2007年11月25日
リーガ第13節 ムルシアvレアルマドリード
第13節は、ムルシアのホーム、ラ・コンドミナ・スタジアムで対戦。 レアルマドリードのスターティングメンバーは、前回の予想通り、 GK:カシージャス DF:セルヒオ・ラモス、カンナバーロ、ペペ、マルセロ MF:ディアラ、ガゴ、ロビーニョ、グティ FWニステル、ラウール という陣容。 控えにデュデク、メッツェルダー、トーレス、ドレンテ、ロッベン、イグアイン、サビオラ。 ムルシアにはパブロ・ガルシアやメヒアといったマドリーから移籍した選手もいるが、怪我や出場停止で出場はなし。 序盤からお互いが良く走りまわっていた。 中盤でよくプレスが掛かると、グティが消えることが多く、苦戦しがちだが、序盤からマドリーはうまく押し込んで試合を進める。 グティやガゴがボールを長く持つのではなく、両サイドバックから攻撃をスタートして、サイドで細かくパスを回して攻め込んだからだろう。 ラモスとマルセロが高い位置をとって、ロビーニョ、グティが彼らと連動し、うまくサイドアタックを仕掛けていた。 8分に右サイドを走り込んだグティにガゴがパスを出し、グティがダイレクトで折り返したところをロビーニョがヘディングでゴール。 ポンポンとパスが繋がって、いい形で崩せた。 が、こうした良い展開も20分までで、それ以降は攻め手がなく、中盤でボールの奪い合いが続く。1点取っていたから良かったようなものの、ロビーニョのゴールがなければ、いつも苦戦するパターンと一緒。 サイドバックからの攻撃も鳴りをひそめ、ガゴやグティ周辺でボールを奪われがちになってきた。 ムルシアも良い形が作れず、単調な攻めが多かった。 38分頃、バイアーノが抜け出したがオフサイドの判定(これは誤審ではなかったか)。 前半は序盤のプレーを続けられず、ずるずる嫌な展開になって終了。 前線にボールが供給されず、チャンスも少なかった。 お互い選手交代なく後半開始。 48分にアベルのコーナーキックをデ・ルカスが素晴らしいヘディングで決めて同点。 初め、ペナルティエリアのちょっと外に位置していたデ・ルカスがするするっと入り込み、フリーで合わせた形。 ボールも良かったが、マドリーの守備陣は誰一人彼をケアしていなかった。 カンナバーロが負傷で一旦ピッチを離れていたようなので、その影響かもしれないが、あまりにもお粗末なセットプレーの守備だった。 同点以降、勢いに乗ったムルシアがホームの利も得て攻めに転じた。 マドリーはグティやガゴが不用意なパスミスを繰り返し、さらに流れを失う。 何度もいいクロスを上げられ、反対サイドでフリーの選手を作られるという形を作られるが、シュート精度を欠いたムルシアに助けられた。 そもそも人数が足りない場面もあり、攻撃はもちろん守備の陣形も構築できずにいた。 しばらくすると少し押し返すも、いい形は作れない。 こういう時に、前回書いたような攻撃的交代をする手もあっただろうが、シュスターはなかなか動かない。 ロビーニョとラウールに替えて、ロッベンとイグアインを投入したのは75分。 ムルシアの攻撃の良さ(というよりもマドリーの守備のまずさか)に不安を感じたのかもしれないが、良くない展開を変えるためにも、こうした同じタイプの入れ替えでもいいので、もう少し早めに手を打つべきだっただろう。 この後相手ゴールに近い位置でフリーキックを立て続けにもらい、少しずつ折り返してきたかに思われたが、82分にファールを受けたあとのグティの行為が相手選手を蹴る報復行為とみなされ退場。 実際に報復行為だったか、リプレイで見ても判断が難しい動きだったが、個人的な印象では、相手選手が近寄るのを嫌がっての行動。 退場は妥当だっただろう(グティは以前からそういう行為が多い選手でもあるから、余計にそういう印象を受けた)。 交代枠を2つ使って流れが変わるか、という場面、それにファールを受けた場所もチャンスになるいい位置だったのに、反撃ムードは一気にしぼむ。 