2008年01月14日
リーガ前半戦最後の相手は最下位に沈むレバンテ。
招集リストは以下の通り。
GK:カシージャス、デュデク、コディナ
DF:ペペ、カンナバーロ、サルガド、マルセロ、トーレス、ドレンテ
MF:ガゴ、グティ、スナイデル、バティスタ、ロビーニョ
FW:ラウール、ニステル、サビオラ、イグアイン
ロッベン、バルボア、エインセ、メッツェルダー、ソルダードは怪我、セルヒオ・ラモスは累積警告のため出場停止、ディアラは代表招集中のため招集外。
カンナバーロは間に合ったものの、怪我人が多く選択肢が少ない。
これまで通りならなトーレスを右サイドバック、ペペ、カンナバーロ、マルセロと並ぶことになるだろう。
中盤はシュスターのインタビューと先日のマジョルカ戦に倣えばガゴが中盤の底に置かれる。
マジョルカ戦でグティ・スナイデルのコンビが機能しなかったので、バティスタを起用するか。
前線はラウール、ニステル、ロビーニョの3人で決まりだろう。
怪我人とディアラが戻ってくるまで現有戦力で乗り切れれば素晴らしい。
控えの選手にも出場機会が増える可能性があるし、辛い状況を逆に利用し、チーム全体の自信が高まるきっかけとしてほしい。
posted by hiro |00:23 |
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2008年01月12日
前回の続きです。
前後編の2回にしようと思いましたが、それでも長いので、3回連載ということに修正します。ご了承ください。
この部分では現在のチームや選手についてかなり突っ込んだ質問がなされていて面白いですね。
スペイン語訳に関しての注意は前回と同様です。間違っていたら優しく教えてください。
ちなみに前回の部分も含めたインタビュー全文のページは以下のとおりです。
シュスターインタビュースペイン語全文
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ビッグクラブとの試合ではベストパフォーマンスを見せるのに、アルメリア、レクレアティーボ、ヘタフェ、ムルシアやバジャドリーとの試合では期待されたようなプレーができていません。この点で、よく言われるような素晴らしいマドリーではありませんね。
大きな試合では選手たちはやる気に満ちているから、あれこれ言う必要はない。CLのグループステージ勝ち抜けを決めるために勝たなければならないラツィオ戦で、選手に多くのことを言う必要はないだろう?たくましい選手たちが自分たちで仕事をやり遂げてくれる。
だが、ムルシアやバジャドリーを迎える時、もちろん彼らを尊重するが、選手が五感を集中させることは難しいことなんだ。そうした相手に良いパフォーマンスを発揮するのは大変なことだよ。
重要なのは選手たちが怒ってロッカールームに戻ってくることなんだ。結果が出ていないわけだから、こうした態度はいい兆候だよ。みな良いプレーをして勝つことを望んでいるのだからね。
サラゴサ戦のあと、私たちはみな、「この試合は自分たちのプラン通りにはいかなかった。別のイメージをピッチで示さなければ」と自分たちに言い聞かせたんだ。
・この数か月、自分たちの望むプレースタイルができていませんね。少なくともそう見えます。リーガ開幕時のアトレティコとの試合ではグティとスナイデル、マルセロを使いましたが、バルセロナ戦やサラゴサ戦ではバティスタをディアラの前に置きました。そして、グティはベンチ、サイドバックはエインセとしましたね。「カペッロ的であること」は監督就任当初の提案ではありませんでしたよね?
そうじゃないよ。私のプランAは最終ラインにラモス、ペペ、カンナバーロ、エインセを並べることだった。だけれど、怪我のためにカンプ・ノウでの試合までに彼らを同時に起用することはほとんどできなかった。それは不運だったけれど、私はプランを変えないよ。この4人はヨーロッパで最高の4人だからね。
もちろんマルセロも信頼しているけれど、彼はまだ若く、学んでいる最中だ。そういう姿勢は好きだが、彼はもっと多くの役割をこなせるようにならなければならないことを知っているし、エインセのようになるには、大変な練習が必要なことも理解しているよ。
マルセロはいい形で、よくなっていっているけれど、怪我が私たちのチームを襲ったということなんだ。
・サイドの話に逃げないでください。ディアラとグティからディアラとバティスタに替えた話を飛ばしています。パスセンスよりもフィジカルを重視したのですか?
そうじゃないよ。ムルシア戦でグティが退場になった後、その後の解決法を模索しているときに起こった予想外の事態だったんだ。バティスタがスナイデルとうまく連携していることに気づいたんだよ。
練習で試してみて、ディアラと合わせたトリオを試合で使うことに決めた。結果も伴なっている。
全ての選手に対して公平でなければならない。スポーツ以外の問題でグティの次にプレーしたわけだけれど、他の選手にも起こり得ることだし、それ以上のことはないよ。
・胃の調子も悪かったという報道もされましたが、退場のペナルティではなかったのですか?
何のペナルティだい!あなたたちがチーム内で起こっていることのすべてを知っているわけじゃないだろう?3日間胃の調子が悪くて、下痢が続き、体重も減ってしまっていた。招集するにはリスクを負わなければならなかったから、招集しなかったんだ。
それにグティは大人の選手なんだから、状況を理解しているよ。彼の姿勢には満足しているさ。
・アフリカ・ネーションズ・カップのためにチームを離れるディアラの代わりは誰が務めることになるのでしょう?
いくつか可能性はあるが、ガゴがこのチャンスを得ると思っているよ。彼はしっかり練習しているし、チームでディアラと一番良く似た選手だしね。どんなに批判されようとディアラは安全確実な壁で、だからその前に創造的な選手を5人置いて点を挙げることに集中させられているから、ガゴはフィジカルの面では劣るだろう。だが、ガゴは攻撃の組み立てとパスで貢献してくれるはずで、当然いい面もあるんだ。
もちろんディアラがチームを離れるのは寂しいし、思っているよりも彼の離脱の重要性を感じることになるだろうけどね。
選手層が厚いので、代替案があるのはいいことだ。ガゴの前に、バティスタ、スナイデル、グティを使うが、彼ら3人から3通りのコンビを選択できる。みな最後までプレーしてくれるだろうし、誰にも問題ないよ。
・カシージャスがチームのヒーローになっているか、心配ではありませんか?
