキングサードへボールを運ぶ。
前線のプレッシャーが弱く、中盤に守備が任せられている状態で、ボールは追えてもやっぱり守備が得意ではない2人がガゴの前に配されていれば、当然の結果。

するする侵入されるのだから、ボールを奪う位置も低くなりがち。
ここで攻撃にも問題が発生。中央にいるラウールがボールを受けられない。ファン・ニステルローイがいて、ラウールが比較的自由にサイドに流れられる状況と違い、中央にいることが多いこの試合では勝手が違うようだ。
奪ってからの狙いどころはロッベンとなるが、厳しくマークされているサイドのロッベンに低めの位置で預けても無理がある。

それでも中央突破でなんとかしてしまうのがマドリー。12分、エインセのスルーパスがスナイデルへ通って、うまくシュートを決めて先制。
このエリア近くの位置にスナイデルもファン・デル・ファールトもいるのが、強みでもあり、弱みでもある。

これ以降、おしいシュートが何本か。中央にパスが入ってきたことで、ロッベンもよりいい位置でボールを受けられるようになった。
ただ問題が解決したわけではなく、危なっかしい試合運びが続く。

追加点は28分。またも中央に入った縦パスをファン・デル・ファールトがヒールで流し、ラウールとクロスしたイグアインがきっちり決めて2-0。
2点差がついたと思ったら、34分、ジェステのパスを受けたエチェベリアがカシージャスを見てうまくシュートを決め、2-1。
何とかしてきた守備陣だったが、うまく裏へ抜けられ、どうすることもできず。

42分のPKは全く不可解。エインセの手がジョレンテの顔へ当たったのを取ったのだろうが、あの程度の接触を取られてはエリア内でディフェンスのしようがないというほどの判定。
PKはイラオラが決めたが、その後のゴタゴタにもカードでしか対応できないイスキエルド主審には言いようのない不安が残る。
毎節のように不思議な判定をされてはたまらない。

■グティ、ディアラの復帰
同点に追い付かれて、後半の立ち上がり、マドリーは攻勢をかける。
前半よりサイドが使えるようになり、マルセロ、サルガドも上がれるようになったので、うまくいきかける攻撃がいくつか。バーに2回阻まれたのは不運だったが、可能性を感じる攻撃が頻発。
ロッベンが高い位置でボールを持てるようになってきたのも強み。相変わらずマルセロを使うことは少ないが、一人で何とかできるプレーはさすが。

59分、高い位置でボールを奪ったガゴがイグアインにスルーパスを通し、イグアインが落ち着いて決め勝ち越し。
勝ち越したのを見てか、シュスターはグティを投入。
グティのリズムの変え方は相変わらず素晴らしい。それと左と見せかけて右へ、という風に切り替えるパスの良さ。グティにしかできないプレーの片鱗は復帰戦でも見せてくれた。

78分、イグアインへ後ろからタックルしたアモレビエタが一発レッド。結局この試合ではイエロー7枚、レッド1枚が提示されたわけだが、カードを出して収めたがる、選手を落ち着かせられない主審の多いこと。

一人少なくなったアスレティックに対して、ディアラが出場。堅実な中盤へと少しずつ移行。アスレティックはカサスを入れてディフェンスを修正し、スサエタを入れて同点を狙ったが、ジョレンテを狙うサイド攻撃はうまくいかず。
中央はさすがにマドリーも手堅い。

ロスタイムも含めて、5分ほどだがサビオラが久々の出場。短すぎる時間だが、ミッドウィークのコパデルレイでは出番があるだろう。
試合は3-2で終了。3位に浮上した。

■勝ててよかった
どうみても不可解なPKにもめげず勝ち越せたのは良かった。
前線でプレスが掛からない現状では、やはりデラレ、ディアラを使った方が良いだろう。オランダ人コンビの連携の良さはさすがだが、簡単にボールを運ばれるのは怖すぎる。
また、ラウールが中央に配置された場合のボールの受け方は課題。イグアインを中央に置いてみるのも一つの手段だが、どうするか。