それに、出場停止明けの試合にもかかわらず、また退場とはあまりに幼稚だ。 一人少なくなった中盤にはイグアインが少し下がって対応。 時間も少なく、一人足りない状況ではチャンスを作れず、このままエンパテ。 シュスターもグティ退場の時点で引き分けで良しとしただろう。 前半開始直後の流れが続けば楽な展開になったかもしれないのに、サイドからの攻撃を放棄したために流れを失ってしまった。 ああいった攻撃ができればグティも仕事はできる。 逆に彼やガゴに長く持たせて中央でどうにかすることは厳しい。 スナイデルであれば少し違っただろうが、キープ力がある選手でないので、狙われてプレッシャーを受け続ければミスを誘発することはもうどの相手にもばれていることだろう。 サンチャゴ・ベルナベウならば、勝つための試合運びを狙っただろうが、同点になって意気上がる相手チームとサポーターのなかでは難しい試合だったかも知れない。 守備陣はもっとコミュニケーションをとって、練習を重ねないといけないだろう。 フリーの選手を作られすぎる。 ペペを組み込んだ布陣はまだそれほど実戦経験を得られていないので、情状酌量の余地はあるが、今後もこれでは困る。 ミッドウィークにCLグループステージ第5節ブレーメン戦があり、次の週末はラシン戦。 ブレーメン戦で勝ち抜けを決めて、ベルナベウでのラシン戦に気分良く臨んでいければいいと思う。 ラシン戦では今日とは違う試合を見たい。
posted by hiro |15:57 |
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この記事に対するコメント一覧
リーガ第13節 ムルシアvレアルマドリード
選手はフラストレーションが溜まる試合でしたけど見ているほうはけっこう楽しいゲームでしたよ。
posted by shogo | 2007-11-25 16:57
shogoさん
はじめまして、こんばんは。
確かにいい試合ではありましたね。
ただマドリーを応援する側から言うと不満たらたらです(苦笑)
なかなかうまくいかないもんですね・・・
posted by hiro | 2007-11-25 19:59
リーガ第13節 ムルシアvレアルマドリード
はじめまして。
「レアルマドリードのある生活」タイトルがいいですね。
私も完全にマドリディスタです。真っ白です。
今節に関しては、予想通りFIFAウイルスのせいでしょうね。代表帰りのアウェイはこんな感じになりそうな気がしてました。後半は完全に足が止まってましたからね。
選手交代はラウルとロッベンだけにして4-3-3を見たかったです。3トップのロビーニョ・ロッベン・ニステル面白いと思うんですけど。
それでは、これからも頑張って応援しましょう。
posted by しろ | 2007-11-26 01:00
しろさん
はじめまして、こんばんは。
お褒めいただいて嬉しい限りです!
はっきりマドリディスタと仰ってくださる方にコメントいただいて、二重の喜びです。
仰る通り、代表帰りのアウェイというスケジュールは厳しいですね。
まぁこういうクラブの宿命ではありますが、幸運にも先制できただけに、勝ちたかったと思います。
交代は遅いとは思いましたが、難しいところだったと想像します。
純粋な3トップとしての扱いは守備との兼ね合いで厳しいので、4-2-3-1を基本とした形ならば今後あり得るかもしれないですね。
仰るように動きがなくなってきた時に、ロビーニョとロッベンは攻撃に限定すればすごく有効だと思うので・・・
(4-3-3に関しては、以前の記事でお話ししたことがあるので、よければそちらも参照ください。)
深夜早朝と大変ですが、しろさんも頑張って応援しましょう!
また遊びに来ていただいて、コメントを残していただければ嬉しく思います。
posted by hiro | 2007-11-26 02:33