全く心配していないよ。私の母国でのW杯でゴール前の巨人と化したのを見ているしね。考え方を変える必要があるよ。もしマドリーがすべてのポジションに世界最高の選手を求めるとして、どうして彼が世界最高のキーパーじゃないと思うんだい?
・カペッロはもっと背が高いキーパーが好きでしたよね。ご存知のように、バロンドールやFIFA年間世界最優秀選手賞がありますが、カシージャスはどちらの賞も獲得していません。
そんな考え方をする必要はないよ。かつてブッフォンの名前があがりだした頃、数年の間彼が世界で一番背が高いキーパーの一人だったから、カシージャスもいずれ賞をとるよ。彼はそれに値する質がある。
サラゴサ戦でのプレーは素晴らしかった。ビデオに録ってくり返し見たいプレーだね。彼はすべてセーブしていた。イケルは良いプレーをしているし、賞に値するよ。
・より少ない失点であなたの戦術にフィットしているのはなぜでしょう?カペッロのように論理的により守備をするのでしょうか?
ファビオはゴール近くのエリアを守っていたが、私達のプランの概要は、それより30メートル高い位置からプレッシャーをかけはじめることだ。そうすることで相手の作戦を打ち消し、相手に考えさせることができる。
だからサラゴサ戦でのエインセの負傷は痛かった。彼が怪我する前は、サラゴサはカシージャスのゴールに迫れていなかったんだからね。
・ペペは3000万ユーロに値する選手でしょうか?
間違いなくそうだ。彼がいいプレーをしても驚くことはない。ポルト時代から、彼のプレーにかつてのキャプテンの姿を重ねていたよ。もちろんその一部だけだけれどね。
彼の能力が解き放たれたら、一時代を築くことになるよ。私は彼を見てイエロを思い出すんだ。偉大なイエロをね。
・3月にあなたは、カルデロン会長に、カンナバーロの代わりはおらず、固定されるメンバーになると伝えました。そして今実際にそうなっていますね。
彼の能力を疑ったことはないよ。彼も、ドイツW杯のように、安定したチーム、落ち着いたクラブが勝利することを知っている。彼はチームメイトのリーダーなんだ。
イタリア代表ではマテラッツィがカンナバーロとコンビを組んでいるけれど、マドリーではペペだ。ファビオは偉大なセンターバックだよ。
・ロッベンは災難続きですね。彼に失望していませんか?
彼には時間を与えることが必要だ。2か月間怪我のためにプレーできず、マドリーに来たのだからね。昨シーズン良いプレーができずにいて、それがハンディになっている。彼を待っているよ・・・
・ドレンテとサビオラが出場しないとは思いませんでした。
彼らにはそれぞれ問題があるんだ。ドレンテは非常に若い選手で、20歳以下のヨーロッパ選手権のベストプレイヤーだが、彼はロッベンの控えであって、ロビーニョの控えでもある。
オランダではすべての選手が絶望することなくフットボールを楽しんでいるが、彼は現状を受け入れ、耐えなければならない。
サビオラの場合は、ラウールとニステルのコンビがヨーロッパでも最高の攻撃陣であることが要因だ。サビオラは模範的にふるまっているし、ロッカールームでは自分の役割を受け入れている。もしチームに彼の助けが必要になったら、彼はきっと助けてくれるはずだよ。
・現在の素晴らしい成功は好調のロビーニョのおかげですね。
彼には2通りの方向がある。
ファンやジャーナリストの注目を集めるようなことをしてチームの重責を背負ってしまうこと。これが一番大衆的な方法だが、それは一流の選手のすることではない。私は一流の選手ではなかったが、一流の選手がどういったものかはわかっているよ。
だから彼にはプレーで期待に応えるように伝えたんだ。ロビーニョはだんだんそれを理解して活躍してくれているね。
・どうしてロッカールームがそれほど団結しているのでしょうか?
今の私たちは平等だからね。キャプテンからカンテラーノスまで、スタッフも含めて私たちは一つのチームで、それぞれの役割をこなしている。誰も他の誰かを踏みつけにしたりしない。
クリスマスの夕食会で良い雰囲気を感じたから十分だよ。パーティでチームが本当の家族のようになったんだ。
ラウールは私をよく助けてくれるし、若い選手はベテランの選手に注目する。マドリーが常にそうであったようにね・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回はここまで。
選手起用に関しては、選手をかばいながらもうまく受け答えしているな、という感じ。
マルセロとエインセに関しては、マルセロの将来性に賭けているように思えたが、シュスターの発言は上記のとおり。見る側の印象と、監督のコメント、どちらが信頼に足るだろうか・・・
考えてみると面白い。
次回で最後まで掲載します。長くなっていますが、ご了承ください。
posted by hiro |15:53 |
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2008年01月12日
最終ラインに怪我人が続出する中ミッドウィークの試合に臨むマドリー。
この試合のスターティングメンバーは以下の通り。
GK:デュデク
DF:サルガド、セルヒオ・ラモス、ペペ、トーレス
MF:ガゴ、グティ、スナイデル
FW:ロビーニョ、ラウール、イグアイン
エインセがいないため、セルヒオ・ラモスがセンターバック、サルガドを右サイドバックに起用。この試合でサルガドはマドリーでの公式戦350試合出場を達成。
カシージャス、ニステルを招集しない一方、スナイデル、ロビーニョ、ラウールといった主力を先発起用し、アウェイでマジョルカと対戦。
マジョルカはビクトル、グイサのトップが強力だが、この試合ではグイサが怪我のためにトレホを起用した。
■かみ合わない攻撃 その中での幸運なゴール
マジョルカは中盤のトゥニ、バレーラ、ボルハ・バレーロあたりが前線とよく絡み、積極的にシュートを放っていた。シュートが多いということは、それだけゴールに近い位置にボールを持ちこまれているということで、結果マドリーの攻撃開始位置は低め。
時々前から人数をかけようという守りは見せたが、はっきりチームで決まった形を作れていないため、かわされて、早い攻めを受けなければいけない場面も多かった。
逆にマドリーの攻撃は鋭さを欠いていた。
第一に単純なパスミスが多すぎる。出し手と受け手が全く合わないといったパスが組み立ての段階で頻発するようではボールもリズムも失ってしまう。