サルガドの衰えない気迫のこもったプレーはいつ見てもすっきりする。うまくいかない場合もあるが、こういうプレーはチームに必要だろう。

さて、ミッドウィークはコパデルレイ、2部Bグループ1に所属するレアル・ウニオンと対戦。
サブのメンバーが中心となって出場するだろうから、個人のプレーでも結果を残せるように頑張ってほしい。

posted by hiro |02:43 | リーガ | コメント(12) | トラックバック(0)
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2008年10月26日

リーガ・エスパニョーラ第8節 アスレティック戦招集リスト

ホームでのアスレティック戦に向けて、招集リストが発表された。

GK:カシージャス、デュデク
DF:ペペ、マルセロ、メッツェルダー、エインセ、セルヒオ・ラモス、サルガド
MF:ディアラ、ガゴ、グティ、ロッベン、スナイデル、ドレンテ、ファン・デル・ファールト
FW:ラウール、イグアイン、サビオラ

ファン・ニステルローイは出場停止、トーレスは怪我、コディナ、カンナバーロ、ハビ・ガルシア、デラレは戦術的判断で招集外。

グティとディアラが無事リスト入り。
これに伴ってデラレが招集外に。攻守にバランスを取ってきたデラレの招集外はあまりにももったいない気がするが、デラレがいない場合にはディアラに似た役割を負わせるのだろう。
(グティやディアラが先発するかどうかは不明。)
また、最終ラインはカンナバーロを休ませたため、ペペとエインセのコンビになると思われる。

posted by hiro |13:21 | リーガ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年10月25日

ついに復帰

アスレティック戦へ向けていいニュースと悪いニュース。

良いニュースはグティとディアラが完全復帰したこと。
先発するかどうかはわからないが、これでシュスターは中盤のすべての選手を選択肢とすることができる。
次節からは誰が先発してもおかしくない状態になるが、ローテーションをうまくすれば、ほとんどレベルの変わらないユニットを常にしゅつじょうさせられるはず。監督の腕の見せ所。

悪いニュースはファン・ニステルローイの出場停止処分取り消しの上訴をしなかったこと。取り消される見通しが立たなかったようだ。
これによってアスレティック戦は出場停止することが決定。とはいえ、軽い怪我のため別メニューの調整をしていたため、いずれにしても出場できなかったかもしれなかった。ここは良い休みととらえておこう。

イグアインもくるぶしの打撲傷を負っていたが、こちらは大丈夫そう。万が一の時はサビオラが控えているので問題ないはず。(ちなみにサビオラは昨シーズンのリーガ第34節、ホームでのアスレティック戦に先発し1得点を挙げている。)

ホームでもあるし、CLに続いての連敗は避けたい。

posted by hiro |21:34 | ニュース | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年10月23日

CLグループステージ第3節 vユベントス

久々のミッドウィーク。勝てばグループステージ一位突破に大きく近づく。

■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、カンナバーロ、エインセ
MF:ガゴ;スナイデル、ファン・デル・ファールト
FW:ラウール、ファン・ニステルローイ、イグアイン

54分:イグアイン→ロッベン、76分:ファン・デル・ファールト→ドレンテ

ロッベンがベンチスタート。中盤はデラレが先発せず、アヤックスコンビ。

■ユベントスの先発メンバー
GK:マニンガー
DF:グリゲラ、レグロッターリエ、キエッリーニ、モリナーロ
MF:シソコ、マルキージオ;マルキオンニ、デル・ピエロ、ネドベド
FW:アマウリ

36分:マルキージオ→サリハミジッチ、46分:レグロッターリエ→メルベリ、78分:アマウリ→イアキンタ

負傷者が多いユベントス。ブッフォン、カモラネージなど主力を欠いている。

■何もできず
4分に先制を許したマドリー。デル・ピエロのシュートは素晴らしかったが、浮足立ったまま、ボール保持もままならず、ユベントスの勢いに呑まれて失点してしまった立ち上がりは論外。
ユベントスのボールの預けどころであるアマウリへのチェックはこの後思い出したように厳しくなるが、この数分でユベントスは落ち着いて試合を運ぶことができたし、マドリーは追いかける展開を強いられてしまった。

