2008年04月15日

リーガ・エスパニョーラ第32節 レアルマドリードvムルシア

前節は苦しみながらアウェイで勝ち点1をもぎ取ったマドリー。
今節はホームで、降格圏内のムルシアと対戦。

■マドリーの先発メンバー
GK:カシージャス
DF:トーレス、ペペ、エインセ、マルセロ
MF:ガゴ、グティ、スナイデル
FW:ロビーニョ、ラウール、ロッベン

最終ラインにセルヒオ・ラモス、カンナバーロが不在で少し不安。
その最終ラインにガゴ、グティ、スナイデルの中盤と、ロビーニョ、ラウール、ロッベンの前線を組み合わせた構成から、攻撃に対するシュスターの考えが見て取れるように思う。
ムルシアが人数をかけてしっかり守ってくることは戦前から報道もされていたし、チームもそう読んでいたのだろう。だからこその、このメンバーだと思う。

■ムルシアの先発メンバー
GK:カリーニ
DF:ピナ、ピニョール、マラニョン、ペーニャ
MF:アルソ、クアドラード、デ・ルカス、カブス、ダニ・アキノ
FW:ゴイトム

最終ラインと中盤の底の2枚が守る形。
移籍の話題で注目のダニ・アキノは中盤左。

■序盤の展開
マドリーの中盤が自由にさせてもらえないのはアタッキングサードに入ってからだった。ガゴも持ち上がって攻撃に参加するが、適宜攻撃的中盤も下がってくるムルシアの守備は堅固。
中央ではグティが危険なパスを供給しようとするが、どこかで引っかかる。

ロビーニョとロッベンが配された両サイドからの突破の方が可能性があるか。
彼らのどちらかにグティかスナイデル、サイドバックが絡んでくるサイド攻撃は、たとえそこで崩せなくても大きくボールを動かせば、スペースがあるところで攻撃できる。

堅い守備に手を焼いてはいたが、序盤からボールを持てるので、どこかで穴を見つけられるだろう、と思っていた。

■退場以後・・・
19分、ダニ・アキノに対する背後からのタックルでトーレスが一発退場。
一人少なくなったマドリーは、ただでさえ人数をかける守りに苦労する。
一人多くなったムルシアが、嵩にかかって攻めてくればその背後を突くこともできただろうが、ムルシアは慎重な試合運びを崩さない。

結果、一人少なくなってもボールを保持して攻めるのはマドリー。
一人少ない状態でカウンターを受ける危険な状態が何度か起こる。ダニ・アキノはカウンターでボールを持つこともあったが、最後の詰めを誤ってしまった。
マドリーとしては中盤の選手の必死の戻りで事なきを得た形。

序盤も完全に成功してはいなかったマドリーの攻めは、トーレス退場以降完全に鈍ってしまった。ボールは持てるが、支配率が高いと点が取れない状態は相変わらずといったところか。
ロビーニョとロッベンが併用される構成の出来も気になるところだったが、10人になったことで評価できなくなってしまった感が強い。

■待望のゴール
後半開始時点での交代は両チームともなし。
46分、51分とムルシアがPKを得てもおかしくないプレーが続いたが、幸い笛は鳴らず。
ファールの基準も前半からおかしなものが多く、両チームとも判定に関してはイライラしながらだっただろう。

58分、ムルシアはデ・ルカスに替えてロシネイ。

同じく58分、右サイドのグティのスローインをラウールがヘディングで繋ぐ。
落としたところにスナイデルが走り込んでおり、それを見たピニョールがスライディングミス。スナイデルがボールを持って、ゴール右上にシュート。
これが素晴らしい軌道でゴールに納まり、マドリーがついに先制。

61分、ムルシアがピニョールに替えてモビージャ。
これに合わせて62分、マドリーはロビーニョに替えてサルガド。
久々の先発となったロビーニョと、このところ先発を続けていたロッベンを比較すれば、この時点でのロビーニョの交代は妥当。
ただ、ロビーニョも負傷明けすぐの頃よりは良くなってきている。
11人の状態でのロッベンとの併用の成果も見てみたい。

66分、ダニ・アキノに替えてホフレ。
17歳のダニ・アキノ。サンチャゴ・ベルナベウでのプレーをマドリーのフロントはどう見ただろうか。

追いかける立場となったムルシアは選手を替えながら攻めに転じようとするが、リードすればマドリーのボール支配は堅実。
ホームということもあって、あからさまに守ることはないが、安全第一に試合を運ぶ。

80分、スナイデルに替えてドレンテ。
少しでも前でボールを持ってもらおうという狙いか。

87分にはグティをディアラに替えて、出来得る限り守備を固める。

ゴイトムを中心に攻めるムルシアを何とか退けて、1-0の勝利を手にした。
急造に近かった最終ラインのなかでもエインセがいいところで相手の攻撃を潰し、カンナバーロ不在を乗り越えたといった印象。
序盤に10人になったことを考えれば、最高の結果といっていいだろう。

ボール支配率はマドリーの57%。枠内シュート数はマドリー5本、ムルシア0本。結果として枠内シュートを許さなかった。

■次節に向けて
バルセロナが引き分けたため、2位との勝ち点差は9となった。
次節は5位につけるラシン・サンタンデールとアウェイで対戦。
32節終了時点で37得点31失点のラシンをどう攻略するか。

posted by hiro |00:08 | リーガ | コメント(2) | トラックバック(0)
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リーガ・エスパニョーラ第32節 レアルマドリードvムルシア

優勝決まったと言っても過言ではないでしょう。しかし審判が主役の試合のつまらないこと・・・
hiroさんの仰るように、ロッベンとロビーニョは次回に持ち越しですね。ただ今後ムルシアやデポルのように5バックで来られた場合、重量級のCFが真ん中で潰れてくれないとしんどいですね。
噂になってるフンテラールやドログバ、ゴメス、ベンゼマ等もう一人重量級が来シーズン必要ですね。

posted by しろ | 2008-04-16 00:36

しろさん

こんばんは。
確定するまで優勝の言葉はとっておきます(笑)

審判は選手みんながあきらめてた感じがしました。来季も、というとちょっと厳しいかもしれないですね。

ロビーニョとロッベンの併用は実現させたいところではありますね。状況に合わせて様々な組み合わせが使えるのが一番です。

今季、ニステルの控えと考えていたであろうソルダードがシュスターの形に合わないと早々に見なされたことで、仰るようなセンターフォワードが必要と考えていることは間違いないでしょう。
ニステルの後継であり、少なくとも来季はニステルの控えで納得してくれる選手、となると、自ずと候補は絞られてくると考えます。

シーズン終了後には、そのあたりの話題も取り上げたいと思います。

posted by hiro | 2008-04-17 00:28

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