ディフェンシブサードにおけるパス回しもぎこちなく、ラウールやロビーニョはもちろん、スナイデルとグティにいい形でボールが渡らない。それではパサーを2人並べた形は全く生きない。
雨でピッチコンディションも悪く、また、やり慣れていないユニットにどんどんいい形を作ることを望むことはできないだろうと想像していたけれど、率直に言ってそれ以前の問題だったように思う。
22分、ボルハ・バレーロのコーナーにニアサイドで誰も触らず、ボールから離れるように動いていたトレホの足元に渡った。ペペがチェックにいくも間に合わずゴール。
ゲームの流れから見てもこのままずるずる行ってしまうかと思われたが、24分、スナイデルのパスのリバウンドをイグアインが見事なボレーで決め、すぐさま同点に。
マジョルカが主導権を握る中、非常に幸運なゴールだった。
前半はこのまま終了。ボール支配率はマドリーの52%と、マドリーが上回るものの、シュート数はマジョルカ12本(枠内5本)、マドリー4本(枠内1本)と、明らかにマジョルカが良い攻めを見せていたことがわかる。
■必然の勝ち越し
後半開始時はお互い交代はなし。
幸運な得点で追いついたアウェイの試合なので、このまま終わることができればと思っていたが、49分、中盤のプレッシャーからボールを奪われ、アランゴが中央のスペースに持ち込みミドルシュートを決めて勝ち越し。
後半開始直後という良くない時間帯に勝ち越しを許し、試合全体の流れの悪さが際立った。
後半もマジョルカは人数をかけたいい攻めを見せ、積極的にゴールを狙っていた。
守勢に回っているマドリーはカウンターからロビーニョを使いたかったろうが、ロビーニョにボールが渡るまで時間がかかったり、多少スペースがあってもマジョルカの寄せがしっかり来たりと、能力を発揮できない。
サラゴサ戦のように、一度のチャンスで決定機を作り、決める能力と調子が今の彼にはあるが、この試合ではそのチャンスが巡ってこなかった。
66分にラウールとスナイデルに替えてサビオラ、バルボア。
雨でパスサッカーが期待できないため、縦へと機能するであろうこの二人の投入、という面もあるし、
イグアインに替えてではなく、ラウールに替えて、という点でコパで無理をしない、という監督の考え方もあったように思う。
67分にはバルボアのクロスをサビオラがゴール前で受けるというチャンスがあるも、サビオラはキーパーを外して打つことができず、得点ならず。後半最大のチャンスを逃した形となってしまった。
77分に、ホナスと交錯したバルボアに替えてドレンテ。
交代の策が当たった、というより、2-2で2戦目をホームで迎えられれば非常に有利となるマドリーの選手たちが何とか攻めようと、80分過ぎから押し込みだす。
アタッキングサードに侵入する数も増え、ペナルティエリアにボールを持ちこめる回数も増えたが、10分余りで得点を挙げることはできず、1-2で試合終了。
■感想 ―ガゴに合わせた中盤の構築を―
試合全体の流れを見ると、「2点取られたのは当然、1点取れたのはラッキー」だというのが妥当な考え方だと思う。
試合全体のボール支配率はマドリーの53%と、前半同様上回るも、シュート数はマジョルカが21本(枠内8本)、マドリーは11本(枠内4本)と、倍のシュートを許してしまっている。
そのうえボールの失い方が悪く、攻撃の駒を使いこなせないとなれば厳しい。
ガゴがディアラのポジションにあてはめられたが、穴を埋められる、と期待できた場面は少なかった。ディアラより前へパスをつなごうという意識は見られたが、うまくいっているわけではない。
この試合で判断するのは酷なので今後も注目しておきたいが、グティとスナイデルを併用した上でガゴを配置するのは、ガゴにとっても、グティスナイデルにとってもあまり良くない組み合わせのように感じた。
ガゴにとっては中盤で守備に関わる運動量が少なく苦労するだろうし、前の二人にとっては守備が充実しないといい形でボールが持てない。
ディアラがおらず、同じポジションにはガゴしかいない以上、彼の起用を前提として発想すべきだろうから、攻守に一定程度の活躍が可能なバティスタをリーガでは使うべきだと思う。
この試合ではデュデク、バルボア、ラウールが負傷した。
デュデクは左膝双子筋の打撲、ラウールは左膝の打撲と軽傷で、ラウールは日曜日のリーガに間に合いそうだが、バルボアに関しては右膝副側靭帯の捻挫と心配。
ロッベンも再び負傷中となったので、ロビーニョがより多くの時間出場しなければならなくなるかもしれない。そうなるとシーズン全体に及ぼす影響もあるだろう。
シーズン中盤、負傷者の発生が相次ぎ苦しいが、何とか乗り越えたい。
次の試合はリーガ・エスパニョーラ第19節、アウェイでレバンテと対戦。
アウェイながら、2勝14敗2分、11得点33失点と最下位に沈む相手に苦しい試合はなるべくならしたくない。
怪我人をこれ以上出さず、しっかり勝ち点を積み重ねることに期待したい。
posted by hiro |05:06 |
コパデルレイ |
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2008年01月11日
アス紙にシュスターのインタビューが掲載されていたので、読んでみた。
「監督就任後6か月経った今、チームのプロジェクトを語る」というもの。
またもロングインタビューなので、長すぎて読みづらかった前回のロッベンインタビューに反省し、前後編にわけることにします。
相変わらず、スペイン語は意訳などありますので、間違っていたら優しく教えてください。
また、今朝行われたマジョルカ戦の記事も後ほど書きますので、ご了承ください。
さて、今回の前編は、就任までの話が中心。
チームの規律という話は興味深い。ロナウドに代表されるような、扱いの難しい選手を放出したことによって規律が再び戻ってきて、それにより新しい選手たちが既存のメンバーとよく融合できているとすれば、その点ではやはりカペッロの功績ということになるだろう。
シュスターが話すように、クラブは昨季とは「何か違うことを求めた」わけだが、その土台にはカペッロの仕事がある。
シュスターは、カペッロの均した土地に建物を建てているのだな、という印象を受けた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ちょうど一年前、マドリーはリアソルで敗北を喫して、ミヤトビッチはベッカム以外に、ロナウドの売却、カペッロとの契約解除を決めました。マドリーの解決策をヘタフェからどのように感じていましたか?