問題点は後述するとして、ひとまず展開を。

マドリーの攻撃は中央から。というよりサイドが機能せず、中央に偏ったという印象。その中央でも、ユベントスの当たりが強く、満足にファン・ニステルローイ、ラウールにボールが渡らない。
彼らがずるずる下がって来てボールを受ける回数が多く、かつ他に手だてがないとなると攻撃が停滞するのは当然。
前半は攻撃の糸口がつかめないままに終了してしまった。

■悔やまれる立ち上がり
後半も立ち上がりに失点。
49分、ペペが自陣深くでつなごうとしたボールを奪われ、ネドベドのクロスをアマウリが合わせて0-2。

2点差になったのを見てか、イグアインに替えてロッベン。
ロッベンが入ってサイドに広がるプレーが多くなり、スペースがより良く使えるようになってきた。サイドにも相手の目が向けば中央が活きる。

66分、エインセのクロスをファン・ニステルローイが合わせて1点返すことに成功。
1点差となってムードは良くなった。ファン・デル・ファールトに替えてドレンテを入れ、ほとんど4トップ。ペペも上がってきて、一気に押し切ろうとする。
ユベントスはボールの支配を失っても、堅実な守り。シソコ、ネドベドの球際のプレーはうまかった。
終盤のマドリーのなりふり構わない猛攻も及ばず、1-2で試合終了。

65%のボール支配率が結果に結びつかなかった。特にロッベンが入って以降を考えると、同点もあり得た。

■問題点
1.イグアインの対応
シーズン開始直後、ゴールを重ねて先発の機会も増えてきたイグアインだが、強豪と対戦する場合にサイドでの仕事が満足にできていない。
中央にいることが少ない彼がサイドでボールを受けた場合に、ある程度キープできる相手ならば自由なプレーも許容できるけれど、それが難しい時にラウール、ファン・ニステルローイへボールを運ぶプレーができないと”奪われどころ”になってしまう。

この試合でもボールを持った後が問題だった。ベテランのコンビが下がりがちだったこともあるが、チャンスメイクのプレーがサイドでできないと、今後厳しくなることが考えられる。
得点する能力は十分なだけに、これを改善できればまた変わってくると思うのだが・・・

2.エインセとサイドの組み合わせ
1とも関連のあることだけれど、サイドでのプレーができる選手が少ない。
エインセは上がってきて攻撃の組み立てに加わることはあっても、するすると上がってクロスを上げる、というプレーが良いわけではなく、イグアインや中盤の選手と絡んでもサイドに迫力が出ない。
イグアインが先発する場合はマルセロのように、多少守備に問題があっても攻め上がりに長け、サイドからの攻撃の可能性を感じさせる選手と組み合わせた方が良いかもしれない。

ロッベンが入ってマドリーの攻めが良くなったのも偶然ではないだろうと思う。
エインセのように、自分でクロスを上げたり仕掛けたりすることをしない選手には、積極的にそれをするロッベンのような選手を合わせた方がうまくかみ合うのだろう。

・というわけで・・・
ローテーションを施行している今、ロッベンが出ない試合は多くあるだろうから、彼がいない場合にサイドをどう考えるか、というのは、特に強豪と試合をする場合には考えなければならないポイント。
負傷の影響かセルヒオ・ラモスにちょっと元気がなく、右サイドの攻めが停滞しがちでもあり、問題がはっきりした試合だったように感じた。

スピードがあるイグアインがチャンスメイクで一層の改善を見せてくれれば、今の3トップもより良くなっていくだろう。
また、組み合わせによって、ロッベンがいない場合でも、サイドが機能するということは十分にあることだと思う。

■週末へ
さて、次の試合は週末のリーガ。ホームでアスレティックと対戦。
ミッドウィークにはコパデルレイもあり、過密日程は変わらないが、コパは出場機会の少ない選手のアピールの場になるだろう。

また、ダービーでのファン・ニステルローイのレッドカードと出場停止処分について異議申し立てをしており、処分が撤回される可能性もある。

posted by hiro |02:24 | CL | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年10月20日

CLグループステージ第3節 ユベントス戦招集リスト

ダービーが終わって間もないけれど、もう招集リストが発表された。
アウェイということもあって早いのかもしれない。

GK:カシージャス、デュデク
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、カンナバーロ、マルセロ、メッツェルダー、エインセ
MF:ガゴ、スナイデル、ドレンテ、ロッベン、デラレ、ファン・デル・ファールト、ハビ・ガルシア
FW:イグアイン、ラウール、ファン・ニステルローイ

コディナ、トーレス、ディアラ、グティは怪我、サルガド、サビオラは戦術的理由で招集外。
コディナは胃腸炎のため怪我扱いに。

ロッベンが予想通り復帰してきたが、ディアラ、グティあたりはまだ無理だった。よってガゴが先発することはほぼ確定的。アトレティコとの試合でも堅実にプレーしていたので問題ないだろう。
アトレティコ戦で先発しなかったファン・デル・ファールト、エインセが先発する可能性は高い。

グループステージ突破に向けて一番重要な試合。勝って今後の日程を楽に進められれば・・・

posted by hiro |21:15 | CL | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年10月20日

リーガ・エスパニョーラ第7節 vアトレティコ

アウェイでのダービー。ちらほらと白いユニフォームのファンも映っていた。けれど大部分は赤と白の縞。

■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、カンナバーロ、マルセロ
MF:ガゴ;デラレ、スナイデル
FW:イグアイン、ファン・ニステルローイ、ラウール

70分:スナイデル→ファン・デル・ファールト、78分:デラレ→ハビ・ガルシア、85分:ラウール→ドレンテ

中盤はガゴにデラレとスナイデルとなった。左サイドバックは代表戦による移動がなくコンディションが良いだろうマルセロ。

■アトレティコの先発メンバー
GK:レオ・フランコ
DF:ペレア、ハイティンハ、ウィファルシ、ペルニア
MF:アスンソン、ラウール・ガルシア;バネガ、マニシェ
FW:フォルラン、アグエロ

37分:ラウール・ガルシア→アントニオ・ロペス、45分:ペルニア→シモン、71分:ウィファルシ→ルイス・ガルシア

強力な2トップの下にバネガ、マニシェ。

■先制した後が問題
開始39秒で、ファン・ニステルローイの素晴らしい反転からのシュートが決まっていきなり先制。
この先生の場面もそうだが、マルセロが良く上がってペレアを圧倒。怪我のせいもあるのか抑え気味だったセルヒオ・ラモスの右サイドの攻撃を補って余りある攻撃。

ガゴ、デラレの守備がしっかりしていたため、良い形でシュートまで持ち込ませない。
それでもアグエロと最終ラインが勝負すると、さすがに怖いので、そうならない段階である程度抑えられているのはありがたい。
2トップの動き出しが良く、長いパスから一気に攻められることは何回もあった。これはマドリーの問題を言うよりもアトレティコの2トップをほめるべきだろう。

20分のファン・ニステルローイのゴールは明らかにオフサイドではなかった。
この時間帯からドタバタした展開に。
30分にペレアが2枚目のイエローを受け退場。39分にファン・ニステルローイもマニシェへのタックルにレッドカードを出され退場と、両チーム10人ずつの試合になってしまった。
イグアインが抜け出した場面も、その前のファールを流さずに止めてしまうなど、神経質になっているような印象だった。

アトレティコはペレアの退場を受けてアントニオ・ロペスを投入。
マドリーはラウールとイグアインを前線に置く形を維持していたが、攻撃を構築する中盤が変わっていないマドリーが押しながらも、1-0のまま前半終了。

■今日は誰の日?
後半、アトレティコが攻勢に出られたのは、ハーフタイムにしっかり修正できたからだろう。
マニシェ、バネガが良くボールに絡めるようになって、必然的にフォルランとアグエロにもつながりやすくなってくる。