それからはすごい状態だった。「どうしてマドリーにはそんなにたくさんの問題が同時に起こるのか?」と言われていたね。すべてのことはヘタフェにいた自分からは遠く離れた所にあったけれど。
様々な議論が起こっているときに重要なのは、問題があるかないかではなく、それをどう解決するかだ。
あまり出場していないロナウドを移籍させることは正しい決断だったし、招集外となっていたベッカムを呼び戻すことも、彼がリーグ優勝に貢献したのだからキーとなる出来事だったと言える。
ただ、率直に言わせてもらえば、ヘタフェから見ていて、マドリーの優勝は奇跡だったね。そう、幸運な奇跡だった。
・そこからどうやってそんなに早く状況をひっくり返し、好成績をあげることができたのでしょう?
会長が急進的にことを運んだ勇気のおかげだと考えているよ。その次に、SDが選手の放出を容認し、新たに19人の選手を獲得したこともその要因だね。
リーガを制したにも拘らず、監督を替えることにしたのは、それまでと何か違うことを求めたからで、それで私に声がかかったというわけだよ。
新しい血を持った人間がクラブに関わることが重要だった。クラブの哲学は変わって、今の成功のカギは誰も特別でなく、全員が団結して力を出していることなんだ。
バルセロナの時代だったのを変えたんだよ。
・確かにそうですね。でも、カペッロとの契約を続けておくことが成功を持続させる確実に理にかなった方法ですよね。
彼に任せて、状況を複雑にしないようにすることは簡単だ。その点で、カルデロン会長がいい発想の持ち主だったのが私にとって特にうれしかったんだよ。
というのは、彼にはアイデアがあって、論理に適わなくとも成功を継続させる方法を知っていたからなんだ。
状況を変えることは難しい決断だったけれど、だからこそ私たちは会長の決断に応えたい。私たちは来る3年間のために、マドリーというチームを作っているんだ。
・あなたがソシオになることを期待していますよ・・・
えーと、今あなたが言ったように、そのことに関してプランはあるよ。クラブとも話したから、クラブはそのことを承知している。マドリーのソシオになってここにとどまりたいし、長くいられることを願うよ。バルセロナのソシオであり続けることも事実だけれどね。少なくともマドリーの監督になってもまだ辞めさせられてはいないから(笑)
・マドリーの監督としてのお話に戻ります。チームの改革後、どうしてこれほど早く結果がでているのでしょう?
新しい選手たちがいい形でチームに加わってくれたことが一つの原因だよ。彼らは勝利することを渇望し、このクラブがビッグクラブであることもよく理解していた。ラウール、ニステル、カンナバーロ、グティやカシージャスといったチームのベースとなる選手と彼らがよく融合してくれたんだ。
彼らがサッカーチームとしての規範を取り戻してくれたんだ。できるだけ早くタイトルを獲得するための規律、約束事といったものをね。
最初の日から、勝つことを求めていた。「待つ」という言葉はチームに存在しない。私がクラブと契約した日、「いつチームのプロジェクトが軌道に乗ると考えていますか?」と聞かれ、「すでに確実に軌道に乗ったのだ。」と答えたのを覚えているんだ。こうした精神こそレアルマドリードの精神なんだ。経験ではなく、ただひたすら勝利を狙うことがね。
チームが規範を遵守し、選手がよくチームに参加し、選手も尊敬されることが基本だ。それはまた、チームの質でもあるね。
・質とは確かにそうで、現時点での成績が、ベーンハケルが率いていた時のチームと並んで、現在のチームが一番いいという記事が掲載されるのですよ。
そうだね、明らかに2つのチームに共通点があると思うよ。現在のマドリーはホームで再び尊敬されるチームとなった。ベルナベウは他のチームにとってやりづらい場所にまたなったんだ。前半戦ホームで勝ち点を取りこぼさなかったしね。リーガの他のチームはベルナベウでの試合に耐えなければならないわけだ。
でも、ベーンハケルの頃のマドリーは成熟したチームだったよ。だって、私は一年目で、キンタ・デル・ブイートレが活躍していたし、カマーチョたちベテランもいたからね。今の私たちは、当時のチームのようになれるようにならなければならないね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回はここまで。
後半は選手についてなど、もう少し踏み込んだやり取りがあるので、お楽しみに。
posted by hiro |15:50 |
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2008年01月11日
あと数時間後に迫ってしまったが、今回の招集リストを掲載。
GK:デュデク、コディナ
DF:セルヒオ・ラモス、ペペ、トーレス、マルセロ、サルガド
MF:グティ、ガゴ、バルボア、スナイデル、ドレンテ
FW:イグアイン、サビオラ、ラウール、ロビーニョ
ロッベン、バティスタ、エインセ、カンナバーロ、ソルダード、メッツェルダーは怪我、ディアラはマリ代表に招集されたため、カシージャスとニステルは戦術的理由で招集外。
ロッベンがまたしても体調不良。意気込みとは裏腹に出場時間が確保できない。
バティスタは病気のようなので心配ないが、カンナバーロは日曜日のリーガへの出場も微妙と心配。
メッツェルダーの慢性的な怪我も気になるところ。
それにしてもソルダードには運がない。もちろん招集されたからといって出場できるとは限らないが、そもそも招集される段階で怪我ではどうしようもない。
セルヒオ・ラモスは週末のリーガは出場停止なので、この試合で頑張ってほしい。
その他のスタート組で、誰が使われるのかが注目。
特に中盤はディアラがおらず、ガゴ、グティ、スナイデルなのか、バルボアやドレンテを使って布陣を調整してくるのか。
posted by hiro |02:40 |
コパデルレイ |
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2008年01月08日
折り返し地点も近づいてきたリーガは第18節。サンチャゴ・ベルナベウにサラゴサを迎えての一戦。
新年最初のリーガにどう臨むのか。
スターティングメンバーは以下の通り。
GK:カシージャス
DF:セルヒオ・ラモス、カンナバーロ、エインセ、マルセロ
MF:ディアラ、バティスタ、スナイデル
FW:ラウール、ニステル、ロビーニョ
ペペが大事を取って招集されず、代わってエインセがセンターバックに入った。
メッツェルダーも怪我で招集されておらず、センターバックの控えがいない。
対するサラゴサもアイマールが怪我、ダレッサンドロも監督と衝突し招集外が続き、中盤の柱がない状況。
とはいえ最終ラインにはアジャラが入っており、ディエゴ・ミリートとオリベイラの2トップも怖い。
また、セラデス、ディオゴなど、元マドリーの選手が先発。
■サラゴサの攻守が光る前半
現在のマドリーの中盤で誰に一番ボールを持たせたいかというと、もちろんスナイデルだが、この試合ではサラゴサの中盤がスナイデルに仕事をさせなかった。
前半から中盤の4人、セラデス、リュクサン、サパテル、セルヒオ・ガルシアがうまくパスコースを制限していたし、それにともなって、ラインも良くコントロールされていた印象。
スナイデルがダメなら、バティスタと絡んでロビーニョを使いたいところだが、ほとんどスペースが与えられなかった。
16分にエインセが負傷交代したことも厳しい状況に拍車をかけた。
交代出場したのはトーレスだが、セルヒオ・ラモスがセンターバックになり、トーレスが右サイドバックに入った。このことで右サイドの攻撃の勢いは失われてしまった。