一方マドリーは問題が明らかになってきた。
ラウールが下がって守備に参加すると前に残るのはイグアイン一人。奪ってから前に当てることが難しくなって、攻撃に移行できなくなった。
お互い10人ならば、攻めさせてスペースを狙った速攻が狙い目だったけれど、スピードアップした攻めが決まらないまま。

70分台に入ってから、マドリーは疲れが見え始めた中盤のスナイデル、デラレを下げ、ファン・デル・ファールトとハビ・ガルシアを使う。ハビ・ガルシアが出場した時点で、逃げ切りを狙おうという発想だったろう。
それに対してアトレティコはウィファルシを下げ、ルイス・ガルシア。得点を狙う姿勢を一層はっきりさせた。

これ以降はさすがにマドリーのカウンターが出てきて、イグアインを中心にいい場面が見られた。が、今日はそれがゴールに収まることはなく、1-0のまま。イグアインはちょっと運がなかった。

ドレンテは残り少ない時間、相手を追い回して、あわよくばカウンターで機能してほしかったが、マドリーは自陣に張り付き、アトレティコはハイティンハを上げたパワープレーという状況では、なかなかプレッシャーをかけられなかった。

90分、ゴール前のフリーキックをシモンが決めてついに1-1。
引き分けで終了かと思いきや、60分過ぎに主審が足をつった治療(!)の時間が長かったためロスタイム6分。
ロスタイムも半分以上過ぎ、互いにあと一点を狙いあうバタバタとした時間帯に、ドレンテがハイティンハに足を掛けさせ、PK。イグアインがこれはきっちり決めて2-1。
最後はビセンテ・カルデロンのボールボーイもカシージャスを急かしていたが、このまま試合終了。

■今後
ゴメス主審がにぎやかにしてくれた試合であったことは間違いないが、アウェイのダービーで勝てたのはとても大きい。ブックエンドのような最初と最後の得点で勝った。

ファン・ニステルローイの退場は大きな代償ではあったけれど、怪我人がでなかったのが幸いだと考えよう。
次節はホームでアスレティックとの対戦。ロッベンが問題なければ、イグアイン、ラウールとともに先発できるはずなので、一試合の出場停止で済めば、良い休みになる。

ミッドウィークにはCLグループステージの大一番、アウェイでのユベントス戦が待っている。
怪我人がこの試合までに戻ってこられれば、選手のやりくりはしやすくなるだろう。ファン・ニステルローイにはユベントス戦で頑張ってもらって、週末に休んでもらいたい。

posted by hiro |01:49 | リーガ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年10月18日

リーガ・エスパニョーラ第7節 アトレティコ戦招集リスト

遅ればせながら、正式な招集リスト。

GK:カシージャス、デュデク
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、サルガド、エインセ、マルセロ、カンナバーロ
MF:デラレ、スナイデル、ファン・デル・ファールト、ドレンテ、ガゴ、ハビ・ガルシア
FW:ラウール、サビオラ、イグアイン、ファン・ニステルローイ

トーレス、ディアラ、グティは怪我、コディナ、メッツェルダー、ロッベンは戦術的理由で招集外。

回復していたロッベンは大事を取って招集外。ユベントス戦を見越しての措置だろう。
グティは間に合わずディアラも無理と、中盤は苦しい。負傷明けのガゴをさっそく使わなければならないが、仕方ない。

最終ラインは問題ないのが救い。

posted by hiro |23:19 | リーガ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年10月18日

出られる選手、出られない選手

マルカの記事によると、ロッベンはマドリードダービーに招集されるようだ。

先発はしないようだが、最近のプレーを見るとベンチからでも流れを変えられるので、チームを助けてくれるだろう。
一方でディアラは無理そう。怪我は回復してきているが、ミッドウィークにCLも控えているので、無理はさせない。復帰明けではあるけれど、ガゴが先発することになる。

怪我をしていないデラレは先発することが確定的。もう一人はファン・デル・ファールトか、グティか、スナイデルか。
この3人の中では、グティが一番厳しそう。ファン・デル・ファールトはCLに向けて休養させるかもしれず、スナイデルが先発する可能性が高い。

前線ではラウール、ファン・ニステルローイと共にイグアインが先発すると伝えられている。

今週は土曜日の試合。ダービーに勝ってCLにもいい形で臨めれば最高。

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2008年10月10日

ラウールインタビュー 後編

前編の続きです。

・マドリーの7番はこれまでリーガで4ゴール決めていますが、4ゴールともベルナベウでのものですね。このスタジアムはあなたが最高のプレーを披露するのにどれだけ助けとなっていますか?最近の27ゴールのうち、21ゴールがホームの熱狂に包まれてのものです。

ラウール(以下R):フットボーラーにとって、ベルナベウでプレーすることは特別なことだよ。8万人のマドリディスタの前でゴールを決めるたびに鳥肌が立つんだ。その気持ちは決して変わらない。逆にファンに喜びを与えるためにもっと頑張ろうという気持ちに毎回させてくれる。妻や両親、子供たちや親友がスタンドにいて、ゴールを決めるたびに彼らが幸せになってくれることに誇りを感じるよ。14年前にアトレティコとの試合でデビューした時と同じ気持ちで、このスタジアムでのプレーを楽しみ続けるさ。

・アトレティコとの試合で、既に296にまで伸びているゴールの記録の最初の1点目を決めたわけですね。ディ・ステファノの307ゴールまであと11ゴールです。106年のマドリーの歴史の中で最もゴールを決めた選手として後の世代まで記憶されることを自覚していますか?

R:そのことをあれこれ考えたくはないけど、みんながそのことで僕を思い出してくれるのは確かだよね。それにドン・アルフレッドのような伝説の選手を最後には追い抜くことになるのは今ある特権だと思う。彼は目標だし、今シーズン中にクラブ史上のトップスコアラーになることが特別なモチベーションだということは否定しないよ。17歳でデビューした時には想像できなかったことだよ!

・ルート、エインセ、カンナバーロにあなた・・・ロッカールームの固い中核があるということは、マドリーでベテランの価値が再構築されたということでしょうか?

R:こういう風になっていることを誇りに思うと言える。このチームは以前よりずっと団結している。それはたぶんスペイン人をベースにしたチームになっているからだと思う。グティ、カシージャス、サルガド、ラモス、そして僕。若い選手もベテランもみんな、新しい選手に、多分忘れられたマドリーの歴史の価値を伝える。記録をたどるまでもなく、ロッカールームで成功する共存の方法は、抱えている問題を話すこと、コミュニケーションと会話があることなんだ。個々の選手がばらばらなんじゃなく、集団であることさ。失敗せずに1シーズン終えることはできないんだから、負けるときは必ず来るものだ。その時に、その逆風に立ち向かうために精神的にいい準備をしておかなきゃいけない。団結が僕たちの力なんだ。

・以前は7人のブラジル人選手がいましたが、今や1人だけです。代わって今はオランダ人選手が5人いますね。彼らにはどんな違いがあるのでしょう?

R:5人の選手がいることで、ロッカールームがより早く結び付くことができる。ルート、ウェズリー、ロイストンにアリエンがいたから、今年やってきたラファエルにとって重荷にならないようにできた。オランダ人は自分たちの家にいるように感じていると思う。彼らは友達だし、母国語で話せる。彼らの家族と家でもそうできるしね。

・デラレもドアを破ってトップチームに入りました。ラウール、グティ、そしてカシージャスだけがカンテラ出身の選手です。

R:ルベンとハビ・ガルシアは今のプロジェクトにとって重要な存在になるだろうね。下部組織の時の彼らを知っていたけど、とても若かったしチームもその時は良くなかった。ヘタフェとオサスナで過ごした1シーズンは成長と高いレベルでの試合を経験する大きな助けになった。今は正真正銘マドリーの選手だ。他のチームにいたことで、彼らは成熟できたんだと思うよ。今はこのチームに留まって、これまでのように続けていきたいと思っている。

・ファン・デル・ファールトが唯一のニューフェイスで、クリスティアーノ・ロナウドも、ビジャも、カソルラも来ませんでしたね。さらにロビーニョも移籍してしまいまい、ファンは失望しました。