トーレスはあがってフォローには入るが、そこからどうするか、ということに関するアイデアがないようだったし、周囲もそれをわかった上で対処せざるをえなかった印象を受けた。
そうこうしているうちに時間がかかって人数をかけられるとトーレスのサイド攻撃では厳しい。
前半終了時のボール支配率はマドリーの56%だったが、攻めた印象はほとんどなかった。後ろでボールを持たされることが多く、また低い位置でボールを失いがちだったということだろう。
24分の場面も一度ボールを奪った後にプレッシャーをかけられた。サパテルのミリートへのパスが通りカシージャスと一対一になってしまう。
カシージャスがファインセーブして事なきを得るが、この場面のようにディフェンシブサードでの不安定なプレーが多く、危険な場面が何度も発生していた。
前にボールが運べなければ支配率は意味をなさない。
実際シュート数ではサラゴサが13本(枠内5本)と、マドリーの7本(枠内1本)を大きく上回り、どちらが効率がいいかは明らかだった。
30分にバティスタが見せたような突破を彼に何度も期待しなければならないような状況では、得点するのは大変だし、アウェイの戦術をサラゴサにきっちりこなされている、といった前半だった。
■一つのチャンスをものにする能力と運
後半開始時に選手交代はなかったが、グティが早速アップ。ほとんどプレーさせてもらっていないスナイデルとの交代は54分だった。
後半もサラゴサに試合の主導権を握られる。
59分にはセラデスのフリーキックをディオゴが合わせたが、カシージャスがファインセーブで阻止。(セーブした後のボールを確保する速さも素晴らしかった。)
また、60分にはグティが相手にパスを出してしまうという凡ミスから一気に攻め込まれ、オリベイラのシュートがポストと、どれで失点してもおかしくないような場面が続く。
それでも先制できてしまうのが今のマドリー。
65分の先制点の場面は、グティの周囲にサラゴサの寄せはなく、右サイドでグティからのパスを受けたロビーニョにもスペースがあった、この試合ほとんどなかったチャンスからだった。
サイドでボールを受けるロビーニョには、どこのチームも1対2がディフェンスの約束になっているこの頃だが、この場面ではスペースがあり、スピードに乗っての1対1だった。
サラゴサの中盤の選手がフォローに走るも間に合わず、マークが外れたニステルに完璧なクロスが合ってゴール。
このあたりのニステルとラウールのポジションの取り方はさすがといった感じだった。
この一点で雰囲気が変わるかとも思ったが、全体的にサラゴサのペースなのは変わらない。チャンスはサラゴサの方が多く、どれかが同点弾となっていれば試合の行方はわからない。
点を取らなければならないサラゴサが、前がかりになってきたところをカウンターという定石通りの形でマドリーが2点目を決めるまでは、リードしている余裕は全くなかった。
2点目は76分。ロビーニョが足を出してカットした相手のボールをバティスタが拾い、左に広々とあったスペースにパス。ロビーニョがゴールへの直線的なドリブルで持ち込み、シュート。
78分にバティスタをガゴに替える。ディアラ離脱時のための調整出場か、ガゴが中盤の底に配置された。
2点差で残り10分あまりでは、追いつかれることはないだろうと思っていたが、それでもピンチは何度かあった。最後はこの試合を象徴するかのようにがガビのフリーキックをカシージャスがセーブし、こぼれ球に反応したミリートのシュートも止めて終了。
打てども打てどもカシージャスに立ちはだかられたサラゴサと、ひとつのチャンスを得点に繋げたマドリーの、いわゆる「決定力」と運が対照的だった。
■スナイデルの課題
スナイデルが仕事をできない状態にされると中盤で苦しくなる。
ジダンのようにどんなマークがきてもボールを納められるほどの能力はスナイデルにはないので、他の方法を考えなけえればならないだろう。
個人的にはもっと走りまわってスペースを見つけてボールを受けてほしいと思う。中盤を3人とした時点でそもそも運動量が求められているのだし、体格に劣る彼が厳しいマークの中で何とかするにはそれが一番いいように思える。
■センターバックが相次いで負傷
また、試合後にエインセの怪我が一ヶ月半から二か月ほどのものであることが判明した。カンナバーロも負傷しながらプレイしたため、検査を受ける。
2人とも離脱ということになると、センターバックにはペペとメッツェルダーしかいなくなる。ペペはすぐにも復帰可能だが、メッツェルダーの怪我もまだ回復途上で、最終ラインのやりくりが一気に大変になってきた。
最悪の場合はセルヒオ・ラモスをセンターバックとして凌ぐことになるだろうが、この試合でも見られたように、トーレスではサイドの攻撃に鋭さを欠くことになるので、できれば避けたい。
次節のレバンテ戦に限ればセルヒオ・ラモスも累積警告で出場停止となっており、負傷者の状態が思わしくなければ、トーレスをセンターバックに、サイドバックをサルガドにすることになるだろう。
カンナバーロの検査結果が問題なければいいが・・・
posted by hiro |13:50 |
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2008年01月06日
GK:カシージャス、デュデク
DF:セルヒオ・ラモス、カンナバーロ、エインセ、マルセロ、トーレス
MF:ディアラ、ガゴ、グティ、バティスタ、スナイデル、ロッベン
FW:イグアイン、サビオラ、ロビーニョ、ラウール、ニステル
コディナ、ぺぺ、メッツェルダーは怪我、サルガド、バルボア、ソルダード、ドレンテが戦術的理由で招集外。
ペペは軽傷なようだが、今節無理に出場させることはせず。
センターバックはカンナバーロとエインセになると思われる。
ロッベンとロビーニョがFW扱いだったり、MF扱いだったりしているが、基本的には3トップを採用するだろうから、中盤にディアラ、バティスタ、スナイデルを配置するだろう。
サラゴサはディエゴ・ミリートの出場停止処分が撤回され、オリベイラとの2トップが予想される。
ペペがいない最終ラインがどう対処するかがポイント。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、今月20日に開幕するアフリカ・ネーションズ・カップでディアラが代表招集されるものと思われるが、その穴埋めをしようという動きは今のところない。
噂レベルでは、チアゴや、バレンシアからフリートランスファーの権利を得ようとしているアルベルダなどの名前が挙がっているが、どれも噂にとどまっている。
というのは、今のところ選手登録枠が埋まっているからで、レンタルにしろ完全移籍にしろ、獲得すれば誰かを出さねばならないから。
ソルダードのベンフィカ移籍などが進展すれば状況が変わるかもしれないが、現状を見るとフロントも監督も現有戦力で乗り切ろうとしているように思える。
posted by hiro |23:24 |
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2008年01月06日
前回掲載したロッベンインタビューは、プライベートなことからチームにおける彼の立場など、幅広い話題が含まれていて面白かった。
彼の考え方の一端がわかるインタビューだったと思う。
そのインタビューの中から、彼の発言を取り上げて、少し考えてみたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・インタビューより・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・でも今のところ試合に出るのは大変ですよね。チームは好調で、ロビーニョが左サイドのスタートメンバーです。右サイドでのプレーを試すことは考えませんか?
確かにそれは解決法かもしれないね。今のところ、チームはサイドプレイヤーを一人だけ使っていて、それがロビーニョなわけだけど、いつかまた二人のサイドプレイヤーを使うことはあると思うんだ。
チェルシーでは自由にサイドを変えられたから、シュスターができると判断して、試合中にロビーニョとポジションを替えれば、右でもプレーできる。
それは良いシステムだとは思うけど、うまくいっているし、一番重要な勝利という結果を出しているから、間違いなく今のシステムが一番だよ。
僕にとっては適応する時間が必要になるけど、今のやり方を続けていくことが必要なんだ。
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2人のサイドアタッカーを配置するには中盤を4人とする形が一般的だろうが、これまで言われているとおり、ロビーニョとロッベンを中盤と考えて4枚配置すると攻守のバランスを欠くことになるだろう。
いくらロビーニョが守備もするようになったとはいっても、やはり苦しい。
となると現在の3トップの左右に配置するのが、ロビーニョ・ロッベン併用法としては妥当だろう。
とはいえ、怪我などの非常時を除いて、短期的に、ラウールがロッベンに切り替わる可能性は極めて低い。少なくとも今シーズンは、まずないだろう。
数シーズン先まで現在の布陣が継続されることが条件ではあるけれど、
自然に考えれば、ラウールがロッベンに切り替わるときまで、ロッベンがベンチだったり、スタートだったりという状況になるだろうし、悪くすれば現在と変わらない位置づけにとどまるだろう。
ロッベンがその状況に耐えられるのか、というと、少し無理があるのではないだろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・インタビューより・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
チェルシーにいた頃のロッベンに戻るには何が必要なのでしょう?
本当のところ、僕にもわからないよ。もちろん、時間が必要だし、もっともっとプレーすることが必要なのはわかってる。それが以前のベストパフォーマンスに戻るためのただ一つの道だからね。そんなにすぐには変えられないよ。
良いプレーを取り戻すために、一度プレーから離れてみる方がいい選手と、いくつか良いプレーを続けていく方がいい選手がいるけど、僕は自分を後者だと思う。
不運な怪我があったけど、今は自分の可能性を信じているよ。まだ完全なレベルではないけれど、一週間で変えられるさ。
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この受け答えにもあるように、彼は継続的に長い時間プレーできることを目標としている。
彼のようなレベルの選手が、怪我でもないのに控えでいることに満足できないのも当然だろう。
だとすると、キャプテンでもあるラウールが引退近くなるまで、彼が満足できるような状況は訪れないということになってしまう。
それがいつなのかは誰にもわからないことだから、もしかすると来シーズンラウールが思うように得点をあげられず、チームが変化を求めるかもしれないし、35,6歳になるまでコンスタントに活躍するかもしれない。
その、いつかわからないタイミングまでロッベンを待たせられるのか、というとやはり厳しいと思う。
出場時間を求めてローマへ行くことは考えなかった、と言うロッベンだが、慢性的に続いていた怪我が治って、マドリーでの立場が好転する可能性に賭けているのだと想像する。
体調的に問題ない状態にあるうちに、ロッベンにとっての状況が好転していかないと、現状を打破していくことは難しいだろう。
今後のマドリーでの将来があるかないかは、これから怪我をせずに少しずつ出場時間を増やし、そこで結果を残せるかどうかにかかっている。
しかも、あまり時間はない。
彼自身の選手としての満足度の問題もあるし、これからも怪我がちで出場時間が確保できなければチームとしても問題を解決する必要に迫られる。
あまり悠長に構えてはいられないだろう。
posted by hiro |03:08 |
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2008年01月05日
コパデルレイ決勝トーナメント二回戦の抽選が行われ、組み合わせが決まった。
レクレアティーボvビジャレアル
セビージャvバルセロナ
ベティスvバレンシア
アトレティコvバジャドリード
ヘタフェvレバンテ
マジョルカvレアルマドリード
サラゴサvラシン・サンタンデール
アスレティックvエスパニョール
試合は1月9日と16日に行われる。
マジョルカとはリーガ第12節で4-3の打ち合いを演じているが、コパではどうなるか。
出場するメンバーにも注目したい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キリトリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、アリカンテ戦で移籍後初ゴールを決めたロッベンのインタビューがアス紙に掲載されていた。
大変長いインタビューなので、今回はまず本文を掲載し、次回に感想を書きたいと思います。
スペイン語は勉強したことがないため、辞書を使ってさらっと訳しています。意訳もありますし、間違いもあるでしょうが、重大な間違いがある場合は優しく教えていただければ幸いです。
http://www.as.com/futbol/articulo/futbol-solucion-jugar-derecha/dasftbpri/20080104dasdaiftb_35/Tes
・マドリーでのファーストゴールを決めた後の気持ちはどうですか?
とても幸せだよ。勝利への道を開く、チームにとって重要な得点だったからね。
とても素敵な印象だね。僕が好きな形で、何よりボールを強く、うまく蹴ることができた。
でも、このゴールは素晴らしいパスを出してくれたイグアインのおかげでもあるよ。素晴らしいプレーだったね。
・スタンドとゴールを祝った時、誰のことを考えましたか?