R:スポーツ・ディレクターと監督がするべきことなので、僕は契約ごとには決して関わらない。様々な選択肢を慎重に検討して、納得してきてくれる選手であるべきだとは話した。僕たちは24人で、あと一つ枠がある。今のところチームはすべてうまくいっているけれど、将来チームを充実させてくれる選手が来てくれるなら歓迎だよ。

・でも、結局ビジャが来ていたら、あなたが外れる恐れもありましたよね。

R:いや、そうなっていたとは限らないよ。もしクラブが彼と契約しても、僕に言えるのは彼が素晴らしい選手であって、さらに競争が激しくなるということだけ。それはみんなの利益になることだ。監督にとっても、選手にとっても、ファンにとっても楽しい時間を過ごすオプションが増えるということだよ。

・3つ目の話題に移りましょう。デル・ボスケは代表への扉があなたに対して閉じていないことを明言しました。代表行きの列車はもう発車してしまったのでしょうか?

R:それは毎日のことと環境によるね。今の代表には、この40年で一番大きな成功をつかんだ素晴らしいチームがあるから、その基盤が続くのは普通のことだ。でも状況が変わることはあり得る。今はマドリーでプレーしてゴールを挙げ、タイトルを取りたいだけだから、代表入りを目標とはしない。ただ、代表から声がかかれば代表でもまたプレーするよ。南アフリカW杯まであと半分時間があるから、できればそうなってほしいね。僕は3回W杯でプレーしたし、もう一回出場することは夢だし、代表でプレーできれば、キャリアの憂愁の美を飾ることになるだろう。

・そのことについてデル・ボスケと話しましたか?

R:いや、必要ないよ。彼は落ち着いた環境にいた方が良い。いま彼は素晴らしい仕事をしていて、それは結果でも試合でもそれがわかる。彼は良いチームを率いているんだ。いつか代表に戻れたら、それは最高だ。もしそうでなくても、重要なW杯のために戦う代表を支えていくよ。

・ユーロ決勝はどこでご覧になりましたか?

R:家で、家族や友人と見たよ。見る側として楽しんだ。準々決勝から、スペインはライバルより優れていた。スペインは正真正銘のチャンピオンだ。イタリア、ロシア、ドイツに勝ったことがそれを証明している。スペインは他のどのチームよりいいフットボールをして、ウィーンでタイトルを獲得したんだ。

・カシージャスはバロンドールにふさわしいと考えていますか?

R:ゴールキーパーは彼らが思うより、この賞を受けるのが大変だ。でもイケルは明らかに受賞できる選手だと思う。ユーロでもベストの選手だったし、良いパフォーマンスでマドリーでのリーガ制覇に貢献してくれたしね。彼はチームメイトだし、うまくいけば受賞できるだろう。あぁ、プレミアに行ったトーレスも、ユーロのMVPシャビも、ビジャもあの賞に値する選手だと思うけれど。バロンドールはスペイン人の元に来てもよさそうだけど、違いを見せたのはクリスティアーノだ。彼は好きな選手だけれど、スペイン人選手がふさわしいように思う。

・あなたは決して諦めないですね。

R:決してね。人生を通して、朝起きて目を開けた時からずっと戦ってきたんだ。これからも僕の足が応えてくれるうちはそれを続けていくよ。いろいろありがとう。

・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・

ディ・ステファノの記録を破る瞬間は、このままいけば今シーズン中に見られるんじゃないだろうか。ラウールがこれからも記録を伸ばしていけば、当分破られない(生きているうちにまた破られることはないかもしれないほどの)大記録になる。カウントダウンが始まると、見逃せない試合ばかりになりそう。

”有終の美を飾る”と話した代表でのプレーももう一度見てみたい気がする。
ゆかりのあるデル・ボスケだから選ばれた、というのではなく、今のプレーを正当に評価されて代表入りする時が来ればいいなと思う。

posted by hiro |00:07 | インタビュー・コメント | コメント(8) | トラックバック(0)
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