大変な幸せと感動を味わったよ。
最初は自分自身のことを考えた。けがを克服する間の辛い日々があったからね。
でも、特に家族のことを思い出したよ。
僕の妻は、プレーできない一番大変な時に僕を支えてくれたんだ。それに、とても心配してくれたから、彼女のおかげでとても助けられたんだよ。
・アリカンテ戦のユニフォームは、羅紗に包んだ黄金のように大事に取っておくと思うのですが・・・
とんでもない!対戦相手の選手と交換したよ。僕にとっては、一番特別なのはデビューした時のものだから、それは取ってあるけどね。
僕は執着する方でもないし、コレクターでもないから、家にあるのはそのユニフォームと、カルデロン会長が、移籍会見の時にくれた、銀でできたサンチャゴ・ベルナベウの模型だけだね。
・移籍して最初のゴールまで、随分と時間がかかっていたので、心配するようになってはいませんでしたか?
そんなことはないよ。新しいクラブで最初の得点を挙げることは特別なことだけれど、マドリードに来てまだなにも達成していないし、これまでと同じように努力し続けなきゃいけない。
このゴールは単なる一つのステップだよ。
僕はなにも成し遂げていないし、チームとしてもタイトルを獲得したわけじゃないからね。
・もっと幸福をもたらしてくれるのを待っていましたが、エンジンがかかるのに時間がかかりましたね・・・
水曜日はアリカンテとの試合でプレーして、ゴールを決めたけど、レアルマドリードの選手として一番の日じゃなかった。
・えっ!違うんですか! じゃあいつが一番ですか?
マドリードに来てからの最初の一週間だよ。
サンチャゴ・ベルナベウでの移籍会見と、僕の妻が妊娠して、父親になると知ったのが一緒の時期だったから。
僕は世界で一番幸せな男だって思ったよ。
・マドリーと契約した期待にこたえようと、神経質になってしまうこともあったのではないですか?
去年の夏の最も高い契約を結んだのだから、プレッシャーは常にあったよ。
チェルシーのようなビッグクラブでプレーしてそのプレッシャーと付き合っていくことが習慣づいたんだ。
世界で一番重要なクラブのうちのひとつに所属して、いつもいいプレーをしなければいけないのだから、そうなるのは当然のことだよ。
だから僕にとっては自然な状態なんだ。自分にできることは、一生懸命練習して、自分と一緒に幸せでいてくれる全ての人のために、出来る限りベストを尽くすことだけだよ。
・3600万ユーロという移籍金が既にプレッシャーになっていたのでは?
それは怪我と一緒で、自分ではどうすることもできないことだからね。僕のためにそんな額のお金がうごくなんて思わなかった。
それだけの移籍金が発生したことは事実だけど、そのことで不安になることはないよ。
すごい額のお金だけど、僕にできることは、自分がいいフットボーラーで、この契約が適切なものだったと、プレーでできる限り証明していくことだけだからね。
・ペペと同じようにですね・・・
そう。なんて良いことなんだろう!
・アリカンテ戦の後、シュスター監督から何か言われましたか?
ああ。最初のゴールを祝福してくれて、あと少し運があれば3つか4つゴールを決めていたのに、と言われたよ。
一旦ゴールが決まれば、すぐにもっとゴールを決められると信じている。今のところは自分が思う完全なプレーはできていないし、改善していきたいと思うけど、ベンチにいては何もできないからね・・・
・数か月前、あなたはアス紙のインタビューで、しんでしまったような気持ちだと言っていましたが、今の気持ちはどうですか?
最近の怪我から回復したからとても幸せだよ。今はこれからの試合でもっとプレーできると信じているし、掴むのが大変なペースを乱していた怪我がなくなって、すごくやる気があるんだ。連続してプレーする準備はできているよ。
これまでプレーした短い時間でもいい試合をできたしね。
僕にとって、トレーニングすることや先発でいつもプレーすることはとても大事で、ジムで別メニューだったり、一人でランニングしたりすることは好きじゃないよ。
・チェルシーにいた頃のロッベンに戻るには何が必要なのでしょう?
本当のところ、僕にもわからないよ。もちろん、時間が必要だし、もっともっとプレーすることが必要なのはわかってる。それが以前のベストパフォーマンスに戻るためのただ一つの道だからね。そんなにすぐには変えられないよ。
良いプレーを取り戻すために、一度プレーから離れてみる方がいい選手と、いくつか良いプレーを続けていく方がいい選手がいるけど、僕は自分を後者だと思う。
不運な怪我があったけど、今は自分の可能性を信じているよ。まだ完全なレベルではないけれど、一週間で変えられるさ。
・でも今のところ試合に出るのは大変ですよね。チームは好調で、ロビーニョが左サイドのスタートメンバーです。右サイドでのプレーを試すことは考えませんか?
確かにそれは解決法かもしれないね。今のところ、チームはサイドプレイヤーを一人だけ使っていて、それがロビーニョなわけだけど、いつかまた二人のサイドプレイヤーを使うことはあると思うんだ。
チェルシーでは自由にサイドを変えられたから、シュスターができると判断して、試合中にロビーニョとポジションを替えれば、右でもプレーできる。
それは良いシステムだとは思うけど、うまくいっているし、一番重要な勝利という結果を出しているから、間違いなく今のシステムが一番だよ。
僕にとっては適応する時間が必要になるけど、今のやり方を続けていくことが必要なんだ。
・左サイドのプレイヤーが増えることで、チームは自分をベンチに置いたり、チームメイトをベンチに置かなくてはならなくなってしまいます。プレーする場所の好みが非常に高額の契約に疑問を投げかけることは考えませんでしたか?
さっきも言ったように、怪我という不運があって、チームメイトとポジションを争うこともできずにいたから、11人に入ることが困難だということだけはわかっていたよ。何もできなくてポジションを奪われているのは、自分のせいじゃないんだしね。
今は環境に適応して少しずつ長くプレーし始めているといったところさ。ポジションを勝ち取るためには、そうしなくちゃいけないからね。
・グティがあなたと同じ状況にいますね。ところで、コパで主役をようやく演じるのにいい場面だったのに、 主役が彼になって怒っていませんか?
まったくそんなことはないよ。最初の場面では彼のパスがわからなかった。でもそれはサッカーでは良くあることだ。
僕たちはまだ長い時間プレーできていないから、互いを理解する方法を学ばなきゃいけない。
彼は自分の能力をよく発揮するし、僕もそうなるようにしてくれるから、グティの隣でプレーできてうれしいよ。素晴らしいボールが来るからね。
もっと長い時間プレーすれば、お互いをもっと良く理解できるよ。
・一回戦ではあまり貢献できませんでしたが、サンチャゴ・ベルナベウのファンは応援してくれましたね・・・
ファンの人たちは僕がマドリードについた時からびっくりするくらい良くしてくれるよ。僕が出場した最初の試合から、サポーターが温かく迎えてくれたことに気づいていたんだ。
アリカンテ戦でも同じだったね。
チームにとっても、ファンの皆さんにとっても、もっと重要な選手になるように努力しているから、ファンの声援は無くてはならないものだよ。
・あなたについては、内向的で内気な性格なのでマドリーのロッカールームに友人がいないと言われていますが、本当ですか?
馬鹿げたことだよ。誰がそんなことを言っているのかわからないね。僕がまだスペイン語をうまく話せなくて、コミュニケーションを取るのが難しいからそう言うのかもしれないけど、チームメイトとはうまくやっているよ。
断言するよ。そんな意見は馬鹿げている。
・マドリードにはなじんでいますか?
すごく幸せだよ。すべての意味でね。きれいな家に住んで、美しい街を楽しんでいるよ。
特にロンドンよりいい感じだね(笑)
・シュスターはあなたが外で楽しもうとすることが不安なようだといていましたが、本当ですか?
いや、とんでもないよ。不安なんてない。
クラブ、専門家、ドクターが全て落ち着くようにしてくれた。彼らは少しずつ対処してくれたし、強くなるための時間をくれたんだ。
実際、少し怪我はあった。でも外で普通のことをするのに問題はなかったよ。
良い気分だし、隠れるようなこともないさ。
・マドリーの偉大なアイドルとして到着したのに、今はロビーニョ、ペペ、ラウールやニステルの陰に隠れてしまっていますね・・・
すぐに彼らのレベルになれると思うかい?ちょっと待って欲しいな。
今は違うけれど、将来は彼らのレベルになるさ。シーズン後半はもっとチームに貢献できるしね。ファンはもうわかってくれるよ。
・リーガではバルサに7ポイント差つけていますね・・・
油断はできないよ。まだ何ヶ月も試合はあるし、決して終わってはいない。僕たちは有利な状況にあるが、サッカーはいろいろなことが起こるからね。バルサには素晴らしい選手がいるし、彼らはシーズン終了まで全力を尽くすだろう。僕たちも今までとおなじことを続けていかなくちゃいけない。
・ミヤトビッチは今のチームは3冠を獲得する資格があると言っていますが、あなたは少し慎重ですね。
リーガとCLどちらをより獲りたいと思いますか?
特にどっちということはないよ。両方獲りたいし、それを達成できると思う。
・ローマが数週間前あなたに興味を示しました。今年のユーロに向けて出場時間を得るため、冬のマーケットでマドリーを離れることは考えましたか?
そういうことに関心はないよ。マドリーに来たばかりだし、ここで幸せだからね。怪我はあったけれど、まだしばらくマドリーのロッベンだよ。
posted by hiro |07:52 |
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2008年01月04日
第一戦はアウェイで1-1の引き分けで終えたマドリー。
ホームで控え組がどういうパフォーマンスを見せるのか。
GK:デュデク
DF:サルガド、セルヒオ・ラモス、エインセ、マルセロ
MF:ガゴ、グティ、バルボア、ロッベン
FW:イグアイン、ソルダード
ロッベンは実質的にFW扱いで3トップ気味だったのだろうか。
先発組からはセルヒオ・ラモスとマルセロがスタートメンバーに。
移籍が取り沙汰されるソルダードもこの試合はスタートのチャンスを得た形。
マルセロはエインセ、トーレスなどと入れ替えても問題ないが、右サイドバックとして信頼の厚いセルヒオ・ラモスがこの試合で先発起用されたのは意外だった。
が、さすがにエインセとトーレスのセンターバックコンビという選択肢はシュスターになかったということだろうか。
30分にロッベンが移籍後初ゴールで先制。
64分にボルハがヘディングで同点。
延長戦も考えられたロスタイム2分台にグティがゴール正面から素晴らしいミドルシュートを決め、通算3-2で勝ち抜けを決めた。
マドリーの交代は61分にマルセロに替えてトーレス、ソルダードに替えてサビオラ。
「グティがマドリーを救う」という見出しが躍る現地新聞だが、確かに延長戦となってはクリスマスの休暇も効果が減少してしまうだろうし、コパデルレイ一回戦からの延長となれば、雰囲気的にも良くなかった。
劇的なゴールで少なくとも90分で終わることはできた、ということだろう。
この試合では招集リストの段階でも書いたように、個人的にはソルダードに注目していたが、
スタートは任されたものの得点という結果は出せなかった。
ほとんど組んだことのないメンバー構成で、しかも滅多に試合に出場できない状況であっては、
スタートで60分出場したのだから点を取ってくれ、という要求は酷だろう。
また、試合を見ていない私にはFWとしての動きはどうだったのかという点は全くわからない。
ただ、抽象的かつ曖昧な論議になってしまうが、運がなかったかな、という思いはある。
例えば、怪我が続いていたロッベンはこの試合で初ゴールを決めた。
このゴールで一気に状況が変わる(つまりはロビーニョと互角のポジション争いをする)とは思わないが、少なくともその可能性が生まれ得るゴールである、ということは言えるだろう。
ロッベン自身としても、攻撃的ポジションの選手として、得点を挙げられて安心し自信を持つことにつながると思う。
ソルダードも、ゴールを決めるという形で、状況を好転させるきっかけの一端を掴めれば、精神的にも多少ポジティブになったのではないかな、と思う。
そういう点で、彼個人だけに目を向けると残念だっただろうと想像する。
コパデルレイ二回戦の組み合わせ抽選会は現地時間で今週金曜日に行われる。
さて、週末からはリーガが再開する。
2007年はクラシコの勝利というこれ以上ない形で終えたが、リーガはまだ半分を終えたところ。
サンチャゴ・ベルナベウでのサラゴサ戦に勝ち、2008年に弾みをつけたい。
posted by hiro |01:41 |
コパデルレイ |
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